実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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すみませんお休みします


ホテルの前の通り


 ホテルの部屋でインターネットをしようと思ったら、「ルーターが遠すぎます」のメッセージが。しょうがないからロビーまで出てブログをアップします。連休で休みをとっているわけじゃないんですよ。マジ仕事で単身海外にいるんです。ゴメン。
 留守で記事が書けない代わりに、ちょっとまとめて動画を貼り付けます。またセラミュかと思われるかも知れないけど、セラミュのファンじゃない人にも、ぜひ観ていって欲しいです。
 この夏に上演されて好評を博した、そしてお正月に上海で初の海外公演が控えている新ミュージカル「美少女戦士セーラームーンPetite Étrangère」(プチテトランジェール)より、ファンにはもはやお馴染みとなっ「そろい踏み!! 白月五人女」。前回はシチュエーションの都合で出てこなかったマーキュリーのパート初披露、マーズを演じた七木奏音(ななき・かのん)の決まり具合、プロレス技をとりいれたジュピターのラフファイト、そして敵とだってハモっちゃう愛と美の戦士ヴィーナス。どれも素晴らしいですが、マーズがイチオシかな。



 今回の舞台は、歌と踊りのパートに関しては、セーラームーンより護衛4戦士の見せ場が多かったように思う。冒頭、戦士たちがバンドを組んでライブコンテストに出場する場面では、うさぎは前夜、ちびうさとおそくまで大人げないケンカをしていたせいで、寝坊でライブに遅刻しちゃって、結局レイがメインボーカルをとったことになっている。この場面の奏音は、さすが元アイドルという感じのオーラを放っていた。



 他方で、ドラマ部分はセーラームーンとヴィーナスの芝居を中心に進む。後半、話がシリアスになってからの悲劇的な盛り上がりも良かったが、前半のコメディ路線もなかなか捨てがたい。こんな場面も。



 話をセーラーマーズを演じた奏音(かのん)に戻すと、この人はスターダスト・プロモーション所属の17歳で、「私立恵比寿中学」のオリジナルメンバーということだ。ちょうど10年まえ同じ年齢で実写版マーズを演じた事務所の先輩を、見事に受け継ぐクールビューティーぶりで、最初は元「エビ中」というのがちょっと信じられなかったが、終演後の舞台挨拶を聞いて納得がいった。素の喋りがグダグダでキャラもいわゆる天然の「不思議ちゃん」で、これなら、たとえば新しく始まったエビ中の深夜特撮(?)ドラマ『甲殻不動戦記ロボサン』(テレビ東京)にこの子が紛れ込んでいても、ぜんぜん違和感がないだろう。
 なのに歌って踊るとキリっと決まっているところも、最近のエビ中といっしょ。グループ卒業後もお互いに成長したってことでしょう。いつも言うことだが、若いって素晴らしい。今後が楽しみな子がまたひとり増えてしまったよ。というわけで、千秋楽後のマーズとマーキュリーの舞台挨拶。


 
 マーキュリー小山百代の挨拶も泣けるな。齢をとると涙もろくなるので、ライブビューイングで観てたときはウルウル来て困っちゃったぞ。オジサンにみっともないマネをさせないでよ。
 てなところで、私、本格的な仕事は明日からなので、本日はこれまで。ごきげんよう。