実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第711回】今週も水川あさみファンクラブ協賛の巻(泉里香『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第10話/小松彩夏『白衣の戦士!』第2話)


 『映画 賭ケグルイ』は2019年5月3日東宝系135スクリーンで全国公開。『咲 -Saki-』と同じ規模か、もしくはもうちょい拡大されている。『咲 -Saki-』の劇場も正直けっこう空席が多かったが、大丈夫なのか?いや大丈夫にするんだ!



 ドラマ版のほうは、TBSとMBSでは第3話までオンエア。夢子とユメミの夢のアイドル対決も決着を迎え、互いの健闘を称えあって戦いは次のステージへ。

1.『スキャンダル専門弁護士QUEEN』第10話


 さて『スキャンダル専門弁護士QUEEN』だ。前回ご紹介した第7話の後、年度末のあれこれに追われてバタバタしているうちに、第8話と第9話は見逃してしまった。で唐突ですが最終回にあたる第10話「国を敵にした悪女! 疑惑の死…最後の大逆転の一手」まで行ってしまう(フジテレビ、2019年3月14日放送、脚本:三浦駿斗/照明:渡辺良平/撮影:佐藤勝成/撮影監督:福留章介/演出:関和亮)。これまでのエピソードを通じて伏線がはられていた、保守党の選挙戦不正疑惑がテーマだ。



 『週刊文新』を皮切りに、メディアでは「不倫弁護士」氷見江(竹内結子)のスキャンダルが大きく取り上げられる。紅はかつて民事党の若手代議士、吾妻涼介(山本耕史)のもとで働いていたが、愛人でもあったようだ。そして5年前の衆議院選挙では持ち前の情報管理能力を発揮して、政敵の情報を不正に入手したり、フェイクニュースを流してライバルの評判をおとしめるなど、悪質な公職選挙法違反を行って違法に票集めをしたうえ、選挙期間中に起こった関係者の怪死にも関わっている、というのである。さっそくSNSは大騒ぎだ。



 実はこのネタを『週刊文新』の東堂(泉里香)にリークしたのは、与田知恵(水川あさみ)だった。どういうことか。第8話と第9話を見逃したので詳しく説明はできないが、紅はもう事務所を辞めていて、鈴木法律事務所は、民事党を氷見紅の起こしたスキャンダルから守るために、副幹事長の吾妻と総務大臣の林(山田明郷)に雇われていた。



 あれだ、ただいまレビューを絶賛中断中の北川景子主演ドラマスペシャル『指定弁護士』で、指定弁護士になった北川さんが不正疑惑で代議士を告発したら、当の代議士が北川さんの事務所に弁護を依頼してしまって、そのため北川さんは事務所を辞めざるを得なくなってしまったが、ちょうどそんな感じ。
 ともかくそういうわけで、紅はもう鈴木法律事務所の一員ではなかった。そして残った知恵は、去って行った紅にスキャンダル責任をすべてかぶせることで、クライアントの名誉を守ろうとしていた。昨日の友は今日の敵。怖いっすね。
 与田知恵は、吾妻代議士と山田大臣に、氷見紅を証人喚問のために国会に引きずり出し、そこで決定的な証言や証拠を突きつけて彼女を断罪しよう、と提案する。



与 田「吾妻先生、5年前の衆院選は劇的な勝利だったんですよね?」



吾 妻「それが何か?」
与 田「そのとき、氷見が選挙違反をしていた可能性があります」
吾 妻「どういうことですか?」



与 田「氷見がシンクタンクから不正に個人情報を買っていたという証拠が出てきました」



 林 「個人情報? 氷見はそれを使って何をしたんだ?」



与 田「対立候補に関するフェイクニュースを流して、吾妻先生が有利になるように働きかけていたんだと思います。氷見の単独プレーだと思いますが」



 林 「当たり前だ。5年前に限らず、吾妻先生にもわが党にも選挙違反の事実などない」



与 田「ではこの記事でもう一度、氷見を叩きます」



与 田「選挙違反の件が持ち上がれば、氷見の存在は国政に関わる問題です」



与 田「明時党を通して、公の場を用意していただけないでしょうか」



 林 「選挙違反の件を突くのか。吾妻先生に火の粉はかからんだろうな?」



与 田「はい。それよりも公の場で、国民の疑惑の目を、すべて氷見に向けるんです」


 テレビ中継で証人喚問を行い、すべては吾妻の秘書で愛人だった氷見紅ひとりの暴走であると国民に印象づけ、党へのダメージを最小限に防ごうというの与田のアイデアだ。もっとも、選挙違反まで話が及べば、いくら「氷見紅が勝手にやった」と主張したところで、吾妻本人までとばっちりを喰うことは目に見えている。でも実際には、吾妻がスキャンダルに巻き込まれたら巻き込まれたで、切ってもいいと林大臣は思っているわけね。正義派でちょっと面倒くさいから。ともかく、林は黒幕の五十嵐(小野武彦)と相談し、氷見紅を国会に召喚して公聴会を開くこととする。



 それにしても与田知恵は、少し前まで相棒だった氷見紅を、なぜこんなにも残酷に裏切る気になったのか。不審に思ってやってきた東堂に、知恵はさらに、紅を追いつめるネタを提供する。



与 田「お~ 、何しに来たの?」



東 堂「これだけ氷見さんのこと叩いて、また何かたくらんでますよね?」



与 田「クライアントを守るために、動いてるだけですけど」




東 堂「このまえ私に書かせた、氷見さんの選挙違反とフェイクニュースのネタ元って、どこですか?」



東 堂「そんな事実ないですよね?」



東 堂「何 笑ってんですか?」



与 田「氷見さんのスキャンダル、暴いてみる?」



与 田「過去最大の」



 こうして調査会の当日がやってくる。紅はシャワーを浴び、戦闘服に身を包んで最終決戦に挑む。とにかく黒で固めたビジュアルがキレイでカッコ良い。







 サンローランのジャケットとブラウスとハイウェスト・パンツ、ピアスとリングはブシュロン……と書いてはみたが、ブランドのことはよく分からないや。サンローランてのはイブサンローランの子供か、弟子か?
 


 公聴会が始まる。まず呼び出された証人はフリージャーナリストの茂呂(佐野岳)。





 目を見張る傍聴席の東堂。質問をしてその場を仕切る議長は林総務大臣である。



 林 「私どもの調べによると、あなたは反社会的な組織ともつながりを持っていたそうですが、事実ですか?」



茂 呂「はい。 取材のため裏社会に出入りすることは多かったので」



 林 「今、この場であなた自身の罪を問うことはありません。ですから正直に質問に答えてください」
茂 呂「はい」



 林 「あなたは反社会的組織に名義を貸し、事務所の借用に協力していたそうですが、事実ですか?」
茂 呂「はい。 事実です」



 林 「その件を氷見氏に知られて脅されていましたか?」



茂 呂「はい。私は氷見さんに脅されていました」



 林 「報道では、氷見氏は強引な情報操作をしているそうですが、あなたも氷見氏に脅されて情報を渡したことがありますか?」



茂 呂「はい。Paygoodの工藤社長が、電子決済のトラブルを機に会社を売ろうとしている、という情報を渡しました」



 林 「それを 氷見氏は情報操作に利用したんですね?」



茂 呂「はい。工藤社長が会社を手放すよう仕向けていました」



 第7話ラスト、電子決済会社Paygoodの社長は、システムに重大なセキュリティホールがあった責任をとって退任し、会社は大手アミューズメント会社であるマネークの傘下に入る。実はマネークは、東京都のカジノ構想に食い込みたくて吾妻に多額の政治献金を寄附していて、その口利きを紅がしていたという話もあったりして、まあとにかく、そういうあれこれもすべて氷見紅ひとりに押し付けるシナリオが出来ているのだ。



 証言を終えた茂呂はそのまま部屋に残り、会場後方の傍聴席というかマスコミ席のほうに回り、東堂の座る席の隣に腰を降ろす。



東 堂「ずいぶんベラベラ話すんですね」



茂 呂「東堂さん 話さないんですか?」



東 堂「はぁ?」



茂 呂「彼女はどう出るんですかね?」



 やっぱり『仮面ライダー鎧武』の葛葉姉弟が並ぶと、ドラマと関係なく、ちょっといいね。
 その姉ちゃんは直接、法廷に立つことはないものの、与田知恵の証言のなかで資料映像を提供している。そう、与田知恵もこの公聴会で紅を告発しているのだ。



 林 「あなたは、氷見氏が5年前の衆議院議員選挙で、不正選挙に関わっていた証拠を、お持ちだそうですね?」



与 田「はい。氷見さんは 5年前の選挙の際、マネーク・アナリティカから取得した個人情報を使い、嘘のニュースで対立候補を攻撃していました」
 林 「それはどういうことでしょうか?」



与 田「いわゆるフェイクニュースという方法で、対立候補に不利な情報を作り、それを拡散していたんです」
 林 「証拠はありますか?」



与 田「はい。ある記者の協力で、フェイクニュースをつくっていた方のインタビューを入手しました。お願いします」



東 堂「あなたは 5年前の衆院選の際、フェイクニュースをつくっていたそうですね?」



 男 「はい」



東 堂「なぜそのようなことをしたんですか?」



 男 「報酬が高かったんですよ。吾妻議員に有利に働くような記事を書くだけでいい、と言われて書きました」



東 堂「なるほど」



与 田「この証言から、氷見さんが5年前に不正選挙を主導していたことは、疑いようがありません」



 林 「与田さん、ありがとうございました。席にお戻りください」


 信頼していたパートナーに裏切られ、絶体絶命、憔悴しきった紅は反論する術もなく、公聴会は終了する(でもいまモニタの文字を見ていたら、公聴会ではなくて特別調査会と書いてあった)。



 というのはもちろん引っかけで、ここから反逆が始まる。いままで紅を追いつめてきた証言や証拠の数々は、林やマネーク社の村西社長(飯田基祐)、そして保守党のドン五十嵐議員(小野健彦)たちが仕組んだものだった。そして知恵も吾妻も対立するふりをして、実は裏では紅と共謀して、全国中継で国民が見守る場で、かれら政治家たちが5年前にはたらいた悪事を暴くことにあった。



 当時シンクタンクで選挙に協力していた一人の仲間(荒木誠)が、結果的には選挙の不正に協力することになり、公表すべきか悩んでいた。しかし林や五十嵐たちから強い圧力を受け、精神的に衰弱して、対には自責の念のあまり自殺にいたった。






 紅はそのことを告発するために、5年がかりでこの機会を待っていたのだ。そして吾妻も紅の味方だった。吾妻は政治家として、不正を正さなければならないと考える正しい政治家だった。吾妻の奥さん(山崎紘菜)は黒幕の五十嵐の娘だけれど、自殺した人と大学の同級生だったので、悩み抜いた末、実の父を告発する夫を支持することにした。こうして大逆転劇は成立し、林大臣、村西社長、そして政界のドン、五十嵐代議士は失脚する。



吾 妻「明時党の不正の数々を指示していたのは、五十嵐幸夫です」



五十嵐「涼介……どういうつもりだ!」



吾 妻「5年前にその真実を知ったときから、私は政治家として、五十嵐幸夫の義理の息子として、いつか この告発をしなくてはならないと思っていました」



 紅 「5年前、田村さんは命を絶つほど明時党に追い詰められていました」



 紅 「彼らは 自分の立場を守るためなら不正を隠し、時に人の死すらなかったことにする」



 紅 「こんな理不尽な世の中は悲し過ぎる。絶対におかしいんです」



 紅 「私たちはこのことを公にするために、5年間、ずっと時機を見極めてきました」



 紅 「なすすべがなくて苦しんでいる人たちの、必死の訴えをつぶしてはならない。権力を持った人間たちが、不正を隠したまま許される、こんな世の中は変えなくてはならないんです」



 紅 「それを実現するために、一番リスクの少ない方法を提案する。それが、スピンドクターとして私ができることであり、使命だと思っています」



 紅 「以上です」


 逆転の仕掛けは、黒幕の三人(林大臣、村西社長、五十嵐代議士)が、5年前の証拠隠滅を告白したり、今日の公聴会での偽証を約束したり、紅をはめる証拠メール捏造を報告したり、そういう打合せをしていた現場を盗撮したビデオ、そして盗聴したテープであった。



 ただ、このへんは個人的に首をかしげたところだったな。このドラマの主人公は危機管理弁護士、別名スピンドクターだ。起こり得るあらゆる事態を予測し、さっきのセリフにもあったように「一番リスクの少ない方法を提案する」仕事である。だからこれまでこのドラマでは法廷シーンがなかった。そこまでいかない段階で、メディアを操って世論を形成しリスクを減らしたのである。この「法廷の出ない弁護士ドラマ」「証拠発見より世論操作で流れを作る」という新しさが売りだったはずだったはずなのに、最後は(正式な法廷ではないけど)ほとんど法廷ものみたいに、主人公は公聴会の被告席というか弁護席というか、そこに立って、生ライブ中継で、劣勢から大逆転を収めて悪人をしとめる。



 でもその逆転の決定的証拠となった盗撮ビデオと盗聴テープは、べつだん苦労して公聴会の場に持ち込んで、そこのモニタに映す必要はない。なんだったら紅は公聴会をすっぽかしたって良かった。実際、ここで仲間が動画サイトに証拠のビデオと音声ファイルを投稿して、あっという間に世論が明時党幹部のお歴々を失脚させる。そのほうがこのドラマの本来のテイストに合う。



 せっかく「法廷場面の出ない弁護士もの」という新ジャンルを開拓してきたのに、なぜ最終回をわざわざ法廷モドキの舞台設定にしたのか、スタッフの意図を少々はかりかねる。ま、竹内結子の美しい黒ずくめのファッションを楽しめたから良いのか。



そういうわけで、扱っている素材はミステリ的ではあったが、たぶんこのドラマはサスペンスやミステリではなくて、『白衣の戦士』同様、職業ものであり、竹内結子と水川あさみのバディもの、というふうに観るべきだったのだろう。そこがちょっと私のような視聴者とのギャップだった。まあいいや、最後に泉里香と佐野学の会話をご覧ください。この場面は『鎧武』の紘汰と姉ちゃんっぽくってほほえましい。



東 堂「氷見さんに踊らされましたね」



茂 呂「まっ、お互いさま」


 二人が次に共演するのはいつのことになるでしょうか。ちなみにミッチは『劇場版 賭ケグルイ』のメインキャストだ。頑張れよ。
 ってところで、ハンパですみませんが『スキャンダル専門弁護士QUEEN』レビューはこのへんで。


2.『白衣の戦士!』第2話


 さあM14さんが早くも試合放棄した『白衣の戦士!』第2話「婚活に新たな展開!!元カノ入院でナースマン動揺!?」(日本テレビ、2019年4月17日放送、脚本:梅田みか/照明:北條誠/撮影:坂本誠/演出:菅原伸太郎)。物語はそう複雑ではないのでレビューは簡単だ。

  • M14さんは、お嬢さんの戦意喪失により試合放棄していたと思ったら復帰していました(ここ)。失礼いたしました。そういや、ゴミ袋あさりが「看護婦あるある」だって話は私も聞いたことがあるから、今回の台本はそこからか出来ていったのかな。



 まずは歓迎会から。四季総合病院のみなさん、行きつけの飲み屋の名前は「なすがまま」。マスターが茄子料理を得意としていて、好きな曲がビートルズの「レット・イット・ビー」なのでこの店名がついた。というのは私の思い付きなので気にしないように。



 その「なすがまま」で、主人公のはるか(中条あやみ)と斎藤(小瀧望)の歓迎会が開かれるところからお話は始まる。説明は全く必要ないので、とりあえず観てみましょう。






本 城「いやいやいや、こんな若くてフレッシュな二人が入ってくれて、ホントに嬉しいよ」
柳 楽「そうそう、もう職場がね、パァ~っと明るくなったよね」



はるか「そうですか?」



真 由「ん? ん? ん?あら? それは、今まではナースの平均年齢が高くて、雰囲気がどんより暗かった、ということですか?」



本 城「いやいや、そういう意味じゃ……」



貴 子「そういう意味にしか聞こえませんでしたけど」
夏 美「今の完全にアウトですよ。ね〜?」



雪 乃「ですよね〜」



柳 楽「生きにくい世の中になりましたよね」
本 城「ねぇ」



柳 楽「昔は良かったな~」
本 城「ですよねぇ!」



本 城「あのぉ……2人は、もう仕事には慣れたかな?」



斎 藤「はい!先輩方が皆さん親切なので、だいぶ慣れて来ました」



はるか「いいなぁ。私は厳しい指導係にビシビシしごかれて……」



夏 美「何か言った?」



はるか「いえ何でも……おいし〜い!」



夏 美「食欲だけは一人前だよ」



真 由「まぁまぁ、三原さんはいいじゃない。ほら結婚相談所の紹介でデートして、ラブラブなんでしょ?」



夏 美「いやいや、ラブラブってほどじゃ……」



本 城「ラブラブ?」



はるか「……てっきり男いないかと」



雪 乃「イケメンで優しい商社マンなんですよね?」


 雪乃(小松彩夏)のセリフはだいたいこのくらいなので、会話の途中だけど、この場面はここまで。ここまでで終えてかまわないくらい、他愛もない会話が続くだけですが、まあ俳優陣が安定していますよね。
 婦長の真由を演じている片瀬那奈は、能年玲奈主演の映画『海月姫』で稲荷を演じていた。テレビドラマ版で泉里香が演じていた稲荷である。



  
 バツイチ先輩ナースを演じている鈴木紗理奈は「40歳になったら演技の仕事に専念する」と脱バラエティ宣言をして、40歳になってすぐ初主演映画『キセキの葉書』(ジャッキー・ウー監督、2017年)で、マドリード国際映画祭最優秀外国映画主演女優賞を受賞した。



 この人はこれから風吹ジュンみたいになるのではないか。グラドルから入り、40代で女優として開花。小松彩夏さんにとっても参考になると思う。で、そういう芸達者な俳優陣に溶け込んで、小松彩夏も普通に安定している。このあたりに円熟ぶりがうかがえる。これからもいろいろ使ってやってください関係者のみなさん。
 閑話休題。翌日のナースステーション。



貴 子「斎藤君、304の郷田さんの採血、行くわよ」
斎 藤「はい!」
貴 子「よし」



雪 乃「斎藤君、初めての採血ね」
絵里奈「リラックス リラックス」



斎 藤「がんばります」


 で、斎藤君が無事、初めての採血に成功するのを見て、はるかも「採血します!」と宣言するが、不安をおぼえた教育係の夏美が、試しに自分の腕を犠牲に人体実験したところ、痛いわ絆創膏だらけになるわで、とても一般の患者さんの採血を任せられるようなレベルにはない。



 そういうはるかが、ラストシーンで、今度は新人仲間の斎藤君相手に採血に成功して「よっしゃ〜」となるまでが、今回のお話でした。



 ほかにもいろいろ事件があって(というかそっちがドラマ的にはメインだが)はるかが同僚の斎藤のことを異性として意識し始めてモヤモヤしたり、夏美も夏美で、もう少し看護師をしようと思って、せっかく結婚相談所で紹介してもらってお見合したイケメン高スペックの商社マンとの縁談を断ったりとか、それぞれの人物関係は展開しているけど、こまっちゃんが出ている主なシーンはさらえたのでこのくらいで。



 本日は以上です。予想はしていたけど、前回に続いて、また水川あさみスペシャルになっちゃったな。あと百日紅さんから「AVソムリエ」渋江譲二の番組を紹介していただいて観たんだけど、確かに渋江がAVを熱く語っている。





 AVって普通の映画より長いし、特にデビュー作だと最初にインタビューとかがあってみんなそこは飛ばすけど、自分は飛ばさずにきちんと鑑賞するんだと力説する渋江譲二の面白さを紹介すべきか否か。来週までちょっと考えてみます。では。