実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


最新記事〕 〔過去記事〕 〔サイト説明〕 〔管理人

【第946回】20年目のサプライズの巻(寂しがり屋のうさぎ編):CBC『セーラー戦士 20年目の同窓会』(7)



 俳優の北川景子(37)がデビュー20周年を記念して昨年10月に発売した写真集『「37」20th anniversary』。このロケの様子を捉えた密着ドキュメンタリー『37& Keiko Kitagawa in KOBE』が、16日から配信される。Prime Videoで配信が始まっており、同日正午からU-NEXT、23日からFOD、3月1日からHuluと順次スタートする。
 (「ORICON NEWS」2024年2月16日


 ということで、すでにAmazonn Prime Videoでは配信中。相変わらずお奇麗ですな。でも去年の10月の写真集のメイキングビデオを今ごろ公開するって、これやっぱり、産休中のつなぎのつもりだろう。前にも言ったけど、そんなに焦らなくてもいいのに。一年やそこら育児休暇を取ったとて、誰も北川さんのことを忘れたりしないって。でもきっとまたスピード復帰する。そういう性格なんだろうなあ。



 さてまだまだ続く地上波版『セーラー戦士 20年目の同窓会』(2023年12月25日、CBC)レビュー。今回はまず戦士の末っ娘、泉里香の件。里香が姉さんたちを頼っているというと「分かる!」と異様に受ける安座間。この二人の関係性がよく現れています。



北 川「里香はでも、ずっと一番下っていうイメージじゃない?」
沢 井「だからだから、三人が、たぶん、ふたつ違うから」



北 川「そう、中3と高2だったんだ」
 泉 「すごいお姉さんだったもん」
北 川「そう」



 泉 「でも、いまだにお姉さんだと思ってすっごい頼ってる」



安座間「わかる!(笑)」



沢 井「それは私も分かる。確かに」


 話の流れ的に言うと、前回の「みんなバラバラで自由」という話から、この「里香がずっと一番下っていうイメージ」という話題への切り替えはやや急だったが、ここからさらに「戦士会のまとめ役は誰か」というテーマに移る展開も唐突である。このあたり、みんな和気あいあいと話しているぶん、話があっちこっちと蛇行したので、後からハサミをちょいちょい入れて編集した印象があります。それはともかく、安座間の笑いのツボは浅い。



北 川「誰がまとめているとかも無い気もする」
小 松「ないねぇ、うん」



沢 井「そう。よくさぁ、聞かれるよね」



北 川「そう『誰が幹事なんですか?』とか」



安座間「幹事?(爆笑)」
 泉 「幹事?(笑)」
小 松「あぁ戦士会のね」
北 川「そうそうそう。『お店とか誰が決めているんですか』とか」



一 同「ああ……(頷く)……」
沢 井「すごい聞かれる」
北 川「『集まるとき誰がきっかけで集まろうって言うんですか?』って、すごい聞いてもらったんだけど、ファンイベントとかで」


 そしてこのあたりまで来ると、みんな一斉に喋り出して、誰がなんて言っているのか、何度再生してもクリアに聞き取れない部分も出てくる。たぶん泉里香も、もうちょっと色々発言しているのだが、末娘で遠慮がちであるうえ、隣からかぶさってくる沢井美優のハイトーンボイスにかき消されてしまう。ほとんど実写版のうさぎと亜美である。もう少しテレビ番組の収録であるということを意識しておしゃべりして欲しいと思う反面、みんな普通に喋っているのが尊くもあります。で「戦士会の幹事って誰?」という疑問に対する正解は何なのか。



安座間「でもなんか沢井と景子が多い気がする」



北 川「私はそう、言う」
沢 井「私も言う」
北 川「うん、私は言う」
安座間「言ってる」



沢 井「私たちか」
北 川「私たちか」
 泉 「そうかも」



北 川「『もうすぐ七月が来る』とか『来月じゃん?』とかは言う」



沢 井「私『会いたい』『会いたい』言ってる(笑)」
安座間「うん言ってる。言ってる言ってる」



安座間「でそれさ、無視されてるときあるじゃん(笑)いつも言ってるから」



沢 井「ある、ある、みんなに『会おうよ』って……」
小 松「しかも会った後に『また会いたい』『もう会いたい』」



北 川「帰り道なんだよね。さっきバイバイして……」
小 松「そうそう」



北 川「『今、また来て』って、家着くまでの間なんだよね」


 ずっとお話して、別れたらすぐ寂しくなってLINEするって、それってほとんど月野うさぎそのものではないですか。まあ当時はLINEなんてなかったけど、なんかもう、こういう話を聞いていると、この人たちこそほんとうに、20年後のセーラー戦士なんだなって、思ってしまいますね。体育会系お笑い芸人と結婚したうさぎちゃん。戦士会の帰り道でみんなに「会いたい」とLINEしてしまううさぎちゃん。



沢 井「だってさ、会って、みんなで話して、バイバイしたときがいちばん寂しい」
北 川「寂しいよね」



小 松「確かにちょっと寂しくなる」
北 川「時間が足りないんだよね」
沢 井「足りないの」
安座間「足りない」



北 川「だいたい5時間ぐらいいるよ」
小 松「いるよね。えへへつ」
沢 井「けっこういるよね」
小 松「追い出されるもんね、お店ね」
北 川「5時半とか6時から始める……」



安座間「早い」
北 川「早く始めるようになって、でも終わりがあんまり変わってないんだよね」



小 松「始まりが早くなったけど終わりは変わんない」



北 川「私も戦士会のときだけは、子供をほんとに、もう預ける覚悟っていうか、この日はもう私は、もう『行かせてください』みたいな」



小 松「それでも来てくれるからね」



 泉 「本当に」
北 川「行く行く」



沢 井「それで長く続いているというか……離れちゃう方とかもね、中にはいたりとか」
北 川「もう意地でも」
安座間「意地でも(笑)」



北 川「この日は、って。だからその予定決めるときに『あ、この日は夫が休みだな』っていうときの候補をぜんぶ出して、『この日はお願いできるな』っていう日に」



北 川「……でも分かっているみたい。戦士会だけはたぶん、ないとダメだって分かっているみたい」



小 松「あはははは、すごい協力的。その支えあってこその」


 戦士会が続いているのもDAIGOのおかげ、というところでようやく、結婚披露宴で、DAIGOがどうしてもセーラー戦士のそろい踏みを見たがった話から、戦士の仲が険悪になる、というこの番組のハイライト(そうなのか?)へと入ってゆく。と思ったところで、そろそろ時間が尽きた。すみません。次回、次回と言いながら、なかなかこの話題にたどり着かなかったが、本当に次回はこの話になるよ。じゃあね。今回はこれまで。