実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第229回】小枝&弓原七海ディスコグラフィ:彼女のためにできることの巻


先週は海外出張につき更新を失礼しました。今年が建国60周年で、総面積が世界第3位の国へ行っていたんだがどこだっけ、と思っていたら、テレビで多岐川華子さんが、それはヨーロッパです、とおっしゃっていた。ふうん。今ヨーロッパは中華料理がけっこううまいよ。
さて、このブログがちょこっと活動を停止している間に、いつ再開するのかメドのたたない活動休止状態に入ってしまわれたのが弓原七海さんだ。以前の小枝さんである。

 


「こえだ」とは読まないでください。

 

彼女は今回、前の事務所を辞めるにあたって芸名を剥奪されてしまい、また改名せざるを得ないらしい。
しかしね。加勢大周にせよ浜千咲にせよ、一度タレントにつけた芸名の権利を事務所側が主張するのって、それなりに正当な事情はあるのだろうが、どうにも見苦しい。そりゃまあ、親身になって一所懸命に考えて芸名をつけたんだから、裏切られたような気分にもなるだろう。腹立たしくもあるだろう。でもね、たとえ親からつけられた名前でも、その名前と一緒に成長していくのは子供自身だし、成長した分、その名前は本人のものとなる。3年も過ぎれば、もう親にも勝手に名前を奪う権利なんて無くなる。と私は思うがね。
まあ、ここでゴチャゴチャ言っても仕方がない。名古屋支部としては、彼女が遠からず、活動再開(再々開か)できるように、ここで何かエールを送るようなことをしたい、と思ったわけだ。で考えたんだけど、私にできることって言えば、これまでリリースされたCDのデータをまとめておくことくらいだ。しょぼくてごめん。
しかしけっこう情報が多くて、整理に手間取った。そういうわけで一曲一曲のコメントが少ないですけど、復帰に向けての復習用の資料としてご利用いただければ幸いです。

1. 小枝デビュー 〜2003年〜

 

<ミニアルバム>「WING」 VPCC-82176(2003年05月21日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. WING 作詞:凛々/作曲・編曲:大島こうすけ 3:57
02. Discover 作詞:小枝・真木須とも子/作曲:飯島拓也/編曲:munetoshi 4:00
03. ヘシタチホ 作詞:小枝・PANINARO 30/作曲:後藤康二/編曲:munetoshi 4:24
04. 角 度 作詞:小枝/作曲:PANINARO 30・多々納好夫/編曲:munetoshi 4:35
05. 靴 紐 作詞:小枝/作曲:PANINARO 30・多々納好夫/編曲:munetoshi 4:15
06. WING(カラオケ) 作曲・編曲:大島こうすけ 3:54

「キラリ」よりこっちの方が先なんだね。プレイステーション2ゲーム「GENERATION OF CHAOS III 〜時の封印〜」のテーマソングを収めたミニアルバムでいきなりのデビューである。1曲目の「WING」がオープニング主題歌、2曲目の「Discover」は、エンディング主題歌。3曲目の「ヘチタシホ」は挿入歌ってことだけど、どうもゲームの「主題歌」とか「挿入歌」という概念がイマイチ分からない。ゲームソフトをやっていると、この曲がかかる、ということなんだろうか。すみませんゲーム音痴で。
4曲目「角度」、5曲目「革靴」といったあたりの、まだ年相応というか、ちょっと幼なさの残る歌声も個人的には好みであるが、一般的にはやはり、18歳とは思えない「WING」の歌唱のレベルの高さが衆目を集めたんだろう。しかし、次の「キラリ☆セーラードリーム!」の歌声は、それすらも越える洗練ぶりであった。


<シングル>「キラリ☆セーラードリーム!」 COCC-15610(2003年11月19日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. キラリ☆セーラードリーム! 作詞:武内直子/作曲:羽場仁志/編曲: 京田誠一 4:31
02. C'est la vie 〜私のなかの恋する部分 作詞:岩里祐穂/作曲・編曲:平間あきひこ 4:03
03. キラリ☆セーラードリーム!(カラオケ) 作曲:羽場仁志/編曲:京田誠一 4:33
04. C'est la vie 〜私のなかの恋する部分(カラオケ) 作曲・編曲:平間あきひこ 4:04

同時収録の「C'est la vie」は小枝の作品ではなく、劇中で小松彩夏が「愛野美奈子」名義で歌っていた挿入歌。なんて、説明する必要はないよね。言わずと知れた実写版テーマソング。この曲は、実写版関係のいろんなCDで聴くことができる。

ソングアルバム『Dear My Friend』
ソングアルバム『セーラームーン全曲集』(*テレビサイズ)
コロちゃんパック『セーラームーン1』
コロちゃんパック『セーラームーン2』
コロちゃんパック『セーラームーン3』
サントラアルバム『DJMoon1』
サントラアルバム『DJMoon 2』
サントラアルバム『DJMoon 3』
メモリアルCD-BOX2『ラジオ特番 DJムーン』(*ワンコーラスのみ)

すごいですね。すべてのアルバムのデータを挙げるのもしんどいので、詳しくは以前まとめた実写版関連CDリストをご参照くだされ。ただし「全曲集」だけはバージョン違いなのでここに挙げておく。ワンコーラスで、しかも沢井美優たちのコーラスが入った、いわゆるテレビサイズである。


<アルバム>「美少女戦士セーラームーン全曲集」 COCX-33009(2004年11月25日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. キラリ☆セーラードリーム!(オリジナルTVサイズ) 作詞:武内直子/作曲:羽場仁志/編曲:京田誠一/歌:小枝とセーラー戦士 1:25
02. C'est la vie 〜私のなかの恋する部分 作詞:岩里祐穂/作曲・編曲:平間あきひこ/歌:愛野美奈子(小松彩夏) 4:01
03. 肩越しに金星 作詞:武内直子/作曲:小幡英之/編曲:秋葉原健介/歌:愛野美奈子(小松彩夏) 4:35
04. オーバーレインボー♥ツアー 作詞:武内直子/作曲:高見優/編曲:Gary Newby/歌:月野うさぎ(沢井美優) 3:43
05. 桜・吹雪 作詞:美羅来留ミナ/作曲・編曲:高見優/歌:火野レイ(北川景子) 4:27
06. 約束 作詞:美羅来留ミナ/作曲・編曲:Gary Newby/ 歌:水野亜美(浜千咲) 4:25
07 . Here we go!―信じるチカラ― 作詞:田形美喜子/作曲・編曲:高見優/歌:月野うさぎ(沢井美優) 4:27
08. 星降る夜明け 作詞:田形美喜子/作曲:小幡英之/編曲:Gary Newby/歌:火野レイ(北川景子) 5:02
09. Romance 作詞・作曲:杉浦篤/編曲:秋葉原健介/歌:愛野美奈子(小松彩夏) 3:45
10. ラブリー・エール 作詞:美羅来留ミナ/作曲・編曲:Audio Highs/歌:木野まこと(安座間美優) 4:17
11. Change of pace 作詞:shin/作曲:小幡英之/編曲:Gary Newby/歌:黒木ミオ(有紗) 4:01
12. Miracle Dance Night 作詞・作曲:杉浦篤/編曲:祐天寺浩美/歌:木野まこと(安座間美優) 4:15
13. Mi Amor 作詞:田形美喜子/作曲・編曲:吉川慶/歌:水野亜美(浜千咲) 4:52
14. Sweet Little Resistance 作詞:田形美喜子/作曲:小幡英之/編曲:Gary Newby/歌:ルナ(小池里奈) 4:31
15. Friend /作詞:丸山真哉/作曲・編曲:高見優/歌:うさぎ・亜美・レイ・まこと・美奈子 4:28
16. Kiss!2 Bang!2 /作詞:田形美喜子/作曲・編曲:高見優/歌:愛野美奈子(小松彩夏)<歌:愛野美奈子> 3:27
17. さよなら〜sweet days 作詞:shin/作曲・ムラマツテツヤ/歌:愛野美奈子(小松彩夏) 4:54
18. I'm here 作詞:shin/作曲:杉浦篤/編曲:Gary Newby/歌:愛野美奈子(小松彩夏) 4:50
19. Happy time, Happy life 作詞:田形美喜子/作曲:杉浦篤/編曲:Audio Highs/歌:愛野美奈子(小松彩夏) 4:22

 

2. 「光と水のダフネ」 〜2004年春〜

 

<シングル>「明日のBlue wing」 LACM-4123(2004年02月21日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. 明日のBlue wing 作詞:畑亜貴/作曲・編曲:大島こうすけ 4:24
02. COULORING SKY 作詞:畑亜貴/作曲:小澤正澄/編曲:munetoshi 3:54
03. 明日のBlue wing(off vocal) 作詞:畑亜貴/作曲・編曲:大島こうすけ 4:24
04. COULORING SKY(off vocal) 作曲:小澤正澄/編曲:munetoshi 3:54

タイトルソングは、2004年1月から3月まで、毎日放送系(中部日本放送・ちばテレビ・テレビ埼玉・tvk・毎日放送)でオンエアされたオリジナルTVアニメ「光と水のダフネ」のオープニング主題歌。「Wing」と同じ大島こうすけの作曲に寄る軽快なナンバーを、手慣れた感じで歌いこなしており、すでにプロの風格も感じられる。
このアニメについても、ほとんど何も知らないんだが、主題歌の流れるオープニング映像を見ていると、グラビアの小松彩夏みたいなきわどい水着の女の子が次々出てきてびっくりするよ。その「明日のBlue wing」テレビサイズバージョン(1:30)は、2004年4月に発売されたサントラ第1集に収められている。


<アルバム>「光と水のダフネ オリジナルサウンドトラック Vol.1」 LACA-5269(2004年04月21日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. 静寂 サウンドトラック(大谷 幸) 2:42
02. ネレイスほど素敵な商売はない? サウンドトラック(大谷 幸) 1:46
03. のんきな人々 サウンドトラック(大谷 幸) 1:58
04. ネレイス行動開始!! サウンドトラック(大谷 幸) 2:21
05. トレーニング サウンドトラック(大谷 幸) 1:33
06. 水面の輝き サウンドトラック(大谷 幸) 2:10
07. のどかな昼下がり サウンドトラック(大谷 幸) 1:47
08. マイア頑張る!! サウンドトラック(大谷 幸) 1:57
09. 優しい気持ち サウンドトラック(大谷 幸) 2:08
10. 人の心に触れた時 サウンドトラック(大谷 幸) 1:55
11. おじいちゃんへの想い サウンドトラック(大谷 幸) 1:45
12. 眠れない夜 サウンドトラック(大谷 幸) 2:01
13. 水面に映る月 サウンドトラック(大谷 幸) 2:09
14. 明るく前向きに生きましょう! サウンドトラック(大谷 幸) 1:43
15. サブタイトル サウンドトラック(大谷 幸) 0:08
16. アイキャッチ サウンドトラック(大谷 幸) 0:07
17. 追跡1 サウンドトラック(大谷 幸) 1:36
18. 緊張感 サウンドトラック(大谷 幸) 2:13
19. 追跡2 サウンドトラック(大谷 幸) 1:41
20. 事件の予感 サウンドトラック(大谷 幸) 1:45
21. BATTLE! サウンドトラック(大谷 幸) 1:47
22. ミステリアスGirls サウンドトラック(大谷 幸) 1:53
23. どんな時も サウンドトラック(大谷 幸) 1:46
24. トホホ? サウンドトラック(大谷 幸) 1:57
25. 忘れたい サウンドトラック(大谷 幸) 2:00
26. 任務完了 サウンドトラック(大谷 幸) 1:54
27. 明日のBlue wing(TVsize) 作詞:畑亜貴/作曲・編曲:大島こうすけ/歌:小枝 1:30
28. あなたと言う時間(TVsize) 作詞・作曲:rino/編曲:大久保薫/歌:CooLie 1:30

もうひとつ、サウンドトラックの第2集があって、その最後にも「明日のBlue wing」が収録されているが、こちらはシングル盤と同一のフルバージョンのようです。


<アルバム>「光と水のダフネ オリジナルサウンドトラック Vol.2」 LACA-5286(2004年06月23日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. 深海に沈んだ都市 サウンドトラック(大谷 幸) 2:07
02. 水天一碧 サウンドトラック(大谷 幸) 1:42
03. あの頃の私 サウンドトラック(大谷 幸) 1:38
04. ウォーターワールド・カーレース サウンドトラック(大谷 幸) 2:04
05. 支店長 お茶! サウンドトラック(大谷 幸) 1:52
06. 危険な駆け引き サウンドトラック(大谷 幸) 2:04
07. アイのテーマ サウンドトラック(大谷 幸) 1:58
08. みんな、仲良くね サウンドトラック(大谷 幸) 2:50
09. エルピダこそ我らが夢 サウンドトラック(大谷 幸) 1:49
10. なんでいつもこうなっちゃうの…。 サウンドトラック(大谷 幸) 1:47
11. ダフネの記憶 サウンドトラック(大谷 幸) 1:52
12. お兄ちゃん…どこにいるの…? サウンドトラック(大谷 幸) 1:43
13. モラルハザード サウンドトラック(大谷 幸) 2:06
14. 記憶の糸 サウンドトラック(大谷 幸) 2:10
15. マイアを返せ サウンドトラック(大谷 幸) 1:47
16. 密輸組織潜入 サウンドトラック(大谷 幸) 1:46
17. ゆうとグロリア サウンドトラック(大谷 幸) 1:43
18. Run!Run!Run! サウンドトラック(大谷 幸) 1:32
19. アイキャッチ#2 サウンドトラック(大谷 幸) 0:11
20. 行きはよいよい、帰りは始末書…。 サウンドトラック(大谷 幸) 1:53
21. 特殊部隊 サウンドトラック(大谷 幸) 1:56
22. 壊滅の真相 サウンドトラック(大谷 幸) 2:22
23. 謀略 サウンドトラック(大谷 幸) 1:59
24. 左胸のポケットに〜オルゴール サウンドトラック(大谷 幸) 0:55
25. 明日のBlue wing 作詞:畑亜貴/作曲・編曲:大島こうすけ/歌:小枝 4:27
26. あなたと言う時間(Tv Size ) 作詞・作曲:rino/編曲:大久保薫/歌:中原麻衣 2:00

 

3. 「monochrome」 〜2004年秋〜

 

<シングル>「monochrome Vocal Collection halo」 LACM-4151(2004年9月23日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. ANGELIC MAZE 作詞:畑亜貴/作曲:原田勝通/編曲:Angel Note/歌:小枝 3:49
02. Little Love 作詞・作曲:riya/編曲:myu/歌:refio 4:43
03. Angels 〜天使の祈り〜 作詞:ゆい/作曲・編曲:橘尭葉/歌:遊羽+雛水(伊月ゆい,森永理科) 4:09
04. ANGELIC MAZE(off vocal) 作曲:原田勝通/編曲:Angel Note 3:49
05. Little Love(off vocal) 作曲:riya/編曲:myu 4:43
06. Angels 〜天使の祈り〜(off vocal) 作曲・編曲:橘尭葉 4:09

これまたゲームのテーマソング。「monochrome」(モノクローム)というのは、異世界ファンタジーではなく、ふつうの日本の都市が舞台の恋愛アドベンチャーゲームで、ただし、その世界には天使が存在するそうだ。だから聖書やキリスト教の知識があるとプレイするときに役立つんだって。だから歌の方もエンジェルがテーマなのか。小枝が歌う1曲目「ANGELIC MAZE」はそのオープニング主題歌、2曲目がエンディングテーマ、3曲目が挿入歌で、後半はそれぞれのカラオケという構成である。なんか投げやりな紹介の仕方ですみません。

4. デカレンジャー 〜2004年秋−冬〜

 

<アルバム>「特捜戦隊デカレンジャー・オリジナルアルバム 特捜サウンドファイル3 フルブラスト・サウンド」 COCX-32877(2004年09月22日)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. S. P. Dファイル1 ナレーション・朗読:載寧龍二・古川登志夫 0:28
02. 特捜戦隊デカレンジャー(テレビサイズ・ナレーション入り) ナレーション・朗読:古川登志夫/作詞:吉元由美/作曲:宮崎歩/編曲:京田誠一/歌:サイキックラバー 1:38
03. S. P. Dファイル2 ナレーション・朗読:稲田徹 0:27
04. 闇より迫る罠 サウンドトラック(亀山耕一郎) 4:15
05. デカマスターNEVER STOP(ショートサイズ) 作詞:桑原永江/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:ささきいさお 1:54
06. S. P. Dファイル3 ナレーション・朗読:伊藤陽佑 0:30
07. 沈む夕陽に サウンドトラック(亀山耕一郎) 3:58
08. S. P. Dファイル4 ナレーション・朗読:菊地美香 0:29
09. 陽だまりに足を止めて サウンドトラック(亀山耕一郎) 2:08
10. S. P. Dファイル5 ナレーション・朗読:吉田友一・古川登志夫 0:43
11. フルスロットル!デカブレイク サウンドトラック(亀山耕一郎) 2:27
12. デカブレイク全開?(ショートサイズ) 作詞:桑原永江/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:遠藤正明 1:53
13. S. P. Dファイル6 ナレーション・朗読:戦隊のみなさん 0:43
14. ノンストップ!デカレンジャー サウンドトラック(亀山耕一郎) 3:58
15. ミッドナイト デカレンジャー(TVサイズ) 作詞:藤林聖子/作曲:高取ヒデアキ/編曲:亀山耕一郎/歌:ささきいさお・森の木児童合唱団 1:25
16. S. P. Dファイル7(BGM:M-2) ナレーション・朗読:古川登志夫/作曲・編曲:亀山耕一郎 0:31
17. 決めるゼっ!フルブラスト・アクション サウンドトラック(亀山耕一郎) 2:45
18. S. P. Dファイル8 ナレーション・朗読:載寧龍二 0:18
19. 歌姫はスペシャルポリス サウンドトラック(亀山耕一郎) 3:29
20. レスリーの青い月(THE MOVIE VERSION) 作詞:藤林聖子/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:小枝 1:22
21. S. P. Dファイル9 ナレーション・朗読:木下あゆ美 0:39
22. 最凶最悪ガスドリンカーズ サウンドトラック(亀山耕一郎) 2:39
23. S. P. Dファイル10 ナレーション・朗読:林剛史 0:28
24. デカレンジャーロボ・フルブラストカスタム! サウンドトラック(亀山耕一郎) 4:17
25. S. P. Dファイル11 ナレーション・朗読:戦隊のみなさん 0:26
26. THE MOVIE VERSION! DEKARANGER 作詞:藤林聖子/作曲:ゆうまお/編曲:西端幸彦/歌:戦隊のみなさん 1:27

お次は東映戦隊シリーズ劇場版の挿入歌だ。タイトルは、セーラームーンと並行して放送されていたデカレンジャー。その劇場版『特捜戦隊デカレンジャー THE MOVIE フルブラスト・アクション』(2004年9月公開)は、まんまジョン・ウー風の超絶ガン・アクションつるべ打ちの展開に、異星から来た美しい宇宙刑事(新山千春)と、地球を守るデカレッドとの淡い恋愛物語を絡めた出色の作品でございました。その新山千春が、滅んでしまった故郷のレスリー星を思って歌を歌うんだけど、それが実は新山千春の歌声ではなくて、小枝の吹き替えだったようだ。上のアルバムは、サウンドトラックシリーズの一枚で、劇場版の音源を集めたもの。戦士たちのナレーションをはさみながらBGMや歌を進める展開は、「DJムーン」シリーズと一緒ですね。これは映画で流したバージョンをそのまま使っているので、ワンコーラス分、つまり新山千春の故郷の星のことば「レスリー語」で歌われている部分のみの収録である。日本語の歌詞で歌われた部分も含めたフルバージョンは、2004年の暮れに出たソングコレクションで聴ける。


<アルバム>「特捜戦隊デカレンジャー・コンプリートソングコレクション」 COCX-33056〜7(2004年12月22日発売)<Disc 1><Disc 2>
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. 特捜戦隊デカレンジャー 作詞:吉元由美/作曲:宮崎歩/編曲:京田誠一/歌:サイキックラバー 4:24
02. ミッドナイト デカレンジャー 作詞:藤林聖子/作曲:高取ヒデアキ/編曲:亀山耕一郎/歌:ささきいさお・森の木児童合唱団/ 3:20
03. ビルドアップ!デカレンジャーロボ 作詞:八手三郎/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:高取ヒデアキ 3:42
04. girls in trouble! DEKARANGER 作詞:藤林聖子/作曲:ゆうまお/編曲:西端幸彦/歌:ジャスミン&ウメコwithデカレンボーイズ 3:26
05. デカレンジャーアクション 作詞・作曲:YOFFY/編曲・歌:サイキックラバー&大石憲一郎 4:36
06. デカレンジャーたいそう 作詞:桑原永江/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:バン(載寧龍二)とジュニアSP合唱団 3:35
07. レスリーの青い月 作詞:藤林聖子/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:小枝 3:57
08. SWAT ON デカレンジャー 作詞:桑原永江/作曲:YOFFY/編曲:亀山耕一郎・大石憲一郎/歌:サイキックラバー&大石憲一郎 4:56
09. 飛べよデカウイングロボ! 作詞:桑原永江/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:高取ヒデアキ 3:52
10. 私だけのぬくもり 作詞:荒川稔久/作曲:亀山耕一郎/編曲:高木洋/歌:朝川ひろこ 3:37
11. デカレンジャーアクション(アコースティックバージョン) 作詞・作曲:YOFFY/編曲・歌:サイキックラバー&大石憲一郎 4:58
12. 私だけのぬくもり(スキャットバージョン) 作詞:荒川稔久/作曲:亀山耕一郎/編曲:高木洋/歌:朝川ひろこ 3:37
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. デカマスターNEVER STOP 作詞:桑原永江/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:ささきいさお 3:40
02. MOTHER UNIVERSE 作詞:吉元由美/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:白鳥スワン(石野真子) 5:45
03. Buddy Murphy?マーフィーはともだち 作詞:藤林聖子/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:堀江美都子・ジュニアSP合唱団 3:40
04. デカブイレイク全開? 作詞:桑原永江/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:遠藤正明 3:43
05. “TETSU”の意志で! 作詞・作曲:高取ヒデアキ/編曲:籠島裕昌/歌:テツ(吉田友一) 3:23
06. すなお?今を信じて 作詞:菊地美香/作曲:杉浦篤/編曲:岩崎元是/歌:ウメコ(菊地美香) 5:21
07. railway to happiness?いつも笑っていられるように 作詞:伊藤陽佑/作曲・編曲:渡部チェル/歌:センちゃん(伊藤陽佑) 5:19
08. hard rain?止まない雨はない 作詞:木下あゆ美/作曲・編曲:渡部チェル/歌:ジャスミン(木下あゆ美) 3:56
09. BLUE is the SKY 作詞:呉龍彦/作曲:SOTARO@ZZ・Ahie/編曲:Principia Music feat.平川達也/歌:ホージー(林剛史) 4:10
10. BANG! BANG! 作詞:桑原永江/作曲:吉川慶/編曲:岩崎元是/歌:バン(載寧龍二) 4:26
11. THE MOVIE VERSION! DEKARANGER 作詞:藤林聖子/作曲:ゆうまお/編曲:西端幸彦/歌:戦隊のみなさん 1:27

セーラームーンと同じように、戦隊メンバー各自のキャラクターソングが収められているが、驚いたのはDisc.2の2曲目。石野真子が歌ってる!……って、小枝と関係ないところで興奮してしまってすまない。さ、次だ。

5. Sy15uya 〜2005年春〜

 

<ミニアルバム>「 over/せカゝι)σおわ┗)」(『Sy15uya』主題歌 ミニアルバム) COCX-33078(2005年2月23日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. over 作詞・作曲・演奏:ハイ島邦明 4:08
02. せカゝι)σおわ┗) 作詞・作曲:日向めぐみ/編曲:関淳二郎/歌:小枝 3:52
03. over(tv-size.version) 作詞・作曲・演奏:ハイ島邦明 0:41
04. over(mix.version) 作詞・作曲・演奏:ハイ島邦明 3:25
05. over(road.version) 作詞・作曲・演奏:ハイ島邦明 4:58

5曲入りシングル。だと思うが、ディスク自身が「ミニアルバム」と主張しているんだから仕方がない。番組タイトルは「Sh15uya」と書いて「シブヤフィフティーン」と読ませ、小枝の歌うエンディングテーマは「せヵゝι)σおゎ└」と書いて「せかいのおわり」と読ませる。どうにかしてくれと思うが、作品自体は、パラレルワールドの渋谷(それ以上はネタバレだ)を舞台にした田崎竜太監督の意欲作で、なかなか力がこもっていた。実は私、好きである。このドラマは、当初フジテレビでの放送が予定されていたが頓挫し、白倉伸一郎がそれをひきとる形で制作を続行、2005年の1月から3月までテレビ朝日で放送された(全12話)。そのせいか、スタッフ・キャストに仮面ライダーの関係者が多くて、実写版セーラームーンからも、Act. 10のニセタキシード仮面(弓削智久:どちらかと言えばライダーからの出演か)がレギュラーになっているほか、ゾイサイト(遠藤嘉人)がゲスト出演している。小枝の主題歌起用もその流れではないかと思う。それにしても、ヒロインの新垣結衣がこんなにメジャーになるなんて、当時は思いもよらなかった。
なんかドラマの話ばかりですみませんけど、東映公式HPにこの時の小枝ミニライブの模様がレポートされていて、それは今も閲覧できるので、まだの方はぜひお読みください(ここ)。
なおテレビサイズのショートバージョンは、サウンドトラックアルバムのエンディングに収録。


<アルバム>「Sy15uya オリジナル・サウンドトラック」  COCX-33150(2005年03月30日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. over サウンドトラック(ハイ島邦明) 4:18
02. Garden on machince サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:56
03. travelling サウンドトラック(ハイ島邦明) 2:50
04. BOND サウンドトラック(ハイ島邦明) 2:10
05. Strike サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:53
06. upstairs サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:52
07. PLAY サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:56
08. talk nonsence サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:24
09. ye ye サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:36
10. DRACHMA サウンドトラック(ハイ島邦明) 3:24
11. reflection サウンドトラック(ハイ島邦明) 2:31
12. peace サウンドトラック(ハイ島邦明) 3:00
13. HAZE サウンドトラック(ハイ島邦明) 2:55
14. definite promise サウンドトラック(ハイ島邦明) 2:09
15. effect サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:38
16. Hip No.1 サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:43
17. Rev サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:40
18. Hip No.2 サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:47
19. panorama サウンドトラック(ハイ島邦明) 2:46
20. across world サウンドトラック(ハイ島邦明) 1:47
21. Be・be サウンドトラック(ハイ島邦明) 2:09
22. せカゝι)σおわ┗) 作詞・作曲:日向めぐみ/編曲:関淳二郎/歌:小枝 1:22

 

6. 「Romantic Chaser」 〜2005年春〜

 

<シングル>「Romantic Chaser」 LACM-4190(2005年4月27日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. Romantic Chaser 作詞:畑亜貴/作曲・編曲:太田雅友 3:31
02. Everything's all right 作詞:岩里祐穂/作曲・編曲:平間あきひこ 4:05
03. Romantic Chaser(off vocal) 作曲・編曲:太田雅友 3:30
04. Everything's all right(off vocal) 作曲・編曲:平間あきひこ 4:06

「せかいのおわり」の次のシングルは「世界が終わる前に」というイントロから始まる歌である。テレビアニメ「IZUMO -猛き剣の閃記-」のオープニング主題歌だそうですが、例によってアニメのことはよく分からない。もともとはゲームだそうです。この曲は私、名古屋市内のダーツバー、HIBIKI-ENでナマで聞いたことがあったと思う。なんだか遠い昔のことのような気がしますね。

7. キミノハートニコイシテル 〜2005年夏〜

 

<シングル>「キミノハートニコイシテル」 COCC-15778(2005年6月22日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. キミノハートニコイシテル 作詞:岩里祐穂/作曲・編曲:亀山耕一郎 3:31
02. SETSUNASAコミュニケーション 作詞:岩里祐穂/作曲:ムラマツテツヤ/編曲:渡部チェル 4:05
03. キミノハートニコイシテル(original karaoke) 作曲・編曲:亀山耕一郎 3:30
04. SETSUNASAコミュニケーション(original karaoke) 作曲:ムラマツテツヤ/編曲:渡部チェル 4:06

「♪だいすきをください♪だいすきをあげるよ♪」なんか明るくていいですね。これは「きらめき☆プロジェクト」というアニメの主題歌。CSのキッズステーションで放映もされたが、もともとOVAとして制作されたそうだ。今まで音しか聴いたことがなかったので、このたび、試みにアニメのオープニング映像を観てみました。最初にメガネっ子、次にセーラー服、そして胸の大きな空飛ぶ女の子と巨大ロボットで……う〜ん……こういうのばかり見ていると疲れてきますね。しかし歌の方は、彼女ならではのクセのない、きれいな声が楽しめる、とても軽快なナンバーです。
OVAの主題歌として流れた短いバージョンはサントラアルバムから手に入ります。


<アルバム>「きらめき☆プロジェクト オリジナル・サウンドトラック」  COCX-33300(2005年08月24日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. キミノハートニコイシテル(ビデオ・サイズ) 作詞:岩里祐穂/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:小枝 1:38
02. プロローグ・謎の怪ロボット サウンドトラック(亀山耕一郎) 3:34
03. ジュネス王城の朝 サウンドトラック(亀山耕一郎) 3:25
04. ビッグマイティ出現 サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:35
05. ハイパー・ネネ サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:24
06. ジュネス王国の危機 サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:29
07. ビッグマイティの危機 サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:32
08. 出動!ファンシーロボ サウンドトラック(亀山耕一郎) 3:10
09. リンクルのテーマ サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:14
10. カナのテーマ サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:32
11. 最大の敵 サウンドトラック(亀山耕一郎) 2:01
12. ロボット・バトル サウンドトラック(亀山耕一郎) 3:09
13. ファンシーロボの戦い サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:27
14. オヤジの哀愁 サウンドトラック(亀山耕一郎) 2:55
15. 栄光らしき脱出 サウンドトラック(亀山耕一郎) 2:22
17. リンクルのテーマ2 サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:30
18. リンクルのフライヤー・チェンジ サウンドトラック(亀山耕一郎) 2:40
19. コミカル・サスペンス サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:29
20. 大矢・出張のテーマ サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:33
21. オヤジたちの挽歌 サウンドトラック(亀山耕一郎) 3:10
22. 父の国・日本 サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:30
23. オヤジ大感動 サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:33
24. ザ・パーフェクト・バトル サウンドトラック(亀山耕一郎) 4:45
25. ファンシーロボ最後の戦い サウンドトラック(亀山耕一郎) 4:24
26. 大団円 サウンドトラック(亀山耕一郎) 1:27
27. SETUNASAコミュニケーション(ビデオ・サイズ) 作詞:岩里祐穂/作曲・編曲:亀山耕一郎/歌:小枝 1:29

 

8. 「小枝」ラスト・シングル 〜2005年冬〜

 

<シングル>「いっしょに唄おう!/星物語」 COCC- 15820(2005年11月23日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. いっしょに唄おう! 作詞:柴田ひろあき/作曲:飯塚博/編曲:京田誠一/歌:小枝 3:52
02. 星物語 作詞:柚木美祐/作曲・編曲:平間あきひこ/歌:河井英里 4:05
03. いっしょに唄おう!(オリジナル・カラオケ) 作曲:飯塚博/編曲:京田誠一 4:15
04. 星物語(オリジナル・カラオケ) 作曲・編曲:平間あきひこ 4:06

「小枝」名義で発表されたCDとしては、これが最後になるのかな。2005年冬から2006年春にかけてテレビ東京系で放映されたアニメ「こてんこてんこ」のオープニング主題歌。「天の国」の天使のこども「こてんこ」を主人公にした子供向けアニメだ(原作は『たのしい幼稚園』連載)。改めて考えると、小枝の歌って、アニソンとかゲームソングは多いが、どれもけっこうオタクっぽいのが多くて、「子供向け」と言えるものは意外と少ない。セーラームーンやデカレンジャーは実写だし、アニメでストレートに「キッズ向け」と言えるのは、この「こてんこてんこ」ぐらいしかないのではないだろうか。彼女の素直にまっすぐのびる歌声は、どっちかというと子供の情操教育に良さそうな気がするんだけどね。

9. neo-world 〜2007年春−夏〜


この「いっしょに唄おう!」で「小枝」は終結し、その後しばらくのブランクが空く。その間「Mio」という名義でグラビアアイドル的活動もしていたらしいが、まあ詳しいことは大家さんの最近の記事を参照してください(ここ)。そして2007年末の「double rainbow」で「弓原七海」が初お目見えする。
……と思っていたのだが、今回の記事を、お二人のプロのナナミスト(万丈さんと謎の伝道師さん)に御校閲いただきましたところ、この間に「neo-world」名義でCDがリリースされていることを教えていただきました。ありがとうございます。それでは記事を増補します。



この「neo-world」とは何かというと、う〜ん、実はよく分からない。ゲームミュージックなどの分野で活躍されている奈雲美徳さんのプロデュースによる、メッセージ性の強いユニットである。未来の世界をよりよくするための音楽プロジェクトだとか、収益金はユニセフに寄付して、難病の子供たちのために役立ててもらうとか。メンバーは、たぶん流動的なんだと思う。
で、そのneo-worldが2007年3月、ジャンヌダルクをモチーフにした新曲を制作する際に、「ジャンヌダルク募集イベント」と銘打ってイメージキャラクターを募集した。そこで応募者のなかから選ばれたのが弓原七海だった。決め手は「瞳の魅力」だったそうです。つまり最初はボーカリストではなくて、ジャケット用のモデルとして選ばれたわけか。
というわけで、七海さんのカバーアートが何種類かネットに残存しているが、この「Joan of Arc Festival」というEP(?)は、CDとしては販売されずに、itunesのみで配信されたようである。買って聴いてみようと思ったけど、もう現在は配信停止になっている。
前置きが長くなったけど、こうして弓原七海を知ったneo-worldが、っていうか奈雲美徳が、だったら彼女をボーカリストに起用して、ってことで制作されたのが、次のミニアルバム「KIZUNA」だ(推定)。これはitunesだけではなく、CD発売もされた。

<ミニアルバム>neo-world「KIZUNA~c’est l’amitie du monde entier.」 AMJ-001(2007年8月9日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. Demain ~明日~ 作詞:漆野淳哉/作曲:奈雲美徳 3:31
02. Dans la lumiere ~光の中へ~ 作詞:漆野淳哉/作曲:奈雲美徳 4:12
03. Voyageur ~旅人~ 作詞:漆野淳哉/作曲:奈雲美徳 4:55
04. Le jour ou le monde se reunit ~世界がひとつになる日~ 作詞:漆野淳哉/作曲:奈雲美徳 4:35
05. Demain ~明日~ (カラオケ) 作詞:漆野淳哉/作曲:奈雲美徳 3:31
06. Dans la lumiere ~光の中へ~(カラオケ) 作詞:漆野淳哉/作曲:奈雲美徳 4:12
07. Voyageur ~旅人~ (カラオケ) 作詞:漆野淳哉/作曲:奈雲美徳 4:55
08. Le jour ou le monde se reunit ~世界がひとつになる日~(カラオケ) 作詞:漆野淳哉/作曲:奈雲美徳 4:35

ただこのCD、弓原七海はボーカリストとしてクレジットされていなくて、「special thanks」というかたちで、ローマ字で小さく名前が書いてあるだけらしい。何か事務所的な事情があるのか、そのへんはよくわからないが、それでも、正式リリースされたCDに弓原七海の名前が曲がりなりにも記載されたのは、「double rainbow」ではなくてこっちが最初だというのだから、これはやはり、きちんと書いておかなくちゃいかんと思ったので、よく分からないなりに分かったつもりになって書いてみた。謎伝さん万丈さん、また何か間違いなどありましたらコメント欄でご指摘ください(弱気)。

10. 「弓原七海」〜2007年冬−2009年春〜

 

<シングル>「double rainbow」 ASCA-2005(2007年12月21日発売)
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. double rainbow 作詞・作曲:meg rock/編曲:RYCE 3:52
02. あなたの声 作詞・作曲:弓原七海 4:05
03. double rainbow(オリジナル・カラオケ) 作曲:meg rock/編曲:RYCE 3:52

というわけで、2007年には、ライブやイベントなどの活躍を本格的に再開した弓原七海、その記念すべき公式ソロデビューシングルがこれである。これは「オーロラ戦隊プリズム騎士(ナイト)」の主題歌だ。と言っても、これがまたよく分からないんだが、アニメではない。ラジオドラマだ。声優の落合祐里香さんがラジオ大阪でやっている番組内で放送されていたんですって。ひょっとしたら、ラジオドラマから始まって小説化とかアニメ化とか、メディアミックス路線を狙っていたのかもしれないが、そこまではいかなかった。どういう話かというと「輝く神秘のカラーを持つそれぞれのストーンを守護にした美少女騎士が戦う物語」だ。それ以上のことは聞かないでくれ。
そしてこのシングルでRYCEの村田美樹とコラボした弓原七海は、彼のプロデュースでファーストアルバムを制作し、今年2009年3月にブースターレコードから発表する。新しい芸名にちなんで収録曲は7曲とコンパクトだが、ここまでシンガーとして、決して平坦ではなかった道のりを歩んで来た、そういう様々な想いがしっかり込められたような、充実した1枚である。


<アルバム>「Seventh Sea」 DQC-207(2009年3月4日発売) 
タイトル 詩・曲・編曲 time
01. 運命の人 作詞・作曲:弓原七海/編曲:村田美樹 4:30
02. オレンジタウン 作詞:サトウタカシ/作曲:半田淳/編曲:村田美樹 4:59
03. あなたの声 作詞・作曲:弓原七海/編曲:村田美樹 4:10
04. うさぎ 作詞・作曲:弓原七海/編曲:十年浪漫 5:02
05. 花に水やるラブソング 作詞:戸沢暢美/作曲:林田健司/編曲:永田範正 4:35
06. 手のひら 作詞・作曲・編曲:永田範正 4:29
07. アシアト 作詞:弓原七海/作曲:永田範正/編曲:永田範正 5:03

このアルバムについては、リリースを記念して名古屋で開催されたライブのレポートとともに、【第195回】に感想を書いたのでそちらをご覧ください。

万丈さんからのご指摘では、このアルバムから「アシアト/うさぎ」(AMJ-001)がシングルカットされたとのことです。確かに、アルバムのリリースに先立ち、2009年2月25日づけで、先行シングル「アシアト」のネット配信が始まっているし、ジャケット写真も出ているのですが、アルバムリリースパーティーの時もシングル盤は売っていなかった。それで私は、CDでの発売はなかったのかなあ、なんて勝手に勘違いしちゃっていました。でも実際には、それよりも前の2月14日に、新宿RUIDO K4で行われたライブの会場で限定発売されたそうです。携帯ストラップ付きで(笑)。

「うさぎ」は、落ち着いた良い曲ですね。七海さんが好きな鬼束ちひろさんの影響が強すぎると言えば言えるが、死に逝く者への切々とした哀悼の歌で、私も自分の葬式にはこの歌を流してほしいと思う(どういう誉め方だよ)。
一方「アシアト」がシングルというのは、これは「なるほど」と思った。というのも、アルバムを聴いていて、私はこれ、ラストナンバーにはふさわしくないんじゃないかと違和感があったんだ。どっちかというとオープニングにふさわしい曲なんですよ。それが、シングルカットと聞いてようやく意味が分かりました。アルバムの中では最終曲なんだけど、このアルバム自体が、弓原七海の再出発の宣言で、ここが新しい私のスタートラインだ、私のアシアトが始まる、という希望の歌を最後に入れた。そうなんですね、と勝手に納得したわけだ。


以上である。アルバムも出したし、さあこれから、というときの、突然の「弓原七海」終了宣言は何とも惜しまれる。まあしかし、本人が望んだわけでもないだろうし、終わってしまったことだ。もう多くは言うまい。それに、彼女の歩みはまだ始まったばかりで、ぜんぜん終わっていない。ファンはみんな、続きを待っている。
だいぶ字数を使ってしまっているので、最後は簡単に終わりたい。こうして作品を振り返って聴き直してみて、やっぱりこの人の歌手としての完成度は高いよなあ、とつくづく感じた。どういうかたちで、どういう名前になるか分かりませんが、これだけの才能だ、いずれまた、きっと復活できますって。


See You at the Next Stage!(ってエリカ様かよ)。


P.S. しばらく名古屋に来るのはつらいでしょうが、またほとぼりが冷めたら来てくださいね。名古屋を嫌いにならないでください。待ってます。


【おまけの画像】

これは私の本意じゃないんだが、万丈さんがコメント欄に何か書いているもんだから。






【さらに補遺】
最近の彼女の活動についての情報はこちらへ。