実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第449回】みゅうみゅう降誕後夜祭Vol. 27


今回、安座間美優さんの27歳の誕生日を寿ぐにあたって、何を書こうかと考えたんだけど、あまり思いつきませんね。ていうか、大家さんの記事と内容がかぶっちゃう。
考えてみれば安座間さんは、1996年、小学校4年生の年に沖縄アクターズスクールで芸能活動を始めた頃から、モデルさんになる夢を思い描いていたのである。そして2002年、高校生になった年にミス・セブンティーンに選出され『Seventeen』専属モデルとなる。



関係ないが、上の画像を探していたら、こんなの(↓)が出てきた。2006年『ニコラ』の第10回モデルオーディション。今年、明暗をわけたお二人というか、私はどちらかというと左の人の方をヒイキにしていただけに、いろいろなことを考えさせられます。




すみません安座間さんに話を戻します。その後、法政大学にご進学、在学中の2006年に『non-no』モデルにステップアップ、そして2007年には『Camcan』へ移籍、今日にいたるという、万事快調というか順風満帆というか無病息災というか天下泰平というか、実によどみなく夢を実現して、その間、2003年から2004年にかけては『美少女戦士セーラームーン』のセーラージュピター/木野まこと役、2008年から2011年までは『ズームイン!!サタデー』お天気キャスターというオマケまでついている。
同工異曲のことを何度も言っているんだけど、この人は「奇跡の人」である。ジュニアアイドル時代からここまで、いろいろな苦労や努力を積んでいるはずなのに、そういうそぶりを表に出さず、常に自然体(にしか見えない態度)でふるまっている。資質と志向と努力のバランスがベストの状態なのだ。ふつうはこうは行かない。本人の資質とやりたい方向性がやや食い違っていたり、無理な境地を目指してしまっていたり、才能の無駄遣いをしてしまっていたりするものなのだが、いまの安座間美優にそういうズレはない。ナチュラルで、しかも自分のポテンシャルを十二分に発揮している。私は今年(2013年)の『Camcan』3月号の袋とじ企画に感心してしまったのだけれど、みなさんはいかがでしたか?




今年のベストセラーに『ハダカの美奈子』という題名の本があって、「美奈子」と聞くと「愛野」しか連想できない頭の不自由な私は、このタイトルだけでたいへんな妄想に苦しめられたものだ。この場合の「ハダカの」には「偏見や先入観ぬきで、ありのままの私を見て」という意味がある(と思う)。でも出版サイドとしては、そういう象徴的な意味だけのハダカには商品価値があまり見込めないので、実際にハダカの写真を添付する。買う側も、どちらかといえばそっちに興味をもって買う(と思う)。この「ハダカを見せる側」「ハダカを供給する側」「ハダカを消費する側」の三者がみんな満足する状況は、なかなか生まれにくい(と思う)。なんか観たくもないハダカがこれでもかとばかりにしつこく供給される場合はいっぱいある。愛野美奈子でも本田美奈子でも、百歩ゆずって小向美奈子でもない美奈子のハダカとか。逆に、まれに供給過剰な人もいる。たとえば『メグたんって魔法つかえるの?』の中の人。



メグたんはホントになんでもやり過ぎな気がする。
かと思えば、需要と供給のバランスがよくとれているのに、当人が後になって「その写真を出すのは許可していなかった」とか言い出してもめる場合もある。これほどさように、世の中エロがからむと面倒なのだ。
ところが安座間さんの場合は「ありのままの私を見てもらいたくて裸になりました」という意味合いで撮った裸の写真が、メディアなどで、本来の意図とは違う下世話な興味で取り上げられたりすることもなく、「これがありのままの裸の安座間です」という本来のメッセージ通りに消費者に届いている。これってすごいことではないだろうか。いや、ひょっとすると安座間さんの写真をヨコシマな目的で使用した男子とかいるかも知れないが、そういう人は先生いま目をつぶっているから黙って手をあげて、深く反省しなさい。



自然体ってこういうことをいうのだなぁ。これは安座間美優ならではの袋とじ企画であった(と思う)。
でもそこが困りものでもある。今がベストな状態なので、次のステージが想像できないんですよね。ホント、あとは結婚とか、『Camcan』を卒業して『Anecan』に行くとか、そのぐらいしか思いつかない。
その一方で、戦士たちのなかで、これまでいちばん予想外の展開をしてきたのも安座間さんである。そもそも今回の「安座間の袋とじ」自体、想像もできない企画だったわけだし。
そういう意味では、次のステージでなんかとんでもない方向に駒を進めていそうな感じもあるんだ。


すみません今日は息子と二人、実家で年を越すための移動日だったので疲れた。加えて、『天国の恋』最終回に激しく脱力して何事にも身が入らないという事情もあるのでこのくらい。物足りないという人は(たぶんいないだろうけど)安座間さんについて過去に書いた記事、これとかこれとかこれとかも一緒に読んでいただければうれしいです。てなわけで今回はこれまで。




次はたぶん元日の年越しスペシャル『天国の恋』レビューファイナルでお目にかかりましょう。元日から『天国の恋』でいいのかという気もするが。



安座間美優さん、27歳のお誕生日おめでとうございます。