実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第306回】『LADY』強化期間も休止しますの巻


とりあえずの更新。幻に終わった先週3月11日『中日新聞』朝刊のテレビ欄の記事だけ紹介しておきます。

 

「終幕…もう一人の真犯人」
無事に救出された舞子(岡本杏里)だが、彼女は深刻な精神的ダメージを負っていた。そんな中、翔子(北川景子)たちは、鳴海(風間俊介)が殺害された事件と10年前に起きた未解決の「女子高校生連続殺人事件」の手口が同じであることに注目する。


私事ではありますが、発熱と頭痛の激しい風邪をひきまして、土曜・日曜は薬を飲んで寝込んでいて、たまに目をさましてテレビやブラウザを確認すると、どんどん被害状況が拡がっているという、文字どおり悪夢のような二日間でございました。とりあえずこちら名古屋支部の活動も、『LADY』最終回が放送されるまで小休止としたい。

 

だけでは愛想がないか。
プリンセス沢井美優、地震当日のブログ。

電話がたまにしか通じずなんとかメールでやりとりしてます。
母もダディも無事です。
…姉が連絡とれません。
大丈夫だと思います。
姫も大丈夫でした。
姫の実家が心配です。。。
まだ余震が続いていたりと気は抜けませんね。
 (沢井美優『MY HEART』3月11日「みなさん大丈夫ですか?より」)


結局、お姉さんも無事が確認された。良かったですね。
次に、上の沢井さんのブログに出てくる「姫」こと小松彩夏さんのブログ。言うまでもなく、戦士の中では今回いちばん被害が身近だった方です。

(そういえば新写真集発売記念イベントの整理券発行が3月12日に開始の予定だったけど、どうなったのだろうか)

私の実家ではガス、電気、水道のライフラインが回復していません…。
そのため寒さや、余震の不安で眠れない日が続いているようです。
真っ暗な中、寒さとの戦いだと言っていました。
家族は無事との連絡が入っていますが、
電気も回復していないため、携帯の充電がなく、
連絡がとれなくなってきています。
しかし、全く連絡のつかない方もたくさんいます。
本当に無事でいてほしいと願うばかりです。
よく通った道などがテレビのニュースに映る度、
あまりの変わりように胸が痛くなります。
直接なにもできないのが、本当に悔しいですが、
節電、節水、募金など私もできることから始めています。
皆さんもご協力をお願いします。
(『コマブロ』3月14日付「皆さんへ。」より)


ここに「電気も回復していないため、携帯の充電がなく、連絡がとれなくなってきています」と書かれているが、清浦夏実さんも13日のブログでそのことを書かれていた(清浦夏実さんは一時期、福島県南相馬市に住んでいたので、そっちにはお知り合いがけっこうおられるそうである)。

Twitterや各SNSを活用することで
細かく人や街の情報がわかるようです。
情報社会強しです。
しかし被災地の方々は2日目の夜を迎えて
携帯の充電も無くなってきていると思います。
(『清浦夏実のらりくらり日記』3月13日付「被災者捜索」より)

 

1995年1月に阪神・淡路大震災が起こったときは、まだ携帯電話は、誰でも持っているというレベルまで浸透してはいなかった。それに当時の機種では119番通報もメール送受信もサイトの視聴もできなかった。そもそもインターネットの本格的普及が、この1995年あたりからで、当時はまだパソコン通信をやっている人が多かったと記憶している。
そういう意味で、インターネットと携帯は、先の震災と今回の震災を比較した場合の、情報伝達面で最も異なるポイントだ。個人間の情報のやりとりがものすごく便利になったケースもあれば、なんだか変なチェーンメールが回って無駄な情報に踊らされる、という弊害も出てきていると思う。いずれにしても、電気が十分に回っていない地方は昨日今日でバッテリー切れだという。これ、充電器の配給とかのサポートはできないものか。私は携帯を持っていないのでよく分からないんですが。

 

次は泉里香さんのブログ。京都生まれなので、阪神・淡路大震災のことを覚えていらっしゃるはず、と思っていたけれど、1988年10月生まれだから、震災のときには6歳。それも真夜中のことだったし、覚えてはいないようだ。とくに言及していない。

地震から丸二日、
ニュースで恐ろしく信じがたい光景を目の当たりにするたび
被害にあわれたかたの取材を見るたびに、
胸が張り裂けそうな思いです。
海外からも救援チームが到着しています。
一刻も早い救出を、
そして被災地の皆様にも、希望を捨てず、
どうかご無事でいてください。
ツイッターでも沢山の情報が飛び交っています。
直接なにもできないのが
本当にもどかしいです
節電、節水、募金
いま小さなことしかできないけれど、
私もできることから協力したいです。
(『はぴぷりか』3月13日付「どうしてここまで」より)


これとよく似ているコメントが、みゅうみゅう。雑誌モデル共通のメンタリティなのだろうか。

 

ニュースをみていると、現実に起きていることとは思えない光景ばかりで…
本当に言葉を失ってしまいます。
私の知り合いにも、いまだ家族と連絡が取れていない人がいます。
そんな中、私に今できること。
節電・節水・募金…
他にも出来ることがあれば、
なるべく被災地の方のお役に立てるように、
協力していきたいと思います(>_<)
(『Mew 〜みゅう〜』3月13日付「地震」より)

 

 

そして北川景子。

泉里香と安座間美優のブログを読みくらべても、あまり齢の差は感じないが、北川景子は5歳ぐらい歳上に感じる。泉里香と2歳差しかないはずなのだが。

私にとっての前回もそうだったように、今回もまた、
突然にやってきて多くのものを飲み込んでいきました。
この世に起こること全てが神が与えた試練だとするならば
この与えられた試練の意味を私はずっと考えています。
(『KEIKO's BLOG』3月12日付「一夜明けて」より)


「桜・吹雪」は「北川景子」ではなく「火野レイ」(もしくは「マーズれい子」)が歌う曲のはずだが、こういう彼女の呟きを聞くと、北川景子は宿命的に火野レイなのではないか、と思えてきてしまう。

 

さて土曜、日曜、そして月曜になっても、地上波は通常放送になかなか戻らないでいるが、私がちょっと気になるのは『海賊戦隊ゴーカイジャー』である。
『海賊戦隊ゴーカイジャー』は、敵が数々の星をほろぼした「宇宙帝国ザンギャック」ということもあるし、番組が始まったばかりということもあって、街が豪快に破壊される。前回(第4話「何のための仲間」2011年3月6日放送)のはじめの方では、いきなりビルふたつがスパッと切断されて瓦解するさまを仰角で見せるシーンがあって「9・11直後にはこんな映像は流せなかったろうなあ、あれから10年か」などと思ったりしたものだ。

あるいは、第1話「宇宙海賊現る」(2011年2月13日放送)には、地球に到着したゴーカイジャーたちが、とりあえず腹ごしらえということで、カレー屋に入ってカレーを喰おうとしたとたん、ザンギャックの激しい攻撃に揺さぶられて、振動と共に店内が崩壊しかける場面がある。

ギャグ表現なんだけど、ここ数日、津波に押し流されたり倒壊する建物をみて泣き叫ぶ子供の映像を何度も見せられると、こういう破壊シーンが被災した子供に与えるストレスも、むこうしばらくは考えなくてはいけないかもな、という気がしてきた。特撮番組の表現方法も、この震災前と後とでは変化してくるのかも知れない。
いや、よく分からないよ。私も、まだとても整理がつかないまま、いろいろなことを考えているだけなんだ。そういうことで、脈絡はありませんが、今回はこれまで。