実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第1038回】帰ってきたサバもぐの巻(北川景子「Golden SixTONES」その2)


 2023年、第48回報知映画賞主演女優賞を受賞した綾瀬はるか主演『リボルバー・リリー』は、2023年8月11日に全国345スクリーンで公開、3日で13万3,000人を動員し1億7,000万円の興行成績を挙げた。結局1ヶ月ほどで6億円あまりの成績となったが、ネットニュースなどでは「製作費を回収できず大爆死」と書かれた。みんな実際の製作費なんてたいして知らないくせに。



 2024年に第49回報知映画賞主演女優賞を受賞した石原さとみ主演『ミッシング』は256スクリーンで2024年5月17日から公開され、初日3日で7万5000人を動員、興収は1億円に及ばなかったが、最終的な興行収入は5億2000万円を超えた。このときは「石原さとみの熱演が評判を呼び、異例のロングランとなりスマッシュヒット」とか、肯定的な記事が書かれた。



 2025年に第50回報知映画賞主演女優賞を受賞した北川景子の『ナイトフラワー』は、2025年11月28日に全国328スクリーンで公開され、3日の興行収入は1億6700万円、観客動員は11万9000人だった。そして2週目にして早くも興行収入はベストテン圏外へ転落。



 『ナイトフラワー』はデータ的に『リボルバー・リリー』に非常に近い動きなので、最終的な興行収入も6億円あたりと予想できる。しかしこれを『リボルバー・リリー』同様「旧ジャニーズを動員、番宣にも出まくりだったが無残な爆死」と呼ぶか、はたまた『ミッシング』のように「主演女優の熱演が光って地味ながら粘り強く頑張った」と書くかは、もう記事を書く人の胸先三寸だね、ということである。たぶん最近好感度の高い北川景子だから後者で大丈夫だと思う。



 まあ、確かに『リボルバー・リリー』って何がやりたかったのか分からない映画だったけどね。



 さて、日本テレビ『Golden SixTONES(ゴールデンストーンズ)』の第32回レビューの続きである(2025年11月16日放送)。 



 どこまで行ったか……「サイズの晩餐」第3問、お題は「新体操のフープはバスドラムを通るか通らないか」。



 今回はヒントとして競技用フープを触らせてもらったうえ、離れたところにあるバスドラムにも、各チーム代表1名が接近して直径を確認して良いことになった。



 北川チームは北川さんが、まずフラフープの直径を両手で計り、その幅をキープしたままバスドラムに接近するのだが、途中で両手が狭まってることを指摘され、自滅。。



 続いてオードリー春日が「カスカスダンス」(というのだそうだ。初めて知った)のポーズで、フープの幅を測る。すると北川さんが



景 子「いいなぁこういうのあるの」



 持ちネタみたいなものがあることを真剣に羨んでいる。おそらく、いざというときはいつでもDAI語が使える夫に対しても、同じようにリスペクトしているのではないか。
 結果、春日チームは「通る」と回答。一方ザキヤマチームと北川チームは「通らない」と判断。



景 子「通らない」
春 菜「それはなぜ?」



景 子「私も本当に身体を張って、あの、測りましたから」
春 菜「そのままね、行きましたもんね」


 しかし結果は「フープはバスドラムを通る」が正解。オードリー春日チームの独り勝ちである。




 これが最終問題だったので、春日チームが勝者となり、御褒美をいただくことになった。御褒美は「食べログとんかつ100名店」2年連続受賞という、名誉なんだか不名誉なんだかわからない評価を受けている東京・五反田「あげ福」のカツカレーライス定食である。




 ほお張るオードリー春日を羨ましげに見ている北川景子に、容赦なく「実はカツカレーが好きな食べ物No.1」のテロップを入れ込むスタッフ。



 もう「餃子の王将」ではないのか。(いつの話だよ)まあしかしどっちでも良いか。以上で「サイズの晩餐」のコーナーは終わりである。



春 菜「これ北川さん残念でしたね」



景 子「残念でした。ここで『逆に』を出してれば良かったんですよね」



 としっかりオチをつけて、次のコーナーへ。続いては「ダブるパンチライン」というゲーム。勝ち抜けチームへの御褒美はなにか。





 「和牛ホルモンWAIGAYA 新宿三丁目本店」の特上ハラミ一人前。これもまた北川さんの喜びそうな一品です。



春 菜「景子ちゃん、ハラミ好物だよね」



景 子(なぜかハンドマイクを手に)「大好きです」


 で、「ダブるパンチライン」というゲームは「二つの違う映像を見て、共通するワンフレーズを導き出せるか」というもの。言葉で説明するより実物を見てもらった方が早い。



 第1問。かなで(3時のヒロイン)が、会社の何かの大会で優秀な成績をおさめて表彰状を受け取る。



 嬉しそうに表彰状を見入っていて足もとがおろそかになり、転倒する。同僚が病院に連れて行ってくれる。



 ところが病院でかなでを診察する医師が、大阪のおばちゃんよりもすごいヒョウのコスプレをしていた。


(表彰状を見る/豹、症状を診る)


さあこのシチュエーションをラップで答えなさい!と言われて名乗りをあげたのはSixTONESの森本慎太郎。



森 本「ヒョウショウジョウをミル!」


 こうやって紹介すると馬鹿みたいであるが、「サイズの晩餐」と言いこれと言い、出題担当の人は大変そうだ。2問目。


鷲と煮卵/儂と似た孫



高 地「ワシとニタマゴ!」



春 菜「景子ちゃん今の分かった?」



景 子「全く分かんなかった……」


 なんて自信なさそうな北川景子であるが、いざ自分のチームのターンが始まるとなれば、WISHのポーズで決める。



 やれることは何だってやるのである。そして,わりと難しそうな問題にSixTONESメンバーが手こずっている間に閃いたらしく、自ら手を挙げる。



 どうもこの番組、「キラリ☆スーパーライブ」から培い続けてきた、北川さん独特の動きが印象的で、文章と静止画では説明しづらいなぁ。そして北川チャレンジの結果は。


和尚が詰まっている/お正月待っている



景 子「オショウガツマッテイル!」



 大正解。こんな難しいのよく当てたな。そんな活躍もあって、みごと優勝は北川チーム。というわけで、御褒美の特上ハラミを頬張る北川景子のアップで番組エンディング。



景 子「いただきます。やったぁ」



景 子「……!」



景 子「噛まない。噛まない!」



景 子「柔らかい」



景 子「ヤバイ!」



春 菜「このパンチラインはどうでしたか景子ちゃん」



景 子「ん?」
高 地「いま食べてるから」



山 崎「北川景子が食べている途中でしょうが」



春 菜「北川の国から?」


 なんだ「北川の国から」って。
 ともあれ、久々のサバもぐでMC無視も「いま北川景子が食べてるから」と周囲から弁護されほどのステイタスを獲得した北川景子、カッコいいぞ。でも本人は家に帰って「カツカレーも食べたかったなぁ」とグチったに違いないよね。というわけで今回はここまで。