先月末の記事で、泉里香のセカンド写真集に対するAmazonレビューがひどい、という話を書いたが、最近チマタで話題になっているのが、後藤真希10年ぶりの写真集『ramus』（講談社 2021年11月）。タイトルは「裸娘。」ということかな。
なにしろ後藤真希さんご本人が「無人島がふたつ発見できるかも」と言っているのだから大変だ。
それでAmazonレビューが凄いことになっている……ってネットで騒がれている。実際に見てみると、確かにすごい。ストレートにお下劣すぎて、ちょっとここに載せて良いかどうか迷ったが、熱量に負けてしまった。
まあとにかくゴマニーの嵐。なかには20年ぶりのゴマニー。いや私は今日まで「ゴマニー」なんて言葉を知らなかったよ。
後藤真希が「モーニング娘。」で活動していたのは1999年〜2002年。当時は彼女がセーラームーンのファンであることから、映画『ピンチランナー』（東映、2000年）の那須博之監督が、モー娘。主演映画の次回作として実写版セーラームーンはどうかという案を出した。結局それは実現しなかったけれど、このことがきっかけで、2年後の2003年にPGSMが始まった、という話は有名で、このブログでも何度か話題にしましたね。白倉伸一郎の証言もある（2012年8月29日ツイッター）。
しかしあれから20年経った今も、写真集発売だけでこの騒ぎなので、もし当時、後藤真希主演『美少女戦士セーラームーン』が実現していたら、たいへんなゴマニーでパニック状態だったのではないかと思う。那須監督の2004年『デビルマン』を考えると、内容的にもパニックだったかもね。
さて、後藤真希よりひとつ年下の小松彩夏も、セーラームーンが終了した2004年には田辺はるか・大久保麻梨子（今年は13年ぶりに日本映画に出演）・秋本朱莉と「日テレジェニック2004」に選ばれて、グラビアをメインに活躍されていた。
やっぱり当時のこまっちゃんのグラビアのユーザーは、コマニーとか言っていたんだろうか。と思って、ためしにGoogleで「コマニー」と引いてみたが、石川県小松市のパーテーション製造会社の名前が出てきた。
いやものすごく長くて下らないイントロになってしまって済まない。で、今回のブログは小松彩夏と、そして安座間美優の2021年を総括する予定であったが……ここでお詫びをしたい。私は今年の安座間さんに関して語る資格がない。そもそもメインの活動であるモデル業に関しては、不得手で以前からほとんど触れていないし。
演技のお仕事としては、北朝鮮による拉致問題をテーマにした劇映画『めぐみへの誓い』（脚本・監督：野伏翔、2021年2月）に田口八重子役で出演を果されたのだが、私は劇場に行く機会を失したまま、まだ観ていないのだ。
あとテレビ東京のドラマ『今野敏サスペンス 機捜235 Ⅱ 』（2021年7月19日、テレビ東京）に、昨年より引き続き、平岡祐太の恋人役で出演されていたということだ。
しかしこれも、昨年放送された前作（『今野敏サスペンス 機捜235II』2020年4月24日）に続いての登場だというのに、最近になるまで、前作への出演の事実すら把握していなかったというていたらく。というわけでレビューが出来なくて、ほんとうに申し訳ない。でもよく考えたら、『めぐみへの誓い』って初映画出演ではないか。安座間さん、来年も演技のお仕事を、ちょっとだけでも続けてください。
で、残る小松彩夏だが、『遺留捜査』第6シーズン第10話（最終回、テレビ朝日、2021年3月18日）での片桐仁との共演（ここ）や、『ナイトドクター』第2話（フジテレビ、2021年6月28日）での田中圭との共演（ここ）については、わりときちんとレビューさせていただいた。
ただ彼女の場合、そういう全国区の女優の仕事をちょいちょい取りつつ、グラビアもやったり、商品開発とか地元岩手に絡んだお仕事とかを、すべて個人営業でこなしている感じが、マイペースを崩さない姿勢も含めて、いいなと思う。だからいつもとは趣向を変えて、今回はYouTubeチャンネル「こまちゅ〜ぶ」を観ながらそのへんをレビューしたい、と思っていた。思っていたんだけど、動画を見ていたら、本人が実に明晰に語っていて、付け加えることもない。
小 松「まぁ、ドラマとかもやらせていただいたり、女優のお仕事もさせていただきつつ、今はこういうYoutubeだったりインスタグラムだったり、ツイッターもやっていますし、ブログもやってたり、インフルエンサー的な活動もしつつの、あはは……」
小 松「あとは、地元岩手でのお仕事も沢山増えてきていて、ありがたいことに、地元のテレビ番組だったり、CMだったり、けっこう、何やってるかって聞かれるとすごく難しい質問かなって思うんですけど、すごくいろいろなことをさせていただいております」
でもインフルエンサーって、なんかもっと、世界的な流行を左右する人のことを言うのではないのかな？……そう思って適当に調べたら「#GROOVE」というサイトに定義が載っていた。
◎トップインフルエンサー
フォロワー50万人〜
◎マクロ（メガ）インフルエンサー
フォロワー10万人〜
◎マイクロインフルエンサー
フォロワー1万人〜
◎ナノインフルエンサー
フォロワー数1千人〜
もちろんフォロワー数は多ければ多いほどビジネスとしてもでかくなるのだろうけど、そのぶん運営規模もでかくなる。逆にマイクロインフルエンサーぐらいだと、フォロワーとのつながりが密になり、深く狭い付き合いができるのだという。なるほどね。小松彩夏の場合、ツイッターのフォロワー7.1万人、インスタのフォロワー7.4万人、YouTubeチャンネル登録者数1.2万人ということなので、そうか、彼女はマイクロインフルエンサーなんだな。個人営業にはちょうど良い規模という気がする。
この動画のお話によると、最近は撮影のない日は、午前3時とか4時まで事務仕事をしているそうだ。で朝は午前9時くらいに起きる。個人営業だから、スケジュールとかお金の管理とか大変だよね。私は『ネオン蝶』のヒロインが、銀座で売れっ子になればなるほど、夜は真面目に仕事のための勉強とかいろいろしているのを思い出した。
仕事で悩みが出来ると、アミューズ時代のマネージャーに教えを請うらしい。そういうことができるのもきちんと円満退社したからである。がんばれ小松彩夏。
私はツイッターもインスタもYouTubeもアカウントをもっていないので、フォロワーにはなれないが、502スタイルで2021年カレンダーでも買うかな。去年のトートバッグもまだ買えるのかな、サイン入りで。
さて本日もとりとめもない師走雑談になってしまったが、年末年始は特別企画をやりたいとも考えている。
結婚して子供を産んでも、なんだかぜんぜんきれいなままなのは、北川景子だけではない。この人なんか、もう息子と一緒に知育玩具のコマーシャルまでやっちゃっているので、インスタなどでも、お子さんの顔を隠さずにツーショットだ。
変わんないなダーブロウ。うちのブログには珍しく、新春企画はこの人をフィーチャーする。ま、1月3日はNakoさんのお誕生日なんで北川さん企画がよかったかもしれないけど、なりゆきで。Nakoさんすみません。ではみなさん、よいお年を。
