実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第269回】夏バテを小ネタでかわすお盆前の巻

 

Kyoroさんはこういう衣装をオークションでゲットしたのかなあ。あっ長袖だったか。

 

さて。
夏が暑いのは当たり前だけど、しかし暑いね。どうも夏バテであります。
なので今週は手抜きをして小ネタ集。

1. 「夏の恋は虹色に輝く」第3話


今シーズンのフジテレビ月9ドラマですが、小松さんの役名は野崎佳奈。まだ新米の小学校教師である。大崎第一小学校1年1組の副担任。副担任っていっても、新米なので見習いみたいなものだね。その師匠にあたるのが担任の楠大貴(沢村一樹)。
  
このセクスィーな担任がナンパな男で、放課後の職員室では小松さんを口説いている。ところがちょうどそこへ、娘の転校の件で、美しいシングルマザーの北村詩織(竹内結子)が職員室に入ってくる。その姿を見るなり、大貴の態度は豹変しちゃうのである。

  
大貴「ね、夏休み何している?」
佳奈「仕事してます」
大貴「せっかく教師になったんだからさ、夏を楽しもうよ。プール行かない?子どものいないプール」
詩織「すいませーん」
大貴「ったく、こんな時間に…」
  
詩織「こんにちは」
  
大貴「ごめん、今の話、無しね」

ここまでが前回の話。
で、今回の第3話は、完全に竹内結子に狙いをロックオンした沢村一樹が、ナンパの機会を作ろうと一計を案じる。

大貴「さあ、明日から夏休みです。ね、みんな淋しいだろう。実は先生も淋しいんです。……なので、夏休みにプールを開放して親子水泳教室を開きます」
  
佳奈「何で親子?」

出番はこれだけだ。コメント欄でプチ賛否両論を呼んだボブだが、やっぱりこれはこれで可愛いじゃないか。ぽんたさんと姉妹みたい(推定)で。というわけで、次回は夏休みの水泳教室、プール篇だ。副担任として大事な児童を預かる身としては、もちろん水着にならざるを得ない。
前哨戦として今回は(シチュエーションはぜんぜん違うが)桐谷美玲がビキニ姿を披露した。私はほぼ存じ上げない方なんだが、前回のコメント欄にStreamKatoさんが何か書いていらっしゃったので参考資料として載せておく。
  
前々回の『僕は妹に恋をする』レビューで書いたけれど、マツジュンってやっぱり何かフェロモン出てるよね。この桐谷さんも、すでに表情からしてけっこう感じちゃっているのである。
まあそんなオヤジ目線はともかく、小松さんも、次回はグラビア代表として、ビキニ無しでもこの桐谷さんに負けないよ、ってなところを魅せてください。がんばれ。
なおこの桐谷さんは、次に取り上げる『BUBKA』の記事の中で、北川さんとむりやり対決させられたうえに、負けを宣告されている。あまりにも一方的な内容なんだが、まあ北川さんに軍配が上がっているので、名古屋支部としてとくにコメントすることはない。

 

2. BUBKA RIVISITED


次はあれだ、大家さんこと『M14の追憶』で紹介された雑誌『BUBKA』2010年9月号の記事(というか写真)の件である(大家さんの本記事はここここね)。
この『BUBKA』という雑誌のコンセプトを説明するのは、私のような菲才にはとても難しい。目次からあげると、「井上和香フェロモン谷間・日テレアナ隠れムチ巨乳」「新・月9のヒロイン北川景子下積みセーラームーン未公開ナマ写真」「アイドル戦国時代とは何か?」「ワケあり女優だらけの夏ドラマ裏話」まあそういう記事が載っている雑誌です。お分かりいただけましたか?
で、もちろん我々の興味は「新・月9のヒロイン北川景子下積みセーラームーン未公開ナマ写真」だ。
ちょっと言わずもがなの注釈をつけておくと、北川さん自身は、実写版セーラームーンのキャリアについて、特にネガティブな発言をしていない(詳しくは【第226回】の前半をご参照ください)。ただ、握手会事件の話とか、過去の作品をあまり振り返りたがらない本人の前向き姿勢とか、事務所の意向とか、そして押しも押されぬ人気女優になってしまった現状とのギャップとか、そういう諸般の事情や興味が絡んで「セーラームーンは北川景子の恥ずかしい過去である」という認識が一部メディアにあることも事実だ。なので、そういう見方に沿った記事のたぐいは、しばしば週刊誌等に出て来たが、いずれも取るに足らないものばかりだった。
ところが今回の『BUBKA』の物件はかなり濃い。書いたライターさんは、おそらく相当な実写版マニアとお見受けした。だから表面上はネガティブなバッシング記事に見えるが、中身は北川景子への大賛辞なのである。しかも実写版セーラームーンのころからのファンらしくて、「Friends」の作詞が丸山真哉プロデューサーであることまで熱く語っていらっしゃる(笑)。詳細は大家さんの当該記事でご確認ください。
まあしかし、その記事だけだったら、私も『M14の追憶』を読んで「ふうん」と思うだけで良かったのだが、添えられた写真がまた、すごいんである。2004年5月2日に有楽町よみうりホールで開催された「セーラームーン・スペシャルイベント」のスナップなんだが、それがすべて文字どおり「未公開ナマ写真」である。
これ、うっかりDVDからのキャプチャと見過ごされそうなんだが、ぜんぜん違う。きちんと検証するために、買ってきた(買っちゃいましたよ)『BUBKA』のスキャン画像(左)と、DVD『キラリ☆スーパーライブ』のキャプチャ画像(右)をいくつか並べてみる。もうアングルひとつとっても別物であることが、一目瞭然ですよね。

 
 
 

ではこの貴重画像、どういう素性のものか。StreamKato先生は(1)色合いや光線がDVDのライブ映像とは違う、(2)ライブ中はDVDの収録撮影優先だったはずだ、(3)客席からの隠し撮りでこれほどの画像は撮影できない、(4)ストロボを炊いていないように見える、といった特徴に基づいて、これは本番前のゲネプロの時に、プロもしくはそれに近い技術を持った人が撮影したものではないか、という仮説を立てている。
ですよね。私もそんなところだと思う。たぶん東映公式ホームページとか、『東映ヒーローMAX』とか、そういう媒体に記事を載せるときに使う素材として撮影された画像なんじゃないでしょうか。でも、この仮説が正しいとすれば、沢井美優とか浜千咲の写真なんかもいっぱい撮られているはずだよな。需要さえ生じれば、この先そういった画像が世に流出する機会もじゅうぶんにあるわけだ。がんばろう。
あともうひとつ、『BUBKA』を買ってみて分かったのだが、この北川さん特集は、セーラームーン時代の発掘写真の見開き2頁ですべてではない。ぜんぶで5頁で、後半もけっこう面白く読めるので、北川ファンにとってはマストアイテムである。
特にすごいのが最後のページに載っている「ホステス役女優3本勝負!」である。これは何かというと、加藤ローサ主演『女帝』、原幹恵主演『嬢王』、桐谷美玲主演『女帝薫子』という、水商売の世界を舞台にした3本の連続ドラマを、なぜか正月の単発ドキュメンタリードラマ『筆談ホステス』と比較して、一方的に北川景子の筆談ホステスに勝ちを宣告するというむちゃくちゃな企画だ。

なにしろ、VS加藤ローサは「加藤シルビアや加藤ミリヤなど、加藤姓のハーフが多すぎだから景子ママの勝利」だし、VS原幹恵は「Fカップをもてあまし気味。あからさまな巨乳は女優業に向いていないから北川さんの勝利」だし、VS桐谷美玲は「秋田弁より筆談の方が名演技なので北川景子さんの3連勝」なんだからたまんない。むりやりにも程があるが、要するに、これを書いた方は、それほどまでに北川さんを愛しているということなのだろう。というわけでファンの方は今からでも書店に急げ!

3. ちゃおの出世頭(凱旋取材篇)


そんなわけで『BUBKA』を買ったもんだから、ついでに『ちゃお』2010年9月号も買いましたよ。このふたつの雑誌を一緒に買う人って、ちょっと珍しいかもな。

安座間さんが、ここで告知されていたのでご存じの方も多いでしょうが、この記事は、「GO!GO!ちゃおがーる!」という連載企画の第7回だ。『ちゃお』は『少女コミック』から派生した、小学生をメインターゲットにした小学館の少女漫画雑誌。昔はうちの娘も毎月読んでいた。あの頃は『ミルモでポン!』とか『きらりん☆レボリューション』とかが人気があったが、現在の一番人気は、たぶん『めちゃモテ委員長』だろう。古くは『あさりちゃん』とかあったな。

安座間美優が、『ちゃお』の連載漫画、今井康絵の『とっても!B.B.』(1999年2月号〜2000年5月号)に出演していたことは、これまで何度もこのブログに書いてきた。歌と踊りの好きなヒロインの七海が、沖縄アクターズスクールのトップ集団「B.B.Waves」を目指すというお話で、つまり星飛雄馬が巨人に入団して実在のONと話をするように、七海がアクターズに入ると、このころ売り出し中だった又吉舞とか喜友名星(ティアラ)とか安座間美優とか、そういう少女タレントたちが実名で漫画の中に登場して、ヒロインとライバルになったり友情を交わしたりする。
当時のことを私はそれほど知らないが、今回の記事によると、安座間さんたちは、ただこの漫画に出演していただけではなく、ちゃおモデルでもあったという。ちゃおのグラビアを飾りつつ連載漫画へも出演していたちゃおガール。それが今やCanCamモデル。これはひょっとすると、ものすごく大変なサクセスストーリーで、ちゃおモデルの少女たちにとっては伝説の存在なのではないでしょうか。

いや、モデル業界というジャンルは私にはもうまったく未知の領域なので本当は分からないのだ。でも「ちゃおモデル」「セブンティーンモデル」で「アンアン」「CanCam」っていうのは、少女タレントのころからモデルを目指している人にとって、黄金の出世コースになるんじゃないだろうかね。詳しい方にご教示いただければ幸いです。
さて話を戻すと、この「GO!GO!ちゃおがーる!」という連載は、現在のちゃおモデル(ちゃおガール)が持ち回りで、読者からの投書に応えて、あれこれ調査しに行く企画らしい。で、今回選ばれたのが「夢はファッション雑誌のモデル!どうしたらなれる?」という、小四の読者ゆかちゃんからの投稿である。そこでちゃおガールの少女たちが、いまはCanCamモデルをやっている大先輩、美優おねえさんの仕事現場まで取材にいって、どんなふうにしてファッションモデルになったのか聞いちゃおう、とまあ、つまりそういう企画である。
美優おねえさんへの質問は3点。まず第1が「みゅうBODYのひみつ」どんなふうにすれば足が細くてスリムなモデル体型になれるの?やっぱりダイエットは必要?というクエスチョンに対して、おねえさんの答えはこうだ。

「今、大事なのは細さより身長。私がみんなの年の時は、とにかく背を伸ばそうとがんばってたよ。体重を気にする前に、しっかり背をのばさなくちゃ☆おやつは牛乳や小魚」ふうん。小学生のころは牛乳で、高校ぐらいになってから豆乳にはまったんだね。
次は「みゅうPHOTOのひみつ」これは「見た人がハッピーになれる不思議な魅力があるみゅうさんの写真。そのひみつを聞いたよ」だって。良いこと書くなあ。
質問はふたつに分かれていて、ひとつは「どうしたらみゅうさんみたいな自然な笑顔で写真を撮れますか?」もうひとつは「写真にカワイク写るひけつは?」これに対する美優おねえさんの答えだニャン!

まず「自然な笑顔のこつ」は「カメラを好きなものだと想像!カメラがかわいいペットや好きな人だと思ってみて。ホラ自然に笑顔になるでしょ」だって。なんかみゅうみゅう、本当にそういうふうに質問に答えたんだろうが、記事にした記者の方はちょっと困惑したかも知れない。「カメラをペットや好きな人だと思ってみて」って言われてもさあ。
それから「かわいく写るひけつ」は「自分の好きな角度をみつけて」鏡にいろんな向きの自分を写していろいろ研究してみてね、だってさ。私もやってみようかなあ。
そして第3の質問「みゅうMINDのひみつ」これの解説文もまたいいんだ「内面ってやっぱり見た目にも表れるもの。みゅうさんはハートもきらきらだったよ☆」うんうん。そうだそうだ。で質問内容は「心がけていることはありますか?」みゅうお姉さんはなんて答えたと思いますか?「悪口やワガママを言わない」ですよ。

「ちゃおモデル時代、お仕事で大人がかまってくれるからって、勘違いして生意気にならないよう心がけていました」だって。これは要するに取材に来た現役ちゃおモデルたちへのアドバイスだろう。教育的ですらある。さすがキャリアデザイン学科卒。
というわけで、ますますみゅうみゅうが好きになっちゃうこと請けあいの『ちゃお』9月号もただいま絶賛発売中だ。
最後に、これを読んでみゅうおねえさんに会いたくなっちゃった君にお知らせだ。

「ちゃおサマーフェスティバル」っていうのは、ちゃおの人気漫画家の先生方のサイン会に、グッズ販売なんかを抱き合わせたイベントで、私も昔、ナゴヤドームに娘を連れて行ったことがある。で、今年の東京会場(といっても横浜なんだけど)で行われるちゃおガールのファッションショーステージ(新しいちゃおガールを決める公開オーディションのようなものらしい)に安座間美優がゲスト出演する模様だ。
ちょっと詳しいことは分からないが、ともかく、みゅうみゅうに会いたい人は、8月29日(日)にみなとみらい下車のパシフィコ横浜展示ホール1Fへ急げ!集まったたくさんの漫画大好き少女たちの間で浮くこと間違いなし!まさかレトルトさんはいらっしゃらないと思う。
夏バテなので手短にまとめようと思ったら、夏バテなのでだらだら書いちまった。


今週のカーテンコール



最後のは今週の標語にしてね。じゃあまた来週。



今週のおまけ:一部拡大図
某所で言及されていた、小学生モデルより足の細い安座間美優