私は現在、東京女子流とPerfumeのファンクラブに入っているのだけれど、春の東京女子流に続いて、夏が終わってPerfumeのファンクラブからお知らせがあった。
私たちPerfumeの全ての活動の中心はLIVEにあります。
みなさんと同じ時、同じ場所に集い、共鳴するために全てを捧げて、
こんな奇跡はこれが最後かもしれないと思いながら、毎回ステージに立ち、心を燃やしてきました。
みんなとの時間はなににも代え難い私たちの生きがいです。「輝いている私たちを歴史に残すこと」
それはPerfumeの夢のひとつでした。そして今、自分たちが胸を張って“輝いている”と思えるこの瞬間を刻むため、
私たちは2026年からPerfumeを一度 コールドスリープ します。
(2026年9月21日 P.T.A オフィシャルより)
東京女子流が20代の終わりに活動終了を決めたときから、「そろそろ30代も終わりに近づいたPerfumeはどうなんだろうか」とぼんやり思っていたところなので、ひとまず「ああ、そうか」とは思った。ただ活動休止にせよ、前回のツアーが「ネビュラロマンス 前編」だったから、「後編」もツアーで来てくれるのかな、と思っていた。しかし後編はツアーではなく東京ドーム2デイズ公演(2025年9月22日・23日)で完結するということであり、しかもここへ来てその公演の全世界配信が、急遽という感じで発表された。つまり、これでライブ活動はひとまず終了ということらしい。そのあたりがちょっと、なんというか……。あ〜ちゃんの激ヤセは前から話題になっていたし、上の活動休止の文章も、結局どういうことなのかよく分からない内容で、メンバーの体調が心配である。
さて、関西テレビが制作に加わっている『ナイトフラワー』の公開が迫り、番宣のためにフジテレビ系バラエティ(『火曜は全力!華大さんと千鳥くん』『ネプリーグ』『全力!脱力タイムズ』)にがんがん出てきて、またまた大暴れしてくれることが期待される北川景子さんだが、えーと本日は、先日の『M14の追憶』(ここ)を読んで、私も慌ててTVerで身逃し配信を視聴した朝日放送(ABCテレビ)制作『DAIGOも台所』第897回「簡単なのに大満足!炊き込みご飯」(2025年9月17日放送)のレビューをお送りします。
『DAIGOも台所〜きょうの献立何にする?〜』は、『金子信雄の楽しい夕食』(1987年〜1995年)、『上沼恵美子のおしゃべりクッキング』(1995年〜2022年)のあとを受けて2022年4月より始まった、40年近い伝統をもつ番組枠の最新版で、2022年4月から放送開始されて、今年で3周年を過ぎた。
DAIGO「今日何にする? 今日は。DAIGOです。みなさんはどんな気分でしょうか。さっそく行ってみましょう」
DAIGO「同棲を機に、新しく大きな炊飯器を買いました。これからは白ご飯だけでなく、炊飯器をフル活用したアレンジご飯で食卓を楽しくしたいです」
DAIGO「炊飯器にはよく話しかけてあげてください」
DAIGO「というわけで、今日のテーマは『簡単!炊き込みご飯』です」
「炊飯器にはよく話しかけてあげてください」というメッセージが謎だが、実際このあと、DAIGOは炊飯器に話しかけている。視聴者からの投稿を紹介する場面で登場した番組キャラクターは、ソルトミルのソルトさん(声: 井上宏之)とペッパーミルのペッパーさん(声: 徳永爽)。三種類の炊き込みごはんを紹介して、どれを作りたいかDAIGOに選ばせるほか、ところどころで番組の進行役を務める。
ペッパーさん「炊込みご飯って本当に自由で最高!」ソルトさん「ええ、アレンジは無限大ですからね」
ペッパーさん「だから今、春と秋の七草を混ぜた十四草ごはんに挑戦中なの」
ソルトさん「おまちください。秋の七草は観賞用。食べたら口の中が大草原になっちゃいますよ」
ソルトさん「さて、食べておいしい炊飯器で作る推し料理はこちらの三品です」
ソルトさん「ベーコンの塩気と甘いお芋がベストマッチ!さつま芋ごはん」ペッパーさん「秋を感じるわね」
DAIGO「う〜ん、いいですね、さつまいも」
ソルトさん「鶏肉のうまみとごぼうの香りが食欲をそそりますぞ。鶏とごぼうの炊き込みご飯」ペッパーさん「具だくさんで栄耀も満点ね」
DAIGO「いやぁ好きだなあ」
ソルトさん「オリーブ薫るこんな洋風炊き込みご飯はいかが? オリーブピラフ」ペッパーさん「オシャレなカフェで出てきそう」
DAIGO「ねえ。お洒落」ペッパーさん「この三品の中から今日はどれにする?」
DAIGO「炊き込みましょう」
DAIGO「秋を味わいたいです。今日作るのはさつま芋ごはんです」
というわけで、この番組の日本料理の先生、ていうか辻調理師学校で日本料理を教えている簾 達也(すみ・たつや)先生が登場。
DAIGO「というわけで簾先生、よろしくお願いします」簾 「はい、よろしくお願いします」
簾 「では今日はさつま芋ごはんということで、もう秋が来たらぜひ、食べていただきたいごはんなんですけれども。飽きが来ませんのでどれだけ食べても、秋だけに」
DAIGO「秋だけに、飽きが来ない。ありがとうございます。絶好調ですね」
というわけで、作り方。まずお米2合は研いでザルにあげ、15分ほど置いて水分を切る。
その間、DAIGOがさつま芋1本(200g)に包丁を入れ、1センチ角に切る。
一方、簾先生も、ブロックベーコン100gを、同じく1cm角の賽の目に切る。
続いて、季節ものとしてぎんなんの水煮10個を、それぞれ半分に切る。と、ここでDAIGOから謎の発言が。
DAIGO「ということで、今日はどうですか、その、家族見学回」簾 「はい」DAIGO「簾家はどうですか?」簾 「今日実はちょっと、来れなくて」
DAIGO「あ、もしかして先生」簾 「はい」DAIGO「伝達ミス(簾)ですか」簾 「いやいやいや(笑)今日……家族見学回のときに、過去2回やって両方とも長谷川先生が担当だったんです」
DAIGO「はい、はい」簾 「で僕、初めて今日やるんですけれども」DAIGO「はい」簾 「その時に来れないっていうので」
DAIGO「(笑、番組に出ている姿を)見せられなかったんですね」簾 「そうなんです」
家族見学回? それとも家族見学会? ともかく、過去にもこの番組の収録の「家族見学回(会)」というのが2回あって、でもそのときの料理指導は、もう一人の日本料理担当者、これも辻調理師学校の長谷川晃先生の回だった、そういうことですね。
さて料理の続きです。具材の準備は出来たので、次は合わせ出汁。ベースは鰹と昆布の出汁450ml、ここはまあ、市販の出汁の素でもいいですよ、っていうニュアンスであまり細かく説明はしない。そこにみりん大さじ1、お酒小さじ2(さつま芋の甘味が引き立つ)、塩小さじ1/2、そして香りづけに醤油大さじ1と1/3を加えてよくかき回す。
簾 「ではこれで準備できましたので、本来であればこのままね、もうさつま芋とか具材とお出汁を入れて炊くってことが多いんですけど、今日は一度、火を通して、炒めていきます」DAIGO「火を通す、はい(視線は外を向いている)」
簾 「少し、ひと手間加えることでよりコクが出て、アキきない……味になります」DAIGO「なるほど……3回目ですね。もうアキ尽くしで今日はね」
簾 「そうですね。最後には飽きてしまうかもしれません」DAIGO「もうちょっと、ボク飽きてます(笑)」簾 「すいません」
DAIGO「すいません。ちょっと、ええ今(視線が泳いでいる)」簾 「ではまずベーコンを炒めていきます」
DAIGO「はい、ベーコン」簾 「でベーコン炒めて、まずはちょっと焼き色をつけるように、しっかりと炒めていくと、ベーコンから香りとか油が、おいしさが出てきますので」「パッパ〜、パッパ」
簾 (笑)「パパー」簾 (笑)DAIGO「あのう……」「パパー」
DAIGO「家族見学会でね、うちの娘が」簾 「そう(笑)すね」DAIGO「カメラのキワキワまで」簾 (笑い)DAIGO「もう、もう映ってもおかしくない位置にいます(笑)」
ともかく、家族が見学に来ている。長女さんが映ってもおかしくない位置に来ている。ということはもちろん、そこに北川さんも来ているということである。
DAIGO「良い焼き色が」簾 「そうですね。ちょっと焼き色がついて、少しこう、油も出てきてね、こうなれば、さつま芋」DAIGO「はい。じゃDAIGOクイズ行きましょう」簾 「はい」
DAIGO「DAIGOが好きな炊き込みご飯はなんでしょうか?」簾 「炊き込みご飯ですね」DAIGO「はい」
簾 「ここはシンプルに、かやくご飯」DAIGO「ああ〜っ……まぁ惜しいっすね」簾 「惜しい」DAIGO「正解いいですか?」簾 「はい」
DAIGO「妻の炊きこみご飯です」簾 (笑)DAIGO「はい(笑)」
簾 「(笑いながら視線を外に)聞いてますね」DAIGO「はい。すぐそこにね、いますけれども、はい」簾 「いや美味しいでしょうね」DAIGO「ええ」
番組を通じて「すぐそこにいる」妻にアピールするDAIGO。何を言っているんだか。でも番組に苦情が来たという話は聞かない。そのへんが(ロックンローラーとしてどうかはともかく)DAIGOの人徳だろう。簾先生も苦笑するしかない。
簾 「では、ここでさつま芋は、完全には火は通っていないんですけど、まあ表面に火が通って……」「パパー、パパー」簾 「(笑)少し黄色っぽくなっています」「パパー、パパー」
DAIGO「はい、パパだよ。はあい、パパだよぉ。ねー」
ところでこの『DAIGOも台所』には、金曜レギュラーとして人気料理コラムニストの山本ゆりさんが出演されている。金曜と言ったって、この番組の収録は月2回、1日で10本撮り、つまり2週間分撮ってしまうということだから(すごいね)、山本さんも金曜日ぶんの収録用に、すでにスタンバイしているということだ。
料理好きの山本ゆりさんは2008年5月にアメブロで「含みわらいのカフェごはん syunkon」という料理ブログを始めたところ、評判になって出版社からのオファーがあり、2010年には夢だったレシピ本を出版されて、会社を辞めて結婚されて、現在は3人のお子さんの母親で、『DAIGOも台所』にもレギュラー出演されている。すごい。私、同じブロガーとは思えない(笑)。その山本さんの、2025年9月17日のインスタグラムより。
ちょっと前ですが、夏休みに「DAIGOも台所」で毎年恒例の家族見学会がありました!
技術さん、制作さん、フードさん……などなどスタッフさんと出演者の家族が収録の様子を見学できる日で、プロデューサーの矢野さんが解説付きでABCテレビ局内を案内してくださいます。総勢100名超え。
今年はアミナミが部活などで来れず、母が末っ子ダイチのみ連れて来てくれましたが、普段見たことないような大勢の人に緊張してほとんど動かず声を発さずでした。
ダイチと同い年のDAIGOさんの娘さんは天真爛漫に「パパー」と呼び続け、試食シーンではいつもの「ん〜美味しい」のセリフを先取り。
そんなめちゃくちゃ可愛い声が入った「DAIGOも台所」は今日の見逃し配信、TVerで観られます!
そして今年もサプライズで奥様、北川景子さんの誕生日パーティをしました。
写真はその時のケーキです。辻調理師専門学校製菓の中村明日香先生と小島悦子先生が作ってくださいました!!
「ヴァシュラン・オ・フランボワーズ」 というアイスケーキで、びっくりするぐらい美味しかったです!!美しい断面も見て…!
作れるのもやけど、綺麗に切れるのもすごすぎるし、技術はもちろん、辻調理師専門学校の先生方は気遣いとか人間性も最上級やといつも思う。子供が料理に興味あったらぜひ入学してほしいわ…(我が家は今のとこ残念ながらないねんけど)
オシャレなロウソクは4歳の娘さんと1歳半の息子さんが元気に吹き消してました。
今週の「DAIGOも台所」はそんな家族参観ウィークなので、たまに子供の声が聞こえたりしますが、暖かく見守ってもらえたらありがたいです!(金曜日はもうダイチ以外帰られてたから静かやけど)
なるほど、これで「家族参観」がどういうものかはよく分かりました。先ほど書いたとおり、『DAIGOも台所』の収録は月2回、1日で10本撮り、つまり2週間分撮ってしまうから、この回の収録は8月の下旬だったってことだろう。北川景子さんの誕生日は8月22日、それで誕生日ケーキってわけね。にしても、出演者、スタッフのご家族、総勢100名がやって来て、たぶん入れ替わりで収録を見学したんだろうけど、すごいね。そしてそのなかに北川景子もいるというのが、なんとも。
さあ、料理のほうは炊き込みご飯なので、あとは米と炒めた具材、ぎんなん、出汁をぜんぶ炊飯器に入れてスイッチを入れれば終わりである。
簾 「具材をまぜてしまうと、米に芯が残ったりするので、もう上に乗せただけで炊いて下さい」DAIGO「はい。わかりました。はい」
DAIGO「そして先生、これは、あの炊飯器に『炊き込み』モードってありますけど、そっちを使ったほうが良いのか、普通の『炊く』ほうなのか」簾 「普通に炊いてもまあ炊けるんですけれども、一応その、炊き込みご飯モードみたいのですると、ゆっくり火を通してくれるらしくて、ちょっと芯が残りにくい」
簾 「美味しいの頼むね、美味しいの。お願いね。じゃあ行きます」
番組の初めのほうで言っていたように、ほんとうに炊飯器に話しかけるDAIGO。ということで待つことしばし。さつま芋の炊き込みご飯の完成です。炊き上がりであんまり混ぜてしまうとさつま芋が崩れてしまうので、ざくっと混ぜてよそうのがコツだということです。
そして仕上がりに柚でちょっと香り付けをして、試食へ。しかしすでにお嬢さんは静かにしていられないらしくて、外からの声が被る。DAIGOも簾先生も、なんかちょっと落ち着きがない。でも、最後に試食して、DAIGOがいつもの「んん〜、おいしい」というシメのセリフを言わなければ、番組は終わらない。
DAIGO「秋ですね」簾 「(笑)はい」DAIGO「では、いただきます」簾 「いただきます」
DAIGO「んん〜……」「んん〜、おいしい」
(笑)「んん〜、おいしい」
DAIGO「……おいしいです」簾 「ありがとうございます。もう先に言われて(笑)」DAIGO「娘が先に言いましたけども、ええ、おいしい」
DAIGO「いいですねこのさつま芋が」簾 「ホクホクで」DAIGO「ホクホクで、お出汁も良いですね」
簾 「そうですね。ちょっと醤油味も非常にさつま芋に合うと思います」DAIGO「味付けが美味しい。ご飯の。うん」DAIGO「先生あの、もう一品、併せるとしたら」
簾 「そうですね、ちょっと汁もので、なんか沢煮汁とか、少しつけてもらえたら。もうばっちりだと思います」「おいしいよぉ〜」
DAIGO「沢煮汁」簾 「はい」DAIGO「良いですね」「お〜いしい〜」
DAIGO「ちょっとあの、集中できてませんけど(笑)」
ということで、すいません本日はこれで終わりです(笑)。
DAIGO「いや美味しかったなあ、簡単炊き込みご飯ね」
DAIGO「いやでも今日はね、本当に、なかなか、ドキドキした収録でしたけれども、うちの娘の音声、多めにお送りしました」ペッパーさん「『DAIGOも台所』改め」ペッパーさん&ソルトさん「『娘ちゃんも台所』!」
【おまけ】山本ゆりさんのブログを遡って読ませていただいたところ、2023年の9月にも北川さんとのツーショットが出ていて「お会いしたのは2回目」と書かれていた。『DAIGOも台所』は2022年4月からの放送だから、どうも放送開始年から毎年、夏休みの終わりに「家族参観日」をやっていて、北川さんもまめに来られているらしいですね。私はまったく気づいておりませんでした。
実はお会いしたのは2回目なんですけど、初めてお会いした時、ほんまにびっくりするぐらい気さくに話しかけて下さって(しかも関西弁で)。もともと大好きやったけど、人柄の良さと気遣い、DAIGOさんへの冷静なツッコミが面白くてさらに大ファンになりました。
(山本ゆり「含みわらいのカフェごはん syunkon」2023年9月24日より)
「DAIGOさんへの冷静なツッコミ」というのが少し気になりますね。では。
【おまけ】前回コメント欄で教えていただいた『読売新聞』2025年9月17日のSuperLiveの特集記事をネットで探してみたんだけど、思ったよりデカイ扱いなのでびびった。やるなあ読売新聞。