東京2020空手女子組手55kg級で銀メダルを獲得したウクライナ代表のアンジェリカ・テリューガ選手。
北京2022冬季オリンピック開会式でウクライナの旗手を務めた、アイスダンスのアレクサンドラ・ナザロワ選手。
北京パラリンピックは2022年3月4日より始まるわけだが、ウクライナ選手団の参加は不透明という。ウクライナは東京パラでは、車いすフェンシング女子団体エペで銀メダルを獲っていました。
さて先週はお休みをいただいてしまったので、さっそく本編に入ります。実写版セーラームーンAct.18、物語は順調にＢパートに入って、いよいよ教会でミサが行われる当日である。
やって来るのはチャペルウェディング狙いのカップルだらけ……と思いきや、家族連れとかもけっこういる。なかなか人気の教会である。そんな皆さんの目に触れればと、手描きの迷い犬の案内を貼るレイ。
「迷い犬 犬種ゴールデンレトリバー 年齢４～５齢 性別オス 毛色黄色 体重４０ｋｇ程度 愛称（太郎）」
愛称はあくまで太郎。「ミサにお集まりの皆様 飼い主を知りませんか？」と問いかけている。
今回、レイがこのポスターを描くシーンは直接画面には出てこなかったが、レイの画力はAct.10で証明済み。神社の子ども会で、うさぎやエリカちゃん（小池彩夢）とかぐや姫の紙芝居を描いていた。
現在ではすでに有名な事実だが、北川景子は生まれつきは左利きである。ただペンや筆だけは矯正されて右手使いだそうである。
私も左利きで、小学校に入ったころ、全面的に右手を使うように矯正されたんだけど、まず右手では箸がほとんど使えず、給食などが全く進まないので、左手で食事をして良いことになり、次にペンに関しても、親から「学校から帰ったら左手を使って良い」という約束を取りつけて、家に帰れば左手でマンガの模写とかばっかりしていたもんだから（あと、けっこう長く右手にケガをして使えなかった時期もあって）結局、全面的に左利きに戻ってしまった。
そういうわけで私は、かなり以前から、北川景子は矯正された左利きではないかと思っていた。
最初はみなさんから否定された。絵を描く場面とかでは右手を使っていたしね。でもやっぱり、氷川神社の境内を掃除している場面なんかでも、いちおう右手を上に添えて掃いているからおかしくないんだが、でも動きがなんとなくぎこちないとか、いろいろ思っていたわけ。
今年の初めに台本紹介したAct.29冒頭の「亜美ちゃんお帰り！」の場面でも、北川さんだけが左手でクラッカーのヒモを引っ張っていた。
そうしたらNakoさんから「Act.42でかき氷を食べる時は左手にスプーンを持っていた」といった報告もいただき、だからというわけでもないだろうが、そのうち北川さん自身が、実は生まれつき左利きだったことをブログでおっしゃったのである。
だいぶ話が脱線したが、要するになんだっけ。そうそう、このイラスト、北川さん本人が描いたのかな、だとすれば左手、右手、どっちで描いたのかな、なんてことを思ったわけだ。とにかくそんなわけで、「十番町掲示板」（というわりにはコンクリ打ちっぱなしで、ぜんぜん「掲示板」ぽくもないが）に迷い犬のポスターを貼るレイ。
ル ナ「やっぱり妖魔は見つからないわねぇ」
レ イ「しばらく潜んでるつもりかも」
ル ナ「えぇ……」
と、隣りでなにやらごそごそ気配を感じたレイが見やると、美奈子が特大ポスターを赤いガムテープで貼っている。
「ミサにお越しの皆様へ このゴールデンレトリバーの飼い主を知りませんか？とってもさみしそうにしています。連絡待ってます。犬種ゴールデンレトリバー 性別♂ 年齢４～５歳 体重40ｋｇ程度。毛色：黄色。愛称：リッキー」日、レイが「あっ、じゃあ私ポスター作って貼っておきます」と言ったときにはスルーしていた美奈子が、こっそりこんなでかいポスター作ってきたので、レイとしてはちょっとムカつく。
レ イ「ちょっと、何してるの？」美奈子「妖魔が神父さんを襲った理由は何？」
ル ナ「そうか……最初から何か目的があったとすれば」
レ イ「ルナ！」
いまひとつテンポが読みづらい佐藤建康演出であるが、ともかく、このあたりのレイと美奈子の関係性が、Act.29まで、だいたい10週ぐらいは尾を引くことになる。まずこの時点でルナは美奈子の正体を知っている。ということはレイから話を聞いているのだ。でも仲間の戦士には話していない。次のAct.19で、レイは美奈子の行動が謎めいていることをルナに相談しているが、他の戦士に聞かれないように、氷川神社にルナを呼び出している。で、まことは、何だか分からないがそういう隠し事をしているレイを快く思っていない。ただ面白いのは、まことはまことで、うさぎの恋愛問題をレイに隠しているのだ。
亜 美「あっ、うさぎちゃんが、地場くんのことはレイちゃんには内緒にしてって」
まこと「そうだな。オトコ絡むとキビシイからな」
まこと「で、レイは？」亜 美「ルナと話があるって言ってた」
まこと「何でここでやらないわけ？」
亜 美「さあ」
まこと「ふ～ん」
╳ ╳ ╳
ル ナ「セーラー戦士の役目？」
レ イ「プリンセスを守ることだって、ルナは言ってたけど、本当にそうなの？ プリンセスはその必要はないって言うし……。プリンセスの行動は何か変よ」
ル ナ「あ〜ん……それは私も疑問には思ってるんだけど……」
╳ ╳ ╳
まこと 「ちょっと待てって、話はまだ終わってない」
レ イ「今は話すこと、ないって言ったでしょ？ あなたたちまで余計なこと心配する必要ないんだから」
まこと「それが余計なことだよ」
亜 美「どうしたの？」
まこと「プリンセスのことでなんかあったらしいんだけどさ、言わないんだよね。この中で秘密を持つなんて、良くないよ」
亜 美「そっかぁ……でも、私たちもうさぎちゃんのこと、秘密にしてるし」
まこと「あれは別」
ね、以上がすべて次回、Act.19の会話。何もかも、すべてすれ違っているでしょう。そのすれ違いが、亜美がダーキュリーに堕ちるきっかけも作るのである。で、レイがいつまことに、美奈子がヴィーナスであることを初めて打ち明けるかというと、これがなんとAct.28まで待たなければならない。
ダーク・マーキュリーになった亜美がうさぎを道連れに異次元に消えてしまい、レイは美奈子に助言を求めに行く。そのとき、はじめて木野まことにヴィーナスの正体を打ち明けるのだ。
まこと「愛野美奈子がセーラーヴィーナス!? ホントに!?」
レ イ「私一人が知ってればいいことだと思ったから……」
レ イ「分かってるわよ。黙ってたことは謝るわ」
まこと「……変わったのはルナだけじゃないか……」
ほんとに引っ張るよねえ。
さあ、そして教会ではミサが始まろうとしています。
陽 菜「ね？ いい雰囲気の教会でしょ？」
衛 「……」
さあさあ、たくさんエナジーが集まってきた、というところで、今回はこのあたりで。
