実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第600回】DVD第4巻:Act.14の巻(4)


 センター試験で雪と言えば想い出しますね。安座間美優ブログ2007年1月20日「みんな頑張れ♪」(ここ)より。



 そうそう!!雪といえば、今日明日はセンター試験!!
 皆さん知ってますかー?

 ここ数年、センター試験の日は必ず東京で雪が降っているんですよ!
 今年は暖冬だからないか〜と思っていたら降ってるじゃないか!!!

 ちなみに、明日も天気は雪だるまさんになってました。
 降るかどうかわかんないですがね。

 スゴイぞセンター試験!!!!!
 なんでだセンター試験!?!?

 三ヶ月も経てば過去ログが削除されてしまう北川ブログと違って、安座間美優ブログ「Mew 〜みゅう〜」は10年前の記事が今でも読める。でも、トップ女優になった今でも、がっつり自分の文章で長いブログを書いてくれる北川景子と違って、安座間美優のブログはインスタグラムだかなんだかの流用だね。



 というわけで、名古屋でもけっこうしつこい雪が土曜、日曜と降り続き、受験生も大変だったと思うが、私もいろいろ疲れ果て、ただいまちょっと風邪気味です。月曜日も調子が戻らず、だいぶブログが遅れてすみません。本日はお休みをいただいたので、書けるところまでささっとAct.14レビューを書いて、アップして寝ようと思います。短くなるけどご容赦を。



  ところで前回のコメント欄で、成人の日(2017年1月9日月曜日)にテレビ朝日系で放送されたスペシャルプログラム『人気声優200人が本気で選んだ!声優総選挙3時間SP』が話題になった。まあアニメや吹き替え文化が豊かな我が国で、活動年代などの区切りも設けずに声優のオールタイムベスト20を選ぶなんて、そもそも無理やりな話ではあるが、しかし(もちろんいろいろ思うところはあったが)基本的にはプロの声優同士の互選で選ばれたランキングだし、1位が山寺宏一で2位が野沢雅子という順位にも文句はないし、藤原啓治さん復帰を待ってますからね的な3位にも異存はないし、(古谷徹も潘恵子も久川綾も富沢美智恵も名前が出なかったが)、三石琴乃はしっかりランクインしていたし、神谷明も一応下の方に入れていたし、まあ私としては納得した(したのか?)。



 と思ったら番組終了後、ゲストの生駒里奈さん(乃木坂46)が、『ワンピース』大好きって言っていたわりに、人気キャラである白ひげ海賊団の「エース」の声を古川登志夫さんが演じていたことをご存じなかったために(て言うか、たぶんベテラン声優の古川登志夫さんのことをそもそもご存じなかったために)ネットで「こいつニワカじゃん」と叩かれて、ツイッターかなんかで土下座の自撮り写真を公開して謝罪する騒ぎになっていた。



 でも生駒里奈って、腐女子初段って感じで、ちょうどあの番組の雰囲気にぴったりの、いいゲストだと思ったけどな。しょこたんとかだと濃すぎたと思う。それに生駒里奈の土下座そのものが織り込み済みのパフォーマンスみたいで面白かったから、まあ良いんじゃないか。



 M14さんの紹介で『ダルダルイングリッシュ』という番組を観てから、私はこのひとの自虐的なところが気に入ってちょっとファンになった。





 とにかくベストテンだの何だのというのはあまり真剣にならず、ヒイキの人や作品が入っていれば喜び、落選していれば無視する、くらいのスタンスでいいと思う。でもアニメの好きな人は、いろいろ大人しくしていられないんだよね。生駒里奈は普通のアニメファンとして、アイドルの特権も利用して正しく楽しんでいたよ。そういうのがちょっと妬ましい人がいたんだろうけど。





 アニメのランキング、といえば『キネマ旬報』の2016年ベストテンが、あの大ヒットした新海誠の『君の名は』をガン無視していて、代わりに邦画1位に別の国産アニメ『この世界の片隅に』を入れている。



 『この世界の片隅に』は、2009年の『マイマイ新子と千年の魔法』で日本中のアニメファンをどよめかせ、海外の賞もいくつか受賞し、一躍その名を世界的に知られるようになった片渕須直監督の新作だが、では『マイマイ新子』が2010年の『キネマ旬報』ランキングでどのへんにいたかというと、なんと国内100位(笑)。私は、映画ジャーナリストの存在意義は、一般ファンに先駆けて新しい才能を見出して紹介するところにあると思うんだが、『キネマ旬報』のランキングに参加している人たちって、一般のファンが大騒ぎして5年ぐらい経ってからようやく気づくという感じ。いったい何のために存在しているんだか。



 体調不良でちょっと口が悪くなりました。後はAct.14レビューをちょこっとだけ書いて終わります。すみません。



 楽しいお正月パーティーの途中、不意に倒れ込んでしまったうさぎの様子を不安げにのぞき込む亜美、レイ、まこと、そしてルナ。 みんな前作Act.13でうさぎがクンツァイトの術にやられたことなど知らなかったので、ルナの「消えてなかったんだわ」というセリフが何のことか分からない。キャプチャ画像がちょっとブレ気味だと思うが、ここは主観映像的なカメラワークを好む舞原演出らしく、絶えず揺れ動く手持ちカメラで、三人の戦士の不安と動揺を表現しているんです。



亜 美「人間を妖魔に?」



まこと「そんな! うさぎにそんなことするなんて」



レ イ「でも、戦士の力が妖魔になる力を抑えてたんでしょ?」



ル ナ「だと思ったんだけど……。たぶん妖魔の力が強くなったのよ。いま、うさぎちゃんの中で二つの力が戦っているんだわ」



レ イ「もし、戦士の力が負けたら…!」



ル ナ「うさぎちゃんは…妖魔になってしまう!」



亜 美「えっ?」



まこと「何か方法は?」



ル ナ「妖魔から人に戻せるのは、セーラームーンの力だけよ」



ル ナ「うさぎちゃんの力を、信じるしかないわ」


 信じるしかないんだそうである。
 Act.13を観ていた我々も、現在うさぎがどういう状態なのか、それほどよく分かっているわけではない。ルナは白狐妖魔と化した女子中学生アユミのことを「妖魔が乗り移ってるんじゃなくて、人間が妖魔に変わってしまった」と解説していた。




ル ナ「セーラームーン! 妖魔が乗り移ってるんじゃないわ、人間が妖魔に変わってしまったのよ!」



セーラームーン「人間が?じゃあ倒しちゃったら彼女も?」



ル ナ「あなたの力なら人間を傷つけずに、妖魔の力だけを封じられるはずよ!やってみて」




 でセーラームーンは、ムーンヒーリングエスカレーションを放ったのだ。
 ムーンヒーリングエスカレーションは、「人間に妖魔が乗り移ったまま」の状態のときに使う技であるが、実はこれまでAct.1のときしか使われていない。Act.1では、なるちゃんのママ(渡辺典子)の上半身に半透明の妖魔が取り付いていて、ムーンヒーリングエスカレーションを浴びせると、その妖魔が霧散して、なるママは気を失った状態でその場に倒れる。









 しかしAct.2では、アルトゼミナールの講師(春木みさよ)にハニワ妖魔が取り付くが、階段を転げ落ちた拍子に、妖魔は講師の身体から離れてしまう。どうでもいいことだが、この場面を観ていて、泉里香って浜千咲のころからスタイル良かったよなと改めて感心したので、GIFでご覧下さい。



 以下、妖魔は色々な人間に取り付くことはあっても(まことが憧れていたバスケ少年のタケルさんとか、元基の亀仲間の高井君とか、美奈子の会社の社長とか)戦闘シーンになると人間の身体を離れて妖魔単体として活動するので、セーラームーンも、気兼ねなく「ヒーリング」ではなくムーントワイライトフラッシュを放つようになるのだ。
 それが前回、Act.1以来のムーンヒーリングエスカレーションを使って「妖魔に変わった」アユミを人間に戻せたんだから、実はルナが言うほど「妖魔に取り付かれた」状態と「妖魔に変わった」状態との間には違いはないのかも知れない、と思うんですけどね。
 すみません考察の途中ですが、先ほど飲んだ薬のせいか眠くなってきた。せっかくのお休みをとっておきながら、ブログに打ち込んで風邪をこじらせても馬鹿なので、今回はこのくらいにさせていただきますね。
 じゃまた。