名古屋駅で北川さんをお見かけした。ブログで報告しようと、1枚撮って帰宅後に確認したら、撮っている自分まで写り込んでいるではないか。う~ん。迷ったが、まあ北川さんとツーショットできるなんて一生に一度の想い出なので、アップします。
さて今回と次回は、ちょっと用事が立て込んできたので、いつにも増して手抜き企画。ただいまTVerとかで配信されているカンテレ(フジテレビ系で全国ネットされるが、あくまでカンテレの制作だから)の新月10ドラマ『あなたを奪ったその日から』主演北川景子インタビューを、前後編にわけて完全収録する。ちょっと楽させてもらうぞ。
では最初の質問です「オファーを受けた時のお気持ちは?」どうぞ。
景 子「とても嬉しかったです。ふふふ。個人的な……私生活で2人目の子どもを出産して、初めての連続ドラマになるので、オファーをいただいたときには『出来るのかな』っていう気持ちと、もう子どもが、こんなにいるのにオファーをいただけたっていうことがまず、シンプルにすごく嬉しかったです」
景 子「あとは、台本の内容も読ませていただいて、自分が悪いとか、そういうことではなく、本当に不廬の事故で自分の娘を失ってしまう、という役柄にもすごく、魅かれるというか『挑戦してみたいな』っていう思いがありましたし」
景 子「11話全部台本が揃っていたので、結末も解っていたんですけど『こういう結末なんだ』って、すごく自分の中では意外だったので」
景 子「沢山の人に観てもらいたいなって思って、挑戦してみたいと思いました、はい」
ここで判明したのは、このドラマは全11話で、脚本は最後までできているということ。内容はですね、えいまたまた楽して公式サイトからコピペしておく「このドラマは、10年前に食品事故で子どもを失った母親・中越紘海(なかごし・ひろみ)が、事故を起こした惣菜店の社長・結城旭(ゆうき・あさひ)を恨むなか、図らずも旭の子どもを誘拐してしまう。復讐を果たそうとする紘海だったが、その誘拐には大きな誤算があった…」だそうです。はい。
ではつぎの質問「脚本を読んで感じたことは?」です。
景 子「まず私が演じる紘海という女性が、自分の娘を失ってしまうことからドラマが始まっていくんですけど」
景 子「こう、復讐だけに一直線に行けなくなっていく紘海っていう人がいて」
景 子「で、その、人間の心の動きっていうのは、なんか自分でも自分の気持ちが時にコントロールできなかったり、どういうふうに自分の気持ちが動いていくのかが予測できなかったりするというところころが、すごくリアルだなって思って」
景 子「そういう人間の、完全じゃないいびつな、時には美しくない感情もこの脚本はすごく描いていると思うので、そこをリアリティをもって表現したい。ともかく毎日『リアリティをもってやりたい』そんなことばかり考えて演じています。」
まあ、家庭をもつと「なんか自分でも自分の気持ちが時にコントロールできなかったり」するもんね。サスペンス系のドラマを演じるけれども、そういう日常の感情のリアリティから遊離したくはないと、そういう意味でしょうか。北川さんらしい発言です。
続いて3番目の質問です「演じる“中越紘海”に共感できることは?」はい、どんなところでしょうか。
景 子「私、管理栄養士の役をやっていて、保育園で働いているという設定なんですけど、すごく娘に与える食べ物にこだわりを持っていたりとか」
景 子「その、美味しいだけじゃなくて、子どもが喜んで、うれしいって食べてくれる食事作りみたいなことを、すごく楽しんでやっている女性なんですけど、そこはすごく共感できる部分だなと思っていて」
景 子「私もどうやったら子どもが食べてくれるかっていうことを考えながら、娘が4歳なんですけど、離乳食から始まってずっとご飯を作ってきたので、なんかそこがすごく共感できるし、それが苦じゃないというか、けっこう料理が好きで、日々楽しんで作っていたりするので」
景 子「今回ドラマのなかでも切ったり作ったりするシーンがあって、そのシーンはすごく楽しいってことと」
景 子「なんでしょう、まあ、やっぱり子どもがいるから分かる気持ちみたいなものがあると思うんですけど」
景 子「もうなんでもないその、笑ってくれたとか『お母さん』って呼んでくれたとかってことが、こんなに幸せなのかっていうことは、あの今回演じながらすごく、あらためて感じたというか」
景 子「なんか今までは『おはよう』とか『ありがとう』とか娘が言ったところで、まあ日常だなぁと思っていたんですけど、なんか役のせいか、いちいちがすごくありがたく感じて、なんか日々泣きそうになっちゃうみたいな(笑)家で泣きそうになる、みたいなことがあります」
まあ何だよね。この人は『みをつくし料理帖』でハモもさばいたくらいだから、料理は得意だと思う。
久々に北川さんの包丁つかいが見られるってことだ。てことで、以上がインタビュー前半。今回はこのくらいで。後半へ続く。(ちびまる子ちゃんかよ。)