実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第927回】秋の雨降り、ただの雑談の巻


 恒例の戦士会。実写版放送20周年ということでYahoo!ニュースのヘッドラインにも出ていた。そういうふうに扱っていただけることは何よりである。今回の集まりは泉里香の誕生祝い(10月11日)と沢井美優の誕生祝い(10月23日)、そして安座間美優の結婚祝いということだ。



 安座間さんは御結婚の発表後、仕事現場でお花をもらったときの写真をインスタグラムにあげたけれど、結婚記念みたいな写真はまだ、見せてくれていない。戦士で最初に結婚した北川さんのときは、すでに人気女優の仲間入りをしていただけあって、披露宴の写真や映像がけっこう出回った。



 沢井さんは、入籍の報告後、インスタグラムに和装のメモリアル写真を公開してくださった。



 小松彩夏さんも、御結婚の報告と共に、ウエディングドレス姿を御披露くださいました。



 だからミュウミュウのメモリアルフォトも見たい。待っています。それまでのつなぎとして、2012年17日に国立代々木競技場で開催された「東京ランウェイ2012A/W」4thステージより。可愛い。



 有名デザイナーとのコラボレーションという企画で、みゅうみゅうが着ているのはフランク・ミュラーがデザインしたウエディングドレス。フランク・ミュラーって時計メーカーじゃなかったの?



 てことで関係者の方、本人はおっとりしているので、ひとつみゅうみゅうに、ウエディングドレスか白無垢をファンのためにもお披露目するように言ってあげてください。待ってます。



 さて、前回さわりだけレビューしたWOWOWドラマ『落日』だけど、第1話を観終わったところで、原作を読んでみたくなった。こういうとき、電子書籍はすぐその場で購入して読み始められるから便利だ。いまは原作を読み終わったところ。ドラマ(全4話)の続きはまだ観ていない。



 原作は、監督1作目で国際的映画賞を受賞した新進監督と、なかなか売れない若手シナリオライター、二人の手記というか独り語りが、交互に並行しながら進む。二人の告白は次第に過去に及ぶ。ドラマで北川景子が演じている映画監督は、かつて住んでいた田舎町で15年前に起った殺人事件を追っているのだが、それは彼女自身の過去とも関わりがあって、母親のしつけ、父親の失踪、そしてクラスメートの死というふうに過去が語られて行く。そういう意味では、一昨年に堤幸彦監督が北川景子と芳根京子で撮った『ファーストラヴ』(2021年、KADOKAWA)と似たタイプの作品と言える。



 物語が進むうちに、焦点は吉岡里帆が演じているシナリオライターのお姉さんに絞られて行く。このお姉さん、実は高校時代に交通事故で死んでいるのだが、その事実は小説前半では伏せられていて、妹も父親も、あたかも外国で生きているかのように振る舞う。ドラマでは1話の最後でネタを割っていたので、私は読む前から知ってしまっていた。



 この死んじゃった千尋(吉岡里帆)のお姉ちゃんを演じるのが津軽出身の駒井蓮。沢井美優の事務所の後輩で、ウェブドラマとして配信された黄川田雅哉・渋江譲二・沢井美優の『騎士竜戦隊リュウソウジャー THE LEGACY OF The Master's Soul』(2021年、東映特撮ファンクラブ)では、マスターレッドに付きまとう謎の少女、ハナを演じていた。



 ボックスコーポレーションが井桁弘恵に続いて売り出し中の期待の新星であるが、この子が『落日』のキーパーソンをどのように演じるのか、たいへん楽しみである。(もう放送は終わっているけど。)



 原作では、殺人犯の立石力輝斗は、物語に姿を見せない。登場人物の回想や証言のなかに出てくるだけである。監督の長谷部香は、死刑囚として服役中の彼に直接会って真相を確かめるべく面会を申請するが、その努力は最後まで実らない。ラストはシナリオライターの千尋が、事実を素材にした劇映画のプロットを書き上げて、監督の長谷部に手渡すところで終わる。



 原作は立石力輝斗を、いわば不在の中心として、その回りに渦を巻いて、甲斐姉妹や、殺された力輝斗の妹や、長谷部監督とその両親、高校時代の同級生の男の子といった人々の人間模様が浮き彫りになる仕掛けである。しかしドラマにするのなら、やはり竹内涼真は最後に出てこなくてはいけない。吉岡里帆か北川景子と面会室で直接向き合わなくては終われない。ていうか北川さんと竹内涼真が面会しているっぽい写真がサイトに上がっているけど。



 あと、ドラマ第1話で、ひとりで原稿を読んでいた北川景子が突然、めまいか頭痛のようなものに襲われ、頭を抱え、錠剤を口に押し込んで珈琲を流し込む、というシーンがあるが、これに類する設定は原作小説にはなかった。



 このあたり、ドラマオリジナルの展開になるのか、まあ追々余裕をみてレビューしたいと思います。



 あと、3週連続くらいでスーパーヒーロータイムをすっぽかしていたら、知らないうちに『キングオージャー』の面々がチキューではなく我々の地球に来ていて、その地球は、今年で10周年になる『獣電戦隊キョウリュウジャー』の世界で、アミィ役で今野鮎莉が出ているとか、そういう嬉しい話題もあった。



 今野さんは数年前に芸能界を引退しているのだが、やはりアミィ/キョウリュウピンクはこの人でないとね、ということで限定復帰してくださったのだろう。キョウリュウバイオレットの飯豊まりえさんにも出て欲しいが、そうはいかないか。



 そして小池里奈も芸能界復帰。いろいろ書きたいのだが、もう出かけなきゃいけない時間を過ぎている。すみません、今週はこれくらいで。