実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第375回】DVD第3巻:Act.9の巻(10)



神戸みゆきさんが2008年6月18日に24歳で逝ってしまわれてから4年がたちました。


何か書こうかとも思ったが、先月、ひろみんみんむしさんのブログに紹介されていた2001年春のファン感謝イベントのビデオがあまりに面白すぎるので、そっちにゆずる。未読のみなさんも、ぜひ読んでみてください(ここ)。神戸みゆきがセラミュを卒業して、弱冠12歳の黒木マリナが4代目セーラームーンとして、プリンセスのティアラを戴いたときの記念イベント。個人的に最も思い入れのあるメンバーが勢揃いである。もちろん河辺千恵子もいるよ。
なかでもハイライトは神戸みゆきが、後継者の黒木マリナに「歌詞を忘れてしまったとき」「振り付けを忘れてしまったとき」の心得を伝授するあたり。このレポートを読むだけで、ほんとうに誰からも愛された人であったことがよく分かると思います。

こういうビデオは、欲しくてもセーラームーンミュージカルの公演を観に行かないと手に入らない。しかも公演会場に行けば行ったで、パンフレットとかCDを買い、本公演のビデオの予約をして、それに娘にグッズを買ってやったり、すぐに財布が軽くなる。なかなかファン感まで手が届かない。まあ、もし買っていたとしても、今となってはVHSテープだもんなぁ。どうにかならんか。



ごきげんよう。麗子です。


『Keiko’s Blog』2012年4月16日の冒頭。北川景子ブログの楽しみ方が分からない人のために教えてあげるが(←偉そう)北川さんが、そのとき自分が演じている役のキャラクターで最初の挨拶をする時は、気持ちよく仕事が出来て、乗りに乗っている証拠なので、よかったよかったと喜ぶように。
個人的には、ファンからのメールに関して「謎解きからの新しいファンの方も、モデル時代、特撮時代からの方も、皆お一人お一人が同じように大切で、有難く、そして温かい存在です」という一節に心を動かされた。「特撮時代」なんてサラリと言うんだもんな。
ただし「日課としてメールをくださる方もいらっしゃるので『あれ、あの方、今日はないのかな』と、だんだんレギュラー陣も覚えてきました」という一文にはドキッとした。だっだいじょうぶか、そういう、思い込みの激しいファンを煽るような書き方をして。とにかく、北川ファンには時々とんでもない人がいるのだから。




さてさて。
今週も(個人的に)いろいろあって、名古屋ローカルやNHKで安座間美優が出たらしいのに、私はすっかりスルーしてしまった。
とどめを刺すのがこの週末で、私、黒のダブルのスーツの内ポケットに祝儀袋と香典袋を入れて出かけ、午前中に黒いネクタイをつけて弔辞を述べてから、2時間半ほど後には白いネクタイに換えてホテルの披露宴会場で祝辞を述べる、なんてハメになってしまった。みなさんはそういう経験ありますか?どちらも義理ではなくて、本気で悲しく本気で嬉しく、今日はなんだかもう疲れたよ。本日は超短縮バージョンで行きます。
さて、お話はAct.9も終盤。助けたタキシード仮面はニセ者だし、警官に追われるし、逃げた先は袋小路と、とことんツイてないうさぎ。そこへ、どこからか聞こえてきた「変身しろ」というアドバイスの声。
「変身しろ」ってことは、つまりその人はうさぎの正体を知っているという重要な意味をもつのだが、今はそこまで知恵が回らない。ともかくセーラームーンに変身、ジャンプして、なんとかピンチを脱出したのでありました。
一方、マーキュリーとジュピターはネフライトと戦闘の真っ最中。といってもネフライト的には今回、戦いはどうでもよい。もう銀水晶は奪ったので、適当に火薬をかましてさっさと逃げようとする。



しかしマーキュリーがジャンプしてすばやく前方に回り込み、進路を阻む。


  


マーキュリー「逃げてもむだよ」


やっぱ、なんか楽しそうだよね浜千咲。むろん後方にはジュピター控えているので挟み撃ちだ。
というわけで、今回は「必殺技」の問題を考えようと思っていたのだが、悪いけど疲れてしまって、もう頭が働かないよ。
実写版の必殺技の設定が、アニメよりも原作寄りになっていることは改めて言うまでもない。マーキュリーの「シャボンスプレー」とかマーズの「ファイヤーソウル」とか、アニメにしか出てこなかった技は、実写版では使われないし、逆にアニメに出てこなかったセーラームーンの「ムーントワイライトフラッシュ」やジュピターの「フラワーハリケーン」は、実写版で定番の技となっている。
とはいえ、実写版がアニメ版にちょっと目配せをしている感じはあって、たとえばジュピターが初登場回で使うのは、原作は「フラワーハリケーン」なのに、実写版はアニメと同じ「シュープリームサンダー」になっているし、Act.8のマーズの「妖魔退散」の場面は、台本では「ファイヤーソウル」になっていて、北川景子の口の動きを見る限り、撮影まではそういう設定だったようだ(とM14さんが言っていた)。
で、ジュピターが三戦士と順次にコラボするAct.7、Act.8、Act.9を見てみると、Act.7はジュピターが「シュープリームサンダー」でセーラームーンが「ムーントワイライトフラッシュ」、Act.8はジュピターが「フラワーハリケーン」でマーズが(台本段階では)「ファイヤーソウル」、そしてAct.9のこの場面では、ジュピターは再び「フラワーハリケーン」、そしてマーキュリーは「シャインアクアイリュージョン」を、実写版としては初披露する。「シャインアクアイリュージョン」は、セーラームーンの「ムーントワイライトフラッシュ」と同様、原作にもアニメ版にも出てくる技ですね。
それがどうした、ということであるが、どうも以前もそうだったけど、必殺技の話をし出すと、整理がつかないな。私も最初の方に書いた事情でヘロヘロなので、今回はここまで。ごめんなさい。


シャイン・アクア・イリュージョン!