実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第945回】20年目のサプライズ の巻(みゅうみゅうは通知オフ編):CBC『セーラー戦士 20年目の同窓会』(6)

夕暮れのドバイの砂漠を歩く小松彩夏


 小松彩夏さんが予定通りドバイのPopCon ME2024(2024年2月2日-4日)に参加して、無事帰国された。ご招待のセレブリティ・アーティストということだ。セレブだぞ。



 といっても、PopCon ME(ポプコンエムイー)ってなんだよ。『M14の追憶』(2024年1月22日)に「コミックブックのイベントのように思うんだが違うかな」と紹介されていたが、実際、どういうイベントかよく分からない。私も少し調べたら、ARAB NEWS Japan(日本で読むアラビアのニュース)というサイトに第1回PopCon ME(2022年開催)の紹介記事が出ていた。「中東で最もエキサイティングなEスポーツおよびゲームの催し物」だって。


 ドバイEスポーツフェスティバルの一環として、第1回目となるPopCon ME & Game Expoがエキスポ・シティ・ドバイのドバイ・エキシビションセンター(DEC)で開催される。このエキスポは、最高の娯楽と、豪華景品が当たるチャンスなどの胸躍る楽しいアクティビティに満ちた忘れられない体験を約束するものだ。



 ドバイメディア評議会のシェイク・アフメッド・ビン・ムハンマド・ビン・ラシッド・アル・マクトゥーム議長の後援で開催されるPopCon ME &コスプレジェネレーションでは、コスプレ大会、一般投票賞、カラオケ大会、その他参加者の創造性を発揮する様々な催し物が開かれる。
 PopCon MEは、コスプレ愛好家向けにアートやコンテンツ制作、おもちゃ作り、声優体験、コスプレのワークショップなどに参加できる「ザ・ドージョー」を設置している。
 ザ・ドージョーは、ピカソ・アーツ、オーパスアカデミー、オタクME、ショーン・カナン空手セッションなどのワークショップが開催され、ゲストを迎えてのセッションが行われる。
(「PopCon ME & Game Expo、ファンに素晴らしいイベントを約束」『ARAB NEWS』2022年11月8日より抜粋)


 記事によれば、主催者のラシッド・ムハンマド・ズバイール・アル・ファルーク氏は「漫画産業には約20億7500万米ドルの価値があり、私たちは、漫画産業のための空間をドバイに築きたいと考えています」とおっしゃっているそうだ。すごいっすね。とにかく「ゲストを迎えてのセッション」ってところに招待されたのかな、小松彩夏は。何をしたかというと、ブログやインスタの写真でだいたい分かる。


カードにサイン


グッズにサイン


お渡し会


 それにツーショットチェキと、昔からやっていることをドバイでもやっているわけだが、でも小松彩夏はもうアミューズ所属ではない。フリーだよ。つまり仙台に依頼のメールが来て、やりとりがあって、イベント参加、というプロセスを、小松彩夏は『孤独のグルメ』の井之頭五郎のように、個人営業でやったのだ。たいへんよくできました。しかしこういうところから依頼が来るのも、セーラームーンあってのことだろう。さて本編。



ナレーター「セーラー戦士、20年目の同窓会」



ナレーター「今も5人は、頻繁に連絡を取り合あい、戦士会を開催」



ナレーター「そのきっかけは何だったのでしょうか?」



 ナレーターはCBCアナウンサーの加藤由香。というわけで地上波版『セーラー戦士 20年目の同窓会』(2023年12月25日、CBC)レビューの続き。1回目のCM明けからだ。遅々として進まないが、だらだらお付き合いいただければありがたいです。今回の最初のお題は「戦士会はどんなふうに始まったか?」ですね。



沢 井「撮影終って1年ぐらいはそんなに会ってない気がする」
安座間「里香が京都に帰っているから」
沢 井「そう。帰っているし、みんなも……受験、かな?」
北 川「そう」



安座間(北川さんと自分を指して)「こっち受験」
北 川「私も受験した」
沢 井「ね」



 泉 「私が大学で東京出てきたタイミングで」



沢 井「あっそうかも」
 泉 「よく呼んで貰うようになって」


 北川景子は1986年8月生まれ、安座間美優は1986年12月生まれの同学年で、共に2005年に大学に進学した。その翌年、2006年の夏休みに京都に行った安座間は、公式サイトに、浜千咲こと泉里香が健在であることをファンに伝えてくれた。浜千咲は当時、所属していたスノーラビッツを(公式サイトにはずるずる残っていたが)実質的に離脱、同時に「浜千咲」の芸名も使えなくなり消息不明の状態だったから、ファンは狂喜乱舞した。


 今日は『水と知性の戦士セーラーりか様』と遊びましたぁー(^▽^)(笑)


 これは2006年8月31日のメッセージで、この時は写真とかはなかった。ただ、どうもこのときの京都訪問はプライベートではなく、当時専属モデルをやっていた『Seventeen』の仕事だったようで、公式サイトでやっていた「STモのみんなでブログ」の2006年9月14日付には「早めに終わったので京都にいる友達と京都巡り(*^_^*)」という安座間さんのメッセージと共に、その「友達」のピースサインしている手の画像がアップされた。我々がおよそ1年ぶりに見ることのできた貴重な泉里香の画像であった。もちろん、大喜びでどこかに保存したと思うんだけど、古いデータを探しても見当たらないや。すみません。



 一方、たとえばこのプリクラ画像は2006年10月29日とあるから、東京では里香を除く4人はまあまあ会っていた。そして2007年に泉里香が大学進学を期に上京、翌2008年にはサンミュージックの所属となり、快進撃が始まった。ともかく、泉里香が芸能活動をしていなかった頃も、安座間美優は仕事で京都に行けば一緒に遊ぶような仲だったのだ。その間、戦士のなかでいちばん泉里香と親しかったのが安座間美優ということらしい。今回の番組を見ていても、それはよく分かる。



 もう終ってしまったが、テレビ朝日で「大好きなあの人にお弁当を作ってあげる」という『おべんとレター』という番組に出たときも、泉里香は安座間美優に手作りお弁当を送っていたもんね(2017年12月23日放送)。ちなみに小山百代は七木奏音にお弁当を作っていました(2019年6月30日放送)。
 すまんすまん、本編に戻ります。その2007年の話。「私が大学で東京出てきたタイミングで、よく呼んで貰うようになって」という泉里香の話を北川・沢井が継ぐ。



沢 井「で『会おう』ってなってからは」



北 川「からは、ずっと会ってる」
沢 井「なんかずっと会ってるね」



小 松「なんだかんだ」
北 川「だって年に5回は会うじゃん」
沢 井「そう5回」



北 川「5回誕生日あるでしょう」
安座間「あと新年会やって」
小 松「忘年会やって」
安座間「忘年会やって」



北 川「そうそう。で、だから前半のほうは誕生日少ないから、なんかひな祭りだから会おうとか」



安座間「なにか理由をつけて会ってね」
北 川「春になった、みたいなね」



沢 井「だからなんか最近こう、ニュースとかにしてくれたり記事にしてくれても、なんか沢山会いすぎていて、なんか、記事にしてくださってありがとうございますってね」



安座間「なんか普通に友達が会っているだけなのに、申し訳ないね」



北 川「申し訳ない、そう」



沢 井「今回みたいに20周年で、とか」
北 川「オフィシャルでね」
沢 井「そう、やっていただけたのがすごいね」



沢 井「でもなんか話している内容が」
北 川「こんな感じで。いつもこんな感じで」



小 松「うん。内容ないよね、別にね。ははは」
北 川「何しゃべってるっけ、でも何でもしゃべっている」



北 川「仕事の話がいちばん少ないのかな」
小 松「あんまりしないよね」
沢 井「少ないかも知れないよね」



北 川「少ないのかな。なんか『次何やる?』とか『いま何やってる』とかあんまり言わないのかな」



小 松「言わない、ね。なんか見て『あ、あれ出るんだ』なんて」



沢 井「確かに」
北 川「確かにね。何しゃべってる?」



安座間「なんか、ちゃんとさ、歳に合った話になって来てるよね」
北 川「そう」



小 松「身体の話」
安座間「健康の話とか」



北 川「『検査行ってる?』みたいな感じになってきてね、最近」


 そうだな。勤め人だと職場の健康診断も35歳以上と未満では項目が違う。女子ならマンモグラフィーが推奨されるとか、戦士たちもそういう年ごろをちょうど通過中である。それにしても北川さん、いかにも妊婦さんという感じだ。たぶんこれ、戦士会じゃなかったら欠席していたのではないだろうか。



沢 井「それこそさぁ、妊娠もそうだけどさ、結婚するときとか」
北 川「そうだね」



沢 井「結婚もなんかね、『結婚、することになったね』ぐらいな感じだもんね。ほら前からこう報告、報告っていうか話しているから」



小 松「そうだね」
安座間「好きな人分かっているから」



沢 井「おつき合いの段階から話しちゃっているから」
北 川「知っているからね」
沢 井「こう、なんか『みなさんに報告が』みたいな」



小 松「感じじゃないよね」
北 川「そういう感じじゃない」
沢 井「結婚する!みたいな」



 泉 「近況報告が多いのかな」
一 同「多いね」
安座間「普段ね、LINEでも話しているから」



沢 井「連絡して」
北 川「そうずっと会話して」



沢 井「気づいたら100件とかね」
安座間「何か私もう『戦士』、通知オフにしてるもん」
一 同(笑)



安座間「もうポンポンポンポン来るから、だからパッと開いたときに『100』とかってなっていて」



安座間「『何⁈』って、たぶん戦士だろうな、みたいな」



小 松「朝起きてびっくりすることある」
安座間「あるある」



北 川「会話が、そうだね、飛び交うんだよね。最初はなんか、最近見て面白かったテレビの話とかしてても、そこから移動しちゃうんだよね、話が。『何の話してたっけ?』みたいな」
小 松「止まらない」



沢 井「普通だと本当はこの、撮影前は撮影の話とか。衣装とか」
北 川「衣装どうしようとかね」
安座間「そうそうそう」



北 川「私さっき『衣装これにしたよ』って言ったけど、誰ひとり返事くれない……」



小 松「いや私した、した、した、写真送った(笑)」
北 川「ぜんぜん返って来なくて」
 泉 「今日?」
小 松「そう、さっき」
 泉 「あ、見てない」



北 川「(沢井を指して)聞かれたのに」
沢 井「聞いた聞いた」



北 川「ほんとだよ。ぜんぜん返ってこなくて、めっちゃ自由。自由だよね。みんなバラバラだからかな」



小 松「このメンバーだからだよね多分。一人でも違かったら、たぶん成り立っていない気がする」


 というわけで、今回はこのへんで。このパートは他愛ない話に終始しておりました。でも五人の関係性が続いている秘訣みたいなものが、ここらへんにあると思う。要点は以下の通り。

  • 戦士の会では仕事の話はあまり出ない。
  • 昔は恋愛話もよく出たし今は健康談議をする。
  • 安座間は戦士のラインを通知オフにしている
  • 沢井は景子に質問しておいて答えはスルーする。


 それに愉しそうに語っているのを見るだけで、こちらは満足だしね。次回はいよいよ、北川さんの結婚披露宴の準備で、五人の絆が危うくなった話だ。キーパーソンは泉里香。では。