実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第924回】愛する妻が泣いた夜の巻(北川景子『冬のドラマ対抗タイムリミットバトル ボカーン』)

告知次の週末は仕事のため、韓国から中国へと出張の予定です。最来週の週末は所用で東京方面へ出ます。その次の週末も東京です。というわけで、9月一杯、ロクな更新ができないかも知れませんが、大目に見ていただけるとありがたいです。すみません。

前編 2022年12月26日 タイムリミットバトル



 フジテレビ『番組対抗タイムリミットバトル ボカーン』は、タイトルどおりフジテレビの新番組・人気番組がそれぞれチームになってゲームやクイズの対抗戦をやる生放送特番である。2022年の3月・7月・12月と番組改編期に放送されたが、2023年には制作されていない。最後のオンエアとなった昨年末の『冬のドラマ対抗タイムリミットバトル ボカーン』(2022年12月26日、19:00~21:54)は、タイトル通り、年明け2023年1月期から始まる4つのドラマのメインキャストによる対抗戦となった。



 月9ドラマ『女神の教室』からは北川景子・山田裕貴・南沙良・高橋文哉



 月10ドラマ『罠の戦争』(関西テレビ制作)からは草彅剛・井川遥・杉野遥亮・水川かたまり(空気階段)



 水10ドラマ『スタンドUPスタート』からは竜星涼・吉野北人(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)・小手伸也・水沢林太郎



 木曜劇場『忍者に結婚は難しい』からは菜々緒・鈴木伸之(劇団EXILE)・勝地涼・山本舞香



 以上4チームに、尾形貴弘(パンサー)・斉藤慎二(ジャングルポケット)・おたけ(ジャングルポケット)・鈴木もぐら(空気階段)の4人からなる芸人軍団「ボカーンボーイズ」が、エキジビジョン的に各ゲームをやってルールを説明する役割で登場。



 司会進行は、春と夏にはメインMCだった中居正広が病気療養中であったため(もし出ていれば草彅剛との共演となったわけだが)代理として登場したみちょぱ(池田美優)と吉村崇(平成ノブシコブシ)の2人を、フジテレビアナウンサーの渡邊渚がアシストするかたちで務めた。



(番組内で出たクイズ)次の2つの画像に違いが4つあります。33秒以内に見つけましょう。




答え合わせはこのブログの最後でね。


 3時間にわたる長丁場の生放送、いろいろなゲームやクイズをやって、『女神の教室』チームと『罠の戦争』チームが150点で同率1位、『忍者に結婚は難しい』チームが100点で3位、『スタンドUPスタート』チームが70点で4位(最下位)という並びで予選最終戦に入る。



 この予選最終戦で勝ち残った上位2組で決勝戦をやり、優勝すると、番組に叙々苑弁当100人分が支給されるという、なかなかよろしい御褒美である。
 予選最終戦は「メドレーリミット」といって、制限時間内に「風船早割り」「トイペタワー」(トイレットペーパーのロール15個を崩さず積み上げる競争)「高所フリースロー」の3つのゲームのクリアを目指す。





 そして、ここで予選最終戦の特別ルール「ポイント横取りシステム」が適用される。ゲームに挑戦するまえにチームを指名して、獲得ポイントをそのチームから横取りできる、というシステムである。



 最下位70点の『スタンドUPスタート』チームから挑戦。指名した『女神の教室』チームから50ポイント奪取して2位に浮上。3位に転落して唖然とする北川景子。



次に『忍者に結婚は難しい』チームは『スタンドUPスタート』チームを指名して70ポイントをゲット。一躍トップに躍り出る。喜ぶ菜々緒。



 次は『女神の教室』チーム。『罠の戦争』チームを指名して40ポイントを奪い取り、2位につける。



 やられたらやり返せ。最後の『罠の戦争』チームは『女神の教室』チームを指名。50ポイントを奪い返し2位へと返り咲き、『女神の教室』チームを3位に突き落とす。これで決勝は『忍者に結婚は難しい』チームと『罠の戦争』チームの一騎打ちとなった。まあ、2つのチームからポイント奪取されたら難しいよね。



 下克上を果たした『忍者に結婚は難しい』チームは勢いに乗り、決勝戦となる100ピンボウリングでも、僅差ながら『罠の戦争』チームを下し、優勝賞品「叙々苑の焼肉弁当100人前」を獲得したのでありました。


INTERMISSION (旧)ツイッター


その夜、夫が投稿したツイート。



だが実際のところ、この夫の愛する妻の気持ちは、そう簡単には収まらなかったようだ。


後編 2023年9月1日 人志松本の酒のツマミになる話



 フジテレビ『人志松本の酒のツマミになる話』のチーフプロデューサーは、上記『タイムリミットバトル ボカーン』でも総合演出を担当した萬匠祐基である。ちなみに先日、うちで延々とレビューした『まつもtoなかい』のチーフプロデューサーでもある。



 松本人志の両脇にコンビ芸人がいて、この2人がアシスタント的な役割をはたす。今回取り上げる2023年9月1日放送回のアシスタント芸人は千鳥。大悟の隣にDAIGOがいて、ダブルダイゴ体制である。



 そのほかゲストは、長州力、プロ雀士の岡田紗佳、嶋佐和也(ニューヨーク)。岡田紗佳は、くいくいテキーラを飲んで、とろんと酔っぱらった感じになったふうで、上手に男たちを手玉にとる。これはけっこうおじさんキラーなのではないだろうか。





 話を戻すとこの番組、ご存知の方も多いと思うが、ホストもゲストも実際にお酒を呑んで、ほろ酔いトークを愉しむという趣旨である。松本人志がルーレット代わりにボトルを回して、当った人がまず自分の話をして、トークのテーマを設定するというルール。



 で、DAIGOが当って出したテーマが「みなさん悔し泣きした思い出はありますか?」というもの。



松 本「DAIGO」
千鳥ノブ「はい、DAIGOさん」



DAIGO「まぁ人生で初めての体験をしたんですけど……まぁ体験っていうか、そういう場に(初めて)遭遇したっていう」



DAIGO「うちの妻が連ドラとかで、まあ主演やったりするじゃないですか。月9とかもこの間、やったんですよね。」
松 本「はい」



DAIGO「『テミスの教室』っていう。で、それの番組対抗とかあるじゃないですか」
松 本「スペシャルでね」
DAIGO「ドラマ同士が戦って、そう」



ナレーター「ドラマ対抗の番線番組に負けてしまった妻、北川景子さん。帰宅後の行動に衝撃を受けたそうで」



DAIGO「あの、まあ僕も観ていたんです。生放送だったんで。で応援してて、家で」
松 本「うん」
DAIGO「でも結局、ちょっとこう、負けちゃったんですよ」



DAIGO「それ、なんでかっていうと、途中まで良いとこ行ったんですよ。で、2チーム残ってその頂上決戦で決まるという、2位ぐらいまでつけてたんですよ。途中」



DAIGO「そしたら番組のルールというか、途中で(ポイントを)横取りできるクイズがあったんですよ。クイズって言うか、横取りできるシステム」
ノ ブ「バラエティはね」
大 悟「まあ盛り上がるし」



DAIGO「そう、あったんですよ」
松 本「大逆転……」
DAIGO「で、そこで2チームから横取りされたんですよ。妻のチームが」



大 悟「まあまあ、番組上は盛り上がりますよね」



DAIGO「2チームから横取りされるとどういうことが起るかっていうと、ビリになるんですよ」



一 同(笑)
ノ ブ「今まで全部うまいこといっていたのに」



DAIGO「そう、そうなんですよ」
ノ ブ「今までは何だったんだ」
松 本「まあまあまあ、勝っていたがゆえのね」



DAIGO「で、勝てばスタッフにお弁当、豪華弁当とか、ああいう景品」
松 本「ありますね」
ノ ブ「100人前みたいな」
DAIGO「そうそう、そういう」



DAIGO「それで、負けて、妻が帰ってきたんですね、家に」
松 本「ええ」



DAIGO「で帰って来て、すごく『ああ惜しかったね』っていう感じで、こう、言ったら」



DAIGO「今まで見たことないぐらいの、『ハァ……』みたいな感じで」
一 同(笑)



DAIGO「帰って来たんですよ」
岡 田「えーっ、バラエティなのに」



大 悟「真剣に取り組んでたんや」
DAIGO「帰って来て、妻はこういう感じで」



DAIGO「で『まあね、でも、まぁしょうがないよね、あれは』とか話していたら、こう妻が」



DAIGO「(グスン、グスン)」



松 本「えっマジで?」



DAIGO「泣き出したんっすよ」



ノ ブ「ええ?」
DAIGO「泣き出して、で、『えっ?』と思って」



松 本「えっと思って」



DAIGO「いやもう、本当にちょっと『でも、まぁまぁまぁ』みたいな、『まあ、でもしょうがないし』みたいな感じで言って、でそのあと俺、何て言うのかなと思ったら」



DAIGO「『……勝ちたかった……』って」



一 同(爆笑)



大 悟「カワイイ!」
岡 田「すごおい」



ノ ブ「あの方が、番宣番組で勝ちたかった」
DAIGO「本当に、そう」
大 悟「横取りされて、悔しくて」



DAIGO「悔しくて」



松 本「ふたつのチームに横取りされて」
大 悟「それはないよと」



DAIGO「そうなんすよ。で、ああいうのに勝つと現場も盛り上がるし」
松 本「士気も上がるしね」



DAIGO「士気も上がるし、しかもお弁当も渡せるしね」
大 悟「ドラマ自体がね」



DAIGO「ああいうのは本当に大事なんだ、っていうところで、もう本当に悔し泣きですよ。しかもバラエティで」



大 悟「勝ちたかった!」
DAIGO「そう!」
松 本「横取りやから、やっぱり」
DAIGO「そう横取りなんですよ」



松 本「2チームから」
DAIGO「2チームから!」
一 同(笑)



大 悟「どのドラマとどのドラマが盗ってきたんでしょうね」



DAIGO「そもそもバラエティとかに対しての意気込みが、毎回半端ないんですよ」
一 同「へええ」



DAIGO「とにかく、爪痕残すかどうかっていうのを考えていて」
ノ ブ「ええ? スゴイね」



大 悟「こっちからしたらありがたいことですよね」
DAIGO「だから爪痕残せないときとかは、家帰って来て……」



DAIGO「あの……(編集されて、爪痕を)残せなそうな時とか、あるらしいんですよね。そういうときは、家帰ってきて」



DAIGO「『今日さぁ、ちょっと爪痕、残せなそうだったから、ちょっとDAI語使った』とか言って」
一 同(爆笑)



松 本「リーサルウエポンや」
DAIGO「そう」
大 悟「これさえあれば。ホンマは使いたくない」
DAIGO「ええ」



大 悟「でも、もう絶対盛り上がるし、DAI語は」



ノ ブ「そうすればオンエアされるんだ、やっぱり」



DAIGO「されるんっすよ。そんくらいガチだから、しかもドラマも背負っているしで、とにかく悔しがったっていう」
ノ ブ「関西の方なんでしたっけ」
DAIGO「そう神戸なんですよね」



松 本「サービス精神がね、常に旺盛な人ですからね」
DAIGO「そう、そうなんですよ。いつもお世話になって……」
ノ ブ「素敵」



DAIGO「だから、僕そういう経験ないんすよ、悔し泣きとか。だから皆さん、どうなのかなぁと思って……」
松 本「なるほどね」
DAIGO「そう、悔し涙、俺流したことがなくて……」



松 本「でもそれは僕たぶんね、2チームから横取りされたからだと思う」



DAIGO「『勝ちたかった』って言った後に、確かにもうひとこと言っていたんですよ」



DAIGO「『『2チームって……』って言っていたんですよ」



一 同(笑)


 というわけで、本当はここからが「あなたは悔し泣きした経験がありますか」というトークなんだけど、それはいいや。いざというときの最終兵器としてDAI語を使う北川景子と、鉄板の嫁ネタで場を沸かせるDAIGO、という夫婦仲睦まじいお話でした。



 この北川さんのエピソードは、やはりインパクトがあったらしく、放送直後からけっこうネットで記事になっていて、Yahooニュースの芸能欄などでも見かけた。しかし私の検索した範囲で「じゃあ北川景子が悔し涙を流したというその番組は何なんだ?」と調査した記事はひとつもなかった。素人のブログですらそのくらいは調べて書くんだから、ネット記事のライターはもう少しちゃんと仕事しようよ、というのが私の意見である。



 本日は以上。『酒のツマミになる話』の残りのパートとか、あと吉岡里帆と共演する湊かなえのWOWOWドラマも始まっちゃったし、どうするどうする。いまだに方針がブレブレのまま出張になってしまうのだが、すみません、ともかく次週は海外出張へ行ってきます。最後に、前半のクイズの答え合わせ。



 最後はちょっと難しかったのではなかろうか。では。