実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第816回】ママギャルの巻(小松彩夏『ナイトドクター』第2話)


 『リコカツ』ロスの方々のための(私もかな)落ち穂拾い。紘一と咲が三年がかりで創り上げた二人のルール。これ、ドラマの画面には映らなかったところにも、色々仕掛けてあるじゃないか。ちゃんと見せて欲しかったな。


「家を勝手に売らないこと」


「スマホを落とさないこと」


 さて今回は『高嶺のハナさん』レビューについてはお休みをいただいて(先日の最終回、まだ原作が連載中なのでどうなるかと思ったら、かなりすっ飛んだオリジナルな決着のつけかたで面白かった)、コメント欄で教えていただいた小松彩夏さん出演ドラマをレビューします。今日は(今日も)お疲れモードなのでサクッといきます。



 救急病院の医者たちを描いた波瑠主演の『ナイト・ドクター』第2話「夜に訪れるコンビニ受診患者の真実!?」(2021年6月28日、フジテレビ/脚本:大北はるか/照明:富沢宴令/撮影:岸本正人/監督:関野宗紀/プロデューサー:野田悠介)である。小松彩夏の役名は「ギャルママ」。ギャルママって……。



(救急車のサイレン)



美 月「先輩は手、出さないでくださいね。私が診ますんで」



救急隊員「着きましたよ。降りてくださぁい」



子ども「着いた!」



ギャルママ「いま着いた」



ギャルママ「あっ 大丈夫大丈夫」



美 月「あの、急患は?」



ギャルママ「この子です」



ギャルママ「さっきまで凄い、おなか痛そうでさ、マジ心配で」



成 瀬「早く連れていけよ。お前が診るんだろ?」



 ちなみに今回、小松彩夏さんが着ているパーカーは、LAYLA KOREAのオリジナルバックジップパーカー。ネットのカタログより。



 「縫製、生地、デザインとALL韓国産にこだわって、ちょっぴりオトナで上品なストリートスタイルが叶う!」だって。アパレル関係は正直ほぼ分からないが、こまっちゃんは最近、自分でこの手のカジュアルなウェアのブランドを立ち上げたんじゃなかったっけ?



 んで、トートバッグのブランドはシィメ・フラワー(SHiME FLOWER)のコルベーユ トートLだそうです。



本 郷「今夜のウォークインの当番はお前たちだ」
幸 保「えっ?」



本 郷「何だ 不服か?」
幸 保「私はここに、技術を身に付けに来てるんです」



幸 保「外来の軽症者の相手なら深澤一人で十分じゃないですか?」
深 澤「イヤイヤイヤさすがに一人でこの人数は無理です」



本 郷「頼んだぞ」




深 澤「それにしてもどうして子供がこんなに」



幸 保「今は共働きの家庭が増えてるでしょ。親が昼間に病院に連れていけない分、夜に子供の受診が増えてるとか」



幸 保「まあでも、その九割が軽症者で、そもそも病院に連れてくる必要すらない患者」



深 澤「えっ、それって……」



桜 庭「コンビニ受診?」



成 瀬「夜間の時間帯や休日に緊急性のない軽症者が受診に来ること。その典型例だ」



ギャルママ「たぶん大丈夫そう」



子ども「先生、まだ?」



美 月「どこが痛むかな?ん~ここかな?」



子ども「う~ん、もう治った!」



美 月「どこにも異常は見られませんし、おそらく急に食べ過ぎたせいで一時的に痛みが出たんでしょう。安心して大丈夫ですよ」
ギャルママ「やっぱり」



美 月「やっぱり?」



ギャルママ「いや、大したことないかなと思ったんだけどさ、いちおうね」



ギャルママ「うちクルマ無くてほら、救急車なら呼んでもタダじゃん?」



子ども「ママ、アイス買って~」



ギャルママ「もう、一個だけだよ」



子ども「え~一個だけぇ?」



美 月「ふう……」




本 郷「さっきの患者、大したことなくてよかったな」



美 月「ああいうコンビニ受診のせいで、本当に治療を必要とする患者がおざなりになったら、正直、腹立ちます」
本 郷「どんな患者も受け入れる。それがウチのモットーだろ」



美 月「でも……」



本 郷「今夜はウォークインの患者、多そうだ」



本 郷「落ち着くまで朝倉もそっち回れ」



美 月「え~」



 以上でした。にしても「ギャルママ」って……って、いつまで引きずっても仕方ないか。ともかくそんなわけで、あとは小松彩夏自身による告知。公式ブログより。



フジテレビ系『ナイト・ドクター』 @nd_fujitv の第2話、観てくださった皆さんありがとうございました
⁡久しぶりのギャル役でした...笑
そしてママ役。最近ママを演じることも増えてきました‼もうそういう年齢なのね←いやとっくに笑
⁡いつもお世話になっているスタッフの皆さんや、久しぶりに共演したキャストの方と再会できてたり、嬉しい、楽しい現場となりました



⁡そして医療に従事してくださっているみなさんに改めて感謝するきっかけにもなるドラマでした
⁡放送はまだまだ続くので来週も是非ご覧ください

(「小松彩夏公式ブログ」6月26日付より)

 ここに「久しぶりに共演したキャストの方と再会できてたり」って書いてあるけど、誰のことなのか。沢村一樹とは同じくフジの月9『夏の恋は虹色に輝く』(2010年)のラストで結ばれている。



 あと最近では日テレの『白衣の戦士』(2019年)も沢村一樹と共演だったな。ただ、同じ看護師として同じナースルームにいたけど、沢村さんは水川あさみのお相手役で、ドラマの中で小松さんと同じ画面に収まる機会はそんなに多くなかった。




 それから田中圭。田中圭と小松彩夏とくれば(ウチのサイトでは)言わずと知れたオムニバス映画『恋文日和』(2004年、シネカノン)第2話「雪に咲く花」(脚本:佐藤善木/監督:須賀大観)である。代表作だよね。




 あとは誰だ。岡崎紗絵とは、小松さんがゲスト出演した『嫌われる勇気』第4話(2017年、フジテレビ・東映)で一緒になっているけど、ごくわずか。




 そのくらいかな。波瑠、キンプリの岸優太、DISHの北村匠海との共演はまだなかったよね。こまっちゃんも個人営業でたいへんそうだけど、ドラマの仕事も期待しています。あと安座間さんな。そろそろ『多加賀主水 6』の声が聞こえても良い頃だが、事務所を移籍したけど、起用してやってください、高橋克典さん。よろしく。といったところで、今回はこれまで。じゃあ最後は唐突に安座間。北朝鮮拉致映画、見そこねちまったよ。