ジャニーズWESTの桐山照史さんが2021年1月スタートのドラマ『ゲキカラドウ』（テレビ東京／毎週水曜深夜0時12分～）で主演を務めることが発表されました。
本作がドラマ単独初主演となる桐山さんが演じるのは、中堅飲料メーカーで働く明るくて愛嬌あるサラリーマン・猿川健太。役柄同様、グループの中でも明るく人懐っこいキャラクターで人気の桐山さん。
大阪本社から期待を胸に東京支社へ異動してきた猿川、そこで彼を待ち受けていたのは激辛料理をこよなく愛する変わり者たちだった。日々「激辛料理」と格闘する青年の成長をどう熱く演じるのか？ 寒い夜をアツくする(!?)桐山さんの“激辛”演技は必見！
ヒロインは、Oggi専属モデルで、女優としても活躍中の泉 里香さん。激辛料理で“美”と“健康”を追求する促進室の紅一点、ヒインの“エロ辛い”美女・大河内友麻を演じます。
■泉 里香【大河内友麻 役】
「『ゲキカラドウ』というタイトルと、「辛いものを食ベるドラマです」と聞いていたので、どんなドラマなんだろうと思っていたら、読んでみてそのとおりだなと。ストイックさに驚きました(笑)。寝る前に台本を読んでいたのですが、お腹が空きすぎてしまって途中で中断してしまいました……。
そのくらい描写がすごく素敵でしたね。辛さと食べたくなる感じが本を読んでいるときから伝わってきたので、これからの撮影が楽しみです。ただ麻婆豆腐など辛い物は好きで食べるんですが、「ゲキカラドウ」レベルの激辛は食べたことがないので、ちょっと怖いなとドキドキしています。
演じる大河内友麻は、辛いものに熱心で自分の調味料ケースまで持ち歩くこだわりをもった女性。辛い物を通して自分自身を成長させている姿をみていると、すごく強い女性だと思いました。辛い物を通して進化していく私たちチームを楽しみながら見てほしいです」
（『Oggi.jp』2020年9月23日）
以上、前回コメント欄で教えていただいた泉里香情報です。ありがとうございました。
ところでこのあいだ大家さんのブログに「藤井聡太くんは愛知県じゃもうアイドル」みたいな書き込みをしたんだけど、あとでネットとか見てみたら、けっこう全国区でアイドルみたいだね。将棋に興味のない私の知見が狭かったわけで、失礼しました。
それと、そのとき「藤井聡太くんと大村知事のリコール運動でいま愛知県は熱い」みたいなご返事をいただいたんだけれど、私自身が最近ほとんど自宅と職場の往復しかしていないせいか、大村知事のリコール運動がどれくらい盛り上がっているか、地元にいながらさっぱり分からない。これも県外の方にも知られるほどの話題なんだろうか。
私個人の感想をついでに書いておくと、愛知トリエンナーレ2019の展示「表現の不自由展・その後」については、作品選択にあたって、芸術性より「とりあえず反体制であること」を重視したような展示スタイルが気になった。あれ最初から炎上狙いの展示だったよね。それが予想以上の騒ぎになったから、慌てて理屈づけで芸術論を持ち出したんだよね。本気で「日本人にとって天皇制とは何か」という大切なテーマを、芸術を通して多くの来場者に深く考えてもらおうとしていたの？ そうは見えなかったなあ。
……という論点は、今回のリコール運動ではまったく出てこないので、高須院長には申し訳ないが私は署名はしません。
1. タキシード仮面、カウントダウン
閑話休題。DVDレビューです。Act.17のお話はここから先、うさぎたちのパートと、レイと美奈子のパートが、こまめに交互に切り替わります。まずは毛糸を買いにクラウンを飛び出したうさぎと、後を追うまこと。
まこと「うさぎ、何度も言ってるだろ、タキシード仮面は敵だって」
うさぎ「私も言ってるでしょ、何度も助けてくれたって」
まこと「でも泥棒だよあいつは」
╳ ╳ ╳
うさぎ（……ピンク……）
うさぎ「は、違うよな」
うさぎ（……水色……）
うさぎ「は、違うよな」
うさぎ（……黄色……）
うさぎ「は、違うか」
まこと「レイも嫌な感じがするって言ってたし。とにかく泥棒ってのがダメなんだ」
うさぎ「うん、ダメ。他の見よう」
まこと「うさぎ、聞いてる？」うさぎ「うん、聞いてる」
╳ ╳ ╳
うさぎ「毛糸はオッケー」
まこと「だからタキシード仮面はやめときなって」うさぎ「あ～っ、お腹空いちゃった」
まこと「うさぎぃ……」
なんだろう、躍動感あふれるというか、どの画像もブレブレだな。
ともかく、Act.14ラストの洞窟の戦いでクンツァイトと一戦交えて以来、Act.15、16とご無沙汰だったタキシード仮面。このAct.17でようやく登場かと思えばうさぎの妄想のなかである。セーラームーンとタキシード仮面ではなく、うさぎとタキシード仮面というツーショットは珍しい。
しかし、実はもうタキシード仮面の出番はあまりないのだ。宝石泥棒はもちろん、うさぎを守って戦うという役目も、ほぼ果たさなくなってくる。次に出てくるのはひとつおいてAct.19。これはもう、セーラームーンからバレンタインのチョコをもらうために登場するようなものである。その次がAct.20のラストで、まことに身バレして殴り倒される。その次がAct.24、ここでとうとうセーラームーンに正体がバレる。そしてAct.25で「これが最後だ」となり、Act.26で中の人がロンドンに発つ。
2. 捨てられたにしては大きい
前回見たように、美奈子は前世からの運命を信じ、神に祈るが、巫女のレイは神を信じない。信じないから教会にも平気で来る。でも墓参りだけで礼拝堂には向かわない。だからそのまま教会を出て行った。
……はずなのだが、礼拝を終えた美奈子が、できるだけ顔が見えないようキャスケットを目深にかぶって帰ろうとすると、再びレイが門から教会の中に入ってくるではないか。いったい何のために。
とにかく美奈子は芸能人の本能で、いるのでやり過ごす。だからレイに気づかない。レイも別のことに気を取られているようだ。
そのときカサレ神父が美奈子を呼び止める。カサレ神父も、何か用事で出て行こうとしたところを急遽、戻ってきたのである。それで最初に見かけた美奈子に思わず声をかけた。その声はレイの耳にも飛び込む。
神 父「スイマセン！」
美奈子「どうしたんですか？」
神 父「チョット手伝ッテクダサイ、コッチ」
美奈子が神父と門を出ると、門前には一匹の大きな犬が力なくへたばっている。そこへ後を追って現われるレイ。つまりレイは墓参りを終えて帰ろうとしたが、門を出たところでこの犬を見かけたので、教会の人の力を借りようと、あわてて引き返してきたのである。だからすれ違った美奈子のことは気にも留めなかった。一方、神父は神父で、外で用事があって、そろそろとお出かけと思ったところ、大きな犬が寝込んでいるので、戻ってきてたまたま出遇った美奈子に声をかけた。たぶん美奈子は、よくお祈りに来るので神父さまと顔見知りだったんでしょうね。しかも神父はおそらく美奈子が人気アイドルであることも知らない。若いのに信心深くて立派な子、ぐらいの認識だろう。
けっこうややこしい設定だが、それで美奈子とレイが、いったんお互いを知らずにすれ違って、それから相対峙する、というカッコいいシチュエーションが実現したのである。これは脚本が偉い。
神 父「ハイ、コッチ」
神 父「捨テラレタミタイ。弱ッテル」
美奈子「かわいそう」
美奈子（セーラーマーズ！）
美奈子（どうしてここに？）
私は犬種に詳しくないが、これはラブラドール・レトリバーですかね。でかい。神父は「捨テラレタミタイ」って言うが、捨てられたってことはないよなあ。迷子か。でもどこでどうしたら、こんな立派な犬が迷子になるのか。とにかく腹は減るわ寒いわで、教会の前で力尽きてへばっていた感じである。
と、ここでAパート終了だけど、もうちょい行っとくか。CM明け。教会の一室に引き取られた犬。私は犬種に詳しくないが、これはラブラドール・レトリバーですかね。犬をなでてあげる美奈子とレイ。
美奈子はとても優しい顔で、本当は猫派ではなく犬派なんだけど、仕方なくアルテミスと同居しているのかな、とさえ思う。人気アイドルだから、人付き合いしにくくて、ペットを可愛がるんでしょうか。レイは犬だろうが人間だろうが、身よりのない相手にはつい手をさしのべてしまう性格だ。Act.10のかぐや姫にあこがれるエリカ（小池彩夢）とか、ママとケンカして帰る家のなくなっちゃったうさぎとかに優しかったのと同じ心根だと思う。
神 父「身体ガ冷エテイルミタイデスカラ、暖メテアゲレバ良クナルデショウ」
美奈子「よかった……」
シスター「神父さま？…そろそろ出かけないと」神 父「ア、ソウデシタネ」
レ イ「あ、わたし見てますから」
美奈子「あたしも」
神 父「アリガト、助カリマス」
美奈子「だいじょうぶ」
シスターを演じているのは、オープニングのキャスト一覧を消去法で考えると渡辺詩織さんって方だと思うが、詳細は不明。ともかく、さっきは美奈子がレイをガン見していが、こんどはレイがどこかで見たことのある横顔をじっと見守る。というあたりで今回はここまで。
【おまけ】Amazonでべらぼうな値段で「泉里香抱きマクラカバー」とか売っていますよね。ほかにも吉岡里帆とか、山本彩とか、小芝風花とかある。吉岡里帆なんてだいぶ種類が多いけど、これって合法的な商品なの？
