実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


最新記事〕 〔過去記事〕 〔サイト説明〕 〔管理人

【第884回】ハナさんと秋の沢井祭の巻

1. 沢井美優in『上田と女が吠える夜』(2011年11月16日)


 先月22日にお笑いコンビ「ティモンディ」高岸宏行(30)と結婚した女優の沢井美優(34)が16日放送の日本テレビ系「上田と女が吠える夜」(水曜後9・00)に出演。テレビで高岸を見て一目ぼれしたことを明かした。



 「彼氏・旦那が好きすぎる女が大集合」のゲストで出演した沢井。高岸との出会いを聞かれると「出会いは3年ぐらい前にテレビを見て一目ぼれして」と明かした。



 そこから「好きすぎて行ったことないお笑いライブに行って、出待ちをして」と振り返った。また「何回か通っていたらマネジャー同士が知り合いで、そこでごあいさつとかさせてもらうようになって、連絡先を教えてくださいって言って」と自ら積極的に行動していたことを明かした。



 最初のデートは「公園」だったとし、「(高岸は)全身オレンジで、私は普通の服で公園のベンチでお話させていただきました」と笑顔で振り返った。





 MCの上田晋也から「幸せでしょうがないでしょ」と言われると「はい、とっても」と満面の笑みで答えた。

『スポニチアネックス』(2022年11月16日


 ということでみんな観たか? 見そびれたという人、まだ当分はTVerで見逃し配信をやっていると思うぞ。
 正直なところ、手だれのなかでひとりだけバラエティ番組バージンみたいな顔ぶれだったので少々心配もしていたのだが、杞憂であった。詳しくは『M14の追憶』(ここ)が詳しくレポしているのでそちらに譲るが、さすが月の王国のプリンセス、バラエティずれした面々がヨゴレに見えてしまうほどの気品があって良かったぞ。
 あと、夫がロケでいない日は寂しいので夫のTシャツをマクラに着せて過ごすという抱きマクラネタで、ちょっと周囲を退かせるタイミングも悪くなかった。




 それからダンナの「キュンとするポイント」を語るところで「ライブで出てきて、『高岸です!』って言ってる言葉にキュンってきます」「最後に『ありがとうございました』でお礼してる姿もキュンキュンキュンって」と答えて「ネタの部分は? いちばん大事だよ。 なんで挨拶のとこだけだ?」と突っ込まれていたが、これは上田晋也が拾ってくれたおかげで、良いボケになった。






 ありがとう上田さん。
 前回のブログに書いたとおり、今回なにしろあの島田珠代も出ているので、珠代の強烈なインパクトにいろいろ持っていかれないか、と私は懸念していた。ところがどうもスタッフは、沢井美優の上品なリアクションが島田珠代とちょうど好対照をなすことに気づいたらしく、島田珠代がお下劣ネタをブチ込むと、次が沢井美優のアップ、という切り返しショットが二、三度あった。これで沢井さんの清楚さがさらに割り増しになったと思う。ありがとう島田珠代。





 とにかく我々の目線からいえば大成功のバラエティ出演だったが、沢井美優をまったく意識していなかった方にどこまで魅力が届いたろうか。一般視聴者よりも、関係者の方々の受けが気になる。これを機会に地上派ドラマのオファーが増えることを願います。沢井美優、ぜんぜん、いけるでしょ。

2. セックスのないAVドラマ



 続いてドラマ『夫婦円満レシピ〜交換しない?一晩だけ〜』も、はや第7話。最初が、平岡祐太に抱かれる妻の佐津川愛美を見てNTR願望を満たされ、勃起不全を克服した千賀健永の話(第1話〜第3話)。次が、重度のファザコンで、男の子の父親になるのが怖くてセックスレスに陥った黄川田雅哉を、妻の橋本マナミがスワッピングで刺激し、カメ吉のカメをみごとに復活させる話(第4話〜第6話)。そして今回からは、柳ゆり菜と和田雅成の倦怠期夫婦がメイン。



 セックスもマンネリで、夜、夫が後ろからしている最中、妻はスマホゲームを続けている、というくらいの雑な夫婦生活。しかも夫はここのところ外泊が増えて、明らかに浮気の疑いあり。いろいろと不満のたまる柳ゆり菜は、SNSで知り合った謎の医大生(松本怜生)とデートする。



 ところがこの医大生、なんと性感マッサージのバイトをやっていたのであった(笑)。誘われて施術を受けてしまう柳ゆり菜。ホテルの一室でいきなりローションを塗りたくられて、ああ、『ゆるキャン△』のなでしこのお姉さんが……。



 やっぱこのドラマって、セックスのないアダルトビデオだよなあ。しかし今回は、もう黄川田雅哉も沢井美優も出ていないので、紹介はこのくらいにしておきます。

3. どうなる?『高嶺のハナさん2』



 というわけで、トリはもちろん『高嶺のハナさん2』第7話「ハナが弱木にハグ!?うめの逆転、お好み焼き食感! 」(2022年11月12日、BSテレ東・ファインエンターテイメント、原作:ムラタコウジ/脚本:渋谷英史/照明:丸山和志/撮影:高橋慶太/監督:高杉考宏/プロデューサー:瀧川治水・清家優輝)。



 華 (足りない。 不動さんは斬新な歯ごたえを求めてる)



 華 (歯ごたえがあるもの。きゅうり、ししゃも、メンマ)



 華 (歯ごたえ、歯ごたえ、歯ごたえ、ハグしたい、ハグしたい)



 華 (ハグしたい、ハグしたい、弱木くんにハグしたい!)





 前シーズンも含め、いままでこのドラマの脚本は、岡庭ななみ、宮本勇人、そしてメイン監督でもある内藤瑛亮の三人が書いてきたが、今回そのほかの方の初参加で、渋谷英史が担当している。どちらかというプロデューサーとして名前をお見かけする人で、何かしらの事情で一話だけ助っ人参加されたのかな。今回はお話そのものも、ちょっと中継ぎ的なところがある。



 不動さんに認められなくちゃと夜を徹して企画を考えたり妄想したりで、寝坊してしまったハナ(泉里香)。そんなハナが提出した企画書に、あいかわらず不動(小柳友)は容赦ない言葉をかける。






 ちなみにこの「アホみたい=Ah, Hold me tight」はドラマのオリジナル。しかしもちろん華は厳しい叱責の言葉として受け止める。



 華 (アホみたい……。そうよね、私がリーダーとして試されているのに、寝坊はするし、みんなに甘えてばかりだし、私が みんなを引っ張らないと)



 華 (不動さん、この試練、乗り越えてみせます!)


 チーム高嶺をもっと強くして、不動さんに認めてもらいたい。そんな思いが高まるあまり、気合いが入りすぎてみんなのアイディアに頭ごなしのダメ出しを連発。いつもの高嶺さんらしくない焦りように、弱木(小越勇輝)もイチゴ(香音)もチャラ田(猪塚健太)も鼻白む。



 そんな華が、珍しく新参の淀屋橋うめ(中村里帆)にたしなめられ、お好み焼きを食べて自分を取り戻すまでが今回のお話。



 華 (バラバラな具材の個性が、生地で包まれ、焼かれ、ソースでひとつになって、予想もつかない食感が口に広がる)



 華 「五人揃って」



弱 木「ミ」



 苺 「ツ」



更 田「バ」



う め「チ」



 華 「製菓」



五 人「商品企画部」



 華 (そうか。 チーム五人の個性がひとつになってこそ、大きな力が生まれるんだ。私、間違っていた)



 で、今回はほとんど原作を離れた展開になってしまっているので、比較もできないし、次回がどうなるかも予測できない。いまのところ、原作準拠で動いているのは、イチゴと弱木の関係性のみ。前回なんか、まんまだったと思う。





 それ以外は、だいぶドラマのオリジナルになってきているので、原作のほうで大きな山場となる熱海の社員旅行がドラマであるかないかも、分からなくなってきた。



 でもこの社員旅行で、男子社員は男子社員同士、女子は女子同士の親睦(?)を深めるので、ぜひドラマでも実現して欲しい。















 まあ、このメンバーで温泉入浴シーンは無理とは思う。別に入浴しなくてもいいから、熱海の社員旅行、頼む。ということで、今回はこれまで。あ、あとさあ、先回のコメント欄で教えてもらったんだが、今やっているセラミュ30周年のちびうさ役は新津ちせちゃんだったんだよ。知らなくてすまなかった。



 こりゃ驚きましたな。たしかに大きい。この『高嶺のハナさん2』第7話にも浴衣姿で登場していますが、成長したね。



 あっそれと沢井美優がYouTubeでやっているセーラームーン観賞会は昨日の配信でAct.12までいった。このままではうちのDVDレビューは追い抜かれてしまうよ。てことで、ではまた来週。