すみません。数日前から偏頭痛がひどくて、仕事もロクに手がつかない。常用のセデスのたぐいがほぼ効かない。ロキソニンがまあまあ効果があるのだけれど、1時間、せいぜい2時間程度しか保たない。
慢性的な肩こりから来るもののような気もするし、風邪かインフルエンザのような気もするが、激しい頭痛以外の症状はなくて、病院に行こうにも、何科に言ってどう説明すればいいのか腹が定まらない。
そういうわけで処置なしというか、本日も休日なので、ひたすら横になって耐えている現状です。さっきロキソニンを服用して痛みが和らいでいるので、これが保っている間だけ記事を書きますね。
というわけで、今日はほぼワンシーンのみ。
誰かに頼まれて、事故現場付近に落ちていたという姉のハンドバッグを警察に届け出た斎藤常子。その誰かが判れば、姉の交通事故死にまつわる謎もきっと解けてくる。
そういう狙いもあって、もともと東京で仕事をしたがっていた常子に上京の世話をした祥子(北川景子)だったが、来ると言った当夜、常子は一向に連絡してこない。
気になって出かけようと思ったとき、ちょうど祥子のマンションを訪ねてきたのが、同僚の吉井(向井理)だった。
祥 子「吉井さん」吉 井「開けてもらえる?」
吉井はお年寄りの原宿、巣鴨を取材した帰りで、なぜか盆栽をかかえている。
吉 井「取材先でもらっちゃってさ。君にどうかと思って。はい」吉 井「もう来てるんでしょ彼女、斎藤常子。僕も話、聞きたいからさ」
祥 子「いや、それがまだ何も連絡がなくて」吉 井「え?」
と、そこへ興味津々の表情で顔を出したのが、詮索好きなこのマンションの管理人(室井滋)である。
ディズニー/ピクサーアニメの新作『ファインディング・ドリー』(監督:アンドリュー・スタントン)も7月16日に公開だ。
吉 井「まぶ……」祥 子「どうぞ」
吉 井「誰?」祥 子「管理人さん」
正直、突然の吉井の来訪にとまどう祥子だったが、管理人さんが来ちゃったので、好奇心満々の視線をさけるべく吉井を部屋の中に入れてしまう。
この吉井という男、原作では優秀でスマートな記者で、松本清張作品ではわりと定番の、終始ヒロインに想いをよせて何かと手助けする誠実な好青年なのだが、前にも書いたとおり、向井理が演じると何かちょっと怪しい。実際、演出もそういう感じで描いていて、だから北川さんもいまひとつ信用し切れていない表情である。
だめだ。だいぶきつくなってきたので、すみませんが今回はここまで。短くて済まぬ。