実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第624回】 セレニティ驚愕の真実の巻(セーラームーンミュージカル2016:その3)


 今週も仕事に追われる合間に『咲 -Saki-』を3回くらい観てしまった。なんかこのままじゃ人生ダメになるような気がする。

 

 

 


 
 プロ雀士も打ち負かす実力の持ち主、高校生に見えない高校二年生の天江衣を演じている菊池麻衣は、なんと2005年生まれ小学五年生。昨年公開された『貞子VS伽椰子』で安藤政信と組んで盲目の霊能力少女、玉緒を演じた子である。ご両親は、このまま特殊映画女優への道へと進ませるつもりなのだろうか。

 

 

 

1. ちびムーンあれこれ

 

 子役といえば、たぶん『アニー』の影響だろうけど、セラミュのちびうさ役ってダブルキャストのことが多いですよね。でもそうじゃない時もある。
 新生セラミュのちびうさの場合、2014年の『Petite Étrangère』と2015年の『Un Nouveau Voyage』は久家心と神田愛莉のダブルキャストだった。名古屋からライブビューイングで観た2014年版の千秋楽は久家ちびムーンだったな。



 これは2015年の舞台挨拶。本人としては嬉しくないだろうけど、神田ちびムーン(タキシード仮面の右)の方が久家ちびムーン(セーラームーンの左)よりもヌイグルミ感が強いというかアニメ感が強くて、ちびうさによりふさわしいとは思う。




 そんなわけで(かどうかは知らないが)2016年からは神田愛莉の単独ちびうさとなった。その代わり(かどうかは知らないが)今年2017年はちびちびがダブルキャストで出る。で、そのうちの一人が『君の名は。』のアニメ監督、新海誠の娘だというので話題になっている。大久保聡美のセーラーコスモスと一緒にビジュアルが公開されたけど、どっちがどっちかは知らない。



 一方、神田愛莉のちびうさはキリッとしてきて、ネットでファンの人が、今度のビジュアルと原作の『スターズ』のちびムーンを比較して、非常にイメージが近いと絶賛しているが、確かにそうだ。私も期待しちゃってる。



 そういえば、旧ミュージカル「スーパーズ 夢戦士・愛・永遠に」(1995年)の時も同じようなことがあって、ちびうさは白井珠希ディア(現・白井珠希)と竹中夏海のダブルキャストだったんだけど、翌年の改訂板「愛・永遠に サターン復活篇」(1996年)では白井珠希ディアの単独キャストとなった。そして竹中夏海はその後、踊りの世界で試行錯誤しつつアイドルグループのコレオグラファーとなる。ネットでそれを知った平光琢也が、2014年のネルケ版ミュージカル『Petite Étrangère』で楽曲の振り付けを竹中夏海に依頼して、かつてのちびうさが新生セラミュの振り付けを担当した、という美談が生まれた。その曲「愛のStarshine」がまた、こっそり(でもないか)「ラ・ソウルジャー」とかの振りが入っているオタク仕様。
 


 ところで、竹中夏海と沢井美優が今年(2017年)初頭に、セブンイレブン限定のコンビニ向け女性誌『アサジョプレミアム』で「セーラー戦士の裏側、月にかわって教えるわよ!」という対談を行ったことは前にこのブログに書いた(ここ)。



 ミュージカル版のキャストと実写版のキャストによる対談は初めてのことであったし、そもそも沢井美優は、実写版時代に東映や特撮系の雑誌で戦士やスタッフと対談して以来、「対談」という企画自体が久しぶりだったようだ。あれから半年たって、当該記事はもうネットで読めるので、一部をここに採録させてもらってもいいかなと(勝手に)思う。で、まずは問題のダブルキャスト問題。竹中夏海の目から見た白井珠希はどうだったのか。

 

沢 井「Wキャストのお相手はどんな方でしたか?」

 



竹 中「彼女はプロ意識が強い子で、初めてのお仕事でヘラヘラしている私のことをライバル視していたかどうかもわからなかったですね。ハーフだったから見栄も華やかで、主演のアンザさんもハーフだったので親子感が強かったです」
沢 井「竹中さんってハーフとかじゃないんですか?」


竹 中「よく言われるけど違うんです。ただ、顔の濃さが合格の理由だったかも」

 


 つまり彼女はすでにプロで、私なんか眼中にもなかったんじゃないかと。そういう謙遜が逆にライバル意識的なものも感じさせてしまいますが、まあ今さら追求してもせんないことですね。こういうことを書くと申し訳ないが、ビデオを観る限り、やっぱり1995年時点では白井珠希ディアの方がプロの仕事になっていて、竹中さんは滑舌とかもイマイチという気がする。
 一方、竹中夏海の方から、沢井さんに実写版オーディション秘話を聞き出すパートもある。読んでみよう。

 

竹 中「沢井さんはオーディションの時からうさぎ役が希望だったんですか?」
沢 井「もう最初から『私はうさぎ役をやります!』って言ってました(笑)。最終審査に残った30人くらいが1ヵ所に集められて、その場で5人の組み合わせをどんどん作っていくやり方だったんです。その時点で北川景子ちゃんはマーズを貫いてましたし、マーキュリー役は後から決まりましたが、泉里香ちゃんを見て『絶対に彼女だ』ってピンときました」
竹 中「うさぎ役の沢井さんが他のキャストと出会った時にピンときたっていうのは、原作の展開とリンクしていて夢がありますね」

 


沢 井「竹中さんは、どんなオーディションでした?」
竹 中「その頃は劇団に入ってたけど。オーディションもそんなに受けてなかったんです。でも同期の子がセーラームーンのCMに合格したってわざわざ自慢しに来て、それがすごく悔しくて、次に来たセーラームーンのオーディションにさっそく応募したんですね。後からそれがミュージカルだって気づいたんですが、舞台は稽古から終演まで半年以上もありますし、しかも私、青森に引っ越すことがきまってたんですよ」
沢 井「ええーっ、そのタイミングでお引っ越し!?」
竹 中「しかもオーディション当日には高熱出すし、フリース着てるし(笑)。絶対落ちるって思ってたんですが、セーラームーン役の大山アンザさんがなぜか私を推してくださって。アンザさんはまさに座長という感じの方で結束感がありました。私には『選んだ責任があるんだからちゃんとしてよ!』って、稽古中は怒られてましたね(苦笑)」

 


ここから読み取れるのは、セーラームーンが成功するためにはセーラームーン役が大切だということだ。って当たり前ですが。
 実写版のオーディションをめぐる都市伝説で、最も有力なうさぎ役候補は沢尻エリカだったんだけど、武内直子の強い意向で沢井美優になったという未確認情報がある。フェイクだとしても、セーラームーン/うさぎ役は、たとえスター性があっても本人だけ突出してしまうようなタイプの人ではダメだ、という事実を象徴的に示す良いエピソードだと思う。
 『キラリ☆スーパーライブ』の特典映像で、上演後レギュラー陣が公演の成功を喜びあってハイタッチしているなか、輪から外れて隅っこにいる主題歌の小枝のところに、ひとり沢井美優だけがすばやく駆け寄る、という場面があった。



 隅々にまで気遣い、自分だけではなく全体を輝かせるようなオーラを持っていないとセーラームーンにはなれない。



 小学生だったちびうさ役の竹中夏海にさえ「アンザさんはまさに座長という感じの方で結束感がありました」と印象づけるような何かを持っている人じゃなきゃダメなのだ。それは座長が大和悠河になった今も変わらず、うさぎ役に求められる資質だ。松浦雅がブログで「あの頃、聡美のためなら命を投げ出しても構わないと本番以外の時間も本気で思っていた」と言っていたのはそういう意味だと思います。



 神戸みゆきという、ものすごくとっちらかったキャラクターの女の子がいましたが、あの人もそこにいるだけで周囲を活気づかせる輝きを発散していた。今にして思えば、自分の生きる分までみんなに明るいエネルギーを振りまいて命尽きちゃったドジな天使だった。黒木マリナは、最初は子供過ぎてそういうオーラを十分に身に付けていなかったけど、よく学びよく遊び、みんなを束ねる座長に成長していく姿をリアルタイムで見せてくれた。じゃあ原史奈はどうなんだ。すっごい美人だったよね(説明になっていない)。



 そういうわけで、野本ほたるもそういう「選ばれし人」の何かを持っているのだろうが、正直、去年の公演をDVDで観た限りは、ぜんぜん悪くはないんだけど、セーラームーンに必要な花がまだ開ききっていないと思う。今年に期待します。
 あともうひとつ、沢井美優の「マーキュリー役は後から決まりましたが、泉里香ちゃんを見て『絶対に彼女だ』ってピンときました」という発言はちょっと気になったね。最初から浜千咲で決まり、ではなかったのだ。ではほかにどんな候補がいたのか、と考えるに、ひょっとして実写版の亜美も河辺千恵子で行く、というアイデアがくすぶっていたのではないかと推測する。ま、違うかも知れない。



 さっきも書いたとおり、「アサジョプレミアム」の沢井美優と竹中夏海の対談は、いまならネットで全文読める(その0)(その1)(その2)(その3)。沢井美優が小さいころセラミュのちびうさ役のオーディションを受けた話とか、実写版の衣装の苦労話とか、いろいろ楽しいので、興味のある人はぜひ読んでみてね。

2. プリンセスはみんなの妹

 


 閑話休題。2016年ミュージカル『Amour Eternal』を観ていて「あれっ」と思ったことをふたつ。ひとつは『バック・トゥ・ザ・フューチャー』。前回ちらっとご紹介したが、タキシード仮面は今回,みんなを守るために命を落としてしまう。



 するとその瞬間、ちびムーンが苦しみだし、タキシード仮面と一緒にちびムーンも姿を消してしまうのだ。
 まあ、タキシード仮面がいなければちびうさは生まれてこないから当然ってば当然だ。でも実はセーラームーンにはこれまで、タイムパラドックスなんてSF的なアイデアは、ビタ一文取り入れられことがない。武内先生がSF苦手(たぶん)ということもあるだろうし。そんなもん取り入れたらあちこちにいろいろ矛盾が出てくるしさ。それを今回やっちゃった。たぶん一回ぽっきりだろうけどね。



 もうひとつはうさぎの出自。セーラームーンが生まれたころの前世のビジョンが出てくるんだけど、これがちょっとびっくりだった。

 


クイーン・セレニティ「セレニティ、私の可愛い娘。あなたが生まれて本当に嬉しいわ」


セーラームーン「クイーン……これは太古の昔、前世のヴィジョン……じゃあ、あの赤ん坊は私?」


セーラームーン「みんな!」
ヴィーナス「おめでとうございます。クイーン」
四 人「おめでとうございます」


クイーン・セレニティ「待っていました ヴィーナス、マーズ、マーキュリー、ジュピター。プリンセスの四守護戦士たちよ」
ジュピター「クイーン、この時を指折り数えて待ち焦がれておりました」


マーズ「プリンセスは私たちが命をかけて守ってみせます」
マーキュリー「いつかクイーンとなるべき大切な御方を」


クイーン・セレニティ「すぐに大きくなってあなたたちに追いつくわ。楽しみね、どんなプリンセスになるのか」

 


そっかあ。プリンセスと護衛戦士たちって、けっこう歳が離れていたんだ。まあ月の世界の人々は(何百年経っても成長しないちびうさのような例外を除けば)生まれてすぐに成長して、あとはほとんど老いないという都合の良い設定だから、現世に転生したセーラームーンと四人の戦士が同い年でも特に問題はない。でも、地球に転生して同年代になっても、うさぎだけがプリンセスであると同時になんとなくみんなの妹扱いなのは、こういう事情も反映しているのだね。この設定は原作にあったんだろうか。また時間があったら読み直してみます。

3. 深夜の泉里香をSCOOP!

 


 なんか今日は(今日も)方向性の定まらないブログだが、最後に、大根仁の映画『SCOOP』のレンタルが始まり、ちょっと前に借りて観たので報告する。泉里香、久々の映画出演であったが、芸能スクープを追っかけるカメラマンと記者の話で、予告編にもまったく出てこないし、みなさん「まあどうせパパラッチされる芸能人の一人として、ちょい役出演でしょ」と油断して、チェックしてない方も多いでしょうなぁ。実はそのとおりだった。あと、お気づきでない方も多いが、この映画のカメラマンは、実写版セーラームーンの後半ローテーションに入っていた小林元だ。どうです驚きましたか? 驚きませんか。そうでしょうなぁ。



 この作品は、原田真人が30年ほど前に撮った『盗写 1/250秒 OUT OF FOCUS』のリメイクなんだけど、これが一部ファンにカルト的人気があって、私も昔テレビで観てすごく印象深い作品だったから、あれがどうリメイクされているという興味で、本当は劇場で観たいと思っていたんですよね。
 オリジナルはもともとテレビドラマなんだけど、1985年の2月に日本テレビの水曜ロードショー枠で、新作映画みたいに単発で放送された。こういう「テレフィーチャー(テレビ映画)」ではスピルバーグの『激突!』(1971年)が有名だ。評判が良かったので本国アメリカ以外では映画館で公開された作品だ。1980年代ころまでは日本でもそういう試みあって、この『盗写 1/250秒』とか、同じ枠で放映された大森一樹の『法医学教室の午後』(1985年)とか、「火曜サスペンス」枠での放送だった大林宣彦の『麗猫伝説』(1983年8月)なんて佳作があった。



 そういえば『盗写 1/250秒』にも『麗猫伝説』にも内藤陳が出ていたな。私の中ではこの二作が1980年代の内陶陳の代表作ということになるけど、関係ないですね。
 さらに関係ないけど、大林宣彦監督は、抗がん剤治療が効を奏して、いま容態は落ち着いておられるようだ。人間誰でもいつかは死ぬわけだが、最新作『花筐』の公開は今年の年末。少なくともそれまでは。そしてそれが終わったら次の新作に(おいおい)。お待ちしております。



 すみません話を戻します。大根仁の『SCOOP』(2006年)は、原田真人のテレビ映画『盗写 1/250秒』(1985年)をしっかり換骨奪胎、30年の歳月で古めかしくなった部分を上手にアレンジしながら、細部描写は時に驚くほどオリジナルに忠実で、オリジナルに対する監督の敬意を感じさせる、「リメイクかくあるべし」と言いたくなるお手本のようなリメイク作品であった。
 雑誌社の駆け出し記者、野火(オリジナルは斎藤慶子、今回は二階堂ふみ)が人事異動となる。



 新しい配属先はスキャンダルとスクープが売りの写真週刊誌。副編集長(オリジナルは夏木マリ、今回は吉田羊)は彼女を、凄腕のフリーカメラマンの静(オリジナルは原田芳雄、今回は福山雅治)に託して修業させることにする。待ち伏せ、盗撮、隠し撮り。違法行為スレスレというより、ほとんど違法なやり方で有名人のプライバシーを暴いて金にする稼業である。




 最初は反撥する野火だったけど、一緒に行動しているうちに、だんだん静とのコンビワークも息が合ってきて、二人は俳優、アイドル歌手、AV女優、アスリートのゲスなスキャンダルをスクープしまくり、雑誌の部数はぐんぐんあがる。







 ただ、あれだよね、オリジナル版が制作された1980年代前半は、今はなき新潮社『FOCUS』が創刊して(1981年)、ロッキード事件公判に忍び込んで田中角栄法廷写真の隠し撮りをすることに成功して(1982年4月9日号)一気に部数を伸ばし、その成功に刺激されて講談社『フライデー』(1984年)光文社『FLASH』(1986年)が続々と創刊するという、いわば写真週刊誌ブームのまっただ中であった。



 写真週刊誌じゃないけど『噂の真相』なんて雑誌もあって、この雑誌は1984年のグリコ森永事件のとき、これに触発されて(あるいは同一犯によって)起こったハウス食品脅迫事件で、警察が犯人逮捕に失敗したことをスッパ抜いて編集長が家宅捜索を受けた。1986年にはビートたけしが『フライデー』襲撃事件を起した。ジャーナリズムを取り巻く欲望と情熱の総量が現在とはまったく違っていた。『盗写 1/250秒』はそんな時代を背景としていて、たとえばロッキード裁判のゲリラ撮影のエピソードも、ドラマの中で作家の胡桃沢耕史を田中角栄役に見立てて再現されている。こういう話を、もうゲス不倫と文春砲くらいしかない現代にリメイクするってどうなのか。大根仁監督はそのへんのギャップにも自覚的で、だからこそ時代に取り残された福山雅治やリリー・フランキーが私には沁みた。




今回のリメイク作品の前半の見せ場は、政界のプリンスといわれる保守党の若手代議士(斎藤工)とテレビで人気の女子アナ(護あさな)の不倫現場を押さえるくだり。福山雅治と二階堂ふみは、二人が泊まったホテルの部屋の前で花火を打ちあげ、斎藤工が何ごとかとカーテンを開けたところを激写。










 とても悔しいです。ここで出番も少ないしセリフもないけど、斎藤工のとなりで黒いランジェリーでスレンダー巨乳を見せつける役は、小松彩夏がやるべきなんです。だってこれはアミューズがお金を出して制作した福山雅治主演の映画なのだから。なのになぜアミューズ所属の小松彩夏30歳ではなく、よその事務所のグラビアアイドル護あさな(27歳)なんでしょうか? 小松のマネージャーは何をやっている? ガンライザーばかりが仕事じゃないだろう、と私は憤りを込めて言いたい。小松彩夏だってまだぜんぜん黒いランジェリーでいけるはずである。



 そして物語の終盤は、静(原田芳雄/福山雅治)の恩人で今はシャブ中の情報屋(オリジナルはトリオ・ザ・パンチの内藤陳、今回はリリー・フランキー)が、薬のやりすぎで被害妄想になって、いざこざの相手を拳銃で撃ち殺し、さらに通りすがった警官も射殺して、人質の女子高生を連れ、弾丸の残った拳銃を片手に街をふらつく。静のことだけは友人として信頼しているので、警官が取り囲むなか、静は記念写真を撮ってやるといって近づき、なんとか錯乱した情報屋をなだめて拳銃を手放させようとするのだが……という展開。オリジナルでは内藤陳がすごく印象的だったシャブ中を、リリー・フランキーが血まみれになって頑張って演じている。
 



 ただこういう、原田芳雄とか松田優作とか若いころの水谷豊だったら成り立ったドラマを、今の若い人が観て面白いのかどうか、ちょっと冷静に判断できなかった。
 ……って、すみません、今回この映画を取り上げた一番の目的を忘れていた。泉里香が出演しているんですよね。でもこれホントに一瞬。
 映画が始まった最初の方で、福山雅治と二階堂ふみが代官山に停めてあった人気女優の車を待ち伏せ。でもやってきた様子では、スタッフと買い物と食事かなんかに出かけた帰りみたいで空振り。











 よ〜く観れば泉里香である。結局スキャンダルでもなんでもない空振り。でもわざわざ二階堂ふみに「女優の長谷川真澄ちゃん」なんて言わせているから、後でもう一回、今度は恋人と密会しているところを押さえられたりするのか、と思いきや、これが出番のすべてであった。とほほ。
 というわけで、連休をいいことに月曜の朝まで長々とかけて書いたわりには収穫の少ない映画『SCOOP』レポでございました。じゃあ今回はここまで。


そろそろまた小松推しをしないと。