実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


最新記事〕 〔過去記事〕 〔サイト説明〕 〔管理人

【第395回】皆さんお仕事。私はまだ師走でもないのに陥没の巻。

だっダメだ。いろいろなしわ寄せで土・日ともに外出。じっくり記事を書いているヒマがないや。今日は画像ギャラリーでお茶をにごす。すみませぬ。


というわけで、NHK名古屋製作『恋するハエ女』のポスターを地下鉄で見かけた。まさか地下鉄のポスターで里香に再会できる日が来るとは(名古屋ではセーラームーン放送当時も地下鉄にポスターが貼ってあった。あれもCBC製作だからね)。
……と感動してパチリと撮ったが、しかし写りが悪いな。



筧くんの局部は燦然と輝いているし。すまない。


さて泉里香と言えば、昔々「泉里香の誕生日問題」というのがあって、セーラームーン放送当時、つまり浜千咲としてスノーラビッツに在籍していたころ、彼女の誕生日は11月10日ということになっていた。



ところが、その後泉里香に転生してからのプロフィルでは10月11日生まれになっていて、これは誤記であるのか変更であるのか、しばらく議論の的になったのである。結局、どうも本当の誕生日は10月11日であったようだ、ということで結着をみた。
ではなぜスノーラビッツ時代に「11月10日生まれ」を名乗っていたかというと、それは謎のままである。でも、なんでも「浜千咲」という芸名は、事務所の社長が長年あたためていたもので、里香を見て「この子だ!」と思って、それでこの名を与えたのだという。それだけ期待がかかっていたということだが、結局、セーラームーン放送終了のころには、諸事情により里香は事務所を離脱、芸名を返上してとりあえず「梨華」を名乗っていた。そういうアレコレを考えると、スノーラビッツの社長は、芸能人「浜千咲」をあくまで現実の泉里香とは異なる、自分の創造した人格にしておきたかったのではないだろうか。それで本人の誕生日の月と日を入れ替えた架空の誕生日を設定したのだ、と、私は個人的にはそう思っている。
まあそれはアレとして、人間、齢をとるとしつこいのか、ただの刷り込み現象なのか、未だに泉里香の誕生日というと、浜千咲時代の「11月10日」というのが浮かんでしまって、「さあそろそろ里香の誕生日だな……ん?……しまったもう10月11日に終わっていたんだっっ!」と狼狽するわたくしであります。里香さん、まる1ヶ月も無視してすみませんでした。お誕生日おめでとうございます。
『恋するハエ女』第1話の出演はワンシーン。録画していなかったんだけど、探したら動画が見つかった。ありがとうどこかの誰か。


「お待たせ〜。マーく〜ん」「おーちょうど良かったぁ」




「誰?」「あ、あの、えー、同僚?」


「はじめまして」


「彼がお世話になってま〜す」



男にとってはまるで悪夢のようなシチュエーション。な〜んてイージーなつなぎで、次は『悪夢ちゃん』だ。


  
  彩 未「先生はここにいます。先生はサイコパスです。あのブログに書いてあることは全部、本当です」


なんかもう、ガンガン行くな『悪夢ちゃん』。
私は「型破り教師と理解のある校長」というパターンの学園ドラマは、どうしても苦手なんだけど、これはもう大好き。これまで観た学園ドラマのなかでもナンバーワンだと思う。
たとえば『太陽と海の教室』の織田裕二は、いかにも「俺は型破り教師だ」と言いたげに、これみよがしに海から登場する。でも彩未先生は、できるだけ周囲の空気にあわせて「普通の良い先生」でいようと、痛々しいほど笑顔で努力している。でも「超」がつくほど不自然。もう織田裕二先生なんか較べものにならないほど「変」。自然体の自分であるために、いきなり教室の机をひっくり返したりとか、何かが「変」な彩未先生のキャラクターと、いきなりよく分からないポイントでむやみにセリフや演技に力が入る北川景子さんのナチュラルボーン変美人ぶりが寸分違わずピタリと重なりブレがない。連続ドラマ主演デビューの『モップガール』をなかなか越えられなかった北川景子だが、これだったら行ける。すごいぞ北川景子!何でだ北川景子!!
あと私が好きなのはキムラ緑子の演じる校長先生。だいたいこういうドラマの校長先生って「主人公の先生にすごく理解がある」か、まれに「主人公を目の敵にする」かのどっちかで、これに「経営第一の理事長」とか「風見鶏の教頭」とかのオプションがつくよね。この校長もまあ「主人公に理解ある」派なんだけど、なんでもかんでも分かったような顔はしない。ていうか、彩未先生みたいな、心に闇をかかえるチョー変な人を分かったようなそぶりをみせたら、それは嘘だよ。
そういう意味で、彩未先生が何を考えているのかよく理解できないし、そのことを隠そうともしない、しかも彼女が教師としての仕事に誠心誠意取り組んでいる点はきちんと評価して、全体的にポジティブ思考で学校を切り盛りしようとしているこの校長って素晴らしい。学校の校長として理想に近いと思う。



  


  校 長「いいじゃありませんか。彩未先生もご自分の発言には責任を取られるでしょうから」


  


  彩 未「教師は私の仕事です。私から辞めることはございません。失礼します」


  


  教 頭「……開き直ったんですかね?」


  


  校 長「なんだかよく分かんないけど、一皮むけたのよ。そう期待しましょ」


次。森村誠一先生といえば、『人間の証明』とか『野生の証明』とか、なにかと証明されるミステリ作家であるが、今回は『刑事の証明4』である。



正式名称は「水曜ミステリー9 森村誠一サスペンス 刑事の証明4 正義の殉職 謎の喪服の女〜消えた1億円の宝石!禁断の愛に脅迫者の罠…涙の殺人連鎖を断て!!」(10月31日放送)。小松彩夏姫が重要な役どころで出ていたのだが、前回のコメント欄で指摘されるまで失念していた。失礼しました。ありがとうyuriさん。
それでさっそく番組HPなどであらすじを確認してみたのだが、なんと今回の小松さん、「被害者」とか「事件捜査の聞き込み先のキャバクラ嬢」とかのチョイ役ではなかった。事件の本筋に絡む人で、上のタイトルにも出てくる「謎の喪服の女」役だったようである。
主人公の村上弘明刑事のもとに配属された新人刑事(金子貴俊)が、赴任して間もなく、追っていた強盗の仲間に刺されて殉職してしまう。その葬式に姿を見せた謎の喪服の美女が小松彩夏。亡くなった新人刑事の恋人なんだけど、なんとヤクザの組長の娘なんだそうである。小松彩夏は、これはただの殉職ではなく、背景には刑事と大物組長の娘の結婚を阻もうとする闇の勢力が絡んでいることを知る。そして愛する金子貴俊のカタキをとることを誓うのだった……って、これ観たかったなぁ。私と同様、観そこなってしまった方、ネットでかき集めた画像で内容をご想像ください。



ちなみに小松彩夏の喪服姿は『ドリフト』以来ではないかと思う。




ところでこの水曜ミステリー9『刑事の証明4』には亜美ママ(筒井真理子)も出てくる。さらにクレジットを良く観たら、撮影技術スタッフとしてセーラームーンのカメラマンの一人、上赤寿一さんの名前も見つけました。当ブログでお名前に言及するのは、たぶん沢井美優さんご出演の『警視庁心理捜査官 明日香』(2011年2月)以来である。




調子に乗って調べてみると、この村上弘明主演「水曜ミステリー9 刑事の証明」シリーズって、第1作が2008年7月に放送されて、それからしばらく続編はなくて、今年になってから第2作(2012年1月)、第3作(2012年5月)、第4作(2012年10月)と矢継ぎばやに製作されている。しかも今年の正月の第2作には、ネフライト松本博之が被害者役で出演していたようである。気づかなかった。そして筒井真理子はレギュラー。主人公の村上弘明刑事の親友の奥さん。ただしダンナは1作目の段階ですでに殉職してしまっていて、未亡人役だそうだ。


そしてそして、筒井真理子はさらに「土曜ワイド劇場 西村京太郎トラベルミステリー 山形新幹線・つばさ129号の女! 謎の駅に2分停車の盲点…黒いロープとサクランボの殺意!!」(2011年11月4日放送)にもご出演だ。こちらでは芸能事務所社長(神保悟志)の妻。でもダンナは自分の事務所の女優と出来ているので夫婦関係は冷めている。この社長の愛人の女優は『仮面ライダー電王』の松本若菜。
でその松本若菜の遺体が仙台で発見され、最後の目撃情報によると、新幹線のホームにいる松本若菜を物陰から睨みつけていたのが筒井真理子だったというのだから穏やかではない。さらにその筒井真理子の目撃者というのが、旅行雑誌の編集者の酒井美紀と同行のカメラマン渋江譲二だっていうんだからたまんない。松本若菜を影から睨みつける筒井真理子と、その筒井真理子を目撃する渋江譲二。どんだけ小林靖子関係者で占められた新幹線ホームだよ。



というあたりで今日はおしまい。それにしてもマスターのあごひげって微妙。





あ、でも最後はやっぱりこれでいこう。感動した。



彩 未「悪霊退散!」

じゃそゆことで。