小松彩夏、画家・中島健太氏が描いた肖像画との2ショットに反響
女優の小松彩夏が21日、アメーバオフィシャルブログを更新。自身がモデルになった肖像画との2ショットを公開した。
コメンテーターで画家の中島健太氏と初タッグを組んだ小松。このほど中島氏の個展「中島健太展 -zone-」で、小松をモデルにした肖像画が展示された。今後は、9月29日より京都・髙島屋京都店、12月1日より神奈川・横浜髙島屋、12月15日より大阪・大阪髙島屋でも展示する予定。
沢井美優と一緒に個展に訪れたという小松は「みている沢井さんの反応が可愛かった」ともつづり、「なかなか絵画に触れる機会があまりない方も中島さんの作品は生でみたら本当に惹き込まれます!!」と紹介し、「この機会に是非 今日も素敵な一日を...」と呼びかけた。(『スポーツ報知』2021年9月23日)
その沢井さんは、奇しくも最近、小林太郎の新曲「骨伝導」のMVに画家の役で出演していた。小林太郎は『仮面ライダーアマゾンズ』の主題歌を歌っていたシンガーソングライターである。
あ、それとぜんぜん関係ないけど、ちょっと前に「タイミングが最悪だな」ということで取り上げた『松丸家の育て方』という本、2021年10月発売予定だったはずが、しれっと2022年1月発売に延期されていた。しかしそれでほとぼりが冷めるのか? とりあえずアマゾンでは引き続き絶賛予約中だが、紀伊国屋書店では予約を停止している。
では本題に入りましょうか。だらだら続いて先の見えない(笑)『高嶺のハナさん』第9話だが、いよいよCOP(クールジャパンお菓子プロジェクト)に向けた二人っきりの企画会議も、大詰めに迫ってきた(2021年6月5日、BSテレ東、原作:ムラタコウジ/脚本:宮本勇人・内藤亮瑛/照明:丸山和志/撮影:神田創/監督:内藤亮瑛/プロデューサー:瀧川治水・清家優輝)。
もはや翌日がプレゼンというのに、どうにも進展がない。様子をみかねたチャラ田(猪塚健太)がハナさん(泉里香)に声をかける。
更 田「おはようございます」華 「おはよう」
更 田「COPの準備、大変そうっすね」
華 「まあね」
更 田「このままでいいんすか? 弱木じゃ戦力にならんでしょ」
更 田「会社の大プロジェクトっすよね? 下手なことできないっすよ 締め切り今日までっすよね?」
更 田「もう弱木はずして、俺とやりましょ」
華 「更田くん」
更 田「はい!」
華 「私は弱木くんと2人でやりたいの」
あっさり振られるチャラ田。ということで、最終日にも関わらず、今日もハナさんは弱木(小越勇輝)と夢の時を過ごす。しかし楽しい時ほどあっという間に過ぎてしまう。……って、ドラマの表現として、あっという間すぎる。こんな時間の省略の仕方、いままで見たことないぞ。
華 「おはよう」
弱 木「おはようございます」
華 「弱木くん、今日が締め切りよ」
弱 木「頑張ります!」
華 (!)
華 (弱木くんに見とれてる間に、いつの間にか夜になってた!)
(弱木のお腹が鳴る)
華 (尊い音……)
弱 木「すみません、お菓子のことばっか考えてたら、おなかがすいちゃって」
華 (理由も尊い)
華 (あっ、そうだ!)
華 「じゃあこれ食べる?」弱 木「そんな、申し訳ないです」
華 「おすそ分けよ」弱 木「ありがとうございます」
弱 木「!」
そこで何か閃いた弱木は猛然とスケッチを始める。以前にも書いたが、原作で弱木が提出する起死回生の企画は「ゴリング」という五輪を模したドーナツ。そもそもCOP自体が、東京オリパラで見込まれた外国人観光客をターゲットとしたプロジェクトだった。現実世界の東京2020ではアイスモナカが大ブレイクしたらしいが。
以上、ニチブンコミックス(日本文芸社)刊、ムラタコウジ『高嶺のハナさん』第2巻より。これをドラマでは「五重の塔ドーナツ」にアレンジした。どっちもまあ、バカバカしいと言えばバカバカしいが、ドラマの方が、ハナさんのキャラクターを中心にいろいろ小ネタを挟んできてよりバカ。「ドーナツ」の「ツ」を「シ」と読んでしまうなど、原作マンガよりマンガ的であるが、最近のドラマってインパクト重視でわりとそういう感じだ。
弱 木「これ、どうですか?」
華 「ごじゅうのとうドーナシ」
弱 木「ツです」
弱 木「一段ごとにちぎって食べる、みたいな」
華 「なんでこれ思いついたの?」
弱 木「さっき高嶺さんから板チョコをおすそ分けしてもらえて、嬉しくて」
弱 木「それで、おすそ分けして食べられるお菓子があったらいいなって」華 「おすそ分け……」
華 「これいいよ!」弱 木「ほ、本当ですか!?」
華 「五段をカラフルにしたほうがいいかも」弱 木「SNS映えする感じですか?」
華 「そうそう 日本的な食材を使って……きな粉や抹茶……」弱 木「梅とか」
華 「あぁ、いいね!」弱 木「おいしそう!」
華 「試作を作りましょう」弱 木「今からですか? 間に合いますか?」
華 「間に合わせましょう!」
弱 木「はい!」
やっとスターターがかかった二人は、ここから火がついたような勢いで、試作品とプレゼン資料の作成に取り組むのであった。そしてその勢いのまま告白までなだれ込む。のではあるが、まあ今回はここまで。まだまだ続く。