実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第918回】大団円の巻(北川景子『まつもtoなかい』その7)


 遅ればせながら2023年7月23日、小松彩夏姫のお誕生日と御成婚を寿ぎたい
 相手の情報がなにひとつ無いので、上のような画像にさせてもらったが、やっぱり不適切かね。やり直します。



 これは映画『僕は妹に恋をする』(ショウゲート、2007年)のパンフから、私の好きな一枚。仲良し四人組っぽいが、小松彩夏のちょっとポツンとしたぼっち感が「らしい」と思う。榮倉奈々は賀来賢人と結婚してすでにお二人もお子さんがいる。平岡祐太は昨年の大晦日、一般女性との結婚をインスタグラムで報告した。そして今回、小松彩夏さんが御成婚ということで、どうする家康?



 『ガンライザーNEOサーガ』(2019)のオフショットより。中央に岩手県三大美少女、右から小松彩夏・加村真美・志田友美。歳下の志田友美が一番最初に結婚してママになっちゃって、このたび最年長の小松彩夏さんがパートナーに巡り合った。
 


 真ん中の加村真美は、この春『関内デビル』(テレビ神奈川)を卒業されて、いまは『王様戦隊キングオージャー』でシュゴッダムの王様ラクレス・ハスティーの囚われた花嫁なんだけど、ラクレスが最近王座を陥落したのでどうなることやら。まあ、ラクレスは単純な悪役ではないようなので、スズメも最終的には嫁になるのかもな。
 脇道に逸れました。小松彩夏さん、御結婚おめでとうございます。



 これもちょっとウエディングドレスとは違うような気もするが、まあいいや。今後は、お相手の都合で、活動拠点が仙台に移るという。しかし一関と仙台なら、やまびこなら30分で移動できるから、大きな問題はないと思う。時々ドラマにも出てください。



 あと、油断してすっかりスルーしてしまったが、つい先日まで、写真家の松田忠雄による小池里奈の写真展をやっていたそうだ(2023年7月18日~23日、恵比寿・弘重ギャラリー)。東京近郊の方々は御存知だったでしょうか。小池里奈、事務所をやめてしばらくのんびりしているんだろうなと思っていたら、インスタグラムはまめに更新していて、この写真展のことも逐一報告していた。作品展示・販売に加え、オンラインショップもあって、リモート特典会もあって、すべて昨日終了した。本当にうっかりしていた。



 その写真展に、なんと鈴村展弘監督が、加藤夏希と誘い合わせてやって来たそうだ。(光浦靖子と)加藤夏希と小池里奈は深夜のバラエティ番組『ゲーマーズTV 夜遊び三姉妹』(2010~2013年、日本テレビ)で姉妹役だった(私は未見)。



 『燃えろ!ロボコン』(1999年、テレビ朝日・東映)でヒロインのロビーナを演じていたとき、加藤夏希は(顔だちが整っていたので高校生くらいに見えたけど)13歳で、鈴村展弘はまだ助監督だった。
 で、このメンバーはちょっと前の5月にも飲み会をやっている。鈴村監督が「二人ともお酒強い」加藤夏希が小池里奈を「私よりお酒強かった」と言って、小池里奈が何も返していないので、小池里奈がいちばんお酒が強いらしい。



 しかしこの三人がここへ来て、こう繰り返し会っているところからすると、この5月の酒席がきっかけで、何か企画が始まったのかな。実際、加藤夏希は鈴村展弘に「監督? 私たちとの約束覚えてますよね?ニヤリ」と返しているので、期待してしまう。なんだツイッターってけっこう面白いじゃないか。



 まあともかく、小池里奈の笑顔は、なんだか以前より自然で明るく輝いているように見える。事務所を背負う立場から解放されてホッとしているのかも知れない。素敵です。



 なんて書いているうちに、小松彩夏がどっかへ行ってしまったので、本題にはいる。大河連載と化した『まつもtoなかい』上沼恵美子と北川景子ゲスト回レビューもいよいよ大詰め。放送日が2023年5月7日だから、完結までに3ヶ月近くもかかってしまった。最後の話題は「母として女として大切なこと」。上沼さんには息子が二人、北川さんには娘が一人、加藤夏希には女の子一人と男の子二人、志田友美には女の子一人がいる。関係ないか。



中 居「お二人が共通しているのは、お子さんがいるってことですから」
松 本「そこも共感できるから」



北 川「そうなんです。だから娘が大きくなったときに、上沼さんの番組をまた一緒に観たいなってずっと思ってて」



北 川「二歳半なんですけど、もうちょっとしたらテレビ分かるようになってくるので」



中 居「なんか子育てと、お仕事するにあたって、なんかこれは気をつけたほうがいいかな、みたいのがあったら、何か」
松 本「ああ」



北 川「知りたいです。なんでそんなにパワフルで、どっちも完璧だったのかなって」



上 沼「完璧じゃないですぅ!」


 再三見てきたように、北川景子は今回、ただ上沼恵美子に会って上沼恵美子のすごさを絶賛するためにやって来たので、実は特別質問したいことなどないのである。それで男達が無理やりテーマをひねり出した感じ。上沼恵美子は、結婚して、子育てしながら仕事にも復帰して、夫との約束を守って仕事の範囲を阪神間に限定しながらも、全国区的な知名度を獲得した。でも北川さんもいまのところ、結婚、出産、仕事復帰ときっちりこなしているから、現時点で特にアドバイスってこともないだろう。それで方向転換して、視聴者の女性たちに一言「パンストぐらい自分の力で買えるようにせえよ」と、ここでパンストという単語が出てくるところが上沼恵美子なのか。



中 居「夫婦だからね、まあいろいろ、距離とかね、こうあると思いますけど、なんかこう円満って言ったらおかしいですけれども、これだけは、みたいな」
松 本「なんかアドバイス的な」



上 沼「とんでもないです。あの、でもひとつだけ分かったのは、六十八に間もなくなるんですが、思ったのは、自分の世界は絶対に、女性も持っておかなければいけないってことです。どの仕事でも」



上 沼「だから御主人にあわせて専業主婦はダメ、って言っているんじゃないんですが、自分で自分の化粧品は買えるくらいの働きは絶対されたほうがいいと思います。」



上 沼「せっかく一回の人生なのに、夫だけに染まって、子育てだけで、『清ちゃんのママ』だけで終わるのは淋しいです」



上 沼「北川さんはもうバッチリ、日本一の女優さんなんだけど、一般の方々もね、ちょっと世界と、社会と接点を絶対、持っていて欲しい」



松 本「ああ、これは素晴らしい」



上 沼「絶対ですよ、これは」



上 沼「あのお金貯めろって言っているのではなくて」



中 居「うん。やっぱり自立はした方が良いって」
上 沼「私は結婚して、とにかく貯金をもって、稼いだお金をもって嫁いでいったんです。そんなもんすぐ無くなります」



上 沼「それで伝線のいったパンストを穿いているのを、実家の母が見たときに『恵美子こんなん穿いたことなかったのにどないしたんや』『いや二枚重ねて穿いたら分からへんねや』」



北 川(笑)



上 沼「言うたら『そんな貧乏くさいことせんといて!』って言うたのがきっかけで料理番組、関西テレビやったんですが、月に一回の収録だったんで、四本撮ってくれる」



上 沼「それでぱっと、パンストが自分の力で買えるようになった」



北 川(爆笑)
上 沼「ここからが始まりだったんですよ」



松 本「はい……ちょっとだんだん、うるさくなってきました」



上 沼「(笑)ごめんなさい!」


 松本人志がしっかり突っ込み、以上でトークは終わり。なので、ここで締めても良いのだが、乗りかかった船だ、最後まできっちりレビューしてしまおう。最後は、北川さんのたっての希望で、上沼さんとのツーショット撮影。



中 居「もう時間ですから。北川さんがね、したいことがある、ということなので」



北 川「えっと、上沼さんと一緒に写真を撮りたいんですよ」
上 沼「何言うてはる……そんな勿体ないこと言わんといてください」



北 川「いやでも本当に、親族とかに見せたいです。『あ、上沼さんと一緒にやれるようになったんや』ということで」
上 沼「ホンマですか?」
北 川「ほんまにです」
中 居「でももうそれ伝わってたんじゃないか、今日は」
上 沼「いや伝わりました。本当だったんだって思って」



松 本「でも今日出てきてずっと関西弁やもんね」
中 居「そう、びっくりした」



松 本「やっぱり、リスペクトが」
中 居「引っ張られるんでしょう」



北 川「そうですね。もう今日は、観てたときがもう、ずっと関西に居てたので、そのときの自分で御一緒したいなぁって思って、はい」
松 本「戻っちゃってね」
北 川「はい」



上 沼「今日は本当に御褒美の日だって思っております。やってて、生きてて良かったなって」


 記念撮影を終えて、収録の終わりを宣言しようとする中居正広に、上沼恵美子がストップをかける。北川景子へのお土産である。



 何だろう。NHKの『平野レミのはやわざレシピ!』に北川さんが出たときは、カメラを無視して私的な会話をしている二人が抜かれるところから始まったし、今回は、トーク収録が終わって私的にプレゼントを渡すところまでがオンエアされた。どうしてこうなるんだろう。



上 沼「本当に生きてて良かったです。ありがとうございました!」



中 居「収録は以上でよろしいのかな。はい……」
上 沼「ちょっとあの」
中 居「なになに?」



上 沼「私がね、ずっと大好きで使っているオー・ド・トワレなんですが、もって参りました」
松 本「今? 今ですか⁈」



スタッフ(爆笑)
北 川「え、いま使っていらっしゃる……」



上 沼「そうなんです私いま振りまくってるこの匂いが……そうです」



北 川「さっき、廊下で上沼さんの匂いですこれってスタッフに言われました」
上 沼「そうです」



北 川「『めっちゃ良い匂いする』って、『これ上沼さんの匂いです』って」



北 川「これや!」
松 本「いいですね、そういうの」



中 居「これトモヨですか?」
松 本「トモヨ?」



上 沼「トモヨちゃう!」


 トモヨ。憶えてますか、パリのシャネルに行った時、日本人スタッフのトモヨの接客態度の悪さに、上沼さんが「お前ええ加減にせえよ」と(は言わなかったけど)キレた話。詳しくは【第911回】に出ています。あれから、いろいろ別記事も挟みつつ、長々と紹介してきた上沼恵美子×中居正広×松本人志×北川景子のトークレビューも、これにてお終い。おつき合いいただき、ありがとうございました。



 あらためまして小松彩夏さん、御結婚おめでとうございます。