実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第204回】DVD第2巻:Act. 6の巻(その1)


コメント欄に北川さん情報が引きも切らない毎日。Nakoさんからの新しい情報に基づく予想表Ver.1.2。メインキャストの配役を入れてみました。

『瞬』(またたき) 2010年4月公開予定
 原作・脚本:河原れん 
 監督:生野慈朗
 プロデューサー:岩倉達哉
 出演: 北川景子(泉美)/岡田将生(淳一)/大塚寧々(真希子)
 製作:『瞬』製作委員会 S.D.P・電通・札幌テレビ放送

主題歌はERIKAの復帰ソングとなるか?なんて、ここんとこ適当な予想を書いてはハズレっぱなしなので、間に受けないでくださいね。
また、StreamKatoさんのお話では、今度の月9で、いよいよマーズとヴィーナスが本格的な再会を果たすそうである。前世ではなんだかんだと仲直りした二人だが、やはり再び顔をあわせれば、激しい意地の張り合いになることは必至で、いまから楽しみですよね。

1. ジョージ・オーウェルもびっくり



さて北川さんと言えば、彼女が愛読している村上春樹の新作『1Q84』が、発売前の予約段階で増刷がかかって、初日で70万部とか、大変な騒ぎらしい。いずれブログに読後の感想がアップされるだろうから、北川ファンは読んでおくべきでしょうね。
で、この小説と関係あるのかないのか分からないが、1984つながりということで、村上春樹『‘THE SCRAP’ ―懐かしの1980年代』というエッセイ集を紹介しておく。タイトルに「懐かしの」なんてあるから、最近書かれたみたいな気がするが、だまされないように。これは1980年代の前半に『Number』というスポーツ誌に連載され、1987年に出版された、紛れもない同時代のエッセイである。1980年代っていうのは、流行りすたりの激しいバブリーな時代で、ほんの数年前の流行がすぐに懐かしい思い出に変わってしまう、とか、そんな趣旨のタイトルだったと思う。こんな、その場限りのエッセイ集、普通の作家ならさっさと絶版になっているところだ。それがまだ新刊で手に入るというのだから、村上春樹ってすごいやね。これを読めば、1984年というのは、ロス五輪でカール・ルイスが4種目で金メダルを獲って、マイケル・ジャクソンの『スリラー』が記録的なベストセラーになり、千葉に東京ディズニーランドがオープンした年だったことが分かる。


なんて、余計なことを書いちゃったけど、今週と来週は土曜・日曜も仕事が詰まっているうえ、実は一昨日あたりから体調不良でダウン気味なのである。そんなわけで、せっかく、つらかった書評も終わって、DVDレビューを再開しようと思ってたんだけど、昨日も一昨日も帰宅するなりさっさと寝ちゃったし、正直いってあんまり時間がないです。今日もこれから仕事でお出かけなんで、書けるところまで書いてアップしていきますんで、よろしく。

2. オープニングは語りなし


Act.6、いよいよまこちゃん登場である。
今回はアバン・タイトルのナレーションがない。もし、ここに「前回のあらすじ」の語りを入れるとしたら、ナレーターはレイのはずだ。亜美はもちろん、うさぎにとっても、前回Act.5の出来事は、そうすぐに無邪気に語れるようなお話じゃない。両者から距離を置いて、ことの顛末を見つめ続けたレイだけが、このアバンを語りうる立場にある。
でもレイは何も語らない。これはまあ、彼女の流儀である。突っ走り気味にパジャマ・パーティーに亜美を誘ってしまったうさぎ、言いたいことも言えず、自らを窮地に追い込んでしまった引っ込み思案の亜美、どっちの気持ちも分かるぶん、うかつなことは言いたくない、というのがレイだ。
以前、「アバン・タイトル語りを誰がやっているか」という一覧表を作ったことがあったけど(【第43回】参照)、レイは全49話通して、一度もアバンのナレーターをつとめたことがない。それはこういう彼女のスタンスのせいかも知れない。

というわけで、物語はいきなり、ストリートボール(ストリートバスケ)のシーンから始まる。まずは、今回のお話のキーパーソンとなる、女の子にモテモテのプレイヤー、タケル君の活躍ぶりである。
タケルを演じているのは田代功児。ずーっとブログをやっていたはずだと思って、久しぶりに見に行ったら消えていた。最近では『風魔の小次郎』(2007年)で、夜叉一族の陽炎(かげろう)役をやっている。
この実写版『風魔の小次郎』って、TOKYO MXの製作で、名古屋で放送されたのかされていないのか、私は観ていないんだけど、主役がディケイドのユウスケ(村井良太)で、以下なんというか、D-BOYS系の、どこかで観たことのあるイケメンが並ぶ。城田優のお兄さんもいる。
まあともかく、そんなタケル君に夢中なのが、なる・桃子・香奈美の仲良しグループだ。

3. モモコのひいひいお祖父さんって総理大臣だったのか



以前M14さんから指摘されたことだが、うさぎ・なる・桃子・香奈美というのは、どうも一枚岩の仲良しグループとは違うらしい。このAct.6の冒頭を見ると、なる・桃子・香奈美の三人は、もうとっくにタケルに夢中で、何度もバスケを見に来ているみたいなのだが、うさぎはこれが初めてっぽい。
後のAct.8でも、なる・桃子・香奈美は、うさぎを放ったらかしでナコナココンテストの準備をしているし、やはりこのグループは「なる・うさぎ」という親友と「なる・桃子・香奈美」という仲良しグループの複合体って感じだね。
どんなふうにこの関係ができあがったかというと、そうですね、うさぎとなるは、たぶん小学校からの親友同士だ。でも中学に入ったときに、クラスが離ればなれになってしまって、なるは桃子・香奈美と仲良しになる。で、2年生になったときに、この「なる・桃子・香奈美」の三人とうさぎが一緒のクラスになったので、なるを仲介して四人組のグループができた、と、だいたいそんな感じかな。
このストリートバスケのタケル君については、明らかに、なる・桃子・香奈美の三人組がしばらく前から目をつけていて、うさぎは今回、三人に誘われ、イケメンという話につられて初めて見に来た、というところだろう。

な る「早く!」
うさぎ「どの人どの人?」
な る「あの帽子かぶっている人!」

というテンションの高さからすると、なるちゃんがいちばん夢中という気もするが、どっこいどうして、香奈美の持っているカメラがすごい。まるで弓原七海に群がるカシオペアさんとかまもるさんである。何というカメラかは知らないが、機材の重装備ぶりからして、いちばん夢中なのは香奈美か。
桃子も香奈美もブログをやっていて、いまも元気な声を聞かせてくれる。桃子役の清浦夏実は、この春から大学生の18歳。実写版のころから背は高かったが、現在身長は169センチだそうだ。この人は楽曲に恵まれていて、自分でも作詞作曲をしているし、河辺千恵子が現役歌手を引退している状態の今、私としては、ボーカリストとしてぜひ大成して欲しいと願っている。しかしウィキペディアによると、高祖父(ひいひいおじいさん)が第23代総理大臣の清浦奎吾(ってよく知らないが)っていうのだからすごいじゃないか。DAIGOみたいだ。わりとマメに公式ブログを愛読していますので、これからもがんばってください。

一方、香奈美こと平井愛子のブログは、何ヶ月かに一度の更新という「今やブログもタレントの広報活動だが、お前はいいのかそれで」的状態である。阿倍香奈美こと平井愛子も今や22歳。現在も宝映プロダクション所属である。
実写版直後の2005年に『美少女探偵R.Y.U』というビデオが出た。高校2年生のリン(小松愛)、ユカ(佐久間信子)、ウミ(平井愛子)が探偵クラブを結成した。三人のイニシャルをとって「R.Y.U」で、まあ色々と事件に巻き込まれる話だ(実は観ていないからよく知らない)。小松愛は『キューティー・ハニー THE LIVE』でハニー(原幹恵)の親友の夏子役をやっていた。佐久間信子は「もうひとりいる」で河辺千恵子と共演していたようだが、最近どうしているんだろう。
話がどんどん関係ない方にいってしまいそうだが、この辺で出かけなきゃいけない時間になってきました。物語が全然始まっていないけど、今回はこのへんで。すみませんくだらん内容で(いつものことだが)。