実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第643回】小池里奈 in『オバチャン保険調査員 赤宮楓のマル秘事件簿』の巻

 

 

『仮面ライダー平成ジェネレーションズFINAL』は来週公開
でも「平成」が来年いっぱいは続くことがつい最近明らかになった。思い切りよく「ファイナル」と言い切っちゃって大丈夫か、少し心配ではある。

 

 

1. COVERS

 


 師走に入ったので、なんとなく、今年よく聴いたシングルから一曲選んでみた。三上悠亜『リ・ボ・ン』(SPACE SOWER MUSIC, 2016年11月)。リリースは去年の今ごろだけど、私はこの初夏に通勤電車などでヘビーローテーションしていた。
 オリジナルは堀ちえみが1985年に歌ってオリコン2位までいった。リメイクするにあたって何か特別な趣向があるわけでもない。歌なら2013年に限定版で出た武藤彩未の同曲カバーの方が上手かった。でもこの三上悠亜バージョンには、今のアイドルには感じられない、懐かしいアイドルっぽさがある……ような気がする。



 転職によって、アイドルとしての天性の資質に昭和歌謡的な陰翳が加わった、ということなのかな。う〜ん。昭和アイドルについてもAV女優についても、私の見識はM14さんに遠く及ばないので、よく分からない。ともかく、この手のカバー企画については、夏目ナナ『赤道小町ドキッ!!』(2004年)とか、天使もえ『亜麻色の髪の乙女』(2015年)とか、ちょいちょい聴いてはきたが、どれもピンとこなかった。そのなかで今回のこれは出色の出来だと思うんだ。「乙女フラペチーノ」(紗倉まな・小島みなみのユニット)がカバーした『ムーンライト伝説』なんて、セーラームーン研究者の義務として購入はしたが、ちょっとひどかったもんな。



 しかも「フラペチーノ」という単語は、日本ではスターバックスが商標登録してしまっているそうで、最近ユニット名を変えたらしいし。
 それはともかく、三上悠亜さんも、もし名古屋でアイドルを続けていたら、たぶんソロデビューなんて出来なかったろうね。そう思うと不思議な気がする。
 我ながら何を言いたいんだかなあ。さあ本題だ。

2. STORY(完全ネタバレ注意)

 


 そういうわけで、小池里奈の新作ドラマ、TBS月曜名作劇場『オバチャン保険調査員 赤宮楓のマル秘事件簿』(2017年8月21日放送、製作:MBS・TBS/脚本:李正姫/カメラ:関照男/演出:竹園元)である。泉ピン子主演でTBSで月曜9時の2時間ドラマ枠といえば「おふくろ先生の診療日記」や「警視庁心理捜査官 明日香」のシリーズがあって、どちらも一作目に沢井美優が出演している。しかし今度の小池里奈は、シリーズ化されればレギュラーメンバーにもなれる。そうすれば年に一度ぐらいのペースで成長ぶりが見られる。なんとかシリーズ化してもらえないものかな。

 小池里奈が演じているのは、赤宮楓(泉ピン子)が代表をつとめる「真心リサーチ」の新入社員、吉森小春である。「真心リサーチ」は、大手の保険会社に勤めていた保険外交員、赤宮楓が独立して始めた保険調査会社だ。社員は丸田誠司(段田安則)と吉森小春(小池里奈)の二人。こぢんまりとした会社だ。物語は小池里奈の語りと共に始まる。

 


小 春「生命保険、傷害保険、自動車保険、火災保険。私たちの生活を支える保険にはさまざまなものがあります」


小 春「そして保険会社は被保険者に何か損害が出た場合、申告内容に虚偽がないか、損害金額が妥当かどうか、保険金の査定など、調査を行なった上で保険金を支払います」


小 春「その調査を行なうのが我々保険調査員の仕事です」

 


 で、メインの物語に入る前に、普段の仕事ぶりをしめすエピソードがあるんだけど、ピン子人脈で集めた(推定)役者がムダに豪華。
 原稿ができないので、手をケガしたことにして休業保険をせしめようとたくらむ漫画家が徳井優とか。

 


小 春「日本火災保険会社、バイク保険契約者が起こした事故につき、被害者より休業補償の請求がございましたが、当該事案は被害者の詐病と判断されると思われます」

 


 営業不振で店をたたむついでに、危険な食材を故意に使って食中毒を出し、倍賞保険の金をせしめようとしたラーメン屋店主に村田雄浩とか。



 そんな真心リサーチ社にあらたな調査依頼。歴史の古い和菓子屋「ささ野」の主人(八十田勇一)が猟銃を胸に当て、足の指で引き金を引いて自殺した。




 保険金の受取人は妻の忍(横山めぐみ)。「美人すぎる老舗和菓子屋の女将」としてテレビや雑誌にも取り上げられて有名な人だが、保険会社「あけぼの生命」の西原(桜井聖)は、この人に疑いをもっていて、それで真心リサーチに内偵を依頼する。

 


 楓 「何か気になることでも」


西 原「奥様なんですが、実は篠野昭憲さんとは再婚でして、その前のご主人は七年前自殺をなさっているんです」
 楓 「自殺?」


西 原「その時、三千万円の保険金を受け取っています」


西 原「篠野昭憲さんは今回、うち以外の三社の保険に加入して、保険金の総額が二億円となる案件なんです」


 楓 「二億!」


西 原「さっそく調査の方、お願いできますか」

 


 さすが横山・真珠夫人・めぐみ、アラフィフでも魔性の女は健在である。周囲の人間をズルズル不幸に引き込んでおいて、自分は悲劇のヒロインになれちゃう人なのだ。



 横山めぐみの故郷は山形県(少女時代を演じているのは横溝菜帆)。小学生三年生の遠足で、山登りに行ったとき、執拗にからかってくる同級生の佐々木君を「やめてよ!」と突き飛ばした。





 そしたら佐々木君は足を取られて急な斜面を転落。



 頭を石に打ちつけて死んでしまった。

 


小 春「三十八年前、桜の季節です」


小 春「お二人は当時小学校三年生で、遠足のときでしたね」


小 春「忍さんと柏崎さん……当時は松村くんといいました」


小 春「そのとき、同級生の佐々木君が、山道から転落して死亡した」


 楓 「佐々木君が死んだとき、お二人はそばにいましたね」

 


 同級生の松村くん(田中奏生)が彼女をかばって「佐々木君は自分で足を滑らせた」と証言してくれたおかげで、この件は事故として処理される。



 だが次第に「ほんとうは佐々木君は松村に突き落とされた」という噂が広まる。



 佐々木君のお母さん(塩出純子)が学校に乱入、「本当のことを言いなさいよ!」と松村に迫る。



 噂はいつのまにか既成事実になっていった。松村は仲間はずれにされ、家には「死んで詫びろ」「学校へ来るな」といった貼り紙や落書きがされるようになった。



 で、忍は本当のことが言えず、自分も仲間はずれにされるのが怖くてイジメに加担し、松村の家に「人殺し」と落書きしてしまう。





 松村は、忍のことが好きだったので、決して真相を口にしなかったけど、このこともあって親の仕事がうまくいかなくなり、結局、両親が自殺する。それから松村は東京へ出て、人生の裏街道を歩むようになって、宇梶剛士になった。



 忍も忍で、いたたまれずに上京。結婚したけど主人が自殺してしまい、相続権を放棄してダンナの親族とは縁を切り、水商売の世界に身を投じた。そこで二番目のダンナ、つまり事件の被害者に見初められたのだ。だがこのダンナは、ただ奇麗な女を妻として見せびらかしたかっただけであった。

 


ダンナ「前のダンナが死んじまって、場末のキャバレーでホステスやってたお前を拾ってやったのは俺だぞ。この俺が、男に媚びを売るしか能のない馬鹿女を、老舗の和菓子屋の女将にしてやったんじゃないかよ」

 


 ダンナの妹、みさえ(西尾まり)はバツイチのホスト狂い。この義妹に無理やり誘われて連れて行かれたホストクラブで、夜の世界の顔になったクラブのオーナー、佐々木君と運命の再会をはたす。






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 佐々木君は養子縁組をしていまは柏崎興産の社長、柏崎(宇梶剛士)という姓になっていた。いまや水商売の世界ではちょっとした裏の顔で、このホストクラブもまた柏崎がオーナーだった。小学生以来会っていなかったのに、二人はすぐにお互いのことがわかってしまう。ただちにフォーリンラブ。

 


柏 崎「憶えててくれたのか」
 忍 「うん」


柏 崎「忘れちまえばよかったのに」


 忍 「忘れることなんて、できるわけないじゃない」

 


 でも宇梶剛士も、羽振りよく威勢をきかせているのは見せかけにすぎない。実はいろいろと負債を抱えて、借金取りに追われる身だった。



 それを知った横山めぐみは、夫を殺してその保険金で宇梶への罪滅ぼしをしようと考える。けっこうむちゃくちゃな話なので深く考えないでください。




 酔っ払って帰ってきたダンナに、睡眠薬入りの御茶漬けを食べさせて昏睡状態にする。




 それをあきる野市の射撃場まで運んで殺して、二人で力をあわせて、自殺したように見せかけたのである。








 一方、義妹のみさえ(西尾まり)は真相に気づき、密会中の横山めぐみと宇梶剛士のツーショット写真をゲット。そのことで横山めぐみを脅迫する。

 


 忍 「お願いします。返して下さい」


みさえ「お金で解決しましょ。そしたら内緒にしてあげる」

 

 


 そこへ宇梶が勝手に登場、義妹から写真を奪おうともみ合いになる。




 背後から横山めぐみがクリスタルの置物を振り上げ、後頭部にクリティカルヒット!




 逃げ出す二人。しかし被害者っぽい顔してなんだかんだ言って二人も(子供の頃のやつも入れれば三人も)殺しちゃってるじゃん。

 


小 春「どうして! どうしてそんなことになっちゃうんですか? 私にはわからないです」

 


 そうだね里奈ちゃん。おじさんにも分からない。
 というわけで、お話は終わっちゃったなあ(笑)。しょうがない、戻るか。

3. PLAYBACK りなっつスペシャル


 どういう物語かはお分かりいただいたと思う(みなさんが知りたかったどうかはさておき)。だからあとはもう一度最初から、小池里奈に特化してこのドラマを振り返ってみたい。




 新入社員の里奈ちゃんの役目は、泉ピン子か、時には段田安則に就いて、メモを取り、情報を整理して、必要なときにいつでも必要な資料を出せるようにしておくこと。そして自ら希望して、とことんピン子さんについていくこと。

 

 


 楓 「明日わたし現場行ってみるわ」


丸 田「現場って、射撃場ですか?」
 楓 「そう。警察の調査もちょっと見ていきたいし」


小 春「私もご一緒していいですか?」
 楓 「もちろんよ、あなた書類用意しておいてね」


小 春「はいっ!」

 


 というわけで翌日は西多摩射撃場へ。ここで働いている遺体の発見者、牧本(エド山口)に会う。



 詳しく事情聴取をするピン子と必至でメモをとる里奈ちゃん。でも抱えていた大量の資料の束を落っことしたりして大騒ぎ。

 


 楓 「それと、何か気がついたことありませんか? あ、何でもいいんですけど」


牧 本「いや〜」
 楓 「何でもいいんです。些細なことでも何でもいいんです。なんかいつもと違うなあって」


牧 本「あ、桜の花びら」


 楓 「桜の花びら?」


牧 本「はい、すぐにふっとどこかに飛んで行っちゃったんですけど、顔にくっついていたんですよ」
 楓 「顔?」


牧 本「はい、でこの山には桜の木はないはずなのにどっから来たのかな。しかもこの、こめかみんとこの位置なんですよ」


 楓 「ここですか……」

 


現場付近にあるはずもない桜の花びらが、被害者の顔に着いていた、という証言。これが横山めぐみの朝のジョギングコースにある桜と重なることで、事件を解明する糸口となっていくわけだが、目撃者のエド山口に聞き込みをしているピン子の背後で、里奈ちゃんは書類をひっくり返したり落したりして大慌て。で、帰り道。

 


 楓 「なんかアンタ重たそうねえ。アタシも持とう」
小 春「あ大丈夫です!」


 楓 「なに、いいから」
小 春「大丈夫です」


小 春「あの赤宮さん、さきほどはすぐに書類が出せなくてすみませんでした」


 楓 「そんなこと気にしてたの、小春ちゃんはだって、関係資料ぜんぶ持ってきてくれたんでしょ」


小 春「でも私ほんとうに昔っからほんとうに要領が良くなくって、それで就活もさんざんで」


 楓 「ああ就活……98回だっけ、全滅だよね」
小 春「はい……」


 楓 「あの、保険調査員にとっていちばん大事なことは、人の心の痛みが分かることが大事なのよ。小春ちゃんは98回全滅したのに、99回目でうちを受けてくれた。それにいい腰してるから」


小 春「腰?」


 楓 「粘り腰」


小 春「はははは」


 楓 「だから真心リサーチはさ、あなたをお迎えしたってわけ」


 楓 「それからほら、丸ちゃんいるでしょ丸田さん。あの人はね、リストラ組」


小 春「えっ?」


 楓 「うん、あれ元は営業なんだわ。ね。だから貸しなさい、いいからいいから」


 楓 「うわなにこれ、重たい」
小 春「赤宮さん、私がもちます重いんですこれ」


 楓 「重い……じゃ、頼もっか」

╳    ╳    ╳


 楓 「人間あきらめなければいつでもスパートはできる!」


小 春「私がんばります!」
 楓 「はいー!」


 楓 「花は咲いてないよね」


小 春「ありませんね」
 楓 「咲いてないし、木はこれ、桜じゃないもんなぁ」

 


 就職活動で98回失敗して、99回目にこの「真心リサーチ社」に採用された小春ちゃんということで、会社リストラ組の丸太(段田安則)と同様、レギュラーキャラとしての色づけもしっかりしている。レギュラー化されればの話だけど。でも泉ピン子はなぜそういう「落ちこぼれ組」を雇ったのか。そもそも楓はなぜ保険調査の会社を立ち上げたのか。その話はもうちょっと後ろに出てくる。



 調査中に事件のとの関係を疑われたピン子は警察で取り調べを受ける。



 その話をきいたピン子の娘(山田まりや)は気が気じゃなくて、会社にやって来る。
 するとそこへニコニコしながらピン子が帰還。山田まりやの夫で、警視庁の刑事である岡田浩暉も一緒だ。



 みんなに心配かけたお詫びにと、塩大福を買ってきたピン子は、迎えた段田安則にすぐに調査の進捗状況を聞き出す。それで娘の山田まりやはプンプン。好物の塩大福には目もくれず、ダンナと一緒にその場を後にする。しょうがないのでそれを追う小池里奈。

 


 楓 「赤いバラどうした?」
丸 太「ああ、あれですけどあの……」


 咲 「ちょっと、もう仕事の話? はぁぁ、心配して損した、鉄ちゃん行こう」


鉄 雄「ああ、うん……失礼します」


 楓 「あ、大福」


小 春「忘れてる! 渡してきます」

╳    ╳    ╳


小 春「これ!」


 咲 「ああ、わざわざありがとう」


小 春「ここの塩大福、おいしいですよね」


 咲 「いつもそう。子どもの頃からお母さん、仕事仕事で、私の機嫌とろうとして、ここの塩大福、買ってくるの」
鉄 雄「お母さん、お父さんが亡くなって、いちから保険の仕事を憶えて、頑張ってきたころの想い出がいっぱいあるんだよな、この大福には」


小 春「あの、赤宮さんって前は保険の外交員さんだったんですよね。どうして保険調査員に?」


鉄 雄「保険のオバチャンやってると、色々と思うところもあるんじゃないのかなぁ。この保険、本当に困っている人のためになるのかな、って。……でも、きっかけはお父さんがなくなったことかな」


 咲 「うん。……私が高校生の時、お父さんの工場、うまく行ってなくてね、トラックの前に飛び出して自殺だって。警察も保険会社もそう思っていたから」


鉄 雄「でもそれが事故だったってことを、保険調査員の人が証明してくれたんだよな。目撃者を見つけて」


 咲 「そう。私もお母さんも保険に助けてもらったの。だからお母さんはあの時の私たちみたいな、困った人の味方になりたかったんじゃないかなぁ」


 咲 「『いつでもやり直せる、またスタートできるんだよ!』って」



小 春「おやすみなさい!」


 咲 「おやすみ」

 


 改めて言うまでもないとは思うが、『ウルトラマンギンガS』で、小池里奈は地底人の少女サクヤ、岡田浩暉は国際防衛機構の神山長官、もちろん山田まりやは『ウルトラマンダイナ』のマイ隊員だ。
 で、この泉ピン子の取り調べの場面だけに渡辺徹が出てくるのだ。



最初の方で徳井優や村田雄浩がワンポイント出演していることは紹介したが、その外にも豪華ゲストが目白押し。被害者が自殺に使っていた(ことになっている)猟銃に詳しい猟友会の会長で、ピン子の古い友人として出てくる北村総一朗。



かつての診療ミスをネタに宇梶剛士に揺すられて医療保険詐欺に荷担し、そのことで良心の呵責に苦しんでいた病院院長に大杉漣。



こういうのはピン子人脈なのか、なんだか豪華なゲスト陣ではあった。しかし台本とかそういう意味では、ごく普通の二時間サスペンスもので、シリーズ化されるかどうか、う〜んどうなんでしょうね。



 とはいえ、在学中はけっこう女優の仕事も継続的にこなしていた小池里奈だが、2016年の春の卒業を契機にほとんどメディアに出て来なくなった。およそ一年半ぶりのドラマ出演となった本作が、いつの頃撮影されたかもよく分からない。その後の活動についてのアナウンスもなければ、そもそも事務所のタレント欄にも名前がない。……という事情に鑑み、今回はしっかりレポートさせて頂いた。おつきあいありがとうございました。

 


小 春「忍さんはマスコミに騒がれ始めたので、今は都内でホテル暮らしをしています」
 楓 「そう」


小 春「ここから射撃場まで、車でおよそ40分です」


小 春「当日、忍さんは朝7時に家を出て、朝9時過ぎに帰ってきたと、家政婦さんが証言しています」
 楓 「うん」


小 春「ジョギングをしていた公園はあちらです」
 楓 「行こう」

╳    ╳    ╳


 楓 「あっジョギングコース」


丸 太「あっここだ」


 楓 「あっ防犯カメラある。この入り口の防犯カメラに、犯行当日の忍さんがジョギングウェアを着て、ジョギングコースを走ってたのが、写ってたのよね」


丸 太「そりゃ写りますよね。ようし、じゃあ今日も一丁やりますかね、いつものように」


小 春「えっ」


 楓 「粘り腰!」


小 春「はいっ」

 


だから何なんだよ粘り腰って。てな感じで、本日これまで。どっとはらい。