実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【題837回】歳末フリートークの巻(前編)


 気がつけば2021年も、もう次の更新で最後くらいのところまで迫っている。このブログは『ゲキカラドウ』に始まり『高嶺のハナさん』に終わる泉里香の一年であった。合間に『恋はDeepに』もあった。あっ、あとまだWOWOWの松岡昌宏主演『密告はうたう』にも泉里香が出ているが、これにはほとんど触れていない。これをやらないといかんかな。でも本日はちょっと一休みだ。


『私たちはどうかしている』(2020年)


 以前紹介した、岸井ゆきのさん主演・浜辺美波さんが共演の『やがて海へと届く』(2022年春公開予定、原作:彩瀬まる、プロデューサー:小川真司、脚本・監督:中川龍太郎、制作:ブリッジヘッド、配給:ビターズ・エンド)の続報が出た。といっても、杉野遥亮・中崎敏・鶴田真由・中嶋朋子・新谷ゆづみ・光石研と、共演者が明らかになっただけだけど。光石研は中川監督の『わたしは光をにぎっている』にも出ていたね。




『わたしは光をにぎっている』(2019年)


 あと、どうでもいいことかも知れないが、劇場アニメ版『君の膵臓をたべたい』のなかで、主人公が『やがて海へと届く』の原作本を読んでいる一場面がある。


『君の膵臓をたべたい』(2019年)


 公開が待ち遠しいですね。主演の岸井ゆきのは、間もなくTBS/松竹の『99.9 -刑事専門弁護士-THE MOVIE』があるし、『やがて海へと届く』の次には、5月に北川景子も出ている『大河への道』の公開も控えていて、絶好調だね。




 北川さんも、あいかわらず手綱をゆるめず女優業に邁進している。ていうか、ふつう北川さんクラスのトップスターだったら、出産後しばらくは、ちょっとCMに出るぐらいでお休みをとるのではなかろうか。それが北川さんの場合、なんか逆に怒濤のお仕事ラッシュだもんな。ご出産が昨年2020年の9月で、その後、まあ撮影は出産前だけど、『ドクター・デスの遺産 ―BLACK FILE―』(2020年11月)、『約束のネバーランド』(2020年12月)、『ファーストラヴ』(2021年2月)と映画公開が続き、さらに『キネマの神様』(2021年8月)とテレビドラマ『リコカツ』(2020年4月~6月)があった。



 『TOKIOカケル』では、松岡昌宏の質問に答えて、出たくなかったけど、出産後2か月で『ドクター・デスの遺産 』の舞台挨拶に出ることになって、11キロ減量したとか言っていた。でもその後のお仕事ぶりを見ていると、なんか出産で勢いづいちゃったかのように仕事をしている気がする。やっぱりちょっと変わっているよね。
 それはともかく、私の分からないのが『ドクター・デスの遺産 ―BLACK FILE―』。なにが分からないかというと、上にあげた映画を興行成績順に並べてみよう。


『約束のネバーランド』20.3億円
『ドクター・デスの遺産』7億円
『ファーストラヴ』5.6億円
『キネマの神様』興行収入4.6億円


  えっ?『ドクター・デスの遺産』のほうが『ファーストラヴ』より儲かったの? それって綾野剛効果? でも『ドクター・デスの遺産 ―BLACK FILE―』って、私にはちょっと謎めいた作品だ。たとえばオープニングのノリ。








 タイトルは津田輝王・関口里織、タイトルバックは岡野正広・雄勝光祐・立原直喜、岡本学(タイトルとタイトルバックってどう違うの?)ってクレジットにはあるが、とにかく、作品の性格はよく伝わるオープニング・タイトルだ。バディ刑事のサスペンスもの。男女ペアのコンビで、チームワークは好いけれど恋愛沙汰はなさそう。そんなところだよね。でもまるでテレビドラマだよね。だからここから先、なんとも劇場で映画を観ている気がしなかった。『M14の追憶』にもそんなふうな感想が書いてあった(ここ)。ただキャストは豪華。とくに公開まで出演情報が伏せられていた「ドクター・デス」側のお医者と看護師さんには驚いた。



 そういう意味では、ちょうどWOWOWドラマくらいの印象。Netflixに例えたほうが、より分かりやすいかも知れないけど、加入していないんで分かりません。WOWOWドラマだったら変なこと気にせずに楽しめたと思う。この主演コンビはもっと観たいので、続編はテレビで放送してほしい。





 エンディングが、いかにもまたテレビドラマっぽい。別にそれが悪いというわけではないのだが、この作品が『ファーストラヴ』を抑えて7億円を稼いだと聞いたときは、ちょっと、ねえ。
 そんなわけで、子供も産むし仕事も多産だった北川さんでありましたが、沢井さんのほうは、リュウソウジャーの外伝とかあったけど(私観ることできていないし)全体的に控えめな仕事ぶりであった。


駒井蓮さんはボックスの後輩


仕方がない、沢井さんだけでなく、舞台の仕事を主戦場としている中堅どころのみなさんにとっては、去年に引き続き厳しい年だったと思う。そのへんの影響もあるのか、沢井さんは最近、絵画活動も始めておられている。以前紹介した小林太郎「骨伝導」のPVで沢井さんがカンヴァスに描いていたアレは、ほんとうに沢井美優の作品なんだそうだ。インスタグラムに載っていた。




 来年はどうか、舞台の数も増えて、よい年となりますように。何はともあれ、笑顔でいてくださるだけで幸せです。また小松彩夏さんとインスタライブとか、YouTube生配信とかもやってください。



 私、昔々は井上真央を沢井美優の仮想敵に見立てていたが、いまは木村文乃のことをそう思っている。木村文乃にまわる仕事を、ひとつぐらいはぜひ、沢井にもっていきたいものである。


『世にも奇妙な物語 '19 雨の特別編』「人間の種」より


 よし、あと小松と安座間さんの2021年も総括するか、と思いましたが、安座間さんはともかく、こまっちゃんのYouTubeを、私はこの一年まったくチェックしていなかった。これ全部見てから来週レビューしようと思うので、よろしく。それではとりとめもなかったですが、今回はこのへんで。
 と思ったが、あとひとつだけ。小池里奈のYoutube「となりのこいけ」が、半年ぶりくらいに更新再開して、コンテンツをどんどんあげ始めたということで、これも久しぶりに覗いてみた。先週のは28歳のお誕生日、今週のは椅子を使った筋トレ。この筋トレ動画に対するユーザーコメントのなかに「いつもながら視聴者の需要を分かってて最高」というのがあって、笑ってしまった。小池里奈もいまや「奇跡の28歳」とよばれるようになった。では。