実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第788回】うどんからのグラビアの巻


 ときどき書いている話だけど、いまから12年前、2008年の日清「どん兵衛」年末のCM。雪の降る寒い夜、池谷のぶえがおかみさんをやっているうどん屋で、中居正広がうどんを啜っている。窓の外に人の気配がして顔をあげると、艶やかな和装の女性がにっこり微笑む。他愛のない内容ではあったが、CMとはいえ泉里香の記念すべき女優復帰作として、私たちには特別な作品であった。



 いまは「どん兵衛」といえば、星野源と吉岡里帆のどんぎつねですね。吉岡里帆と泉里香の共通点はどちらも京都市出身(吉岡里帆は右京区で泉里香は伏見区)で、どちらも特技がサックス(吉岡里帆はアルトサックスで泉里香はテナーサックス)というところでしょうか。使い道のない雑学ですみません。



 どんぎつねの最新のCMが、芸能界が浮気だ不倫だと騒がしかった今年の年末にふさわしい内容である。星野源が家で「僕はどん兵衛ひとすじだなあ」とか言っていると、どんぎつねが証拠のレシートを突きつけて「お店行かれたんですね、手打ちうどんの」と浮気を追求する。言い逃れできない星野源。




 このレシートに書かれたURL「mocchiri-an.jp」に、ちゃんと「手打ちうどん もっちり庵」の公式サイトが存在するというので話題になっている。




 説明を読むとこのお店、ただ「どん兵衛」にお湯を入れて出しているだけの店のようなので、星野源はある意味で無実だったことが判明する。店舗案内で示される新宿の住所は日清食品の本社所在地である。



 吉岡里帆と星野源のどんぎつねは、2017年からずっと続いている人気CMだが、同じく2017年から始まったのが、泉里香と斎藤工の「Indeed」だ。こちらの年末は、テレビを飛び出して雑誌である。『美人百花』2020年12月号に「恋人たちのクリスマス2020」と題して、二人を恋人に見立ててデートやらドレスコードやらの写真と記事が載っているという。
 



 泉里香にとって『美人百花』はホームグラウンドのひとつみたいなもので、珍しくもないが、男性が表紙を飾るのは初めてだそうで、斎藤工がすごく話題になっている。泉さん、今年の女優の仕事は春先のテレビ『隕石家族』(東海テレビ)で終わっちゃったけど、来年は新年早々『ゲキカラドウ』(テレビ東京)が待っている。



 泉里香が出演していた今年正月の映画『記憶屋 あなたを忘れない』(松竹)の監督、平川雄一朗の次回作は12月8日公開の『約束のネバーランド』であるが、なにしろ東宝なのでどうなることやら。『鬼滅の刃』は衰えることを知らず、あいかわらず全国東宝系414館で上映中。スクリーン数にいたっては、どの記事をみてもよく分からない。なんなら実写版『ネバーランド』のほうはコソコソっと上映して早めに引き上げてもらっても構わないか。



 北川さんは来年4月の連ドラ主演が決まったそうですね。TBSの連ドラは『LADY ~最後の犯罪プロファイル~』(2011年)以来10年ぶりということで少々不安も残るが、「人気脚本家によるオリジナル作品」とのことで、『家売るオンナ』のようなヒット作を期待したいです。


『ファーストラヴ』は2021年2月公開


 さて、そういうわけで、年が明けると1月からテレビ東京の泉里香『ゲキカラドウ』、4月は北川景子のTBSドラマを追いかけることになると思うので、また上半期は実写版DVDレビューは滞ると思う。なのでさっさと実写版Act.18に進んでおこうかな……と思ったが、前回レビューした『ハンサムセンキョ』があったな。なにより主演が武子直輝くんだし、けっこう面白かったので第8話も観てみた。インターネットによる選挙運動での攻防。残念ながら窪寺昭の出演はなくて、毎回通りエンディングテーマで踊っていただけだった。ここでは元気である。



 しかし次回第9話はけっこうクンツァイトの出番が多そう。前回レビューしたとおり、窪寺昭は、政界のサラブレッド白峰候補(一ノ瀬竜)の秘書なんだけど、若い一ノ瀬候補は、自分なりの選挙戦を戦いたくて、ベテラン秘書の指示するお仕着せの選挙活動には従わない。とうとう次回、二人が衝突するみたいな感じである。この際だから窪寺くんの最後のテレビドラマ出演(だと思う)をしっかり見とどけたい。乞うご期待。



 前回コメント欄でご指摘があったけど、やっぱり顔色とか優れていないかなぁ。
 あと取り上げそこねていた話題を二点。まず沢井美優が『35歳の少女』第6話(2020年11月14日、日本テレビ)にちょっとだけ出演した話。『35歳の少女』って全く観ていなかったんだけど、主人公の柴咲コウが、10歳の時交通事故に遭って以来ずーっと昏睡状態で、25年後になってめざめるという話らしい。母親役の鈴木保奈美は(10歳の頃の回想シーンと演じ分けるためにけっこうな白髪)保険の外交員である。今日も喫茶店でお客さんの相談に応じている。その場面の、後ろ姿だけのお客さんが、沢井美優である。後頭部では分からないだろうけど、声を聞けば分かる。


 

多 恵「お子さんの保険は沢山あって迷いますよね。とりあえず、貯蓄重視型にするか、保証重視型にするか、ですけど……」
 客 「時岡さんなら、どうします? 確か娘さんいらっしゃるんですよね」



多 恵「ええ……」
 客 「時岡さん?」



多 恵「ああ、ごめんなさい。うちは二人とも成人して家を出たので参考にならないかも」



多 恵「私のお勧めは、バランスのとれたものにすることかな」


 う〜ん。沢井さんが柴咲コウの主演作品に出るのは映画『少林少女』(2008年)以来、12年ぶりのはずだが、今後はもう柴咲作品からのオファーは断った方がいいんじゃないか。余計なお世話か。



 沢井さんに関しては、あと映画『ゴースト~試煉の道 ENDLESS~』渋谷ユーロライブにて上映会&舞台挨拶(2020年11月7日・8日)というニュースがあった。これ斎藤洋介さんの遺作のようだ。
 主演は劇団EXILEの小澤雄太。『ウルトラマンジード』でウルトラマンゼロを演じていた人です。冒頭、誰かにビルから突き落とされて死んでしまうけど、成仏できずに「閻魔の使い」として現世に戻り、自分を殺した犯人を探すのだという。沢井さんはこの人の婚約者の役。葬儀には参列するがそのあと失踪する。監督は金澤克次。Vシネなんだろうけど、最近うちの周りにはレンタルビデオ屋もなくなってしまったので、どうやって視聴していいのか分からんです。



 最後に小松彩夏。『週刊プレイボーイ』47号(2020年11月9日発売)に登場、デジタル写真集『34』の発売を告知した。もう34歳かあ。でもグラビアはけっこうアグレッシブだ。



 Googleで小松彩夏を検索すると「フリーで活躍するグラビアレジェンド」「昨年の5年ぶりのグラビアが大きな話題となった美女が、1年ぶりの同誌グラビアでもっともっと美しくセクシーになった姿で降臨した」「往年のファンならずとも必見の写真集」……「往年のファン」ってとこにちょっと引っ掛かるが、好意的な言葉ばかり出てくるので嬉しい。頑張れこまっちゃん。



 地元での活動といい、フリーになってからの方が、マイペースで良い仕事しているんじゃないかなと思う。デジタル限定の小松彩夏写真集『34 ―AYAKA-KOMATSU-2006~2020―』は、税込1980円にて「週プレ グラジャパ!」ほか主要な電子書店で発売中。



 てことで今回はこのぐらいで。なんか芯のないグダグダの雑談ですみませんでした。