実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


最新記事〕 〔過去記事〕 〔サイト説明〕 〔管理人

【第190回】河辺千恵子さんお誕生日記念企画<CK's Discography>の巻(前編)


河辺千恵子さんは2月24日生まれ。間もなく22歳のお誕生日を迎えられる。結婚して初めてのバースデイだね。おめでとうございます。というわけで、予告どおり今回は、河辺さんの歌声が聞けるCDのリストを作成してみました。名づけて<CK's Discography>。
しかしですね、ミュージカル関係の情報整理に思いのほか手間どってしまった。ご存じのようにミュージカル後期は頻繁にメンバーチェンジがあって、マニアの方ならともかく、私程度のユルいセラミュのファンになると、どの公演はどのメンバーか、なんてすぐには出てこない。だからベストアルバムのラインナップが分からなくて、例えばあるところのデータに、2003年1月に出た「ETERNAL EDITION 3」のボーナストラック「銀河の聖域(サンクチュアリ)」が河辺千恵子マーキュリーのヴァージョンである、と書いてあったりすると「ウソだろ」と思いつつ振り回されるわけですよ。で再確認してみると、やはり「無限学園 〜ミストレス・ラビリンス〜 [改訂版]」の音源なので、マーキュリーは愛美さんだったりして。しかしどこの世界も人事異動というのは複雑なもんです。もうすぐ3月ですね。
そういう事情もありまして、最初はセラミュからソロ時代まで、一気にドーンと一覧表に出す予定でしたが、今回はソロデビュー前までの「前編」ってことにさせていただきます。あしからず。

1. セーラームーンミュージカル関係

 

「ミュージカル美少女戦士セーラームーン ETERNAL EDIDITON 〜戦士テーマ曲集+カラオケコレクション〜」COCX-31242(2000年12月30日発売)

  

No.  曲名・作者 time
01 「The Last Change」(21st Century)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三 セーラームーン 2:16
02 「炎のMessenger」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三 マーズ 2:13
03 「Zigzag Slash」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 ジュピター 1:41
04 「Drive Me The Mercury」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三 マーキュリー 1:53
05 「Traditional The Grace 〜愛の嵐〜」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 ヴィーナス 2:05
06 「セーラーWAR 2001」(ボーナストラック★フルコーラス・ニューヴァージョン)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 2:16
07 「Millennium・恋の戦士じゃいられない」(ボーナストラック★フルコーラス・ニューヴァージョン)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 4:03
08 「FIRE」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:松永和彦 戦士9人 3:33
09 「Everlasting Moonlight」(★1999ヴァージョン)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:松永和彦 戦士9人 3:20
10 「La Soldier」(1 chorus Version)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 1:53
11 「The Last Change」(カラオケ)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三   2:16
12 「炎のMessenger」(カラオケ)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三   2:13
13 「Zigzag Slash」(カラオケ)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   1:41
14 「Drive Me The Mercury」(カラオケ)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三   1:53
15 「Traditional The Grace 〜愛の嵐〜」(カラオケ)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   2:05
16 「セーラーWAR 2001」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   2:16
17 「Millennium・恋の戦士じゃいられない」(カラオケ)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   4:03
18 「FIRE」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:松永和彦   3:34
19 「La Soldier」(カラオケ)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三   1:54
20 「L'amour D'amour Moonlight」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   3:40
21 「La Moon(カラオケ)」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:林有三   4:09
22 「伝説生誕」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   3:00
23 「La Fatarite 星戦士」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   2:34
24 「Everlasting Moonlight」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:松永和彦   3:20
25 「LINK」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:松武秀樹/編曲:高橋将人   3:22

【解説】メインは1曲目から5曲目までで、内部戦士5人のテーマ曲というかイメージソング。それぞれ決めセリフがある。歌っている配役は以下の通り。セーラームーン(神戸みゆき)/セーラーマーズ(神田恵里)/セーラージュピター(林百合子)/セーラーマーキュリー(河辺千恵子)/セーラーヴィーナス(村田あゆみ)。6曲目「セーラーWAR 2001」と7曲目「恋の戦士じゃいられない」が、彼女たち2001年新戦士に外部戦士4人を加えた新録音。さらに、8曲目は神戸みゆきムーンの代名詞「FIRE」で、配役はセーラームーン(神戸みゆき)/セーラーマーキュリー(伊澤麻璃也)/セーラーマーズ(神田恵里)/セーラーヴィーナス(中村有希)/セーラージュピター(栗山絵美)という、河辺千恵子が参加する直前のラインナップ。9曲目は原史奈ムーンの代表曲「Everlasting Moonlight」、10曲目は同じく史奈ムーンで「La Soldier」。配役は、セーラームーン(原史奈)/セーラーマーキュリー(赤嶺寿乃)/セーラーマーズ(神田恵里)/セーラーヴィーナス(中村有希)/セーラージュピター(栗山絵美)。なお外部戦士は、どの曲も同じメンバーで、セーラーウラヌス(高木ナオ)/セーラーネプチューン(朝見優香)/セーラープルート(穂坂優子)/セーラーサターン(冨岡真理央)である。後半はカラオケ集。カラオケには「L'amour D'amour Moonlight」や「LINK」なんてあたりも入っている。
「Drive Me The Mercury」は、優等生のイメージをかなぐり捨てた水野亜美の「冗談じゃないよ!」というタンカが聞けるナンバーだが、それを13歳の河辺千恵子がニッコリ笑いながらやると、不良っぽいのにむちゃくちゃ可愛い。私は以前このブログで「これぞ実写版のダークマーキュリーのイメージの原点だ」と書いて、コメント欄でお叱りを受けたことがある。初代の森野文子さんがすでに革ジャンを着て「いい子はやめた」と歌う亜美ちゃんを演じているわけですね(1995年の「Supers」)。これはもう、ご指摘の通りだったんですが、私は森野さんの舞台を観ていない上、初めてナマで見たセラミュでこの曲を聴いたこともあって、いまでも実写版のダークマーキュリーを観ていると、頭の中で「Drive Me The Mercury」が再生されてしまったりする。



「ミュージカル美少女戦士セーラームーン メモリアルアルバム10 〜誕生!暗黒のプリンセス ブラックレディ〜」COCX-31423(2001年7月20日発売)

  

No.  曲名・作者 time
01 「オーバーチュア」作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   0:41
02 「Forbidden Hades」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 プルート 2:51
03 「Broken MOBIUS」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 外部4戦士 2:33
04 「Private Mystery Circle」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:坂本昌之 5戦士&衛 2:34
05 「決起!反逆の一族」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 プリンス・デマンドと悪役のみなさん 3:27
06 「虹色モノクローム」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 アロン、マナ 2:51
07 「La Soldier」(フルオーケストラメドレーヴァージョン)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 アロン、マナ 1:32
08 「Taxedo Versus」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:坂本昌之 タキシード仮面 1:39
09 「Innocent Demand」作曲:小坂明子/編曲:山本健司/作詞:斉樹潤哉 プリンス・デマンド 3:03
10 「ブラック・ムーンSignal」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:山本健司 ブラック・レディ 3:18
11 「みんなの愛を返せない」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 2:00
12 「この鼓動から愛は生まれない」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 ちびうさ 2:29
13 「Moment Fatal」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:坂本昌之 戦士9人 3:19
14 「21st Century・恋の戦士じゃいられない」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 4:02
15 「La Soldier」(フルコーラスヴァージョン)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 4:11

【解説】マリナムーン初お目見えとなった2001年夏公演の音楽集。物語は原作のブラック・ムーン篇、アニメの『セーラームーンR』に対応する。この舞台についてはだいぶ以前に書いたこともあるので、よかったらご参照下さい(第32回)。配役は以下の通り。セーラームーン(黒木マリナ)/セーラーマーズ(吉田恵)/セーラーマーキュリー(河辺千恵子)/セーラージュピター(杉本文乃)/セーラーヴィーナス(村田あゆみ)/セーラーウラヌス(高木ナオ)/セーラーネプチューン(朝見優香)/セーラープルート(穂坂優子)/セーラーサターン(垣内彩未)/セーラーちびムーン(宮崎のえる)/タキシード仮面(浦井健治)/ペッツ(池上愛)/カラベラス(遠藤あど)/コーアン(たくませいこ)/アロン(安谷屋なぎさ)/マナ(鈴木かすみ)/ドロイド:ヴェネティ(荻野泉)/ドロイド:アクアティキ(桑原由夏)/プリンス・デマンド(小野妃香里)/サフィール(黒田百合)}/エスメロード(河崎美貴)/ティムルン(もろいくや)/ブラック・レディ(川崎真央)/デス・ファントム(富永研司)。13〜15はボーナス・トラック扱い。と言っても、公演で使われなかったわけではなく、ドラマが終わった後に、ミニレビューのような形で披露された。もちろん最後の「La Soldier」が締めのアンコール・ナンバーである。



「ミュージカル 美少女戦士セーラームーン ETERNAL EDITION 2 誕生!暗黒のプリンセス ブラック・レディ[改訂版] 〜惑星ネメシスの謎〜」COCX-31767(2001年12月29日発売)

  

No.  曲名・作者 time
01 「The Last Change」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三 セーラームーン 2:16
02 「Drive Me The Mercury」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三 マーキュリー 1:53
03 「炎のメッセンジャー」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三 マーズ 2:13
04 「Zigzag Slash」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 ジュピター 1:40
05 「Traditional The Grace 〜愛の嵐〜」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:林有三 ヴィーナス 2:07
06 「Harsh! Saint Cry!!」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:高木茂治 ウラヌス&ネプチューン 2:56
07 「Forbidden Hades」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 プルート 2:51
08 「To a Brand-new World」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 サターン 2:04
09 「またまたちびうさです」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 ちびうさ 1:59
10 「ベストソングメドレー」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 7:17
11 「New Innocent Demand」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:山本健司 デマンド&悪役 3:12
12 「Moment Fatal」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:坂本昌之   3:18
13 「Harsh! Saint Cry!!」(カラオケ)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:高木茂治   2:56
14 「Forbidden Hades」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   2:50
15 「To a Brand-new World」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   2:06
16 「またまたちびうさです」(カラオケ)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   2:00
17 「La Moon」(Instrumental)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:林有三   4:08
18 「Everlasting Moonlight」(Instrumental)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:松永和彦   3:19
19 「LINK」(Instrumental)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:松武秀樹・高橋将人   3:22
20 「FIRE」(Instrumental)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:松永和彦   3:34
21 「Moment Fatal」(Instrumental)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:坂本昌之   3:18
22 「ムーンライト伝説」(2002 Musical Version)作詞:小田佳奈子/作曲:小諸鉄矢/編曲:池田大介 戦士9人 2:56
23 「LINK」(オルゴールトーン)作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   3:27
24 「La Soldier」(オルゴールトーン)作曲:小坂明子/編曲:小坂明子   3:34

【解説】「暗黒のプリンセス ブラック・レディ」の「改訂版」公演にあわせて発売されたCDだが、楽曲そのものに大きな異同があるわけではないので、最初の「ETERNAL EDITION」と同様、各戦士のテーマソングを中心に編集したベストアルバム的な構成となっている。ただし今回は、外部戦士(ウラヌス、ネプチューン、プルート、サターン)のソロ曲も入っている。それから23曲目はミュージカルメンバーによるアニメの主題歌。
公演の配役は以下の通り。セーラームーン(黒木マリナ)/セーラーマーズ(吉田恵)/セーラーマーキュリー(河辺千恵子)/セーラージュピター(杉本文乃)/セーラーヴィーナス(村田あゆみ)/セーラーウラヌス(高木ナオ)/セーラーネプチューン(朝見優香)/セーラープルート(穂坂優子)/セーラーサターン(垣内彩未)/ちびうさ(宮崎のえる・山本愛星)/地場衛(浦井健治)/ペッツ(依田秀亮)/カラベラス(遠藤あど)/ベルチェ(若山愛美)/コーアン(染谷妃波)/アロン(安谷屋なぎさ)/マナ(鈴木かすみ)/ヴェネティ(荻野泉)/アクアティキ(韓今希)/プリンス・デマンド(小野妃香里)/サフィール(黒田百合)/エスメロード(河崎美貴)/ブラック・レディ(中丸シオン)/デス・ファントム(富永研司)。河辺さんの後を承けて水野亜美になる若山愛美が、この公演であやかし四姉妹の三女ベルチェを演じていて、新旧マーキュリー対決が見られるところがミソである。それにしてもブラック・レディを演じた中丸シオンは不思議なビジュアル・インパクトをもっていた。
河辺千恵子は、この次の10周年記念公演「10th ANNIVERSARY Festival」(2002年3月)を最後に水野亜美を卒業することになる。で、セラミュのビデオがDVDでリリースされるようになったのも、その10周年公演からなので、結局、ここまでのマリナムーンはすべてVHSでしか入手できない(現在はもちろん絶版)。どうにかならないものか。
22曲目はミュージカルのメンバーによるアニメ版主題歌。それから「カラオケ」と「インストゥルメンタル」の違いは、「インストゥルメンタル」の方は主旋律が入っていて歌いやすくなっています(笑)。


「MARINAMOON SPECIAL EDITION 2004 ウィンタースペシャルミュージカル 美少女戦士セーラームーン 〜新・かぐや島伝説[改訂版]〜」COCX-33055(2004年12月22日発売)

  

No.  曲名・作者 time
01 「Private Mystery Circle」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:坂本昌之 5戦士&タキシード仮面 2:30
02 「Moment Fatal」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:坂本昌之 戦士9人 3:16
03 「21st Century・恋の戦士じゃいられない」(2001 サマーVer.)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 4:00
04 「La Soldier」(フルcho. 2001 サマーVer.)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 4:10
05 「うさぎ Love Magic」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 うさぎ&衛 2:40
06 「自惚れ少女がやって来た!!」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:山本健司 5戦士、衛、ちびうさ 2:47
07 「Triangle Secret!」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 5戦士、星野一家、ウィッチーズ5 3:22
08 「うさぎと4人のずれる思い」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 5戦士 3:59
09 「セーラーWAR! ’94」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 5戦士 2:14
10 「HEREAFTER…」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:林有三 戦士9人 4:04
11 「ミステリーさがし」作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 2:41
12 「月色のシンジケート」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:山本健司/編曲:小坂明子 5戦士 2:52
13 「恋のデンジャラス」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 2:01
14 「みんなの愛を返せない」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 5戦士 3:15
15 「What For!? 真実の果実」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人 7:43
16 「Here goes! Shining star」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:山本健司 5戦士 3:04
17 「地球色は Salad Time」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:渡辺チェル 戦士9人 3:05
18 「Moonlight Justice」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 セーラームーン、タキシード仮面、外部4戦士 2:10
19 「漂着したけれど」(2004 サマーVer.)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 5戦士&ちびムーン 2:37
20 「純潔のナルシズム」作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:渡辺チェル 戦士9人 3:42
21 「みんなだれかに愛されて」(2004 サマーVer.)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 戦士9人&ちびムーン 3:55
22 「LINK」(1cho. 2004 サマーVer.)作詞:冬杜花代子/作曲:小坂明子/編曲:松武秀樹・高橋将人 戦士9人&ちびムーン 2:22
23 「約束の詞」(ボーナストラック)作詞:斉樹潤哉/作曲:小坂明子/編曲:小坂明子 セーラームーン 2:31

【解説】黒木マリナのセラミュ最終公演にあわせてリリースされた、マリナムーン卒業記念アルバム。マリナ引退を機にセーラームーンミュージカルそのものが終わってしまったので、セラミュ関係のCDとしても、これが最後の一枚となった。ジャケット写真等には出てこないが、1曲目から4曲目までが「誕生!暗黒のプリンセス ブラックレディ」の音源で、2001年メンバー(黒木マリナ・吉田恵・河辺千恵子・杉本文乃・村田あゆみ)の歌唱である。5曲目も同じで、マリナさんと、浦井健治くん演ずる地場衛のデュエット。河辺さんが関わっているのはここまで。ついでに後の曲もざっと触れておくと、5曲目〜11曲目は2002年夏「無限学園 〜ミストレス・ラビリンス〜」の音源で、マーキュリー:若山愛美/マーズ:吉田恵/ジュピター:岡田夏里七/ヴィーナス:渡部瑞貴/ウラヌス:高木ナオ/ネプチューン:朝見優香/プルート:穂坂優子/サターン:仲村瑠璃亜という顔ぶれ。しかしジュピターの岡田夏里七(松田かりな)は、結局いろいろあって、実際にはほとんど舞台でジュピターを演じないまま、渡辺舞が後を継いだのだと思う。12曲目〜16曲目は2003年夏「スターライツ☆流星伝説」のメンバーで、マーズがかわさき愛子、ジュピターが渡辺舞、ヴィーナスが渋谷桃子となる。渋谷桃子は映画『チェリーパイ』で北川景子と共演しているね。17曲目以降が2004年夏「新・かぐや島伝説」公演の顔ぶれで、セーラームーン(黒木マリナ)/マーズ(本間理紗)/マーキュリー(若山愛美)/ジュピター(渡辺舞)/ヴィーナス(絵梨華)/ウラヌス(中山旦子)/ネプチューン(大山貴世)/プルート(中江ゆきこ)/サターン(船越英里子)/ちびムーン(大崎望絵)/タキシード仮面(城田優)。これが最終メンバーとなる(ただし、最後の最後となった2005年新春「改訂版」公演では、地場衛役が城田優から宮本行へ、プルート役が横井美帆に代わっている)。城田優も映画『ヒートアイランド』で北川景子と共演しているね。


2. 156P(河辺千恵子+小田瑞穂)関係

 

マキシシングル「15のブルース」STBY-1001(2003年9月20日発売)

  

No.  曲名・作者 time
01 「15のブルース」作詞・作曲:篠村俊夫・カワイ進・Nao wonder 156P 3:46
02 「15のブルース Part2」(156P Remix)作詞・作曲:篠村俊夫・カワイ進・Nao wonder 156P 3:41

【解説】 観たことないのに書くが「恋するいちごパラダイス」というテレビ番組があった。2002年11月から2003年9月まで、土曜の午後7時(再放送は日曜の午前11時)にBS朝日で放送されていた。河辺千恵子、小田瑞穂、岩井七世、倉田夏実、近藤好美、滝裕可里、矢口聖来、市岡麻美などなどといった(ほとんど知らない名前をコピペしている)ラブベリーナたちによる、10代の女の子たちのためのバラエティだったようである。で、この番組から生まれた、河辺千恵子と小田瑞穂(左利き)の企画ユニットが156Pで、その唯一のシングルがこの作品である。
ユニット名は「156P」と書いて「ストロベリー・シックス・ポケット」と読む。どうしてこう読むかというと「15」でイチゴ=ストロベリーだからというムリヤリな話である。したがって曲名も「イチゴのブルース」と読むのが正しい。で、曲はぜんっぜんブルースではなくて、ラップである。ラップって言っても、社会派のメッセージがあるわけではない。いやあるのかな。オジサンこういうのは弱いが、一昔前のEAST END × YURIの「DA.YO.NE」みたいのを連想していただければいいか、って、ええい面倒だ、歌詞の最初の方を紹介するので「ああこういう曲ね」と納得してくれ。

ねえ教えてパパママ私のこと 二人はどんな年で私を生んだの tell me生んだのtell me/15(イチゴ)世代の私たち だけどもう17歳so I'm sorry/日サロも30分500円 そいえばガングロ先輩どしてんの/モデルになったはいいけれど だけど17歳お肌の曲がり角

こんな感じの「いかにも」なラップです。お分かりいただけましたか。当時10代少女たちにとってのプチカリスマモデルというか、ファッションリーダーだった河辺千恵子らしいコンセプトのナンバーですね。この曲については、当時、原宿でキャンペーンとかあったらしいし、もっと詳しいことをご存じの方、ぜひコメント欄に情報をください。
CDジャケットはプリクラのコラージュになっていて、すみっこに買った人が自分のプリクラをはるスペースが作ってある。そうすると河辺さんや小田さんとお友達気分っていうことなんでしょう。ジャケット裏は番組で歌ったときのアフロヘアのスナップで、貴重と言えば貴重だ。



今回はここまで。デビュー前の歌手活動で、ここに漏れている作品をご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひご一報ください。次回はいよいよソロデビュー以降「ショッピングモールの歌姫篇」である。