すみませーん。今日は日曜日で久しぶりに丸一日お休みなので、ネタが溜まっているブログを消化しなくては……と思っていたんだけど、昨晩、息子が『関ヶ原』という映画が観たいと言い出したので、二人で行くことにしました。そしたら映画そのものの上映時間が二時間半とけっこう長いし、あと今年はあんまり息子と夏休みに遊べなかったものだから(いちおう中三で受験生なのです)メシ食っていっしょにゲーセン行って本屋で本を買って……なんてしているうちに、帰りが晩飯時になってしまった。で晩飯を作って食べて洗い物をして、その後は個人的に今シーズンいちばん好きなドラマ『警視庁いきもの係』の最終回をがっつり観てしまって、風呂に入って、そんなわけでブログはますます遅延気味、申し訳ない。
なお次週は真ん中あたりで休みをとっちゃうんだけど、妻には出張と偽って東京へ行って大学生の娘と会って、一緒にセーラームーンミュージカルを鑑賞する予定である。それで名古屋に帰ってきて土・日にまた三重のあたりで仕事が入っていたりして、さらにブログがん遅れそうなんだけど許してください。
で、TBSの火曜ドラマ『カンナさーん!』だ。本日は、第7話「愛する息子が奪われる!?完璧美女と対決!」だな(2017年8月29日放送、脚本:マギー/撮影:岡崎真一・佐藤勝成/演出:国本雅弘)。
礼(要潤)の母親の柳子(斉藤由貴)は、とにかく元・嫁のカンナ(渡辺直美)が気にいらない。孫の麗音(と書いてレオンと読む。演じている子役は川原瑛都)は可愛くて仕方がないので、母親のカンナとも仕方なく付き合っているけど、できれば新しい嫁を貰ってレノンを引き取ってしまいたいと思っている。
でも礼は、浮気だなんだとあったあげく、やっぱりカンナじゃなきゃダメだ、という感じでヨリを戻して、ほとんど籍を入れ直しそうな勢いだ。やきもきする斉藤由貴は、とうとう自分の手で礼とカンナの間を割こうとする。すごいですね、というところでこの第7話。
姑の作戦のために選ばれた刺客はトン子こと緒川俊子(泉里香)。礼の幼なじみで、雑誌モデルもやっている大変な美人。しかも保育の勉強もしていて子どもの扱いも上手、さらに炊事洗濯お掃除と家事もパーフェクトにこなせる。もうお嫁さんとして、そして孫の新しいお母さんとして言うことなし。というわけで柳子は勝手にトン子と礼の再婚をたくらみ、デートのセッティングをする。
で、要潤はバかだから、お母さんにいわれたとおり、ほいほい指定されたレストランに出かけてトン子とディナーなんかしたりしている。
なんだか楽しそうな二人。別れ際の会話も何となく意味深である。
礼 「またいつでも連絡してよ」俊 子「いいの? 礼さん忙しいでしょ?」
礼 「ああ…今すげえ忙しいけど、トン子なら特別だよ」
俊 子「ありがとう」
礼 「じゃオレ、仕事に戻るわ」
俊 子「気をつけて帰って」
礼 「うん」
「トン子なら特別だよ」なんて、う〜んどうなんでしょう。意味深な感じですよね。
姑(斉藤由貴)の作戦は続く。レオンが通う「わかば保育園」の森川園長(朝加真由美)が、元アイドル歌手仲間なのを利用して、リトミックの先生としてトン子を保育園に送りこみ、レオンに接近させるのだ。キレイで優しいトン子先生はたちまち子供たちの人気者に。もちろんレオン君も夢中だ。もくろみどおりの展開に、斉藤由貴の姑はほくそえむ。保育士の中には『家売るオンナ』の庭野(工藤阿須加)もいる。
カンナ「おはようございま〜す」
俊 子「ジャブジャブジャブ」
俊 子「ジャブジャブジャブ」
俊 子「帽子かぶって、さんはい!チャンチャチャチャン」
レオン「レオンもやりた〜い!」
俊 子「回して、シュイ〜ン、シュイ〜ン」
青 田「レオン君、レオン君もやろうか、よし」
園 長「あの方、お義母様に紹介していただいて、特別講師をやっていただく緒川さん」
園 長「大学時代にリトミックの指導員の資格を取ってらっしゃるんですって」
カンナ「へえ〜」
青 田「すごいですね。もうすでに子供達の心をガッチリつかんでます」
カンナ「でも、どっかで見たことあるような……」
俊 子「ギュー、ぱっ!」
俊 子「次スカートにしてみて〜」
俊 子「ほら、スカート」
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カンナ「ねえ、うちのビルのさ、前の看板だったモデルさんって、なんて人だっけ?」
翔 子「え〜と…オザワ…あッオガワ…緒川俊子さんだったかな」カンナ「オガワ? えッオザワ?……あれ〜何だっけ?」
翔 子「その人がどうかしたんですか?」
カンナ「いやぁ、雰囲気似てる人が保育園にいてさ」
翔 子「ふ〜ん、案外本人かもしれないですよ。たしか三ヵ月ぐらい前から休業してたと思うんで」
カンナ「ふ〜ん…」
職場では同僚の翔子(トリンドル玲奈)から姉のように慕われ、楽しくやっているカンナだったが、そんな職場の雰囲気が一変する。新しい社長の方針で、カンナが所属するブランド「ガーリー・セバスチャン」が整理されるというのだ。人事部長の舛田(信太昌之)がやってきて、次の日曜日にメンバー全員を面接する。人事部長のメガネにかなわないと、早期退職候補者リストに入っちゃうということだ。
黙っていられないカンナは、利益率だけを理由にカジュアル路線からフォーマル路線に切り替える方針に異議を唱えるが、当然ながら逆に人事部長に目をつけられてしまう。まあしょうがない。
と、まだ第7話の途中で、第7話はベタな展開なのでさっさと終わらせたかったんだけど、まだ半分もいっていないじゃん。すみません。
ここまで読んで「なんだかあまり面白くなさそうなドラマだな」と思ったみなさん。それはある程度正解なんだが、次回第8話の泉里香は、なかなか面白い役回りで、部分的には亜美ちゃんを思い出したりもした。ここしばらくのドラマの泉里香としてはベストな出来かも、と思うので、今回つまんなかった方も、次回のレビューをたのしみにしてください。でも次回も週末の出張が入っているので、どうなることやら。