実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第508回】DVD第3巻:Act.12の巻(16)



ツルゲーネフ原作、仁科明子主演『はつ恋』
(1975年東宝)



ツルゲーネフ原作、多岐川華子主演『初恋 夏の記憶』
(2009年夜想会シネマプロジェクト)


上は私、下はM14さんの推薦作品ね。

1. 隊長は浮気性・奥様は美少女ヒロイン


 ということで、まあ改めて紹介するような話題かとも思うが、とりあえず話のマクラに、こんなのを。


『デイリースポーツ』2015年3月21日

 タレントの仁科仁美(30)が、妊娠しているにもかかわらず交際相手から結婚を拒否されていると報じられたことについて、兄で俳優の仁科克基(32)が21日放送の関西テレビのバラエティー番組「たかじん胸いっぱい」に出演し、“兄の意見”を熱弁した。
 「仁美は、最初は結婚してくれると思っていた。母(仁科亜希子)も思っていた。これ(相手男性)がいきなり『結婚しない』と言い出したんです」と説明。さらに「この男は仁美が妊娠しているにもかかわらず、合コンとか行きまくっている」と怒りをあらわにした。
 ただ、克基も矢吹春奈と交際中、自宅にキャバ嬢を連れ込んでいるところを見つかって破局した過去がある。北野誠からその点を指摘され、「何の説得力もないぞ」と突っ込まれると、他の共演者からも「よく他人のことが言えるよね」と総攻撃を受けた。 


 この「矢吹春奈と交際中、自宅にキャバ嬢を連れ込んでいるところを見つかって破局した過去」については、当の矢吹春奈自身がくわしく語っている(笑)。


『スポニチアネックス』2014年12月23日
 仁科と同棲中だったマンションに帰宅すると、玄関にはチェーンがかかっており、女性の靴があった。「もう『え〜っ』『何、この状況?』みたいな。まるでドラマか映画のような。怒りがグワーッとこみ上げた時に、もういいよと思って(ドアを)バンとやったら、カギがポロッと取れたんですよ。チェーンって取れるんだと思って、とりあえず(中に)入っていったんですね。で、寝室をバッて開けたら、彼が腕枕して女の子と寝てて。(女性は)笑っていたんですよね。ちょっとチラッと確認したんですよ、どんな女なのかなと思って。そしたら、ちょっとニヤついていた」と証言した。


 最低であるが、現在の仁科君は、矢吹春奈のことはどこへやら、「今でも多岐川華子が一番好き」と公言している。クズっぷりもここまで来ると芸だね、なんてちょっと感心しちゃうけど、『ウルトラマンメビウス』を観て育ったうちの息子とかへの影響を考えると、アレだなぁ。



 で、私が言いたかったのは矢吹春奈のことだ。みなさまご存知のとおり……かどうかは知らないが、矢吹春奈は2007年春にテレビ東京で放送された『美少女戦麗舞(びしょうじょセレブ)パンシャーヌ 奥様はスーパーヒロイン!』に主演している。



 これは東映不思議コメディの代表作『美少女仮面ポワトリン』(1990年)の続編のような話で、かつての美少女仮面が、結婚して子供も産んで、セレブを夢見る専業主婦28歳となってから、諸般の事情でふたたび町内を守るスーパーヒロインになる……という話である。あまり真剣に考えないでください。火曜の夕方5時半の放送で、最高視聴率は2.7%、最低視聴率0.8%でした。



 当時23歳、でもけっこう大人びていた矢吹春奈(B83 W58 H86)が、実年齢よりもかなり上の28歳の人妻役を演じて(ただし役の上でのスリーサイズもB83 W58 H86)、しかもミニスカートの美少女ヒロインに変身するところが最大のポイントというか、それがすべてというか、まあそういう作品である。いや私はけっこう好きでした。得意技は「シロガネーゼアタック」。




 そして「ピュアウェーブ」で敵の心を浄化する。このあたりのノリはセーラームーン。




 で、心が浄められれば、敵も善人になって献血に協力する。緑色の血だけど。



 すみませんこんなもんばかり紹介して。
 『美少女戦麗舞パンシャーヌ』全13話の監督は、高丸雅隆(6エピソード)・松木創(5エピソード)、佐藤源太(2エピソード)の3人である。特に高丸雅隆は、本数ばかりでなく、第1話・第2話・最終話という重要回も担当している、文句なしのメイン監督だ。そういう意味では、実写版セーラームーンのときみたいに田崎竜太や舞原賢三におもねることもなく、存分に彼自身のカラーを発揮できているのではないか。特にアクションシーン。
 そう思って、今週あらためてパンシャーヌの高丸監督の回をぱらぱらと観直したんですね。しかし結論から言うと、どうもよく分からなかった。こっちは実写版とは逆に、ふざけ方が足りない。メインライターが浦沢義雄の脱力系コメディなんだから、演出もとことんバカでいいんじゃないかと思うんだが、バカになり切れていない。バカバカしさで言うなら、5本を担当した松木創監督の方がナンセンスだ.浦沢脚本の第5話で、パンシャーヌがなぜか体育館の跳び箱の上で、歌舞伎調の大見得を切ったりするのは監督の演出だろう。



 以上、ふざけているのか真面目なのかよく分からない演出の秘密を、パンシャーヌで解き明かそうと思ったが挫折した一件でした。不毛なのでボツにするつもりだったけど、せっかく仕込んだネタなのでもったいない、なんて思って、時間もないのにつまんない雑談をしすぎた。本題に入ります。

2. 長縄跳び


 前回の記事に誤りがあった。「妖魔が蜘蛛の糸を放ってマーキュリーをがんじがらめにするが、セーラームーンがすぐさまティアラを飛ばして、それをカットする」と書いたんだが、よく見たら「マーズがマーキュリーの蜘蛛の糸を断ち切り、逃げ出す妖魔にセーラームーンがティアラを投げつける」が正解であった。わかりますか、えーと、そうだ、こういう時のためのGIFアニメだったな。こんな感じです。



 台本でマーズは「牽制技」を出すことになっていたのだけれど、それが手刀になった。妖魔の触手、いや蜘蛛の糸を素手で断ち切るのであるから「技」と言えないこともないが、名前さえついていないんじゃしょうがないね。高丸監督には、何か気の利いた「技」を考え出して欲しかった。「シロガネーゼアタック」ではちょっと困るが。
 結局、マーズはAct.48で「バーニングマンダラ」を披露するまで、「妖魔退散」一本で戦っていた。あとはAct.16などで見せた名前のないビーム(台本では「エネルギー」)ぐらい。ってことで良かったかな。最近は記憶に自信がなくなって。





 Act.12に戻る。どこからだ、えーと、妖魔の触手に、いや「蜘蛛の糸」に縛られる亜美。




 ちがーう!そっちじゃないよ。
 ……歳をとってくると、一人ボケツッコミも恥ずかしいな。





 マーズが手刀で亜美を解放して、そのあとセーラームーンがティアラを飛ばすが、妖魔にたたき落とされてしまう。じりじりと迫る妖魔に後退りする三人。






 と、ここで、場面はダーク・キングダムへ。さきほどまで懸命に前世の記憶をたどっていたゾイサイトだったが、それを察したベリル様が発した「わらわへの愛と忠誠だけを示せ」という指令に意識を支配されて、今はロボット状態となっている。



ゾイサイト「……ベリル様のため、プリンセスの命を……」



 再びショパンを弾くゾイサイト。で、またこっちに戻る。
 ゾイサイトを介して、ダーク・キングダムとこっちの世界がカットバックで描かれる。こっちはこっちで戦士の危機だ。台本ではこうなっている。



妖魔が蜘蛛の糸を四方に放つ。



絡め取られるセーラームーン達。



セーラームーン「やだ!」



そこへ現れるネフライト。
「!」と見る一同。



でも高丸演出では、絡め取られる前に「長縄跳び」のくだりが入るのである。う〜ん。
 でも楽しいからいいのかな。







 良いのか悪いのか、その謎はパンシャーヌを観ても解明されなかった。
 ってことで、本編が少ないけど(笑)時間が来たので、今回はこれにて失礼。

3. 要らないオマケもしくはサービス画像



 『ウルトラマンメビウス』って、CREW GUYSメンバーその後を思うと、いろいろ感慨深い作品である。メビウス=ヒビノ・ミライを演じた五十風隼士は、芸能界以外のことに興味をもつようになったと、事務所との契約が切れた2013年末に芸能界を引退。サコミズ隊長を演じた田中実は2011年、満44歳で自殺。理由はまったく不明だが、私は勝手に、やっぱり「ミッドエイジクライシス」的な要素もあったのではなかったか、と思っている。ああゆうおおらかな態度で部下を自由に育てる上司って、実はそうとうストレスをため込んでいるんだよ、なんて、ついサコミズ隊長と田中さんを重ねてしまうのである。



 そして、永遠の静寂を選んだ前隊長とは対照的に、現世で煩悩の炎をますます燃やし続けるアイハラ・リュウの仁科克基。


 仁科は「東京の店は行きつくしているので、“キャバクラ遠征”をして、地方に出会いを求めに出かけている」と告白。現在、彼女はいないが、エッチをする女性は「5人くらい(いる)」と明かし、女性が鉢合わせをしないように「ローテーションを組んでいる」と豪語。
 また、仁科は「元奥さんなら結婚できる。今でも一番好き」と、多岐川への未練を口にした。離婚したことについては「浮気はしていなかった。(離婚の原因は)分からない」ときっぱり言い放った。( 『日刊スポーツ』2015年3月19日)


 他方、クゼ・テッペイ役の内野謙太はNHKドラマを中心にけっこう見かけるし、イカルガ・ジョージ役の渡辺大輔も長身を活かして舞台を中心に活躍中。
 女性陣はというと、アマガイ・コノミ役の平田弥里さんはご健在だけど、この人も活動休止とか色々あったなぁ、って詳しいことは知らないけれど、いろいろ苦労されたのではないかと思う。そしてカザマ・マリナ役の斉川あいさんは、芸能界を引退して動物病院勤務だそうである。お幸せになってください。
 ついでだ。太田愛がノスタルジックな台本を書いたウルトラマンメビウス第23話『時の海鳴り』(2006年9月9日放送、アベユーイチ監督)で、カザマ・マリナは時空のはざまに迷い込んで、少女時代の自分自身に出会う。
 




 このとき、少女時代のマリナを演じたのが小池彩夢さん。Act.10のかぐや姫少女のエリカちゃんである。




 エリカちゃんを演じた時が2003年ですから8歳ですね。セーラームーンには翌2004年のAct.27にも出演




 その後、2006年にウルトラマンメビウスに出演。2007年『喰いタン2』で小池里奈との共演を経て、2009年に小池里奈・小池唯と「小池三姉妹」を結成。(その間、2008年の『ALWAYS 続・三丁目の夕日』では第17回日本映画批評家大賞の「審査員特別演技賞」を受賞されたそうですが、すみませんこれ観ていないんです。)



 2011年には映画『白夜行』で、主演の堀北真希とアブナイ共演。



 
 一方でグラビアにも進出し、目覚ましい勢いで成長をとげるのであった。









 このまま発育が進んだら一体どうなっちゃうんだ、と我々も固唾を呑んで見守っていたが、2013年に体調不良の長期休業から芸能界引退に至ってしまった。今は20歳になられたはずです。お元気でいらっしゃいますように。


 何の話をしていたのか分からなくなった。要するに人生色々というか。もうこのくらいで終わります。


小池彩夢オフィシャルブログ2013年8月31日付より


・・・今の彩夢は芸能界に居る事での
自信を完全に失ってしまって
こんな状態でこの世界にいるのは
逆にファンの皆様を傷つけて
迷惑をかける事だと思いました。


ワガママかもしれないけど
彩夢は自分が笑顔でいられる
場所にいたいと思って
いっぱい いっぱい悩んで決めました。


彩夢の正直な気持ちは・・・
最後に みんなに彩夢の元気な顔を
見せて安心してもらって、それを
見届けてから自分もちゃんと
納得して辞めたかったけど
それが叶わなかったことが
ただただ残念でなりません。


彩夢がいた芸能界は大変な事も
あったけど、それ以上に嬉しい事も
たくさんありました。


芸能生活15年間、彩夢を応援して
下さって本当に有難うございました。


 へんな形での紹介になってしまったけど、だいぶ長いこと寝かせたままの話題だったし、この先、いつエリカちゃんがこのブログに出てくるかわからないので、ここに紹介しときます。お元気でおられることを願っています。