実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第663回】そろそろ帰ろうかの巻(『帰ってきた家売るオンナ』余録)



 百日紅さんにコメント欄で教えていただいた「東京カレンダー」という雑誌。表紙に泉里香、特集は麻布十番でもちろんセーラームーンもピックアップされているという。名古屋じゃ手に入らないかな。



 まずはまとめサイトで拾ったプチ美談。場所は「子育てに関する情報満載!ママ向けコミュニティ ママスタジアム」こと、ママスタ(mama☆sta)という掲示板。ということはメインユーザーは30歳代主婦ってところか。「芸能人に遭遇したことのある人」というスレッドに対する書きこみ。



映画のエキストラをやったことがあるから、たくさん会ったことあるけど
印象に残ってるのは北川景子さん
雨の中での撮影が終わったとき
「お疲れさまでした。風邪ひかないようにしてくださいね」
とはにかんだ笑顔で声かけてくれた


 投稿したのはHNアルパカさんという方。たいへん好感度アップにつながる書きこみありがとう。
 さて、間に『海月姫』が入っちゃったせいで長きにわたった『帰ってきた家売るオンナ』DVDレビューも、特典映像のメイキングをご紹介して締めくくりとしようと思っていた。でも観直してみたら、メイキングって、そんなに特筆すべきポイントはないですね。これは、と思った箇所はもう本編レビューで使ってしまったし。だからちょっとだけ紹介します。まず工藤阿須加と千葉雄大のインタビュー。



千 葉「新しいことで言うと、あの、テイコー不動産新宿営業所に新入社員が入ったんで」
工 藤「そうですね」



千 葉「そうですね。草川くん演じる鍵村。まあ……」
工 藤「駄目ですね」



千 葉「駄目ですね」
工 藤「白洲美加越えるんじゃないかっていうくらい」



千 葉「そうですね。ただ現場では、北川さんに一番かわいがられていたのは草川くんです」
工 藤「間違いない」





工 藤「僕ら何だったんすかね?」



千 葉「僕らの歴史はもう、無いものになっていますよね」
工 藤「そうですね。なかったですね、もう完全に」


╳    ╳    ╳



イモト「いや何かつけているでしょう」
草 川「いやホントにつけてないですよ」



北 川「なんにもしてなくていい匂いなの?」



イモト「ヤバイよ、センパイ!センパイもう直属の後輩に甘いな」


 イモトアヤコが「直属の後輩」と言っているのは、草川拓弥が超特急のメンバーだということです。おさらいすると、超特急は、ももクロやエビ中を成功させたスターダスト・プロモーションが、2011年にDISHと共に結成した男子アイドルグループである。なんてことは、別に解説する必要はないか。『探偵の探偵』のエンディングテーマを歌っていたグループだものな。草川君はもとスターダスト芸能4部でモデルを中心に活動をしていたが、結成2年目に(おそらくはグループテコ入れのための)メンバーチェンジで加入し、芸能3部に移った。そういう期待の星、草川拓弥23歳を、いまやスターダストの大女優となった北川景子31歳がことさらに愛でていると、まあそういうことです。
 それで想い出したのは、実写版DVDにオマケでついていた戦士の座談会。北川さんが「進悟(武子直輝)が好き」っていって、司会の鈴村展弘監督に「年下趣味なのか」と突っ込まれていたやつ。本人は年齢にこだわらないようなことを言っていたが、やっぱり可愛い年下の男の子に食指を動かすタイプなのかなとも思う。ちょっとサワリだけ採録してみよう。えーと、冒頭から安座間美優がとんでもないボケをかますけど、これはただの天然だから気にしないでね。



北 川「私あの子が好き」
安座間「あんこ?」
北 川「進悟が好き」
千 咲「カッコいいよね進悟」
北 川「うん、好き」



沢 井「進悟おじさんなんだもん」
北 川「そう、今日連れて帰ろうかと思った私」
鈴 村「歳下、好きですか?」



北 川「いやなんかもうホントに」
小 松「可愛いのが……」
千 咲「カッコいいかによるっていう……」
鈴 村「あんまり関係ないんだよね、上でも下でも」
北 川「もう何でもいい」



一 同(爆笑)
鈴 村「ちょ、ちょっと待ってください、問題発言ですよこれねえ」



小 松「何でもいいそうです」


 いきなりボケる安座間、自分の興味中心の浜千咲(泉里香)、ちゃんと話題を膨らませようとする沢井、口数の少ない小松、そして男前な北川と、それぞれの個性があらわれています。この座談会、10代の彼女たちの結婚観とか恋愛観とかも語られていてなかなか面白い。いまとなっては観たことない人も多いかも知れないので、機会を改めてレビューしてみるのもいいかもしれない。
 さて話を『家売るオンナ』DVDに戻す。このドラマでは、わりとアドリブが許されているようだ。メイキングを見ると、俳優はシーンごとにセリフをアレンジして現場を明るく笑わせ、それで和気藹々と撮影が進んでいる。一番アドリブが多いのは仲村トオルということです。オヤジギャグみたいなもんだけど。「万智の電話待ちでした〜」みたいな。



 まあ今回のようなコメディタッチの単発ドラマなら、それもいいだろう。せいぜい全10話程度の長さで、主人公のキャラクター設定も役者ありきで考えられているようなゴールデンのドラマだって、こんな感じなのかも知れない。でも一年間かけてキャラクターを掘り下げ、物語の伏線もあちこちに張る朝の特撮ドラマの場合、こんなの許されないよね。ちょっとした演出上のノリでアドリブをいれても、ときには全体を台無しにしてしまうことだってある。そういうわけで私は役者のアドリブがイマイチ苦手だ。ってことはもう書いたか。



 戻ります。そのほか、特典映像のインタビューで気になることって言えば、やはり『海月姫』を観たあとだけに、要潤と工藤阿須加ってこれまで共演があったのかっていうあたりだけど、この作品が初めてだそうです。『海月姫』は二度目ってことだね。



工 藤「要さんとは一度、食事会みたいなところでお会いしたことがあって、ホント19か20歳くらいのころだんたんですよ」



工 藤「それを憶えていてくださって、その話で盛り上がったり、もうなんかそっからすごい、気さくに話しかけてくださって」



工 藤「なんか、撮影の時もヘンに緊張せず、自分を引っ張っていってくれた感じで、ホントに一緒にお仕事できて嬉しかったなって思います」


 そしてラスト、万智から屋代への唐突なプロポーズについて、北川景子は次のように語っている。



北 川「今回もプラトニックだと思うんですけど、なぜか私が求婚している」
 


万 智「結婚、しますか?」



北 川「でも確かに連続ドラマのときも、愛するパートナーと家庭を築きたいって言ってたので、ホントだったんだっていうか」



北 川「だからもし次があるんだったら、もう本当に子供がいるかも知れないなって思ってるんですけど」



北 川「ちょっとなんか、謎ですよね」


 三軒屋万智の結婚観や恋愛観は、北川さん自身にとってもイマイチつかみどころのない謎だったようだ。
 というあたりで、『帰ってきた家売るオンナ』DVDレビューは終了。あと『西郷どん』については、完全に乗り遅れてしまったし、大家さんがレビューされていることもあるので、当サイトは見送ることにした。メインコンテンツである実写版セーラームーン徹底レビューを半年以上も放置していたので、次回からは久しぶりにそっちに戻りたいのでよろしくお願いします。



 6月になると(結局劇場で観られなかった)『探偵はBARにいる3』のDVDが届く。内容が分からないが特典ディスクが2枚もついてくるんだってさ。あと6月には乃木坂セーラームーンが始まるけど、観に行けるかなあ。



 とにかくそれまでは実写版レビューに帰ろう。Act.15、月野家の朝の食卓。テレビでは愛野美奈子のジュエリーが盗まれたというニュースが流れている。そのへんだった。それにしても最近は、うちのブログさえ泉さんと北川さんばっかりになりつつあるな。このへんで他の戦士たちもテコ入れしないと。今日はとりとめもなかったが(いつもか)このへんで。