実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第630回】満を持して登場!の巻(泉里香in『カンナさーん』第6話)


 ついこのあいだお盆休みをとったばかりなんだけど、叔母の年忌法要で、この土・日は再び関東に帰省しております。
 このまえはTWEEDEESが名古屋でライブをするその日の帰省で行けなくなったけど、今回も、私立恵比寿中学恒例の夏休み野外ライブ「ファミえん」と重なっちまった。前に書いたとおり、エビ中の4枚目『エビクラシー』がすごく良くて、しかも今年は会場が愛知のモリコロパーク(愛・地球博記念公園)だったので、これはぜひ、と思っていただけに残念。



 で、午前中に仕事をやって午後に新幹線で移動、今はほっと一息ついております。なので今回の記事はやや短くなりますが、『カンナさーん!』第6話(TBS、2017年8月22日、脚本:マギー/撮影:岡崎真一・佐藤勝成/演出:渡瀬暁彦)である。いうまでもなく、泉里香が出るという前評判ながら、第1話、第2話は看板のみの出演、第3話は第2話と同じ看板で、なんだよこれ文字どおりの「看板倒れ」じゃんと少々がっかりだったドラマである。



第1話


第2話



第3話


 もう観るのやめちゃおう、と思って、じっさい私は第4話と第5話をスルーしていたのだが、真面目に観ていたyamabosiさんから、第6話でいよいよ看板だけではなく本編にナマ泉里香が登場した!という通報がありました。どれどれ。



 ちょっとおさらいしておくと、第1話ではカンナさん(渡辺直美)の甲斐性のないダンナ(要潤)の浮気が発覚。第2話で「浮気じゃなくて本気だ」というダンナの宣言がきっかけでカンナさんは離婚を決意、第3話で、ダンナの新恋人(シシド・カフカ)になついてしまった息子(川原瑛都)の希望で、カンナさんとダンナとダンナの恋人(とダンナの両親)で海水浴へ。しかしその時カンナさんに「負けた」と思ったシシド・カフカは身を退いて、ダンナはひとりに戻る。



 シシド・カフカは可愛いね。ドラムを叩くとき素足だったりして。ドラマの中では要潤を振ってしまうけど、それは彼の幸せを一途に願っているがために身を退いたってところも可愛い。
 で、甲斐性のない要潤は、シシド・カフカに捨てられてカンナさんとヨリを戻そうとするんだけど、そこへ現れたのが世界的デザイナーのニック難波さん(加藤雅也)。



 ニックさんはアパレル会社の雇われデザイナーだったカンナさんのセンスを買い、コラボを申し込む。それがどうも仕事上のコラボに留まらず私生活上のコラボにもなりそう……というところで第3話終了。



 で、2週空けて第6話を観たのだが、途中を飛ばしたせいで話が分からなくなった、なんてことはまったくなかった。ニックさんはすごくいい奴で、真剣にカンナさんのことを想っていて、カンナさんの家を訪問してはお料理をつくってくれたりして、カンナさんの息子のことも大切にしてくれる。だけど息子はいまいちニックさんになじめない。



 そういう息子の態度に腹を立てたりもせず、壁に貼られたカンナさん一家の写真を見ながら、やっぱり家族って大切だよね、みたいなことを言うニックさんって良い奴だよな。加藤雅也、好感度マシマシである。





 最後に、ニックさんがカンナさんのデザインをとりいれて制作した作品のショーがある。テーマは「家族」。そのコンセプトを最も体現するのは、デザインした当のカンナさん一家の姿だ! というニックのアイデアで、カンナさんたち家族がモデルとしてファッション・ショーのトリを飾る。





 ニックは「ブラボー」と喝采を送りながら、カンナさんの幸せのために身を退く決意をする。このドラマって、みんながカンナさん(渡辺直美)と甲斐性のないダンナ(要潤)のためにあれこれ尽くして、自分は身を退く、みたいな話です。



 
 ともかくこのように、第1話から第3話は、要潤がシシド・カフカとの不倫に溺れて別居する話、第3話から第6話は、要潤と別れた渡辺直美が加藤雅也によろめく話、という感じで展開してきた。ということは、あと第7話から第9話まで「第3の刺客」が現れて、最終回で大団円となるのだろうな、というだいたいの流れが読めてきたわけだが、ここでついに泉里香が投入されたわけだ。
 ショーを終えたニックがNYに発ち、カンナさんとヨリを戻したダンナの復縁もカウントダウン、と、ここへきて姑(斉藤由貴)が横ヤリをいれる。



柳 子「じゃあ楽しんで」



 姑の斉藤由貴に言わせれば、長身でイケメンな息子の要潤には、渡辺直美とかより、もっと画になる組み合わせのパートナーが欲しい。だからシシド・カフカとの再婚路線に期待をよせていたが、シシド・カフカは降りてしまった。そこで礼(要潤)の幼なじみの「トン子」こと緒川俊子(泉里香)に白羽の矢を立てる。もうこの子なら可愛いし、185センチの長身の要潤にもよく似合う。まずは息子とトン子のお食事の機会をセッティングしたようなのだ。



ウエイター「お伺いします」
 礼 「僕はこのコースで」



 礼 「どうする?」



トン子「礼さんと同じもので」




╳    ╳    ╳



 礼 「乾杯」
トン子「乾杯」









 トン子はカンナのダンナの幼なじみで、モデルをやっていて、しかも保育園でリトミックの指導の仕事もやっている。さすがモデルという美貌で、子どもの扱いも心得ている、という、まさに「理想の美女」である。そんな強敵の登場に、カンナさんの運命やいかに。番組公式サイトより。



 モデルもグラビアもこなす“モグラ女子”として、男女共に人気を集める泉里香さんが6話からゲスト出演することが決定しました。泉さんが演じるのは、カンナ(渡辺直美)の元姑・柳子(斉藤由貴)の紹介で、麗音(川原瑛都)が通うわかば保育園にリトミック講師としてやってくる緒川俊子。通称・トン子。園児の心を掴むのが上手く、すぐに人気者になる俊子に、カンナの愛息子・麗音も例外なくメロメロに…! しかし実は、俊子はカンナの元夫・礼(要潤)の幼馴染で、柳子に送り込まれた強力な刺客だった!?
 柳子は、礼と俊子に見合いをさせ、あわよくばカンナから麗音を引き取ろうと画策していたのだ…。物腰柔らかく、家庭的で上品。それに加えて、スタイルもよく華やかな美女!という俊子の登場で、カンナの心は大きくかき乱されることになる。


 今回ちらっと見た感じでは、要潤が泉里香に本当に惑わされているかどうかも、泉里香が本気で渡辺直美と張りあおうとしているかどうかも、ちょっと分からない。次回第7話の予告編をちょっと観てしまおう。保育園で子供たちとリトミックで遊ぶ、優しそうなトン子先生。その様子を見ていぶかしむカンナさん。




カンナ「どっかで見たことあるような……」



 子どもと遊ぶ泉里香って、Act.41で、夏休みの課題でうさぎやなるやまことと十番保育園へ行って以来ではないか。






 仲良さそうな幼なじみの二人の姿にほくそ笑む斉藤由貴の姑。



柳 子「滑り出し好調ね、お見合い」


泉里香に完全に篭絡されたキラキラネームの息子。しかしアレだなこの息子、加藤雅也にはイマイチ心を許せなかったくせに、シシド・カフカとか泉里香とか、綺麗な女の人が相手だとすぐデレデレする。こいつダメなんじゃないか。




 渡辺直美もそんな節操のない息子に腹を立てる。で、ますますほくそ笑む斉藤由貴。



麗 音「レオン、トン子先生といる」



カンナ「じゃあもういい。ママひとりで帰る!」




柳 子「まるで本当の家族みたい」



 礼 「トン子なら特別だよ」


 何なんだ要潤。でもヘタレのG3とかこういうクズ夫って、また似合うんだよなこの人は。



 その息子になにか事故でも起こったらしく、病院まで必死に自転車で走るカンナさん。



 でもそこで見たのはトン子を抱きしめる礼だった。




  ともかくそういうことで、ドラマ後編のライバルは泉里香ということになってしまった。しかし予告編で第7話のだいたいの流れが分かっちゃったな。ともかく、ナマ泉里香登場! ということで次回の課題としたい。


 あと『仮面ライダーエグゼイド』の沢井さんだけど、第42話、第43話に続いて第44話にもほとんどワンカットだけど出演だ。続く第45話が最終回。さすがに最終回には出そうもないが、ここまできたら最後まで見届けてからレビューしたい。







 ただ来週末も仕事が入っていて、土・日と京都なんだよね。どこまでブログが書けるか不安である。ひょっとして一回休みになってもカンベンしてください。では。