驚きました。2026年5月15日に公開された映画『正直不動産』が、5月17日までの3日間で13万500人を動員、興収は1億7,900万円を叩き出した。なにしろ、前週の5月8日に公開された『未来』が、10日間で7万8,500人、興収1億684万円と、すでに大きく水をあけられている。
(そういえば先日のフジテレビ『突然ですが占ってもいいですか?』2026年5月3日放送分「北川景子の衝撃ルーティン&黒島結菜の直感人生」も、当ブログのレビュー予定フォルダ入りしてしまいました。)
(まだ『ナイトフラワー』公開時のバラエティも取り上げていないのに、どうしましょう。)
話を戻します。『未来』と同じ瀬々敬久監督作でも、二宮和也主演の2022年『ラーゲリより愛を込めて』は26億7,000万円を記録しているし、今年の目黒蓮の勢いはとんでもないし(『ほどなく、お別れです』は40億円越え、『SAKAMOTO DAYS』もすでに22億円超え)やっぱり(元)ジャニーズ出演作って強いのだろうか。
ただ、よく見たら『正直不動産』は全国363スクリーンでスタートしている(ちなみに『未来』は251スクリーン)。これって「大ヒット御礼」を期待されている作品の公開規模ではないか。少なくとも10億円は超えないと。そう考えるとこの数字は寂しい。現状ではおそらくトータル6〜7億円止まりであろう。
それでも「さすが」って私なんかは思う。だって、劇場版の『正直不動産』ですよ。どこに大ブレイクの要素があります?(すみません)。でも考えたら、日本の会社で制作された山Pの劇場公開作品って、2018年の『コード・ブルー —ドクターヘリ緊急救命—』以来なんですよね。あれは93億円を稼いでいる。期待されているんですね。そりゃ大変である。
さて実写版DVDレビュー、Act.18もいよいよ完結です(2004年2月7日放送、原作:武内直子、脚本:小林靖子/撮影:上赤寿一/照明:水本富男、斗沢秀、中村匡孝/監督:佐藤健光/プロデュース:坂田雄馬、矢田晃一、白倉伸一郎、丸山真哉/制作:CBC・東映)。
マーズ&ヴィーナスと妖魔のバトルは、息の合ったダブル攻撃で決着。去って行くヴィーナスを見送るマーズ。
一方、体育館では逆に、ジェダイト(増尾遵)とネフライト(松本博之)のダブルビーム攻撃に、セーラームーン(沢井美優)、マーキュリー(浜千咲)、ジュピター(安座間美優)が苦戦していた。
相手の力を舐めきっているネフライト、強気のジェダイト、一方で、攻略法を考え、マーズがいないので代わりに指令を出さざるを得ないマーキュリー。セーラームーンもジュピターも素直に指示に従うから大丈夫。でもセーラームーンだけ、ちょっとだけ人の話をちゃんと聴けていない。これは彼女が悪いのか。
ネフライト「……ふん。しょせん貴様らなど、我らの相手ではない」
マーキュリー「パワーを一箇所に集中しよう」
マーキュリー「……あそこへ……」
セーラームーン「うん」
マーキュリー「マーキュリーアアクア……」
ジュピター「シュープリーム……」
セーラームーン「ムーントワイライト……」
左胸、心臓部を狙って攻撃をかけるマーキュリーとジュピター。セーラームーンだけは頭脳を狙ったために、主砲となるムーントワイライトフラッシュは、思わずたじろき体勢を崩したネフライトの側頭部を掠めただけである。
セーラームーン「フラッシュ!」
ネフライト「ああっ」
一瞬「やばっ!」という表情をしたネフライトだったが、予想したほどのダメージはなかった。なぜなら最も強力なセーラームーンのビームが誤爆で、偶然それをかわしたから、なのであるが、ネフライトは分かっていない。
最初はちょっと「え?」みたいな表情をしていたが、自分が三人の同時攻撃を受けきったと勘違いするや、自信満々の笑みに代わり、再び戦士たちとの距離を詰めて行く。でもセーラー戦士たちはたいして恐れていなくて「なんか間違っちゃった?」ぐらいのニュアンスだ。すでにネフライトの舐められキャラはできあがっている。
ネフライト「へっへっへっ」
マーキュリー「え」
ジュピター「ん?」
セーラームーン「あれぇ?」
ジュピター「ちょっと、どこ狙った?」
マーキュリー「ここ」
ジュピター「うん、ここ」
セーラームーン「えっ、ここじゃないの?」
ジュピター「もう、ここだって」セーラームーン「う、分かった!」ジュピター「頼むよ」
セーラームーン(頷く)
マーキュリー「マーキュリー・アアクア・ミスト」ジュピター「シュープリーム・サンダー」セーラームーン「ムーントワイライト・フラッシュ」
ネフライト「うぁっ」
ネフライト「こんのぅ」
ジェダイト「まあ良い。エナジーは手に入った」
セーラームーン「えっ」
敵は消えてしまった。となると気掛かりは地場衛(渋江譲二)。陽菜(松下萌子)と手をつないで倒れている衛のもとへ向かうセーラームーン。
ジュピターは、この回の前半で、すでに元基から衛と陽菜が婚約していることを聞いていて、どうやって伝えようかと迷っていたところなので、焦る。
ジュピター「うさぎ、これはさぁ、ほら……」
セーラームーン「いいなぁ」
セーラームーン「人を好きになるって、良いことなんだよね」
ジュピター「……うん……」
マーキュリー(頷く)
衛と陽菜はもちろん、ジェダイトとネフライトにエナジーを抜かれてしまった教会の人々みんなのために、セーラームーンはヒーリングの力を開放する。
Act.10で、ゾイサイトが「プリンセスへのレクイエム」という曲を完成させ、本物のプリンセスであるエストア国皇女(オレナ・シュペレヴァ)や、かぐや姫にあこがれる少女エリカちゃん(小池彩夢)がバタバタ倒れたとき、本命であるセーラームーンには一向に効かなかったばかりか、みんなをよみがえらせてしまった。
これが幻の銀水晶の継承者、月のプリンセスの実力である。ここでも、ポジティブな感情と、衛やみんなを思いやる気持ちが、絶大な力を発揮する。
衛 「陽菜」
(鐘の音)
Act.16やこのAct.18の、「次の瞬間、みんなが気がついたときにはセーラー戦士はあとかたもなく撤収」という感じが凄く好きだ。ヒーローはそうでなくちゃ。
息を吹き返した人々のなかには、迷子のゴールデンレトリバーの飼い主もいたらしい。初老の紳士と孫娘らしき女の子。早くに見つかってよかったです。
飼い主「クラリス、よかったね」少 女「ありがとう」
神 父「ありがとうございました」
クラリスっていえば、『羊たちの沈黙』でジョディ・フォスターが演じていたのがクラリス・スターリング、モーリス・ルブラン『カリオストロ伯爵夫人』でアルセーヌ・ルパンが結婚した相手がクラリス・デティーグ、それにちなんで宮崎駿のアニメ『ルパン三世 カリオストロの城』に出てくる姫の名前もクラリスだった。
要するに女の子の名前である。おいおい、レイは「太郎」、美奈子は「リッキー」と勝手に名づけていたのに、オスじゃなかっったんか〜い。
しかし神父(ビクター・カサレ)と一緒にクラリスを見送るレイ(北川景子)の心は、もうそこにはなくて、ヴィーナス(小松彩夏)の謎めいた行動のことを考えている。てか、もう真相まであと一歩のところに来ている。ただ、さすがにうさぎがプリンセスだとは気づいていない。最後のピースがはまらない。美奈子は美奈子でおとり作戦を続行。自分の体がもつ「あと半年」までの間に、本当のプリンセスをめざめさせなければいけない。そしてうさぎは、衛に婚約者がいることを知りながら、ますます想いをつのらせる。うさぎが衛を想えば想うほど、銀水晶はメタリアの負のパワーを増大し、悲劇の再来が近づく。ベリルはそれをいち早く察知する。それぞれのエンディング。
ヴィーナス「あなたはどんな時もセーラームーン達と一緒にいなきゃダメ! プリンセスとしての命令よ」
レ イ(プリンセスならどうして、あんな目立つ形で乗り込んできたんだろう)
レ イ(まるで自分が囮みたいな……)╳ ╳ ╳
アルテミス「また移動かぁ。敵を引き付けながら逃げるっていうのも、大変だな」
美奈子「そうね、でも、セーラームーンを見ているとと、そんなに長くはかからないかも」アルテミス「ああ、だと、いいんだが」
ヴィーナス「その時マーズがなんて言うか……楽しみ」
アルテミス「美奈子、きみが親しい人間を作らないのは、使命のためじゃない。誰も悲しませたくないから」
アルテミス「美奈子……」
美奈子「あと半年、か」╳ ╳ ╳
うさぎ(編み物をしている)
うさぎのM(人を好きになることって、善いことなんだよね)╳ ╳ ╳
ベリル「感じる」
ベリル「クイン・メタリアの力を」
クンツァイト「闇の扉」
ベリル「これこそ、クイン・メタリアに続く扉」
てなわけで、Act.18終了。おつかれさまでした。





















































































