実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第365回】DVD第3巻:Act.9の巻(6)



輝く女<新>北川景子
BSプレミアム 4月7日(土)午後11:15〜午前0:14
クールビューティーともいわれ、CM・ドラマに引っ張りだこの北川景子。憧れは「武士道」だという。父祖の地、彦根を訪ね、居合いに入門。武士の生き方に心ひかれるのはなぜか?幼いころの阪神大震災の体験、下積み時代の悩みなど、赤裸々に語る。一方で、合間に見せる素顔…ラーメン・ギョーザ・チャーハンをぺろりと平らげる食欲、ちょっとお茶目な大ボケぶり、そして寝起きの「すっぴん」まで…初公開!(60分拡大版)


今夜のNHK BSプログラムより。私は以前から、北川景子さんのNHKへの本格的初お目見えは、大河ドラマで卑弥呼の役かなんかやるときじゃないかと勝手に予想していたんだ。まさかBSのドキュメンタリーだとは思いもよらなかったよ。



武士みたいな女の子になりたいんだったら、やはり安座間美優に弟子入りすべきだな。

1. 祝『僕等がいた』ヒット



もう私、当分は「今はちょっと仕事が忙しくて」みたいな言い訳を禁句にしておこうかと思う。もはや毎回そのフレーズでブログを始めなきゃなんない状況になってきたしな。
別に帰りが遅いわけじゃないんだけど、帰宅、晩飯、風呂を終えて、子供を寝かすつもりが自分も寝てしまう、というパターンが多すぎ。今日(昨日か)だって『撮らないでください グラビアアイドル裏物語』と『逃れ者おりん2』が最終回だったので観るつもりだったのに爆睡しちゃって、気がつけば午前4時。私のバカバカバカ。M14さん、ちゃんとドラマの中身も紹介してください。
春休みの映画も、息子を『ウルトラマンサーガ』に連れて行く約束は果たしたが、長女と『桜蘭高校ホスト部』に行くっていう話は、私の方から娘に持ちかけたのに、実現する前に上映館がなくなっちゃって、僅かに夜の一回だけやっている館も、今週限り(4週目)で上映終了である。成績はどうか。初登場11位、2週目14位、そして3週目となる3月末時点でランク外に落ちて、現時点での興行収入は総計1億8309万円。お世辞にもヒットとは言えないが、なんとかトータル2億円を越えて欲しい(なら早く観に行けよ)。



ついでだから、久しぶりに映画の興行収入をざっくり見てみようか。3月最終週末(3月31日〜4月1日)のランキング。
1位はみなさんご推察どおり『ドラえもん』。5週目に入ってなお盛んというか、全国359スクリーンの公開で週末興収は3億円、累積29億円弱で大ヒット中。品質も確かな春休みの定番ブランドです。
2位が『僕等がいた』(前編)。3週目で全国295スクリーン公開、週末に2億を積んで累積15億4千万円。このままの流れで今月後半公開の後編につなげたいところ。ちなみに『パラダイス・キス』はトータルで15億円くらいでしたね。亡霊役の小松彩夏はどのくらい活躍しているだろうか。



あと目ぼしいところでは5位が『プリキュア』、3週目、172スクリーンで週末1億、トータル7億。
7位が『ウルトラマンサーガ』、2週目、318スクリーン公開で週末9500万円、トータル3億5千万円。
『ウルトラマンサーガ』は、町のミニチュアワークなど「円谷魂を見せてやる」といわんばかりの気迫のこもった仕上がりであった。金がかかってそうなので、回収できるかちょっと心配である。ドラマ的には、つるの剛士が実においしいところを持っていってクライマックスを大いに盛り上げるが、個人的には『環境超人エコガインダー』で円谷プロの信頼を得た(かどうかは知らないが)秋元才加の好演に惚れました。この人はおじさんキラーなのか。



最後の方に中丸シオンもちょっと出ていた。
10位は『スター・ウォーズ エピソード1』。3週目、500スクリーン公開で、週末5千万を積んでトータル5億円弱。関係者の期待値からすると大コケだそうだが、15年前の映画を3D化してロードショー公開して、これだけ稼げれば良いんじゃないかと思う。500スクリーンは多すぎ。
旧作の3D化にかかる費用がどれほどなのかは知らないが、これとか『タイタニック』が下手に大ヒットしてしまうと、次は『インディー・ジョーンズ』あたりの3D版が来るだろうし、それもヒットすると、もはやロクな脚本を作れないハリウッド大手は、なだれを打って「昔の名作の3D化」に走りそうでマジ怖い。みなさんは『風と共に去りぬ』や『アラビアのロレンス』や『ゴッドファーザー』や『E. T.』の3Dバージョンなんて観たいですか?あ、でも私『2001年宇宙の旅』の3Dなら、ちょっと観てみたいか。



なんてな。ぼやいている割に相変わらず前置きが長くなったね。本題だ。


2. 月と?のエンブレム


どこまでいったかというと、成田物産代表取締役の成田政信という人が火川神社にレイを訪ねて来たところだったね。


  


成 田「先生、火野レイ先生!初めまして。私、成田物産社長の成田と申します。先生の霊感で、ぜひうちの<幻の銀水晶>のガードを、お願いします。お願いします。お願いします……」


  


レ イ「ちょ、ちょっと……」


このシーンで、成田の差し出す名刺のトップ「株式会社 成田物産」の隣にマークが出ている。



常識的に考えればこれは成田家の家紋で、ファミリー企業である成田物産のシンボルマークでもある、ということになるだろう。そのこと自体に問題はない。問題は家紋のデザイン。
ネット上には全国の主要な家紋を集めたサイトが幾つかあって、利用させていただいて調べたんだけど、このようなデザインの家紋は見つからなかった。ということは創作かな。でも番組の創作だとすれば、それはそれで意味があるはずだ。下の三日月は分かる。上のはなんでしょうか。枡かな。三日月を盃に見立てて、マス酒を傾けて注ぐとか。いやインド神話にそういう話があるんですよ。月がうさぎで◇がタキシード仮面か。◇といえばベリルか。
まあ、よく分からない。アイデアのある方はぜひおよせください。

3. 友情の構図


さて場面は変わって十番中学である。



掃除をしているんだか遊んでいるんだか分からない香奈美や桃子たち。やはりこういうシーンをキャプチャしようと思うといちばんブレるのが香奈美。常に動き続けるチビッコである。



一方、ベランダの窓ぎわで、もの想いに沈むうさぎ。そこへなるがひょっこり顔を出す。で、以下ちょっと長いシーンになる。私には、こういう「なるとうさぎが恋バナをする」みたいな場面が、実写版にはもうちょっとあって欲しかったな、という思いもあるので、ここは途中で区切らず、まるっと再現してみたい。クローズ・アップとバスト・ショットを中心にしたオーソドックスな組み立てながら、けっこうカメラがこまめに切り替わっている。


  


うさぎ「こんな大騒ぎになっちゃって、タキシード仮面、だいじょうぶかなぁ」


  


な る「うさぎ、なにボーッとしちゃって。あ、好きな人のこと考えてた?」
うさぎ「え!」


  


な る「あれ当たり!?いるんだ、好きな人」


  


うさぎ「なるちゃんは?」
な る「うさぎが言ったら言う」
うさぎ「えーっ、ずるいぃ」


  


な る「ねっ、だれだれ?」
うさぎ「なるちゃんの知らない人。ていうか、私も知らないんだけどね」
な る「へっ?何それ」


  


うさぎ「だって、時々サーッと来て、サーッといなくなっちゃうから」


  


な る「ん〜?どういう人なのそれ?」
うさぎ「だから分かんないんだって」
な る「何よ聞けばいいじゃん、サーッと来たときにサーって」


  


うさぎ「でもさぁ、いろいろあって…」
な る「だめだよ好きになったらガンガンいかなきゃ。後悔しちゃうよ」


  


うさぎ「えっ……」


けっこう話し込んでいるうさぎとなるだが、同じく掃除当番の香奈美と桃子は、相変わらず無邪気に遊んでいて、注意を向けるそぶりもない。
こういうふうに見ていると、以前M14さんが指摘しておられた、うさぎ・なる・香奈美・桃子という「仲良し4人組」の人間関係の濃淡が見えてくる。順番からいうと、まず「香奈美と桃子」が親友だった。そこへ、社交性のカタマリみたいな大阪なるが飛び込んできて意気投合し、3人組になるんだけど、なるは親友のうさぎも引っ張り込んだのて、ただちに4人組となる。
だからなるちゃんは、Act.8のナコナココンテストの時のように、うさぎを措いて香奈美・桃子と3人組になることもあるし、また今回みたいに香奈美・桃子は加わらず、うさぎと2人だけであれこれ話し込むということもある。
そしてAct.5で、うさぎとなるの間に、新しいうさぎの親友の亜美が入って来て、お昼休みのお弁当タイムは、わずかの間、5人組になるけれども、パジャマパーティーは、もともとうさぎ人脈の3人で行われたので、香奈美と桃子は加わらないわけね。



ついでだから、ここからAct.14〜16にいたる、なると亜美の確執への展開をざっくり追おうと思ったけど。悪い、疲れてきたので、それはまたの機会ということにします。今回はここまで。


あっと、最後にルナから電話が入る。ここでまたワイプで場面転換があるので、それだけ紹介して終わりにします。鈴村監督になって、いきなりワイプが多い。


  

うさぎ「もしもし」
ル ナ「うさぎちゃん、終わったらクラウンに集合よ」


  
  
  

んじゃまた。