【祝】ぽんた様におかれましては1500記事達成おめでとうございます。私は先日、新幹線のホームで全日本プロレスの武藤敬司社長とすれちがいました。なかなかの迫力で、そうか関西支部のダンナさんはこういう感じの人か、この身体なら事故から奇蹟の復活をはたしたのもうなずけるわいと感心しましたぞ〜(何か間違ってますか?)。
セーラームーンリング主宰D.S様におかれましても、何かとおめでとうございます。12月に入り、ワイルドな忘年会記事が登場しそうな気配でありますが、どうか奥様お母様にお気をつけてそれなりに節制されますよう。
さて昨日は、ポートメッセ名古屋の弓原七海ライブにも行かずに仕事に出ていたわけだが、その帰りの地下鉄で、小学館の『PS』(Pretty Style)の吊り広告を見た。最近は北川さんのメディアへの露出が多くて、私も全部フォローできているわけではないが、この『PS』No.69(12月1日発売号)の写真はすっごくいいなあ。seigneurさんによると「PSはストリート系なので、わざとライブ感のある」写真なんだそうだが、なんか私の(勝手な)イメージどおりの、構えたところのない北川さんだ。『モップガール』も所々でそういう彼女を観られるのが嬉しいです。
なんて書いたそばから、お恥ずかしい話ですが、一昨日の第8話は寝オチしました。酒が入っていたこともあるが、もう始まる前から、下の子を寝かしつけているうちに、一緒に寝込んでしまっていたのです。妻に「モップガール始まるわよ。私は寝るから」と起こされたのだが、ひとりで観ているうちにまた途中でダイニングテーブルの上で寝てしまって、途中でハッと目がさめたら、北川さんがとんでもないコスプレをしていた、ような気がした。それからまた記憶がアイマイで、気づいたらラストだった。昨年の実写版再放送のときも、こんなことがあったよなぁ。
北川さんの途方もないコスプレは私の夢かと思っていたが、本当のようである。しかし、ともかくそういうわけで、結局ほとんど寝ていた。なんということだ。今回は原史奈様がゲストという、セーラームーンファンとしては、もう瞬きをしてもいけないくらい重要な回だったのである。それなのに私ってば私ってば。くやしい。
今シーズンのドラマについて言えば、小松さんがゲスト出演された『働きマン』第3話(2007年10月24日放送)も観ていなければ、松下萌子さんが出演された今週の『相棒』(2007年11月28日放送)もスルーしてしまった。まあしかし、小松さんは録画したし、松下さんは万丈さんのご厚意で観ることができた。完全に見逃してしまったのは、『スワンの馬鹿』第2話(2007年10月23日放送)である。これに三嶋啓介がカフェの店員役で出ていたことを知ったのは、放送がとっくに終わった最近のことだ。三嶋啓介君というのは、つまり古幡元基のカメ愛好仲間の高井君である。
実写版のなかで若い男性と恋愛するセーラー戦士といえば、うさぎとまことだ。でも亜美も、ダーク期はクンツァイトの情婦っぽかったし、後期はネフ吉とけっこういい感じだった。美奈子は、ネフライトに踏んづけられたり(Act.19、Act.20)、ゾイサイトに後ろから羽交い締めにされたり(Act.35)して「同性に対してはSだけど異性に対してはMなのよ、ウフ」という両刀使いなところをしっかりアピールしていた。それでいてアルテミスに対してはSなのだから、相手に応じてどんなプレイもできるコワイ人だ。
どうも私が書くと表現が下品になっていけないな。ともかく、四天王まで範疇に入れれば、亜美も美奈子も、若い男とそれなりのシーンを演じている。なのに、ひとりファザコンの火野レイだけは、成田物産の社長(Act.9)とか、パパ(Act.33、Act.34)とか、美奈子の事務所社長の菅生ちゃん(Act.40)といった具合に、オジサマばかりを相手にしている。うさぎの父親を始め、オヤジが極端に出てこない実写版の世界で、これは珍しいことだ。
そんな中、Act.7の遊園地デートで、シャックリがとまらなくなって、レイに背中を叩かれたりして介抱されるのが高井君だ。レイはうんざりした表情だが、それでも、実写版で火野レイとこれほど親密に接触した若い男性は、ほかにいない(ただ微妙な存在として、パパの秘書の西崎がいる。これ「若い男」かどうか)。
私は、高井君の相手をしている時のレイ、というか北川景子の雰囲気がとっても好きである。そういう意味で高井君とそれを演じた三嶋啓介は、見逃すことのできないキャラクターだ。その三嶋君(フラッグスビーンズ所属)が、久しぶりにドラマに出たっていうのに、見逃しちゃったよ。惜しいコトしたな。もしも『スワンの馬鹿』第2話をビデオに録って、まだ消していないという方がいらっしゃいましたら、ぜひご確認ください。ただの「カフェの店員役」みたいなので、出番はむちゃくちゃ少なそうなんだけど。
しかし三嶋君には、本当は『モップガール』に出演して、北川さんと再会を果たしてほしかったなあ。
ところで北川さんが当時けっこう気に入っておられたという進悟役の武子直輝くん、すっかり消息を聞きませんが、最近どうしているのでしょう。1993年 3月28日生まれだから、現在14才、中3ですか。
さて本題です。前回に引き続き、今回は、第2セッションで録音されたBGM全40曲の一覧リストを作成してみました。この第2回目の録音は、第1回(2003年9月13日〜15日)のほぼ4ヶ月後、2004年1月15日(木)と1月16日(金)の2日間にわたって行われている。大島ミチルがゴジラ映画とかの仕事を終えた頃合いをみはからって、追加の発注を出したというところだろう。
第1回目の録音はAct.1放送(2003年10月4日)の3週間前だったが、今回はどうか。録音日を実写版オンエア日のスケジュールと併せて見てみよう。
2004年1月10日(土)Act.14放送
2004年1月15日(木)第2回録音(1日目)
2004年1月16日(金)第2回録音(2日目)
2004年1月17日(土)Act.15放送
2004年1月24日(土)Act.16放送
2004年1月31日(土)Act.17放送(「ミーナス・パワー・メイク・アップ!」)
録音されたのは、Act.15放送の前日。ここで収録された40曲のなかに、No.071「セーラーヴィーナスのメイクアップ」があるが、美奈子が初めて、体育館の壇上、レイの目の前で、このBGMと共にゴージャスな変身シーンを見せるのは、ほぼ2週後に放送されたAct.17だ(参考資料:『M14の追憶』「セーラーヴィーナスの変身は本当に長いのか」直接関係はないが面白いのでしつこくリンクを張っておく)。つまりこの第2回録音のスケジュールは、ヴィーナスの変身シーンに間に合うように、ということをまず念頭において組まれたのではないかな、と名古屋支部は推測する。
今回、ひょっとしてAct.16にもこの第2回録音の曲が使われているかも知れない、と思ってざーっとAct.16を観て(聴いて)みたが、たぶんまだ使用されていないと思う。つまりAct.16を頂点とする、初期の「舞台は十番中学、影のヒロインは水野亜美」という「戦う中学生日記」路線では、第1回目に収録されたBGMだけが使われていて、それが「セーラー戦士たちの物語」に転調するAct.17 以降は、第2回目のBGMが使われるようになるのだ。そうすると、Act.16 とAct.17との間にひとつの「区切り」が感じられるのは「美奈子のカミングアウト(ヴィーナス宣言)」というイベントだけではなく、音楽の印象もあるのかも知れませんね。
ま、そんなところで、リストです。メモリアルCDボックスのライナーには、録音番号が「SM1」「SM2」などと記されている。このSMというのは、もちろん第2回目(Second)の録音セッションで収録された音楽(Music)という意味なので、ゆめゆめ変な妄想をされませんよう。
No. | CDトラック番号・曲名 | 録音番号・イメージタイトル | 備考 | 使用エピソード |
065 | 『DJMoon2』トラック2「キラリ☆セーラードリームマーチ(1)」 | SM1「主題歌アレンジ(明るく爽やか)」 | 「キラリ☆セーラードリーム」ストリングスバージョン | |
066 | 『DJMoon2』トラック2「キラリ☆セーラードリームマーチ(2)」 | SM16「日下陽菜のテーマ」 | ||
067 | 『DJMoon2』トラック2「キラリ☆セーラードリームマーチ(3)」 | SM5「ボケボケ」 | ||
068 | 『DJMoon2』トラック6「大好きなあの人と(1)」 | SM18「三角関係」 | ||
069 | 『DJMoon2』トラック6「大好きなあの人と(2)」 | SM30「セーラールナのメイクアップ」 | Act.27でルナが初変身するとき直前まで流れるが、変身シーンそのもののBGMはNo.080 | |
070 | 『DJMoon2』トラック6「大好きなあの人と(3)」 | SM35「明日」 | ||
071 | 『DJMoon2』トラック10「ダークキングダムの四従士(1)」 | SM10「セーラーヴィーナスのメイクアップ」 | ||
072 | 『DJMoon2』トラック10「ダークキングダムの四従士(2)」 | SM15「四天王」 | ||
073 | 『DJMoon2』トラック10「ダークキングダムの四従士(3)」 | SM33「驚き」 | ||
074 | 『DJMoon2』トラック14「クイーンメタリア(2)」 | SM25「クイン・メタリア」 | 『DJMoon3』トラック16「月と地球のお話し(2)」も同一曲 | |
075 | (CD未収録) | SM25リズム抜き「クイン・メタリア」 | 074の別バージョン(リズムなし) | |
076 | 『DJMoon2』トラック14「クイーンメタリア(3)」 | SM11「セーラー戦士の出動」 | ||
077 | 『DJMoon3』トラック4「ルナとプリンセス・セーラームーン(3)」 | SM20「うさぎの恋心」 | ||
078 | 『DJMoon3』トラック14「セーラー戦士VS四天王(2)」 | SM9「ダークマーキュリーのテーマ」 | ||
079 | (CD未収録) | SM9テンポ違い「ダークマーキュリーのテーマ」 | 078の別バージョン(テンポ違い) | |
080 | 『DJMoon3』トラック16「月と地球のお話し(1)」 | SM9「セーラーヴィーナス」 | Act.27、セーラールナ変身のBGM | |
081 | 『Rare Track Collection』トラック11「Apfテーマ曲アレンジ」 | SM3「主題歌アレンジ(しっとりと)」 | 「キラリ☆セーラードリーム」ピアノバージョン | |
082 | 『Rare Track Collection』トラック12「ホワホワ、ボケボケ歩き」 | SM4「コミカル」 | ||
083 | 『Rare Track Collection』トラック13「重い悩みから愛情あふれるメロディ」 | SM6「怒り」 | ||
084 | 『Rare Track Collection』トラック14「不安な一夜、暗い暗い夜、トボトボ歩き」 | SM7「驚き」 | ||
085 | 『Rare Track Collection』トラック15「深刻な別れ」 | SM8「悲しみ」 | ||
086 | 『Rare Track Collection』トラック16「妖魔の出現」 | SM13「妖魔の出現」 | ||
087 | 『Rare Track Collection』トラック17「粋な行動」 | SM14「粋な行動」 | ||
088 | 『Rare Track Collection』トラック18「悩みの三角関係」 | SM17A「タキシード仮面と日下陽菜」 | ||
089 | (CD未収録) | 088の別バージョン | ||
090 | 『Rare Track Collection』トラック19「悲しい悲しいピアノ」 | SM19「うさぎの悲しみ」 | ||
091 | 『Rare Track Collection』トラック20「黒木ミオのテーマ」 | SM21「黒木ミオのテーマ」 | ||
092 | (CD未収録) | SM21うすめ「黒木ミオのテーマ」 | 091のバージョン違い | |
093 | 『Rare Track Collection』トラック21「 闇の走り」 | SM22「ダークマーキュリーの策略」 | ||
094 | (CD未収録) | SM22リズムのみ「ダークマーキュリーの策略」 | 093のバージョン違い(リズムのみ) | |
095 | 『Rare Track Collection』トラック22「都会の雑踏」 | SM23「ダークマーキュリーの行動」 | ||
096 | 『Rare Track Collection』トラック23「ケダルイ夜」 | SM24A「タキシード仮面の反逆」 | ||
097 | 『Rare Track Collection』トラック24「闇にハビコル、チーマー達」 | SM24B「タキシード仮面の攻撃」 | Act.18のアヴァンが個人的には印象的 | |
098 | 『Rare Track Collection』トラック25「暗い運命」 | SM26「クイン・メタリアの謎」 | ||
099 | 『Rare Track Collection』トラック26「湧きあがる恐怖」 | SM27「クイン・メタリアの恐怖」 | ||
100 | 『Rare Track Collection』トラック27「淋しいサティー」 | SM32「セーラールナの悲しみ」 | ||
101 | 『Rare Track Collection』トラック28「妖魔の進軍」 | SM34「危機」 | ||
102 | 『Rare Track Collection』トラック29「重くのしかかる運命」 | SM36「不安」 | ||
103 | 『Rare Track Collection』トラック30「希望への明日」 | SM37「希望」 | ||
104 | 『Rare Track Collection』トラック31「悲劇のヒロイン」 | SM38「絶望」 |
ここで告知とお願いです。今回のリストに第3回録音の19曲を加えれば、とりあえず実写版のBGMのリスト作成作業だけは終わります。で、ぜんぶ合体させた全曲リストを、お正月三箇日のお年玉企画としてアップしようと考えているのですが、備考欄の作成について、みなさんのご協力がいただきたいのです。
このリストには一応、最後に「使用エピソード」の欄があって「このBGMはこのエピソードのこのシーンで流れている」という情報がすべて一覧できるようになってはおります。でもそんなの、いつになれば完成するのか、私にも見当つきません。
「備考欄」というのは、そのうち特に印象的な場面について書いておこうと思って用意した欄です。要するに「あの名シーンのBGMって、CDのどこに入ってるんだ」とか思ったとき、ざっと見ればだいたい分かるという、そういう感じにしたいわけです。
で、できれば皆さんに「備考欄にはこのシーンのBGM情報を入れて欲しい」というリクエストをしていただきたいんです。たとえばさっきのAct.16で言えば、
Act.16、マーキュリーが「私、自分がこんないやな人間だって知らなかった……うさぎちゃんもだましてるんだよ、最低!」と落ち込む場面のBGMを入れろ。
とか、そういうリクエストをしていただければ、それにお答えしてNo.009の備考欄に「Act.16:マーキュリー自己嫌悪」とか入れていくという、そういうことです。まあ形式についてはまだ思案中ですが、とにかく、みなさんがどんなシーンのどんなBGMに思い入れがあるのか、よく分からない。その辺、リクエストを元に、実用的な全曲リストを作成したいので、ぜひとも
あの名シーン、あの名場面のBGMが好き
というような感じで、もし「コメント欄に書き込むのがちょっと恥ずかしい」という方はメールで直接ご連絡いただいても結構ですので、よろしくお願いします。
では本日はこの程度で。