実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第885回】スイート栗はヘルシーお菓子の夢を見るの巻(泉里香『高嶺のハナさん』第8話)


北川景子の出演する映画『ラーゲリより愛を込めて』は2022年12月9日(金)、東宝系で全国公開決定!



沢井美優の出演する映画『KATACHI』は、ええと、名古屋ではシネマスコーレで2022年12月17日(土)公開決定!



小池里奈の出演する映画『グランギニョール』は………名古屋ではシネマスコーレで2022年12月24日(土)公開決定!

1. がんばれミュウミュウ機捜235


 まずは恒例となってきた「コメント欄でお知らせいただいた情報」。まだ未確認だが安座間さんが久々に地上波テレビ連ドラに顔を出すのではないか、という。



 テレビ東京は、1月期の金曜8時のドラマ枠で人気シリーズ『今野敏サスペンス 機捜235』を連続ドラマとして放送する。さらに、新たな試みとして、これまで同枠で放送された人気作品とコラボすることが決まり、タイトルと共に後日発表される。(「オリコンニュース」2022年11月18日


 なんか「これまで同枠で放送された人気作品とコラボ」なんて思わせぶりに書いてあるが、この枠では昨年・一昨年と同じ今野敏原作の『警視庁強行犯係・樋口顕』(内藤剛志主演)が放送されていて、しかも榎木孝明はどちらのドラマにも同じ天童隆一管理官役で出ている。もし違う作品だったらサプライズだけど、コラボと呼ぶにはあまりにあんまりな気がする。



 ともかく、これまでテレビスペシャルで3話放送された『機捜235』には、毎回ワンシーンだけ安座間美優が出ていた。一種のコメディリリーフというか、主役のひとり平岡祐太の恋人で、捜査の合間に着替えとか持って登場して、本筋とは関係のない話をして帰って行くだけ。



 今回連ドラということになれば、ちょいちょい出てくるチャンスがあるし、何なら1話ぐらいは事件に巻き込まれるエピソードがあっていいと思う。たのんます、テレ東。

2. 不感症、治る


 続いては深夜の性感エステドラマ『夫婦円満レシピ~交換しない?一晩だけ~』第8話「安藤ちはるの事情(2)」(2022年11月23日放送/脚本:浅野敦也/照明:土井立庭/撮影:柳澤光一・横堀光範・加藤十大/監督:横堀光範/プロデューサー :田辺勇人・浅野敦也/制作:テレビ東京・スパークル)。



 Webデザイナーのちはる(柳ゆり菜)は、ネットで知り合った医大生の智也(松本怜生)にハマってしまう。いままで激しい恋愛も経験したことのないまま、同級生だった祐樹(和田雅成)となんとなくデキ婚してママになったちはるは、智也の性感マッサージで、初めて自分が不感症ではないことを知る。なんて、何を書いているんだか私。



 それでちはるは智也に熱をあげてしまうが、逆に関係を求められた智也は退いてしまう。彼は周囲を惹きつけずにはおかない魔性の美少年だが、本人に下心があるわけではないのだ(そのわりに性感マッサージは上手い)。



 ちはるはストーカー認定されて、性感エステも出禁になってしまう。そしたらですね、偶然のめぐりあわせで、ママ友の志保(佐津川愛美)から、彼女が参加している夫婦交換サークル「ナイトアクアリウム」に、智也が時々顔を出すという情報を得る。



 「ナイトアクアリウム」は本来スワッピングのサークルだが、時折こういうシングルの飛び入り参加もあって、特に美少年の智也はマダムに大人気なんだそうです。それを聞いて、ちはるは志保に頼み込み、「ナイトアクアリウム」の主催者、窪塚祥子(板谷由夏)と面会して、夫婦交換パーティーへのシングル参加を希望する。



 そして夫婦交換パーティーの夜がやってきた。第1話以来、2ヶ月ぶりである。パーティーのメンバーは前回と同じ面々、ということでひさびさに沢井美優登場。




 ようやく映ったところで、今回のお話は終了になってしまった。まあとにかく、観ていた甲斐がありました。で、果して次回、出番はあるのか? セリフはあるのか? 刮目して待て……ってことで。


3. チャラ田、覚醒す



 そんで『高嶺のハナさん2』第8話「チャラ田を蘇らせるチーム高嶺の輪 |」(2022年11月19日、BSテレ東・ファインエンターテイメント、原作:ムラタコウジ/脚本:宮本勇人/照明:丸山和志/撮影:高橋慶太/監督:高杉考宏/プロデューサー:瀧川治水・清家優輝)。



 今回はチャラ田が元気を取り戻して、チーム高嶺がHOPに向けて一丸となり、ぎりぎりで妙案が浮かび、そしてプレゼン当日、というオリジナルストーリー。



 原作のチャラ田は、高嶺さんに対する恋愛もわりと真剣だし、最近は「実は弱木って、とんでもない大物に化けるんじゃないか」なんて妄想したり、進境いちじるしい。



 これに対してドラマ版のチャラ田(猪塚健太)は、シーズン1の最終回、一大決心して華(泉里香)に告白するも、究極の拒絶のことばを突きつけられる。




 華 「あなたは私の心の琴線にまったく触れないの」



 おまけにプレゼンに使用した画像がネットの無断パクリだったために譴責処分となり、シーズン2はマイナスからのスタート、このへんでようやく本格的に復活という段取りとなった。



 今回の物語はドラマオリジナルだが、大枠のプロットはシーズン1と一緒である。前シーズンのCOP(クールジャパンお菓子プロジェクト)がHOP(ヘルシーお菓子プロジェクト)となり、前シーズンでは華と弱木の二人で取り組んでいたアイディア出し企画が、今回は5人の「チーム高嶺」になったぐらいである。



 まずは一念発起したチャラ田が徹夜で開発した「スウィート・くり」を披露するが、それはつまり、ただの甘栗であった。ということで、またも撃沈。




 残る企画は華の「アボカドチップス」とイチゴの「三日月クッキー」、そしてうめの「たこ焼きちゃん」がどれも一長一短。相変わらず使えそうなアイディアが出てこない弱木(小越勇輝)は、行き詰まり気味のチームを元気づけようと、華やイチゴ(香音)やウメ(中村里帆)に、メッセージを添えたチョコレートを差し入れる。




う め「ふぅ」



弱 木「みなさん、一休みしましょう」



弱 木「はい」
 華 「ありがとう」



弱 木「はい天井さん」
 莓 「ありがとうございます」



弱 木「うめちゃんは……」



弱 木「はい」
う め「ありがと」



弱 木「はい、チャラ田さん」
更 田「サンキュ」



 莓 「これ、弱木先輩の手書きメッセージですよね」


(必ず、答えは出ます!)


 莓 「ありがとうございます」



う め「ふふっ、何これ、かわいいやん」
(がんろう)



 華 テーム高嶺って書いてるけど」
(テームたかみねが最高です)



弱 木「チームですよ。 食べましょ」


(このあいだは言いすぎてごめんなさい 一生にがんばりましょう)


う め「いただきま~す」
 莓 「いただきま~す」



う め「ん~!」
弱 木「甘くておいしいよね」



更 田「……そうだよ……これだよ!」



 チョコに添えられた弱木のメッセージにヒントを得たチャラ田が考案したのは「アボカドクッキーレター」。



 少し大判のクッキーの表面にメッセージを書くという趣向らしい。それからオーブントースターか何かで焼くのか、冷やすのか、そのまま行けちゃうのか、ちょっと詳しいことはわからない。



更 田「これは高嶺さんのアボカドチップスのヘルシーさ、天井の三日月クッキーのかわいさ、淀屋橋のたこ焼きちゃんの食感を組み込みつつ」



更 田「さらに弱木のメッセージつきというアイデアを取り入れた、心と体を健康にする新企画です」



 華 「更田くん、これ、いいよ」



う め「チーム高嶺って感じやな」
 莓 「この発想はありませんでした」



弱 木「すごくいいと思います!」



 企画は固まった。プレゼン担当はチャラ田。そしていよいよ発表当日がやって来る。



更 田「更田は、このままプレゼンのプレッシャーに押しつぶされてしまうのか?」



更 田次週 更田覚醒する!お楽しみに



 ……次週かよ。
 今回、随所で更田が自分で自分の心情を語る自己ナレーションシステムが取られていて、これはなんだと思っていたら、このドラマのナレーター、新津ちせさんは現在セラミュ30周年記念の舞台でちびうさ役を熱演中だった。ひょっとしてそっちのお稽古の時間のために、チャラ田のセルフナレーションという手段をとったか(笑)。



 てことで、しつこいようだが、次回プレゼンは大成功、御褒美にみんなで伊豆に社員旅行……って流れにはならんか。まあとにかく、プレゼンが終われば『高嶺のハナさん2』も最終ターンだ。最後まで応援していこう。



 そして来年は北川景子主演のフジ月9ドラマ『女神の教室』だ。いまんところ発表されているキャストは山田裕貴・南沙良・高橋文哉・前田旺志郎・前田拳太郎・河村花・佐藤仁美 宮野真守。てことでまた次回。