元・アイドリング!!!15号と元・渡辺夏菜がネットニュースになっている。『スポニチアネックス』より。
女優の夏菜(31)が、8月31日放送のテレビ朝日「かみひとえ」(月曜後11:15)に出演。本名を明かし、改名した理由を語った。
この日はタレントの朝日奈央(26)と、豆腐の味利きチャレンジに挑戦。その中で、名前に「わたなべ」と入った豆腐店が紹介された。
すると、夏菜は「『わたなべ』と言えば……私の本名が渡辺夏菜」と、突然の告白。
朝日は「え!初めて知りました!」と驚き、番組MCを務めるお笑いコンビ「博多華丸・大吉」の博多華丸(50)は「簡単に言うね」とツッコんだ。
夏菜は「いいんです。いいんです。最初はこの名前でやってた」と言い、「売れなかったんで夏菜に改名しました」と明かした。
(『スポニチアネックス』芸能欄 2020年9月1日)
こういうの読んでいると、うちのブログも長く続いているよな、と思う。朝日奈央が26歳とかさ。いやそこじゃなくて、渡辺夏菜は、安座間美優がセーラームーンの次にドラマに出演した『ガチバカ!』(2006年、TBS)の共演者だ。高橋克典が熱血教師を演じる学園ドラマで、安座間美優も渡辺夏菜も高橋克典のクラスの生徒だった。
その翌年、北川景子の初主演ドラマ『モップガール』(2007年、テレビ朝日)にも渡辺夏菜は出演している。北川景子が勤める葬儀会社「リトル・エンジェルズ」のバイト女子高生役だった。
それから数年後、鈴村展弘監督が全26話中8話を担当した『大魔神カノン』(2010年、テレビ東京)から、苗字をとって芸名を「夏菜」に改名。バンドのリーダーに騙されて、知らずにヒロインの歌をパクッてしまうロックボーカリストを演じていた。
ということは過去にも【第350回】(ここ)や【第639回】(ここ)で繰り返し書いているけど、要するに活動初期からセーラームーンのスタッフやキャストと絡む機会が多い人なのである。このブログでは渡辺夏菜(現・夏菜)と書いたりしたこともある。それが、今では旧芸名を知らない人の方が多くなって、こういうニュースになるんだね。
その後の仕事で私がけっこう好きなのは『咲 -Saki-』(2016年、MBS)の美人プロ雀士。主人公の浜辺美波と浅川梨奈がメイド雀荘でバイトしているところへやって来て、高校生にプロの厳しさをたたき込む。「メイド雀荘」なので浜辺美波と浅川梨奈もメイド服。夏菜のプロ雀士もなんか衣裳がエロくて、麻雀を知る人ほど頭がグラグラしてくるかも知れない。麻雀を全く知らないオタクの私には普通の世界だ。
終盤で夏菜にまくられた浅川梨奈が立ちあがるところなんか、見えそうで見えない、ぎりぎりのアングルを狙っている(原作マンガの構図を再現しているらしい)。くだらない話題ですみません。
そんな夏菜が『ガチバカ!』ぶりに高橋克典と組んでいるのが、テレビ朝日の『庶務行員 多加賀主水』シリーズ。多加賀主水は、ふだんは第七明和銀行高田通り支店のフツーの庶務行員だが、何か事件が起こればトラブル・シューターとして大活躍、行内の不正やパワハラから金融業界の闇にうごめく社会悪まで暴き出し、地元、高田通り商店街のみなさんからも絶大な支持を得ている。セクシー控え目の特命係長みたいな話で、同じ銀行ものと言っても半沢直樹なんかに較べればかなり偏差値は低いが、私は実はこっちの方が大好き。
で、いつも高橋克典の相棒を演じているが夏菜で、同僚のテラーのなかには、同じ『ガチバカ!』組の安座間美優もいる。毎回出番はチラッとだけだけど、このドラマはスペシャル枠で単発的に放送されているのに、レギュラーメンバーをきちんと毎回出してくれるところがすばらしい。
これまで今井和久監督で『庶務行員 多加賀主水が許さない』(2017年10月)、『庶務行員 多加賀主水が悪を断つ』(2019年2月)、『庶務行員 多加賀主水』(2019年11月)、『庶務行員 多加賀主水4』(2020年2月)と4作放送されてきて、安座間美優は毎回出演している。
で、今月めでたくシリーズ第5弾が放送される。
俳優の高橋克典が主演するテレビ朝日系ドラマスペシャル『庶務行員・多加賀主水(たかが・もんど)』の第5弾が9月24日(後8:00~9:48)に放送されることが発表された。今作には三吉彩花がメインゲストとして出演。
高橋と三吉は、高橋主演の連続ドラマ『オトコの子育て』(朝日放送・テレビ朝日、2007年)以来、13年ぶりの共演。高橋演じる主人公の娘の友人役を演じていた三吉は当時11歳。「当時はまだ小学生だったので、記憶があまりなくて…。一緒にお芝居させていただくのは今回が初めてでしたが、どこか懐かしくて安心する感じがあって、本当にお父さんみたいな方だなと思いました」と再共演を喜んだ。
(『オリコンニュース』2020年8月20日)
さくら学院よりも前の話なので私も知らないが、11歳のときにちらっと共演して以来の13年ぶりって、初共演みたいなもんだよね。いまのところ安座間美優の出演は明言されていないが、私は今回も出ると確信している。高橋克典さんはそういう人である。別に三吉彩花(身長171cm、股下85cm、身長/股下比49.7%)と安座間美優(身長169cm、股下79cm、身長/股下比46.7%)という、宇宙人みたいに脚の長いモデル二人のツーショットが見られるとか、そこまでは期待していない。観たくはあるけど。
ただ、みよっちゃんは看護師役だというからナースコスプレがあって、あとチャイナドレス姿も拝めるらしい。高橋克典と夏菜と三人で中華料理店の厨房に潜入しているスチル写真が公開されている。なんで銀行の窓口係がチャイナドレス? って言われても、前回だってキャバ嬢に扮して潜入捜査したくらいだから、何でもありなのだ。ちなみに夏菜の中国服って、実写版『らんま1/2』以来ではないかと思う。あのときは夏菜の敵役がマッチョなハードゲイの渋江譲二だった。
つくづくセーラームーンに縁のある人だ……なんて、この程度のことで思うのは私くらいだろうけど。
とにかくいま勢いづいている三吉彩花。小松彩夏も退社して、もうアミューズ内でアヤカといえば三吉彩花一強という時代である。すでに今月は『an・an』2216号(2020年9月9日発売)の特集「美乳強化塾」がおおいに話題となっている。
モデルで女優の三吉彩花が9日発売の「anan」2216号の表紙と巻頭グラビアに登場。“至宝級”の豊満バストを披露した。
美乳のためのトレーニングやバストケア、最新ランジェリーカタログなどを取り上げる、年に1度の恒例企画・美乳特集。表紙&グラビアでは、毎年、素晴らしいスタイルの女性が登場し、バストの美しさを最大限に生かしたポージングで大きな話題を呼んでいる。(『モデルプレス』 2020年9月3日)
三吉彩花というと、どうしてもあの美脚に心奪われ、胸元にまで目が届かない現状であるが(個人の感想です)そうですかバスト方面にも進出ですか。
『an・an』 の秋の美乳特集というと、昨年の2167号(2019年9月18日発売)「惚れる美乳」の馬場ふみか、一昨年の2118号(2018年9月19日発売)「ハンサム胸の作り方」の内田理央と『仮面ライダードライブ』関係者が2年続いたが、私は読んでいない(読んでいたら問題かもしれない)。
その前の年の2069号(2017年9月13日発売)「美乳強化塾」は、表紙は田中みな美だったんだけど、特集の中に泉里香が出てきたので、そのページだけは(ネット上の拾い物だが)保管してある。今回ちょっとインタビュー記事の部分を読んで見て、私が「ほう」と思ったのは、泉里香の次のような発言だ。
泉 「一番気をつけているのは、おっぱいを揺らさないこと。筋トレはするけど、絶対に走りません」
そうか、揺らさないのか。揺らしちゃいけないのか。「胸を揺らす」ということがバストのケアにおいて重要なポイントであったとは、私はまったく知らなかった。
でもそうすると、このあいだの24時間テレビで土屋太鳳さんが走っていたみたいだけどいいのかな、とか、小松彩夏は走って大丈夫かな、とか余計なことばかり気になってくる。それに『仮面ライダー鎧武』第45話(2014年9月14日放送)では、泉里香自身が走っていた。そうか、あれはポリシーに反することだけど「芝居のためなら走ります!」という里香さんの心意気だったのである。
そんなことも知らず「時間が短い。もっと走れ、もっと揺らせ」と画面にツッコミを入れていた自分を恥ずかしく思います。泉里香さんすみませんでした。
というわけで、すまん、アホ丸出しで乳の話ばかりしているうちに、本題のDVDレビューに入る前から、なんだか残暑でバテてしまった。本日は主題歌が終わった後のダーク・キングダムの場面だけ、さらっとおさらいして解散、ってことでひとつよろしく。
前回、Act.16でクンツァイトは「エナジー・ファーム」なるものに、なるちゃん始め一般人を拉致して閉じこめ、効率良く大量のエナジーを絞り取ろうとした。セーラー戦士の活躍によってエナジーは破壊され、拉致された人々は解放されたが、ファームに封じ込められ意志を奪われている間は、定期的にエナジーを吸い取られていたらしい。そのエナジーはダイレクトにダーク・キングダムに送り込まれ、これが呼び水になって、いよいよ大いなる闇の力、クイン・メタリアが復活の兆しをみせた。
そのメタリア復活への胎動がダーク・キングダム内に影響を及ぼし、石ころ状態だったジェダイトが復活。だいたいそんなところである。
クンツァイト「大いなる悪クイン・メタリアは、あと一歩でめざめる」ベリル「クイン・メタリア……」
ベリル「クンツァイト、さらにエナジーを集めよ。クイン・メタリアを完全に目覚めさせるのだ」
クンツァイト「ご命令いただかなくとも、私はクイン・メタリアのためだけに、動いておりますれば」
ネフライト「貴様 ベリル様のためではないと言うのか」
クンツァイト「ベリル様にはお前がいるだろう」
クンツァイト「少しは役に立って差し上げたらどうだ?」
ジェダイト「ベリル様……」ベリル「目覚めたか」
ジェダイト「長いあいだ申し訳ありませんでした」
ベリル「よく戻ったな。またわらわのために働いてもらうぞ」
ジェダイト「はい。この命かけて」
ジェダイト復活といっても、戦力としてはたいして期待できない。でも最年少の男の子からここまで一途な思いを寄せられればベリル様も気が悪いはずがない。そのうえ、上位存在であるメタリアへの忠誠を誓えばベリルも文句は言えまい、と挑発するクンツァイトがいる。それでベリルがジェダイトに優しい言葉をかけると、ネフライトはいよいよ行き場を失っていきり立つ。でもジェダイトとは一応、共闘というか、手を結ぶ。このAct.17ではもう1回ダーク・キングダムのシーンが出てくるので、ちょっと飛ぶけど先回りして見ておこう。
ジェダイト「あのセーラーVがプリンセス?」
ネフライト「ああ、幻の銀水晶を持っている」
ネフライト「それさえあればクイン・メタリアを一気に復活させられるのだが、不覚にも行方を見失ってしまった」
ネフライト「おかげでクンツァイトはつけあがるばかりだ」
ネフライト「ベリル様への態度も目に余る。ベリル様を押しのけ、クイン・メタリアの力を我が物にするつもりかもしれん」
ジェダイト「馬鹿な……おれがエナジーを集める」
ジェダイト「クイン・メタリアはベリル様のために!」
「不覚にも行方を見失ってしまった」って……(笑)。いろいろな意味で頼りない二人であるが、まあダーク・キングダムの人間関係もだいぶん動き出したってことだ。
次のシークエンスは失恋を振り切るために妙なハイテンションになっているうさぎ、それが気になるまこと、母親の墓参りに行くレイ、バラバラになりつつある戦士に胸を痛める亜美。
おまけ。こっちもこっちで複雑だな。では今回はこのくらいで。
すでに『M14の追憶』でご案内ですが、実写版『約束のネバーランド』の新ビジュアルが公開されましたね。とにかく盛り上がって行こうや。んじゃまた。