実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第455回】たびたびすみません開店休業の巻



昨年の新生セーラームーンミュージカル、私は東京まで行かずニコニコ動画でごまかしてしまったわけだが、そんな私のような怠慢なファンの心まで一気にわしづかみにした新時代の水野亜美、松浦雅が、ヒロイン(杏)の娘の役で、NHKの朝の連続テレビ小説『ごちそうさん』に出演しているという。
黄川田将也が出ようが渋江譲二が出ようが、NHKの朝ドラなんてもう何十年も観ていない私だったが、ついに観ちゃった。つまりそのぐらい松浦雅には人を動かす力があるってことだ。それぐらいって、どれぐらいか分かんないけど(それでもどのくらいか知りたい人はここ見てください)。



で観たけど、かなり良かった。いや松浦雅が。ドラマ自体は、そうですね、世界観がちょっと特殊で、好き嫌いはあるかと思う。私も最初いまいちピンと来なかったんだけど、わりとすぐ慣れた。これは一種のエクストラポレーションというか、つまり「もし現代人が70年前くらい前の昭和初期にタイムスリップして、そのまま現代的な行動原理や価値観で生活したら」みたいな想定で主要キャラクターを動かしているのだと思う(あとで調べたら脚本はTBS『JIN-仁-』の森下佳子だった)。たぶん当時をご存知の年配の方々のなかには「考証がむちゃくちゃだ、当時の人はこんなことしない」と思われる向きも多いと思うが、スタッフは確信犯でやっていると睨んだね私は。



まあそれはともかく、松浦雅の演じるヒロインの娘、西門ふ久は、学校生活になじめない物理オタクの理系少女という「もし水野亜美をNHKの朝ドラ風にアレンジしたら」みたいな役で萌えた。でも毎日観るのはやっぱり無理。松浦雅さんすみません、ご活躍をお祈りしております。


さて本日は……これで終わり。すみません。私も得意げに「忙しい」ばかり言い続けるバカにはなりたくなかったが、いやホントに最近、忙しいんだ。どうせバカだからいいか、なんて開き直っている。


そんなわけで今週はお休み。でもちょっとだけその場しのぎの小ネタを置いていきますね。ほかでもない泉里香のことだ。いや、あのね、『仮面ライダー鎧武』も放送開始以来ワンクールを経て、第13話に泉里香が登場。これまで泉里香がぜんぶで何話に出演しているかというと、回想シーンにノンクレジットでちらっと出ている回も含めて7話。


『仮面ライダー鎧武』鎧武の姉、葛葉晶(泉里香)



第1話、第2話、第3話、第4話、第6話、第11話(ノンクレジット)、第13話



まあ前半6話目まではほとんど毎回のように出演してくれたのに、それからパタッと二ヶ月もブランクが空いたので「どうしちゃったんだろう」と思う気持ちもわからなくはない。ないがしかし、これってかなりの出演ペースではないだろうか。たとえば現在『仮面ライダー鎧武』の前に放送されている『獣電戦隊キョウリュウジャー』では、キョウリュウブルー・有働ハルノブの妹の役で木下あゆ美が出ているけど、第1クール13話ぶんの出演回数はどの程度かといえば、たったの3回。


『獣電戦隊キョウリュウジャー』キョウリュウブルーの妹、福井優子(木下あゆ美)



第2話、第3話、第8話


ね。ついでに、その前にやっていた『特命戦隊ゴーバスターズ』(脚本:小林靖子)のヒロムの姉ちゃんはどうか。これも第1クール分。


『特命戦隊ゴーバスターズ』レッドバスターの姉、桜田リカ(吉木りさ)



第1話、第10話


たった2話ですよ。ついでに進悟の第1クールの出席状況も見ておこう。


『美少女戦士セーラームーン』セーラームーンの弟、月野進悟(武子直輝)



Act.1、Act.8、Act.10、Act.11


意外と少ないでしょう。4話。でも「特撮番組の主人公の兄弟姉妹」の中では、これでも出てるほうだ。
ほんとうは『鎧武』は仮面ライダーものなので、スーパー戦隊ではなくライダーのほかの作品で統計をとりたかった。ただ『仮面ライダー電王』のように、主人公の姉が最初からドラマの鍵を握る人物として描かれている作品はちょっと別扱いしなければいけないし、あとは何だろう。『仮面ライダーカブト』の水嶋ヒロには義理の妹がいたけど、そんなに出演していなかったような気がするな。ちゃんと調べりゃ良いんだけど、そんなこと調べるヒマがないんですけどね。


というわけで、はなはだ不十分なデータで申し訳ないが、「特撮番組のヒーローの兄弟もしくは姉妹は、たいして出番が多くないのが普通」という常識はご理解いただけたろうか。そのなかで泉里香の出演回数はダントツの1位である。みなさんそう焦ることはないですよと、今回私が言いたいのはそれだけ。
じゃまたこの次。本日はホントにこれで終わり。ごめんなさい。(いや、このくらいの長さの方が読みやすくて良いのか)