実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第718回】名医か薮か安田顕!の巻(小松彩夏『白衣の戦士』第8話)


 『仮面ライダージオウ』第34話「2019:ヘイセイのオニ、レイワのオニ」(2019年5月5日)終わり近く、トドロキさん(川口真五)の「おれも弟子を取ってみるか。日菜佳さんに相談しよう」というセリフ。みんなも泣いたし私も泣いた。ネットにはあっという間にキャプチャ画像が拡散した。日菜佳さんは今も元気でいるんだ。



6月18日は神戸みゆきさんの命日です。享年二十四。



永遠のセーラームーン。あれから11年経ちました。



 さて、去る2019年5月29日に伊藤蘭のファースト・ソロ・アルバム『My Bouquet』がリリースされた。みなさんもう聴きましたか? 私は、ちょっとベタですけど、6曲目「ああ私ったら!」なんか良かったです。曲はレトロな昭和青春アイドル歌謡なのに歌詞は熟年カップルのラブソング。それから2曲目の「あかり」も良かったな。なんて言っていても印象的な曲ばかりでキリがない。とにかく、全曲(あたりまえだが)ランの歌声なのだ。さらにコンサートも開催されるという、この事態に全キャン連(全国キャンディーズ連盟)も黙っていなかった。堂々オリコンにランクイン。



 記念すべきソロ・デビュー・アルバム『My Bouquet』は、6月10日付けオリコン週間アルバムランキングで初登場8位を記録。伊藤蘭のオリジナル作品が同アルバムランキングのトップ10にランクインするのは、キャンディーズとして1978年6月5日付けオリコン1位を獲得した『キャンディーズ ファイナルカーニバル プラス・ワン』以来、平成も軽く飛び越え、令和元年、41年ぶりのことだった。



 そして6月11日(火)TOKYO DOME CITY HALL、注目の<伊藤蘭 ファースト・ソロ・コンサート2019>は幕を開けた。最新アルバム『My Bouquet』から、ミディアム・テンポな爽やかな「walking in the cherry」がオープニングに選ばれた。バンド・メンバーの優しい演奏に包まれるように白いワンピースでステージ中央に立つ伊藤蘭。超満員の客席からの拍手喝采で迎えられる伊藤蘭。早くも飛び出した「ランちゃ~ん」コールと「お帰りなさい」の声援に少しホッとした様子。



 感動のタイムスリップは、本編後半でも用意された。「春一番」から始まるキャンディーズ・シングルが次々と飛び出し、会場のボルテージは最高潮を迎え、その歓声は演奏が終わっても止むことはなかった。



 しかし、この夜、伊藤蘭の歌声がいちばん会場に響いたのは、彼女の自身の作詞曲による最新曲「女なら」だった。現役アーティスト・伊藤蘭の復活ーーこの日のために練習を重ねたバンドとのアンサンブルは特筆に値する。そしてアンコールはアルバム『My Bouquet』のなかでも早くも人気曲となった「あかり」だった。優しい歌声に会場の空気がかすかに震え、その震えが身体を伝わりメモを取る筆者の指に伝わってきたとき、もう少しこのステージを観たいと心から思わせてくれた。(『全日本歌謡情報センター』2019年6月12日「伊藤蘭ソロコンサートで伝説再び 聖地・後楽園に41年ぶりに吹いた春一番」)


 キャンディーズの曲からは、どちらも伊藤蘭自身が作詞作曲を手がけた「恋がひとつ」(アルバム『やさしい悪魔』1977年)と「アンティックドール」(『早春賦』1978年)の2曲、それに中盤にもシングルヒットを固め打ちに歌ったそうである(「春一番」「その気にさせないで」「ハートのエースが出てこない」「年下の男の子」)。これはたまんないな。



 会場のグッズ売場では「ネイビーブルーのTシャツ」も手に入るそうですよ。どうですかランちゃんより年下のアラカンおじさん。
 で、ここまでビッグなネタの後に出す話題としてはややしょぼいが(失礼)、もうひとつ朗報。この夏のTIFで、アイドリング!!!が一日限りの再結成とのことである。


2015年に9年にわたる活動に終止符をうち、“全員卒業”したアイドリング!!!が「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」で1日限りの復活を果たす。
8月2日から4日にかけてお台場・青海周辺エリアにて開催される日本最大のアイドルフェスティバル「TOKYO IDOL FESTIVAL 2019」。アイドリング!!!は初日2日に出演し「1日限りの同窓会ING!!!」を行う。



出演を予定しているのは、6号 外岡えりか、9号 横山ルリカ、12号 河村唯、14号 酒井瞳、15号 朝日奈央、19号 橘ゆりか、22号 倉田瑠夏、27号 高橋胡桃、29号 玉川来夢、31号 古橋舞悠、32号 関谷真由、34号 佐藤麗奈の12名。(「exciteニュース」2019年6月13日)


 嬉しいお知らせですね。だいたい、アイドリング!!!のいないTIFという方がおかしいのだ。これを機会に毎年TIFの時だけ同窓会を開いても良いように思う。
 たぶん、このブログで最も取り上げたメンバーはアイドリング7号の谷澤恵里香だと思うが、今は結婚されて一児の母となったばかりらしくて出演はない。



 なぜセーラー戦士とほとんど縁のない谷澤恵里香をよく取り上げていたかというと、当時うちのサイトや大家さんのところのコメント欄の常連だったStreamKatoさんが何かとヒイキにしていたからである。当時、谷澤恵里香は毎日放送で深夜1時30分に放送されていた特撮テレビドラマ『古代少女ドグちゃん』(2009年、毎日放送)で主演のドグちゃんを演じていた。私は何かのイベントでStreamKatoさんにお会いした時、そのDVDボックスを貰ったりしている。



 高校生の誠(窪田正孝)は、考古学者である父親(上川勝也)の発掘作業を手伝いに行ったある日、一万年の眠りについていた土偶の神様ドグちゃんをうっかり目覚めさせてしまう。



 ドグちゃんは小柄で胸が大きくて土偶柄のビキニを着た妖怪ハンターである。誠をパートナーに、現代に甦った妖怪たちを退治に行く、という、まあ真面目にあらすじを説明しなくてもいいような話だ。



 窪田正孝はテレビ東京の『ケータイ捜査官7』(2008年)に続くドラマ主演で、そこそこ上昇気流に乗っていたが、ふつうのイケメンというよりは、ちょっと癖のあるエキセントリックなルックスなので、二枚目としてどこまで広く受け入れられるか、私は半信半疑だった。すみません。ここまで人気者になるとは。



 現在、窪田正孝はフジテレビの月9ドラマ『ラジエーションハウス』に主演している。もうすぐ最終回だけど、平均視聴率が12%と、昨今にしてはかなり高い。私もちょいちょい観ているが確かに面白い。窪田正孝、本田翼、広瀬アリスとキャストも魅力的でいいですね。
 ドラマの世界では相変わらず医療ものが盛んだ。このあいだは『白い巨塔』のリメイクもやっていたし、『ドクターX』の新シリーズ制作も決まったそうだ。そんななか今シーズンに出てきた2作は、『ラジエーションハウス』が放射線技師、『白衣の戦士』がナースと、どちらも医師以外を主役に持ってくることで差別化を図ろうとしている。



 でもその場合、医者がバカに見えてしまうという問題が出てきてしまうんですよね。たとえば、『ラジエーションハウス』の窪田正孝は「医者より目の利く天才的レントゲン技師」(実は医師免許も持っている)という設定なので、医師が見逃した病巣も、ほんのわずかな兆候をとらえて発見してしまう。患者の側から言うと、主治医の先生から「検査結果は良好でした」と伝えられて、ホッとしているところにレントゲン技師がやってきて「ちょっと気になるところがあるから、念のためMRI検査も受けた方がいいですよ」なんていうことを言ってくるわけだ。当然「何だこいつ」とムカツクが、不安も感じて再検査をしてみると、確かに窪田くんが言ったとおり問題点があった、という展開である。
 で、早期発見できてよかった、めでたしめでたしとなるのだが、でも医者の見落としをレントゲン技師が発見する病院なんて、もう次からは来たくないなあ、と私なら思う。



 そのあたりを物語的にうまく処理するために、『ラジエーションハウス』には浅野和之が演じる「悪い医者」が登場する。レントゲン技師や看護師なんてのは医者の手足なんだから、言われた通り動いてりゃいいんだ、という傲慢な態度で、主人公たちがレントゲン撮影に基づいて誤診の可能性を指摘しても、耳を傾けない。でも結果的には周囲の良心的な医者の力添えもあって再検査となり、患者は大事にいたる前に病気を発見してもらえる。で、悪いお医者さんは恥をかくけど、早期発見を自分の功績にしちゃう。それでドラマとしてはそこそこきれいにまとまる。



 『白衣の戦士』の場合はどうか。レギュラーで出てくる柳楽先生(安田顕)と研修医の高木(三宅亮輔)はどっちもナースたちと良好な関係である。柳楽先生なんか、実はなかなか腕の立つ外科医だが、ふだんは院内のゴシップが大好物なただのおじさんだ。



 ちなみに、夏美(水川あさみ)と師長(沢村一樹)、はるか(中條あやみ)と斎藤(小瀧望)という二組のカップルが「なすがまま」でダブルデートしていたところも、しっかり柳楽先生に目撃されてしまっている。



 まだ内緒にしておく約束はしたものの、柳楽先生は言いたくて言いたくてうずうず。逆にはるかたちは、ナースステーションの地獄耳の同僚たちにバラされないかドキドキ。



柳 楽「お~っ。いよいよ恋の季節がやって来たね」



雪 乃「柳楽先生 何かご機嫌ですね」
貴 子「何ですか? 急に恋の季節とか」



柳 楽「あぁいや、だってほら、暑うい夏が、もう目の前だしね」



はるか「あ~! そうですよね! 夏ですよね! ね~!」
斎 藤「夏休み 楽しみだな~!」



本 城「みんなもさ、シフトの希望あったら早めに出してね!」



真 由「どうしたんですか?」
はるか&斎藤・本城&夏美「別に」



柳 楽「実はさ 昨日、見ちゃったんだよね」



真 由「見ちゃったって、何をですか?」



貴 子「誰かの密会現場とかですか?」



柳 楽「も~う、ラッブラブでさぁ」



貴 子「 え~!」
真 由「気になる気になる」



柳 楽「麻酔科の木村君と外来の佐藤さん」



はるか「そ、そこか」



雪 乃「なぁんだ、それなら私たちだって見てますよぉ」
絵里奈「毎日 一緒に食堂で手作り弁当 食べてますもんね」



貴 子「そんなのぜんぜんすごい話じゃないじゃないですか!」
真 由「みんな! 手が止まってる! ほら 仕事 仕事」



看護師たち「はい」



柳 楽「じゃ」



夏 美「あれ 絶対楽しんでますよね?」
はるか「うんうん」


 あっすいません、本題に入っています。『白衣の戦士』第8話「命より大事なものなんてない!! 花嫁を救う緊急オペ」(日本テレビ、2019年6月5日放送、脚本:梅田みか/照明:北條誠/撮影:坂本誠/演出:猪股隆一)です。



 結婚を目前に腸閉塞を起こして入院してきた紗織(足立梨花)。消化器系が弱いのか、子供の頃にもこの病院に入院した経験がある。二度目の入院で、病院のことは信頼しているが、なんとか式までには治して退院したい。何しろ予約した結婚式場は、一度キャンセルしたらなかなか再予約の難しい「ヴェルサリオ」なのだ。



 「ヴェルサリオ」と聞いて色めき立つ夏美。チャペルが可愛くて、若い女性にメチャクチャ人気があって、予約は1年待ちとも言われる人気の式場だ。それを聞いたナースステーションの面々は、雪乃(小松彩夏)も絵里奈(山崎萌香)も主任の真由(片瀬那奈)も、そして子持ちの貴子(鈴木紗理奈)までうっとりと夢見てしまう。



夏 美「はぁ~ いいなぁ。ヴェルサリオで結婚式、しかも ジューンブライド」



夏 美「女の夢そのものぉ」



はるか「三原さんがポワ~ンってなっちゃってる」
斎 藤「ホントだ……あれ?」



真 由「憧れるわ~」
雪 乃「うらやましいなぁ」



はるか「みんながトロ~ンってなっちゃってます!」



貴 子「あ~ 私も子連れ再婚、狙おっかなぁ」



はるか「小野さんまでぇ!?」



真 由「小野さんは取りあえず一回結婚式挙げてんだからいいじゃない」



雪 乃「そうですよ。まだここにいる誰もしたことないのに」
絵里奈「一人で何回もなんて ずるいです」



夏 美「そういう人がいるから予約が埋まっちゃうんじゃないですか」



貴 子「ちょっと待ってよ。一回やったら一回休みみたいな決まり、あるわけ!?」



はるか「うわ~ 結婚のこととなると、みんなの熱量がすごいなぁ」



斎 藤「いくつになっても結婚式は、女性にとって憧れなんだな」



真 由「さ、斎藤君! いくつになっても」というのはどういうことかしら?」
斎 藤「すいません!」



はるか「最近 余計なこと言って睨まれるキャラになってる~」


 願いが通じたか、紗織の腹痛は絶食と点滴で治まり、手術に及ばずとも退院できる見通しとなった。婚約者の信彦(蕨野友也)が迎えにきて、二人は幸せ一杯という感じで退院の挨拶にやってくる。


紗 織「三原さん、立花さん、いろいろありがとうございました」



信 彦「お世話になりました」
夏 美「回復が早くて よかったですね」



はるか「これも愛の力、ですかね~?」



真 由「やっぱり婚約者の彼、迎えに来てるわね~」




雪 乃「そりゃ そうですよ、ラブラブですもん」



絵里奈「優しそうなカレ……」



貴 子「ねぇ、荷物ぜんぶ持つってポイント高くない?」
真 由「分かるぅ」



斎 藤「なるほど……」



斎 藤「あっ」



紗 織「じゃあ 失礼します」



夏 美「はい」



はるか「お幸せに!……じゃなかった お大事に!」


╳    ╳    ╳



貴 子「ねぇねぇねぇ、相沢さんの指輪見た?」



はるか「指輪?」



夏 美「見ました! 結構 大っきかったですよね」



真 由「あれ1カラットはあると思う!」
雪 乃「その上人気のデザインだったし!」
絵里奈「そうそう! 私も欲し~い」


はるか「いいなぁ……」




はるか「なんちゃって、ははは」


 そして結婚色の当日、非番の夏美とはるかは、たまたまヴェルサリオの前を通りかかり、せっかくだからちょっと式の様子を覗いていこうということになった。






 挨拶して「せっかく来たからここのカフェでお茶でもしてく?」なんて言っていたそのとき「紗織!」というお母さんの悲鳴。



 はるかと夏美が振り返ると、花嫁がお腹を押さえてうずくまっている。二人は駆け寄り、看護師として素早く対処する。




信 彦「沙織、しっかり!」



夏 美「失礼します」



夏 美「腹壁が硬くなってる」



夏 美「立花さん救急車。それから柳楽先生に連絡を」



はるか「はい」


 実は腸閉塞による腸管の血行障害で、腸の一部が壊死するという深刻な事態に陥っていた。柳楽はすみやかに手術を行い、壊死した部分を切除し、紗織は無事、一命をとりとめた、という話なんだけど、しかしなあ。



 ろくな医学的知識をもたない視聴者としてふつうに感想を言うと「これって柳楽先生の誤診ってことはないの?」となってしまうんだ。いや誤診は失礼かもしれないが、本当は、最初から手術が不可避なレベルの状態だったのに、絶食と点滴で治ったと判断して退院させちゃったから、披露宴の当日になって激しい腹痛を訴え、緊急手術などという事態になってしまったんじゃないの、とも思えるわけです。



 どうでしょうみなさん。ウエディングドレスの花嫁が結婚式の会場で倒れ、居合わせた担当看護師たちが本領を発揮する、という派手な展開は、職場恋愛コメディになりつつあったこの作品を「やっぱり医療ドラマでもあるんだ」と再認識させるだけのインパクトをもっていた。でもそのぶん、患者を安易に早期退院させてしまった柳楽先生が、どうにも間の悪い役回りになってしまった、というのが私の感想です。



 でもドラマの中では紗織もフィアンセもご両親も、柳楽先生に感謝している。特に紗織は、中学生の時も柳楽の手術で助かっているから感謝の気持ちは強い。でも今は、結婚式を台無しにしてしまった悲しみでいっぱいである。



沙 織「本当は、昨日から時々、痛みがありました」



沙 織「でも病院に行ったら、また入院になってしまうと思って」



沙 織「私の都合で前日に結婚式をキャンセルするなんてことになったら、彼にも、彼の両親にも、お客様にも迷惑をかけてしまうし」



柳 楽「もう少し手術が遅れていたら大変なことになるところだったんですよ」



沙 織「先生には私の気持ちなんて分かりません」



沙 織「結婚式は私にとって、人生で一番大切な日なんです。一生の思い出になるはずだったんです」



沙 織「なのに、それを自分のせいで台無しにしてしまって……私もう、みんなに合わせる顔がありません」



沙 織「このまま、消えてなくなりたい」



柳 楽「一生の思い出なんかより、命のほうが大事だ」



沙 織「そんなのきれい事じゃないですか」



柳 楽「医者になってから今まで、助けられなかった命をたくさん見てきた」



柳 楽「生きたくても生きられなかった命を」



柳 楽「このあいだ、君が昔、小児病棟に入院してたころ隣のベッドにいた女の子の話、してたよね」



柳 楽「あの子は明るくて、おしゃべりが大好きで」



朋 美「はい、相沢さん」



沙 織「ありがとう」



子どもたち「トモちゃん、トモちゃん、お話して~!」
朋 美「いいよ」



柳 楽「入院してる子供たちに慕われて、よく面倒を見てた」



沙 織「トモちゃん…」



柳 楽「そう。青木朋美ちゃん」



柳 楽「将来は保育士になりたいって、自分の夢を話してた」




朋 美「これ先生にあげる」



柳 楽「ありがとう」



朋 美「私こそありがとう」



柳 楽「こんなに可愛いペン、俺には似合わないっていうのにさ」



沙 織「私も貰いました。トモちゃんに」



沙 織「でも、もうどこにあるのか分からない。とっくに なくしてしまったのに、先生はずっと大事に持ってるんですね」



柳 楽「うん……こんなにボロボロになったのに、何だか手放せなくてね」



柳 楽「それは、あの子の命を救えなかった自分を忘れないためかもしれない」



柳 楽「あの子のためにも、あの子の家族のためにも、一人でも多くの命を救いたい、そう思ってる」



柳 楽「結婚式がダメになったって、君は不幸なんかじゃない。だって、命さえあれば、また新しい明日が来る。何にでもチャレンジできる」



柳 楽「それが何より大事なことなんだ」



柳 楽「それに 君には、信彦君という大切な人がいるんだしね」



柳 楽「じゃあまた後で、様子を見に来るからね」



沙 織「柳楽先生、ごめんなさい。先生に二回も命を助けてもらってありがとうございました」



沙 織「この命を大切に、生きていきます」



柳 楽「幸せに」


 なんかちゃんとした医療ドラマっぽくなってるな。
 ということで今回はこれまで。うちのレビューは一周遅れで進んでおりますので、放送の方はもう第9話を終え、次は最終回だ。そして第6話終了時点で「ソフトランディング」とか書いていた視聴率の方がえらいことになっている。第1話からの推移。


10.3%→9.3%→9.3%→8.4%→8.3%→7.2%→7.7%→8.4%→8.6%



 第6話の最低7.2%は折り返し点であった。そこから7、8、9話とV字回復を遂げている。実は観ている私にも理由が分からない。小松彩夏がプレイボーイのグラビアを飾ったことと関係あるだろうか? ないな。ジャニーズWESTファンの底力と見るべきだろう。ともかく、どうせだから最終回は9.3%くらいに回復してやって欲しいほしいものである。てことで今回はこれまで。



 ところで『世にも奇妙な物語』っていうのは見逃し配信も有料配信もしてないのか? 見逃し配信動画を観ながらしっかり沢井さんのレビューをしようと思ったのに、できないじゃないか。
 あとみんな『週刊プレイボーイ』は見たな? こまっちゃんのデジタル写真集も出ると言う。ま、とにかく、最新の小松彩夏グラビアをちょこっと紹介して、今週はシメとしよう。また次回。