実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第849回】沢井に聞け!の巻


 プリキュアといえば、2020年度のシリーズ第17作『ヒーリングっど♥プリキュア』(2020年2月~2021年2月)が、新型コロナウィルス感染症対応のため4月から6月にかけて9週にわたり「おさらいセレクション」と称して再放送を行ない、結果的にはプリキュア史上最短の1年間全45話で終了となった。



 これに押されて例年より3週遅れでスタートした次作『トロピカル~ジュ! プリキュア』(2021年2月~2022年1月)は、7月23日から8月8日の東京オリンピック開催期間に3回も日曜日が挟まることが懸念されたが、結局オリンピック競技中継による放送休止は7月25日のみであった。しかもテレ朝が全米ゴルフ中継から撤退して(放送権料が高騰したためともいわれる)、セーラームーンの頃からあった「全米オープンゴルフ中継によるアニメ・特撮番組が休止」が無くなった。それでも前作に押されて放送期間が2021年2月28日から2022年1月30日と実質11か月に圧縮されたこともあって全46話で終了。



 そして先月、2022年2月6日に始まった第19作『デリシャスパーティ♡プリキュア』(2022年2月6日~)は、ひさびさに1年間フル放送が期待されたわけだが、なんと先日東映アニメーション社のネットワークに不正アクセスが確認され、社内システム停止の措置がとられてしまった。3月13日の放送は、コロナ中断以来の「おさらいセレクション」になるという。どうなるプリキュア!?



 さて私ごとですが(いつもこれ)この土・日はうっかり仕事が詰まっておりまして余裕がございません。ささっと行きます。
 前回も書いたが、沢井美優さんがYouTubeを始めた。だいたい、かき氷を食べている動画ばっかりなのだが、ひとつだけ、ファンの質問に答えている長めの動画があるので、これをピックアップしてみたい。ただしセーラームーンの質問は多かったようで、また後日まとめてお答えくださるそうだ。言っておくが私は一個も質問していないぞ。気持ちは分からなくもないが、みんないつまでもセーラームーンの質問ばっかりするなよ。もっとも、沢井さんも沢井さんで、セーラームーンのファン向けに、小松彩夏と一緒にスイーツ食べに行く動画も公開しているんだけどな。



 さて最初の質問は「結婚願望はありますか?」これに対しては、わりとはっきり「あります」というお答えだ。



沢 井「わりと若いころから願望自体はいっぱいありますね。私、子供が好きなので、家庭を持ちたいなという思いは、やっぱり昔からあって、ただ私、姉がいて、いま姉の子供、私の姪っ子が二人いるので、ひととおり一緒に子育てもちょっとはお手伝いしてたので、そういう欲はちょっと落ち着いているから、いつか結婚したいって思う方が現われたら、それはもういつでも、っていう感じです」


 あれ、前は結婚願望ありませんって言っていなかったか? と思って古いブログを覗いていたら、確かに「結婚願望ありません」と書かれていた。だが読んでみると、内容はいま言っていたことと同じなのであった。これは今から6年前、北川さんが結婚したときにファンから「美優ちゃんは結婚願望はありますか?」と訊ねられた時のお答え。



私は結婚願望ありません。と言うよりなくなりました。姉の結婚と出産、そして子守をするようになって今は満足しちゃっていて。いつか素敵な人が現れたら結婚、出来ればいいかな。(「沢井美優My Heart」2016年1月31日


 次の質問は「尊敬する俳優さんはいますか?」これに対する答えは「香川照之さん」



沢 井「います。好きな俳優さんは香川さんです。香川照之さん。大好きです。香川さんは昔CMのお仕事でご一緒させていただいたことがあって、その以前から俳優さんとしてとても素敵だなぁって思っていたんですが、その、現場をご一緒させていただいたときからもう、きゅんきゅんとしてしまい、もう大好きです。あの……そのきゅんきゅんは、現場にいる佇まいとか、その対応とかが本当に素晴らしくて、そういった意味で、まぁ俳優さんとしてもだし、人としても尊敬しています」


 これもさっき引用したのと同じブログでも、ファンからの質問に「尊敬する役者さんは、香川照之さん、山田孝之さん、高倉健さん、沢山いらっしゃいますが」と答えている。ぶれないな沢井美優は。しかもセレクションが男前。
 香川照之と共演したCMというのは、おそらく2007年の「花王 ヘルシア緑茶 まろやか」CM 「まろやか新発売」篇である。香川照之がヘルシア緑茶を飲んで「ガツンと行くか!」と気合を入れると「部長 私もガツンといきます!」と答えてヘルシア緑茶を飲む部下の女性……ではなくて、その部下の女性(東麻美)と食事をしている同僚の役である。みなさんにご紹介できればと、古いフォルダを探したのだが動画も画像もみつからない。すみません。



 次の質問「去年芸能プロダクションに所属して現在レッスン中です。質問です。役を演じる時気をつけた事は?」これは「気をつけていることは何ですか」という質問だね。そうだ、そういうことは沢井先生に聞け。



沢 井「舞台だったり、ドラマだったりで、やっぱり求められることが変わって来たりとかは、多少はすると思うんですよね。でもそういったときに、こう、凝り固まらずいろんなものを、沢山、引き出しにしまっておくというか、そういったことも大事かなと思います。役によってその、気をつけるといいますか、気にする部分はちょっと違ってくるのかなと思います」


 次の質問は「どんな役をやってみたいですか?」そうそう、そういう質問がナイスだぞ。



沢 井「悪女」


 それは『天国の恋』の梢以来、けっこう演じてますよ。でも『天国の恋』もだいぶ昔だし、そろそろ今の年齢なりの悪女を本格的にやってみたいのかもね。



 クイン・ベリルとかどうですかね。次「間近で出演予定のドラマございますか?」



沢 井「あります。情報は解禁になってないので、お待ちください」


 おう、楽しみだ。セリフがありますように。次の質問「20代のころ、人生に悩んだりしましたか?」



沢 井「しましたね。確かに20代が一番いろいろ、悩むというか考える……歳ですしね。まあ結婚もしたいなぁって思った時期もあれば、仕事もうまく行かないなぁと思って悩んだ時期も多かったです。ただ30越えたら、なんかすごく考え方が柔らかくなったといいますか、まず人生を楽しむことを考えるようになりました。これからもね、悩むことはあるかと思うんですけど、悩むことも大事ですし、悩んだ時に、何が辛くて何がやりたくて、ということを、しっかり自分と向き合うことが大切なのかなと思います」


 次の質問「死体役をすることが多いですが、瞬き我慢するのとか辛くないの?」おいおいそんなこと訊くんじゃない。沢井さんも答えちゃうのか。



沢 井「ああ、そうなんですよ。あと雨の中の……よく観てくださってありがとうございます。瞬き我慢するのは、そうですね、心を無にして止まるので、大丈夫なんですけど、あの雨降らしの時は、本当に大変でしたね。まあ、気合いでなんとかしました」


 死体役か、しかも雨の中の。何度か観たような気もするけどな。




 いやいやいや……なんて言っているうちに、ヘンなタイミングだけどそろそろ終わりにしなければいけない時間になってしまった。それではみなさん、中途半端ですが今回はこれまで。次回は実写版レビューに戻ろうかね。