実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第776回】DVD第5巻:Act.17の巻(2)



 賭ケグルイPart2制作&2021年公開決定!!
 この度、劇場版第2弾となる『映画 賭ケグルイPart2(仮題)』の製作が決定!
 浜辺美波らレギュラーキャスト陣も続投し、2021年に全国公開される運びとなりました。


 映画『賭ケグルイ』公式サイトより。詳しいことはまだほとんど分からないけど、とりあえず嬉しい。



 さて先日(2020年8月26日水曜日)朝起きてご飯の支度をしてテレビをつけると『おはスタ』に小池里奈がリモート出演していた。別にいつもテレビ東京を観ているわけでもないので、まったくの偶然である。ていうか、小池里奈がかつておはスタにコーナーをもっていた事実も把握していなかった。2013年4月から1年間オンエアされた「おはスタ645」の「充天真爛漫!あまぐりちゃん」というコーナーでくだんの「甘栗ちゃん」を演じたそうである。



 いま、おはスタでは、withコロナ時代のリモート合唱企画「明日をつくろう」というのをやっていて、歴代のおはスタにかかわった人たちが続々参加している。今回の小池里奈の出演はその一環であった。『賭ケグルイ』の中川大志くんと岡本夏美さんにも参加してほしいですね。
 


 で小池里奈なんだけど、ひさしぶりにYoutubeチャンネル「となりのこいけ」を閲覧したところ、知らないうちに、流行りのASMRというのか、特殊な高感度マイクの前で、小池里奈がナッツとか野菜スティックとか沢庵とかをコリコリかじって、その咀嚼音を楽しむ、という番組になっていた。久しぶりの小池里奈はますます可愛くて、耳にも眼にも心地よい刺激であったが、ただし番組の最初のご挨拶はいただけない。



「大池?」



「中池?」



「小池だよ!」


 これは1年ほど前、ゲストで来てくれたアンジャッシュの児島一哉に、小池里奈の方からお願いして、それなりに一所懸命に考えてもらった挨拶だが、聞いているこっちが恥ずかしくなるなあ。もういちど児島さんを呼んで、別のを考えてもらった方が良いのではないかと思う。



 そんなこんなで小池里奈も26歳である。そういや桃子こと清浦夏実も30歳になった。沖井礼二と清浦夏実のユニット、TWEEDEESは最近ファンコミュニティサイトを開設した。月額500円の有料会員になると、清浦夏実の「きようらばなし」も読めるよ。



 あとNegiccoと並ぶ新潟ローカルアイドル界の良心RYUTistのニューアルバム「ファルセット」に、「青空シグナル」(作詞:清浦夏実/作編曲:沖井礼二)「無重力ファンタジア」(作詞:清浦夏実/作編曲:ikkubaru)「黄昏のダイアリー」(作詞:清浦夏実/作編曲:北川勝利・沖井礼二)と3曲も提供している。私は他の曲も含め、このアルバムがすごく好きで、最近は通勤電車で良く聴いています。猛暑のなかの一服の清涼剤です。みなさんも暑気払いにどうぞ。



 あと渋江譲二。今年すでに『特捜9 Season3』第4話「殺人の城」(テレビ朝日、2020年4月29日放送、脚本:山岡潤平/監督:兼﨑涼介)と『未満警察 ミッドナイトランナー』第5話「未来の母と子を救え!密売組織との激闘」(2020年7月25日放送、脚本:渡辺雄介/演出:大谷太郎)と、2本ものドラマを見逃してしまった。




 前者がネットでネタバレしたマジシャン、後者が覚せい剤ルートを追う刑事ということであるが、機会があったら見逃し配信をフォローしたい。とは思うけど、いつになるか分かりません。



 さて、ということで実写版Act.17レビューです。




 陽菜の存在を知ってうさぎ動揺を隠せない。そんなうさぎの目の前を、陽菜を乗せた衛のバイクが走り去っていく。陽菜はAct.15でうさぎがしていたヘルメットを被っている。ていうかあれはもともと、陽菜のものだったのだ。





 自分を追い越して行った二人を見送ったあと、うさぎは足を止めて反対方向に向かって歩き出す。




 池袋駅の跨線橋(池袋大橋)をとぼとぼ歩くうさぎ。ちなみに、紹介してなかったけど、地場衛のマンションのロケ地は、埼玉県川口市の東急ドエルスカイマークタワー川口。



 SUUMOのサイトによると1994年建築の23階建て高層マンション、JR川口駅徒歩9分で現在の価格は3LDKが3,500万円前後である。



 それはまあどうでもいいか。話を戻す。池袋の雑踏で立ち止まったうさぎは、衛のことを忘れようとするかのように、彼のために作った手作りクッキーを食べながら、ひとりつぶやく。
 




うさぎ「うん」



うさぎ「ぜんぜん、関係ない」



うさぎ「関係……ないよ」


 駆け出して、また大形交差点の前で立ち尽くしてしまう。これも池袋駅前ですね。





 すると、大型ビジョンから、キャスター(内田英毅)が愛野美奈子のニュースを伝える声が飛び込んでくる。



キャスター「……続いては、人気アイドル、愛野美奈子さん失踪に関する続報です」




キャスター「最近、仕事のキャンセルが続き心配されていた愛野美奈子さんですが、次のアルバム制作に向けて充電中との直筆メッセージ出されました」



 

(いつも応援して下さる皆様へ ファンの皆さん、いつも応援ありがとうございます。美奈子は今、次のアルバム創りに向けてがんばっています。みんなと会えなくて、美奈子もとてもさみしいけど、アルバム制作に集中するために、しばらく充電したいと思っています。その代わりに、近いうちに美奈子の新しいアルバムと、パワフルな新曲を、ファンの皆さんに届ける事を約束します。みんな期待して待っててね♡ 愛野美奈子)




キャスター「また、マスコミに送られたファックスの中でも、アルバムに合わせて新曲を発表することを……」


 かつては勝手に病院まで押し掛け見舞いに行ったくらい大好きな美奈子なのに、ほとんど話が頭に入っていない感じ。



 最後まで聞こうともせずに、うさぎはその場を立ち去る。かなり重症ですね。



 一方その夜、どこかホテルの一室。美奈子が洗面台の前で、薬を飲みながら、女性キャスターによるニュースの音声を聞いている。



 居間にはアルテミス。で、そこへ美奈子がベッドルームから雑誌を手に入ってくる。するとアルテミスは……え〜と、ここは面白いからみんな見てみて。



 美奈子と二人きりの部屋だと、アルテミスの尻尾はいつもビンビンに立っている。いやそうではなくて、CGを使わず、人形の操演で、アルテミスに「リモコンのボタンを押してテレビのスイッチを切り、美奈子の方を向く」という動作をさせる。変なところに凝るなあ、佐藤健光監督。



キャスター「……から姿を消し、心配されていた愛野美奈子さんですが、マスコミあてにメッセージが届き、そのなかで現在、次のアルバムに向けて、充電中であることが分かりました。現在の居場所については極秘だそうですが、一時期、病気説が流れていただけに、ファンの皆さんも……」
アルテミス「敵も我々を見つけられないでいるようだし、少しは時間を稼げるね」




アルテミス「美奈子、体調は?」
美奈子「うん……だいじょうぶ……」



アルテミス「美奈子?」


 雑誌を落とし、頭を押さえ、ソファにへたり込む美奈子。ここで一瞬アップで映る雑誌は『週刊スター』で、表紙に「愛野美奈子失踪」の文字が見える。実写版終了を記念して出版されたムック、小学館のカラーワイド『美少女戦士セーラームーン完全版メモリアルブック』(小学館、2004年10月刊行)をお持ちの方は40頁をご参照ください。撮影用小道具として制作された週刊誌のなかに『週刊スター』も出てくるよ。



 このメモリアルブック、さっきチラッとAmazonを覗いてみたら、発売時は900円くらいだったのが、今は2000円で取引されているらしいです。


アルテミス「美奈子?」



アルテミス「美奈子!」



 雑誌を落とし、頭を押さえ、ソファにへたり込む美奈子。私はこのあいだ軽い脱水症状を起こして、数日間、不定期のめまいで倒れてしまう経験を何度か繰り返したもんだから、今現在はこの場面の愛野美奈子が脱水症状を起こしているようにしか見えない。そういうわけで、みなさんくれぐれもこまめな水分補給を忘れずに。
 以上、今回はこれで。じゃ、また。