実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第561回】北川景子『黒い樹海』の巻(1)


 いやはや豪華絢爛。しかもこのメンバーのなかで真ん中ら辺のポジションって凄くない?



 女優の上戸彩さん、北川景子さん、新垣結衣さん、小泉今日子さん、ローラさんら10人が競演するコスメブランド「コーセー」の70周年記念CMの30秒バージョンとメーキング映像が30日、公開された。桐谷美玲さん、すみれさん、E−girlsの藤井夏恋さん、藤井萩花さん姉妹、森高千里さんといった同社のイメージキャラクターを務める豪華なキャストが顔をそろえた。
 同社の70周年を記念した新CMは「Tokyo Seven Days」編(30秒)と題され、映画「ノルウェイの森」(2010年公開)などで知られ、ベネチア国際映画祭金獅子賞も受賞しているトラン・アン・ユン監督が演出を手がけた。(「マイナビニュース」2016年3月30日)

1. 『惑星大戦争』余禄



 さて、前回のブログのコメント蘭で、ごく一部だけど『惑星大戦争』の話題に食いついてくれる方がいるものだから(食いついてないか)、ブログを書かなきゃならない貴重な週末の時間を費やして、思わずDVDを鑑賞してしまったではないか。



 で、改めて思ったのだが、みんなはこれ観ない方がいいと思うよ。私は楽しんだけど、こんなふうに人生の残り時間を無駄づかいするのは私だけでいいと思う。



 私にとっては、森田健作と沖雅也が浅野ゆう子をめぐって恋のライバルという取り合わせもけっこうツボだし(といっても浅野ゆう子の気持ちはとっくに森田健作に行っちゃっていて、すでに勝負はついているのだが)、デザイン面では、ようやくこの翌年(1978年)に正式に陽の目をみる『死亡遊戯』のブルース・リーとよく似た宇宙服も、『海底軍艦』の轟天号のデザインをリファイン(?)した「宇宙戦艦 轟天」も、その身も蓋もなさがかえって好きなんである。公開当時、轟天号のプラモデルも売り出されたが、中身はたんに海底軍艦だったという、訴えられても仕方のないレベルだったことをよく憶えている。



 ネットで調べてみたら、そもそもこのクラウンのプラモデル、オリジナルの『海底軍艦』の轟天号自体が、映画に出てくるものとは似ても似つかぬデザインで、何か普通の潜水艦のキットに適当にドリルかなんかつけて、それっぽく粉飾したものだったわけですね。それが『惑星大戦争』で轟天号が復活することになったので、アレをパッケージだけ変えてもう一度売れ、ということになって(推定)もう何が何だかという状態になってしまったらしい。



 正しい『惑星大戦争』版の轟天号は、胴体がリボルバーになっていて、そこから戦闘機が射出される仕様なんでひとつよろしく。



 あともうひとつ、当時の浅野ゆう子は、まだハイティーンだったけど、とにかくセクシーで脚が長くてスタイルが良くて、むちゃくちゃ日本人離れしていた。それだけで、歌とか演技とか以前に存在意義のある人でした。



 個人的な見解だが、現在でいうと、菜々緒という人がだいたいそういうポジションにいると思う。



 もうひとつ前回コメント欄で、河辺千恵子が旧姓に戻って、新たなブログを始めたことを教えていただいた。河辺さんは結婚前後あたりから加圧トレーニングのインストラクターとなって店を持ち、結婚後は「旦那さん弁当」とか料理本を出してカリスマ主婦路線を歩み、さらに「自分の行きたいパンケーキ店」として「88 huit huit」をチェーン展開した。



 このパンケーキ屋は、一時期、名古屋に集中的に開店して、私の知っている範囲で、名古屋駅前、栄、金山、そして上小田井のイオンのシネコン内と、4店舗もあった時代がある。
 でも店名の「88 huit huit」が、おちまさとと千恵子さんのラッキーナンバーが8で、結婚式も8月8日に挙げたってところから来ているので、今となっては痛い。現在、ガンガン閉店中で、名古屋も金山店しか無くなってしまったようである。全面的に消えるのも時間の問題であろう。そういや上小田井のイオンモールの映画館、最近行ってないなぁ。



88 huithuit へようこそ人気プロデューサーおちまさとさんの妻でモデルの越智千恵子さんが「もし私がパンケーキカフェを開いたら」と空想しながら生まれた人気のレシピ本「越智千恵子のパンケーキCafe」を現実の店舗として再現した「88 huithuit」。


 うーん、黙祷。
 まあ色々あったなぁ。9歳になった先生(犬の名前)は一緒に暮らしているみたいだが、キャサリン(祖母の愛称)は還らぬ人となり、愛する娘は、いまもイクメンを看板にしている元夫にもぎ取られていった。
 でも私は経験的に言うけれども、娘と母親の繋がりって父親より強い。親権を元ダンナに譲った理由は知らないが、とにかく頻繁に会うようにすることだよ。お嬢さんのためにも。



 で、今度はピラティスだそうである。ピラティスなんて知らなくて、今度はイタリアのスイーツの店でも始めるのかと思ったら、これは路線的には加圧トレーニングとかの方で、ドイツ生まれのエクササイズだそうである。モデルさんたちの間にはすでに浸透しているようで、知らなかったのは私だけか。そういや安座間美優のブログにしばらく前から何か書いてあったよな、ピラティスへ行ったとか。
 それでちょっと、安座間美優がピラティスやっている写真はないかと探してみたが、なかった。代わりに出てきたのは、滝裕可里が河辺千恵子の指導でピラティスをやっているというブログ記事。



 滝裕可里は、安座間美優の鼻炎ジェルのCMに出ていたり、小池里奈が出ていた『ウルトラマンギンガS」で紅一点のアリサ隊員をやっていた人だけど、『ラブベリー」出身で沢井美優や河辺千恵子の同期なんだね。後で知って「ふうん」って思った。3年ほど前かな、沢井美優の舞台を滝裕可里が観に来てくれたとかいう記事が、沢井ブログにあったと思う。



2. ようやく本編


 すまん、またダラダラと。さあ本題だ。北川景子in『黒い樹海』


 
 ヒロインの笠原祥子(北川景子)は就職浪人で、大手新聞で文化部記者をやっている姉(小池栄子)と二人暮らしをしている。



 しっかり者のお姉さんと、頼りっきりの妹という感じである。



北川景子って「姉さん」のイメージが強くて、妹役は比較的珍しい。しかも姉妹設定の場合、その関係に何らかの影が差している。『LADY 〜最後の殺人プロファイル』の祥子は妹と二人暮らしで、妹は父親が死んだ火災を目の当たりにして以来、軽い強迫神経症にかかった感じになっている。




 『探偵の探偵』の玲奈は、妹をすでに失っていて、そのことも絡んで両親との関係が破綻している。それで新しくスマ・リサーチ社に入社してきた川口春奈に、妹の面影を見てしまう。



 でも今回は北川さんが妹である。すでに両親はいなくて、姉の信子(小池栄子)と都会の片隅に肩寄せ合うように生きている。そしてお姉ちゃんのことを心から尊敬している。原作より。



 祥子はこの姉に今まで反感をもつことを知らなかった。顔も異っていたし、性質も反対といってよい。幼い頃から姉の美しさに尊敬をもち、この姉から不用になった品物を貰うのが嬉しかったものだ。たとえそれが化粧品の空箱のような詰まらない物でも大事に保存した。


 就職活動中のドラマ版のヒロインとは異なり、原作の妹は小さな貿易会社の社員で、英文タイプを叩いてルーティンの事務仕事をこなしている。だから文化部の記者として、著名な文化人とか芸術家などと幅広く交流している姉は違う世界の存在であり、自慢の姉である。まあ確かに小池栄子と北川景子とではだいぶタイプが違うし、わかりやすくていいですね。
 お話は、その姉が久々に休暇をとって東北へ旅行に行く、というところから始まる。別れぎわ何かしら予感を覚え、去っていく姉を見つめる祥子。









 その予感どおり、姉は長野県の観光バスとダンプの激突事故に巻き込まれて、命を失ってしまった。






 知らせを聞いて現場に駆けつけた祥子は、変わり果てた姉と対面する。








「失礼します。笠原信子さんのお身内の方ですか?」



「妹です。妹の祥子です」

 


すまんなあ。話が全然進んでいないけど、日曜日も暮れてきたので今回はこのへんで。