実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第881回】ネタ大杉でもう限界の巻

1. コングラチュレーション



 沢井美優さん、ご結婚おめでとうございます。
 なんて今ごろすみません。遅くて。
 結婚のニュースが流れた2022年の10月22日、私は土曜出勤の後に(実は職場のデスクに残って)ブログを書いていて、アップロードしてばたばたと帰宅する途中の通勤電車で一報を知った。そういうわけでお祝いが一週間も遅れてしまった。実はこの土曜も用事があって、久々に日曜の朝に書いています。
 お相手の高岸さんはもちろん、沢井さんもスポーツ少女の面影があるもんだから、ツーショット画像を眺めていると「高校時代の野球部マネージャーと後輩エースが10年ぶりに再会して当時の想いを告白して交際が始まった」みたいな物語が浮かんでくる。



 それから何人もの方々が、たかが極小ファンサイトにすぎないこのブログのコメント欄に祝意を記帳してくださった。ありがとうございます。

2. 呼び名問題再考


 いただいたコメントのなかに「戦士たちはどうして沢井さんを『沢井さん』と呼ぶの?」というご質問があった。コメント欄でもお答えしたが、少し詳しく資料を挙げておく。お互いの呼び名については、本人たちの証言もあるが、わりと記憶があてにならない。



沢 井「1、2話んときはまだ、そんな喋んなかったよね」
 浜 「喋ってたよ」
沢 井「千咲ちゃん、って言ってたよ、多分あたし」
 浜 「うそ」
沢 井「言ってたよ、いきなり千咲なんて言わないよ」



 浜 「あたし何て言ってたろう?」
沢 井「普通に美優ちゃんじゃない。うさこじゃないんじゃない」
 浜 「あたし、うさこって言ったよね」
沢 井「今はね」
 浜 「うさぎちゃん」



沢 井「うさぎちゃん、あはっ」
 浜 「うふっ」
沢 井「でもそうだね、千咲ちゃーんって言ってた」
 浜 「うそー」



沢 井「言ってたよ」
 浜 「あぁ!」
沢 井「浜さんって言っていた?」
 浜 「あたし沢井様って言ってたでしょ」
沢 井「はい。そうだよね、そうだよね。様つけるって、ちょっとね」


 結局よく分からない。が、でもまあ、こういうDVD特典映像やブログを観察すると、沢井さんはだいぶ以前から「沢井」か「沢井さん」とか、「沢井様」(浜千咲限定)とか呼ばれていたようだ。安座間美優が最初からファーストネームで呼ばれているので、「みゅう」と「みゆう」で混同しないように配慮したんだと思う。特に泉里香(浜千咲)は最年少だけあって、北川景子を他の戦士みたいに「景ちゃん」ではなく「景子ちゃん」、沢井美優を「沢井」ではなく「沢井さん」と呼んでいる。それにつられて北川景子も、わりと昔から「沢井さん」と呼んでいる。小松彩夏や安座間美優は「沢井」と「沢井さん」のちゃんぽん。こまっちゃんは最近は「沢井さん」の方が多いかな。



千 咲沢井さんは?……沢井さんクンクン(窪寺昭演じるクンツァイト)でしょ」



沢 井「うん、クンクン」
(DVD vol.11 特典映像)



今日は沢井さんとみゅーとリカと遊びましたー!
残念ながらこまちゅは仕事で来れなかったのだー;
昼ご飯いって晩御飯いってコーヒー飲んで…
また今回もしゃべりまくった☆
リカはシャイだから写真に写らなかった…。笑
ってことでカメラマン役で。
(旧ブログ「北川景子のBlog♪Blog♪Blog♪」2006年11月26日:現在は閉鎖)



日舞行ってきました(*^▽^*)
今日は沢井と一緒になったので記念に写真撮りました(笑)
この浴衣着てたら沢井さんに子供みたいって言われました。
確かに(笑)
(「コマブロ」2009年5月23日


HAPPY BIRTHDAY SAWAI

昨日は沢井のお誕生日お祝いしました
「これから2ヶ月同い年だね」
毎年私が言う言葉。笑

(安座間美優公式インスタグラム 2016年10月30日


 しかしあれだね。M14さんが昔、もし五人の戦士が全員結婚するとすれば、最初は安座間美優で、最後は北川景子だろうけど、沢井美優もそれに匹敵するくらいしぶとい、沢井を嫁にするのは相当な覚悟がいるぞ、という見立てを述べておられて、私もその通りだと思っていた。世の中、分からないものだなあ。

3. テミスの教室



 さて、そんな沢井さんのおめでたいお知らせに続いて、北川さんが久々に月9ドラマに登場、しかも主演という話題である。これまためでたい。



 俳優の北川景子が、来年1月にスタートするフジテレビ系月9ドラマ『女神の教室~リーガル青春白書~』(テミスのきょうしつ)で月9初主演を務めると24日、発表された。ロースクールを舞台に、裁判官で実務家教員の主人公・柊木雫(ひいらぎ・しずく/北川)と、彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメント作品。北川は「コメディーのような部分と、人の真髄をついているドラマ性のバランスをうまくとれるようにがんばりますので、是非ご覧ください!」と呼び掛けている。

(『オリコンニュース』2022年10月24日


 北川さんと月9といえば相性もばっちり。『太陽と海の教室』『ブザー・ビート』『月の恋人 ~Moon Lovers~』『HERO』……あっごめん、湿っぽい話になっちゃったかな。いや月9に縛られなければ、フジテレビ木曜劇場の『探偵の探偵』に主演……いやこれも違うか。そうだ『謎解きはディナーのあとで』があったか。



 今度のドラマのプロデューサーは野田悠介(『コード・ブルー』『アンサング・シンデレラ』『ナイト・ドクター』『ラジエーションハウス』)、脚本は大北はるか。みんな医療ドラマに飽きたんだろうか。あ、あともうひとりの脚本家、神田優は、『ラジエーションハウス』にも関わっているが、DAIGOが主演した深夜ドラマ『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』全5話(2019年、日本テレビ系)も書いていて、ご夫婦の主演作品どちらの脚本も担当することになる。
 まだ今のところはどういう雰囲気の話か見当つかないが、フジのシリアスかつコミカルな法廷ものといえば、あの『リーガル・ハイ』からもう10年である。でも今回のドラマはロースクール(法科大学院)が舞台だという。「リーガル青春群像劇」だって。



 フジテレビは2022年6月の役員人事で大多亮を専務取締役にしている。1990年代の初めに「トレンディドラマ」というジャンルを確立した人であるだけに、来年あたり、いよいよ「ドラマのフジテレビ」の復権を目ざしているのではないか。その切り込み隊長となるか。まあそれはどうでもいい話だが、ともかく全力で応援します。

4. やっぱりNTRは分からない



 続いてはテレビ東京ドラマ「夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~」の 第4話「森尾裕子の場合」(2022年10月26日放送)の話題。結婚3年目にして夫の「妻だけED」が原因でセックスレスになってしまった仁科志保(佐津川愛美)・浩介(千賀健永)夫妻は、カウンセラーの窪塚先生(板谷由夏)のアドバイスで、窪塚先生と夫の洋一郎(平岡祐太)と夫婦交換する。




 刺激的なシチュエーションに興奮した浩介は、めでたく「妻だけED」から回復。夫以外の男に抱かれることに嫌悪感を抱いていた志保も、スワッピングでより夫婦の愛情が高まることを知り、その魅力にはまっていく。もちろん世間的には不道徳なことだし、誰にも秘密にしているつもりだったが、自宅にやってきた洋一郎とキスするところを、仲良しのママ友、森尾裕子(橋本マナミ)に目撃されてしまう。




 スワッピングの事情を打ち明ける志保だが、なんと裕子から「うちとも夫婦交換して。一生のお願い」と頼み込まれてしまう。



 裕子は大変な資産家の名家に嫁いだが、夫の真司(黄川田雅哉)は少々マザコン気味で、なにかと姑(三谷侑美)にいびられる日々である。




 しかも長女を生んだとき、出産に立ち会った真司は、陣痛にもがき苦しむ妻の姿を見てEDになってしまった。そんなことあるのかね。



 当然二人目は生れない。でも義母は男の子を産んで欲しくて、第二子ができないのは嫁のせいだ、と嫌味を言われたりもする。それでも貞淑で夫を愛する裕子は、姑の誹謗にも耐え、夫が機能を回復して、自分を愛してくれるにはどういたらいいかを思案中。セックスの指南本を読んだり、ネット通販でエロい下着を購入したり。





 けれども根がカメ吉である夫は乗ってこない。悩みに悩んだ裕子は、親友の志保にスワッピングを依頼する。面食らう志保と浩介だが、これも人助けと、義母が京都旅行に行った夜に裕子の家を訪問、夫婦交換ホームパーティーを企画する。



 で、堅物のカメ吉は腰が引けているようにみえて、いざとなると、けっこう雄々しく志保を抱くんだな、これが。



 行為が終わった後、志保に導かれて、自分の妻が、いま抱いた人妻の夫に抱かれる様子を目の当たりにしたカメ吉。





志 保「裕子さんは、真司さんを愛しています」



志 保「どんなにお義母さんに締めつけられても」



志 保「あなたのためにがんばっているんです」



志 保「真司さん、裕子さんをちゃんと愛してあげてください」



 ものすごく興奮するカメ吉、ではなくて真司。仁科夫妻が帰り、寝室で裕子と二人きりになる。



真 司「裕子、実はお願いがあるんだ」



裕 子「なんでも言って。真司さんが望むなら、なんでもやるわ」



真 司「……また、スワッピングできないかな」



裕 子「え?」



真 司「二人が入っているサークルがあるんだろう。そこで相手を見つけるのでも良い」



真 司「たのむよ!」


 カメ吉はナナメ上の方向に目覚めてしまったようである。
 面白いといえば面白いけど、私はやっぱりNTRという状況が理解できないなあ。ま、理解できちゃっても困るんだろうが。ただ最近になって考えたんだけど、アダルトビデオって、要するに「自分が好きな女優を自分以外の男が抱く映像を視聴する」ことなので、本質的にNTR的な構造なのかなあ。ま、ともかくカメ吉は出たが、沢井美優は今回も出演なし。はたして最終回までに再びスワッピング・パーティーのシーンはあるのか? 刮目して待て。

5. 高嶺の華さんと純情苺ちゃん



 さてようやく『高嶺のハナさん』第4話「ウチ来る? ハナが弱木を! 大プレゼンの可否は?」のレビューの順番が回ってきたのだが、先週同様、ほとんど余力が残っていなくて、困ったね。



 帰国したあこがれの上司、不動凪に、頑張って成長した自分の姿をなんとか認めて貰いたい華(泉里香)。



 容姿の美しさに加え、仕事をさせても超一流になった華にますます惚れてまうが、華を目の前にすると極度の緊張からダメ出ししか出来ない不動(小柳友)。



 火花散るような不動と華の関係に、仕事の出来ない我が身を改めて恥じる弱木(小越勇樹)。



 思い悩む弱木の姿に刺激され、一度はあきらめた想いが再燃しはじめる苺(香音)。



 弱木が華の自宅を訪れるという原作にないオリジナル展開を挟みながら、だんだん原作どおりの流れに戻る脚本と、役者のみなさんの熱演のおかげであいかわらず面白い。このままなら、原作どおり後半クライマックスは箱根の社員旅行になるかも知れない。



 毎回の繰りかえしになるが、イチゴは原作よりも二ひねりぐらい複雑で可愛いキャラクターになっていて、もともとルックスが抜群に可愛い香音が、けっこう上手に演じているので、影の主役みたいになっている。『宇宙猿人ゴリ対スペクトルマン』とか『天才バカボンのパパ』みたいに、タイトルを『高嶺のハナさんと純情イチゴちゃん』にしてもおかしくないくらい。








 う〜ん私もそろそろ体力の限界だ。いつも一番やりたいドラマ版ハナさんのレビューまで辿り着かないんだけど、すまない。今回はこのへんで。