実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第318回】DVD第2巻:Act. 8の巻(その5)


フジテレビ『5LDK』第115回(2011年6月2日OA)より。司会はTOKIOです。




いよいよ全国ロードショーの始まりだ。個人的な想いは前回の冒頭で吐露したが、それはもちろん、応援しないという意味ではぜんぜんありません。とにかくがんばれよ!
ここのところ日本映画は、地味ながらなかなか頑張って商売をしている。5月最後の週末の興業収益トップ10。

 1位 『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』
   (脚本:テッド・エリオット、テリー・ロッシオ/監督:ロブ・マーシャル/ディズニー/5月20日封切)
 2位 『プリンセス トヨトミ』
   (脚本:相沢友子/監督:鈴木雅之/東宝/5月28日封切)
 3位 『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』
   (脚本:吉田玲子/監督:森下孝三/東宝/5月28日封切)
 4位 『ブラック・スワン』
   (脚本:マーク・ヘイマン他/監督:ダーレン・アロノフスキー/20世紀フォックス/5月11日封切)
 5位 『岳 −ガク−』
   (脚本:吉田智子/監督:片山修/東宝/5月7日封切)
 6位 『アジャストメント』
   (脚本・監督:ジョージ・ノルフィ/東宝東和/5月27日封切)
 7位 『名探偵コナン 沈黙の15分』
   (脚本:古内一成/監督:静野孔文/東宝/4月16日封切)
 8位 『GANTZ PERFECT ANSWER』
   (脚本:渡辺雄介/監督:佐藤信介/東宝/4月23日封切)
 9位 『八日目の蝉』
   (脚本:奥寺佐渡子/監督:成島出/松竹/4月29日封切)
10位 『阪急電車 片道15分の奇跡』
   (脚本:岡田惠和/監督:三宅喜重/東宝/4月29日封切)


さしあたってライバルとなるのは、先週公開された『プリンセス トヨトミ』であろうか。最初の週末で3億円を叩き出したから、まずトータル15億は行くね。20億の大台に届くかどうかは今後の伸び次第というところ。エキストラで出演されたぽんた師匠のブログを読むと、封切り日に観に行かれたときの感想はかなり低調、でも後になって「もう一度観に行こう」とおっしゃっている。微妙ですね。
それから『パラダイス・キス』と同日の公開となるAKB映画『もし高校野球の女子マネージャーが(以下略)』(脚本:岩崎夏海・田中誠/監督:田中誠/東宝/6月4日公開)がある。私は、これをかなり脅威に感じていて「映画の前売り券にメンバーのナマ写真(誰が当たるか分からないランダム封入)とか握手券のオマケをつけられた日にはたまったもんじゃないな」と思っていた。主題歌CDの方では何かそういう商売をやって、発売翌日にはミリオンを達成したらしいし。

でも映画の鑑賞チケットには、そういう特典の類はないらしい。だからこの『もし高校野球の(以下略)』は、映画自体の興業収益はそれほどのことはないと思う。それに脚本が原作者の岩崎夏海と監督の田中誠というのもちょっとね。
上に掲げたトップテンを再度ご覧いただきたい。アニメも含め、上位5位以内にランクインしている邦画3作品の脚本は、すべて女性の手になるものである。現在、映画の客層のメインは女性だし、女性の共感と支持を得るためには、やはり同性の脚本家でないと、ということなのだろうか(推測)。とにかく「脚本は女性に」というトレンドがあると思う。そういう観点から言っても、『もし高校(以下略)』は、劇場映画の興行成績としては苦戦を強いられるであろう。
あっ、でもそうすると『パラダイス・キス』(脚本:坂東賢治/監督:新城毅彦)もけっこうまずいのではないか。どうしよう。同じ矢沢あい原作の『NANA』も、監督の大谷健太郎が浅野妙子と協同で脚本を書いた1作目は40億円を稼いだけど、大谷監督の単独執筆になった『NANA2』は3分の1以下の12億円だったしな。ううむ。

それはそうと、『太陽と海の教室』では教師と生徒の関係だった北川景子と山本裕典が、ここでは同級生である。大政絢もそうだ。あと、今回の映画と直接は関係ないが、『瞬』で北川さんの恋人を演じた岡田将生も、濱田岳も、『太陽と海の教室』では北川さんの教え子だった。えーと濱田岳くんは、『3年B組金八先生』第7シーズン(2004年10月〜2005年3月)で「デカあす」こと大胡あすか(清浦夏実)の同級生をやっていて、清浦夏実はもちろんうさぎちゃんの同級生の桃子で、うさぎとレイは同学年なので、私の脳内変換では濱田くんと北川さんも同学年の役をやったことになっている。そういうふうに考えると、結局『太陽と海の教室』って設定にかなり無理のあるドラマだったのかな、とも思えてくる。そもそも織田裕二と北川景子が離れ過ぎだしさぁ。
 てなところで本題だ。

1. Home Sweet Home 夜露死苦



あっ、ところで日本映画といえば(本題に行くんじゃないのかよ)、しばらく前のズムサタで『ハードライフ 〜紫の青春・恋と喧嘩と特攻服〜』(脚本:関顕嗣、町野弘幸/監督:関顕嗣/マジカル)という映画の紹介があった。M14さんのズムサタレポだと、この日の記事の真ん中へんにある。埼玉県東松山市を拠点に活躍していた伝説のレディース「紫優嬢」(北関東女魂連盟)の四代目総長、中村すえこさんの自伝の映画化だ。ルックスがよくて、雑誌なんかにもよく出ていた、有名な総長さんらしい。

この方がそのヒロイン「すえこ」役。申し訳ない、よく知らない人です。知っているところだと、こんな方々も出ていらっしゃる。
この「紫優嬢」というレディース組織、Wikipediaにも項目として上がっていて、それを見ると、特徴として「暴走行為のほか、独特の響きを持つ東松山弁で人に因縁を付けたりする。1980年代後半くらいから問題行動がしばしば報道されており、20年以上の歴史を有する。背中に『紫優嬢』と書かれた紫色の特攻服を制服としている」と書かれている。「独特の響きを持つ東松山弁」なんてあるのか。
ともかく、私にとっては地元なんだけど、1980年代後半には親元を遠く離れ、関西方面で独り暮らしをしていたので、私はこのレディースのことはまったく知らない。でも暴走族文化っていうのか、そういうのは確かに盛んな地域ではあったな。文化って言っても、他人の所有物だろうが公共物だろうが、ところ構わずスプレーで落書きをしてまわるというものだが。
たとえば私の実家の近くに「巌窟ホテル」がある。これは、このへんのお百姓の高橋峯吉という人が、明治37年(1904年)から20年あまり、旧松山城跡の懸崖に、何を思ったか一人で立ち向かい、ノミとツルハシでこつこつと岩盤を掘り抜いて作った、まあ何というか、古代遺跡風の建物(?)である。明治41年(1908年)には「東京毎日新聞」に「農夫が一人で巌窟ホテルを建造中」みたいな見出しで取り上げられて、どうもそれ以来「巌窟ホテル」として有名になってしまったようだ。でも完成して営業したという事実はない。それどころか遺族の話によると、来る日も来る日もこつこつと作業に没頭する高橋氏を見た近所の人が「また巌窟を掘っている」→「巌窟ほってる」→「巌窟ホテル」というふうになまったのが語源で、もともとホテルとして営業する計画などなかった、という。入り口の看板にもそう書かれている。
高橋氏自身は、3代150年かけて完成する(何を?)という遠大な計画をお持ちだったそうだが、実際には、大正14年(1925年)に氏が亡くなると、二代目が後を継いだものの、さして作業が進展しないまま中断し、事実上終結してしまったようだ。その後は未完成のまま観光施設となり、家族は向かいでお土産物屋を開いた。そういう歴史で、今ではすっかり寂れてしまい、危険なので立ち入り禁止になってしまったようだが、なかなかどうして、たいした作品である。しかし暴走族はそんなことなどお構いなしにマーキングを残していくのだ。お向かいの、ご家族の土産物屋も被害に遭っている。
ほんとに困ったものですね。
さて、この「巌窟ホテル」からちょっと歩くと、吉見百穴にたどり着く。言わずと知れたダーク・キングダムの本拠地(のロケ地)である。
吉見百穴は「百穴」の名の通り、岩山の斜面に沢山の穴が空いた遺跡である。正確な穴の数は200個くらいという。おおきさは大人が屈んで通れるくらい。中は多少の奥行きがあって、別の穴とつながっている場合もある。
古くより、古代人の集団墳墓だという説と、コロボックル(先住民族)の住居だという説とがあったが、しかしコロボックルというのも唐突な話で、学術的には昔から墳墓説が有力だったようだ。しかし少年時代の私たちは、穴の奥でコロボックルの末裔が生存している可能性について真剣に討議していた。地元民にとっては小学校低学年の遠足の定番だったのである。
また、この岩山の下部には巨大なトンネルが数本、掘られている。これは古代遺跡ではなくて、第二次大戦末期に、この奥に秘密の軍需工場を建設するために掘られた。しかし間もなく日本が戦争に負けたために、実際に工場は建てられなかった。
とまあ、全体的にいわくありげな雰囲気を持っているので、特撮ものを中心とするテレビドラマでは、その黎明期から最近まで、おなじみの「悪の秘密基地」や「怪獣の出没地」として、しょっちゅうロケ地に使われている。
だからダーク・キングダムの本拠地は、正しくは吉見百穴というよりも、その下に掘られた軍需工場跡地である。もっとも、湿気で衣裳が傷むとかいろいろな問題があって、途中からはあまりロケ地に使われなくなった、という逸話があるのは、熱心なファンのみなさんならご存じであろう。
やれやれ、ようやく話が本題に入ってきたところで、私はすでに力が尽きかけているよ。これはDVDで観るAct.8レビューの続きだったのだ。
Act.8のAパート、ダーク・キングダムで、ベリルが「わらわに愛されたいと懸命な者の方が、口ばかり動かす者より可愛いと思わぬか?」と、ネフライトにやんわり嫌味を言っている。一方ではどこぞの一室でゾイサイトがピアノを弾いている。このピアノ部屋がどこにあるかというと、百穴の眼と鼻の先にある巌窟ホテルなのではないかと、そういう話だったわけね。それだけの話をするのに、なぜこれほど手間がかかったかというと、私がつい「そういえばこのへんは暴走族のスプレー落書きが多かったよな、いまもそうかなぁ」などと余計な連想をしてしまい、続いて「そういえば東松山のレディースさんの伝記映画ができて、秋山莉奈さんや小田あさ美さんが出ているんだよなぁ」と、さらにムダな連想をしてしまった挙げ句、そのデタラメな連想の軌跡をすべてブログに留めようとするから、こんなことになっちゃうのである。
でも、今は危険なので入れない巌窟ホテルだけれど、私たちが子供のころは、百穴へ遊びに行ったら、必ずここで遊んで帰ったから、懐かしくてさ。

2. ここだけが唯一DVDレビューらしい


さて、もう時間も体力もなくなってきたが、ワンシーンだけでも話を先に進めておこう。なにしろ来週は土曜日に沢井美優の芝居を観に行く予定があるのでな。
台本では、ダーク・キングダムの次は十番中学のシーンということになっている。放課後、うさぎがまこととレイを仲直りさせようと一計を案じる。

   まことに絵馬を差し出すうさぎ。
まこと「え、火川神社に?」
   絵馬には『祈 ナコナコget!』とか書いてある。
うさぎ「私今日中に問題集終わらせて、コンテストの準備もしなきゃいけないから。代わりに行ってもらえないかな」
まこと「……見え見えなんだけど」
うさぎ「あ、やっぱ……? でも、お願い! レイちゃんと話してよ。ね?」
まこと「……」


そして次に、火川時神社の全景のカットが入り、境内に入って行くまこと、という順で話は進んでいく。しかし完成作品では、まず「火川神社への参道を歩くまことの姿」→「ポケットから出した絵馬を見てため息をつく」までが描かれてから、回想シーンとして上の場面が挿入される。

たいした違いじゃないが、この方がまことの「まったく、うさぎにはかなわないな」感はよく出ていますね。
で、境内に足を踏み込んだところで、偶然にも、レイが掃除の手を止め、なにやら深刻そうな会話をしている様子を目撃してしまう。

レイの声「……行きたくありませんから!」
まこと「?」
   携帯で話しているレイ。
レ イ「もうそういう親子ごっこには飽きたって、伝えて下さい。
   ……いいです。私……、会いたくない!」
   レイが携帯を切り、宙を睨む。


竹ボウキを右手に持ち、左手で携帯をかけるレイ。まあ携帯をかける手なんて、時と場合に応じて変わったりもするだろうから、この場面だけをとって、それが利き腕だと言い切れるわけではない。でも、ほかにも思い当たるふしがあって、ひょっとして北川景子は矯正された左利きではないか、という仮説を立てたのが【第180回】であった。
そうしたらNakoさんから「Act.42のレイは左手にスプーンを持ってかき氷を食べている」という有力情報をいただいて、さらに後日、北川さん本人から正式なカミングアウトがあって、北川景子が先天的左利きである事実は確定されたわけである。
ただ、私自身は、この「北川景子先天的左利き問題」を「サバもぐ問題」とか「箸使い問題」とかとも含めて提起したつもりなんだけど、そのことは北川ファンの間でちゃんと議論されているのであろうか。よく分からないので、私の考えていることのアウトラインだけ書いておくね。

3. 左利きにまつわるエトセトラ



私自身は矯正しそこなった左利きなので、字を書くのは左右どちらでも出来るが、それ以外のことは、箸使いも含め、ほとんど右では出来ない。こういう人は、ちょっと前までは、そこそこ肩身の狭い思いをさせられたものである。明治最後の年の生まれだった私の祖母は、私をとても可愛がってくれたけど、他人には「この子は右手で箸が使えないカタワだから」なんて言っていた。いまから思えばすごい話だが、ともかく、私に較べれば北川さんなんか、ちゃんと右手でお箸を使えるから、それだけで「たいしたもんだな」と感心してしまう。
この間のビストロスマップで、「北川さんの箸使いの汚さ」問題が再燃したが、私自身は「じゃあ先天的に右利きの人は左手であれだけ上手に箸を使えるのか?」と言いたかった。それで議論が収まるとも思えなかったから言わなかったけどね。
あと「だったら利き手の左で綺麗に食べれば良いじゃないか」と考える方がいると思うけど、これもちょっと考え方として安直すぎる。どうしてかというと、書道にせよ剣道にせよ箸使いにせよ、日本の伝統文化は基本的に「右利き」を前提に発展して体系化されているので、左手で筆を持って書いたり、箸を使ったりする段階で根本的に「おかしい」からだ。
たとえばうちでは『ぐるナイ』を良く観ているのだが、私は同じ左利きとして、TOKIOの国分太一くんの箸使いに感心している。「左手で食う」ということ自体のハンディキャップをものともせず、なかなか洗練された境地に達していると思うのだ。でも、だいぶ前の話になるが2007年に、横澤彪がこの件を批判的に取り上げていて、そう言いたい気持ちも分からなくはないのだ。

「発掘!あるある大事典」の後釜として、日曜夜9時からフジテレビで放送されているのが「メントレG」だ。……(中略)……主役はTOKIOで、その中心は国分太一。ゲストの一番食べたい料理をTOKIOが推理する「メントレGレストラン」という名物コーナーでも、試食役をつとめている。テレビ向きの、嫌味のない明るいキャラクターは好感度が高い。
ただ一つ残念なのが、食べるときに左手で箸を使うことだ。箸は右手で持つもの。そういう躾をきっちり受けてきたオレのような世代の者には、左手で食べるのはすごく違和感があるんだよな。
 国分太一は、メントレGのほかにも、「ぐるぐるナインティナイン」の「ゴチになります!」というグルメコーナーやチキンラーメンのコマーシャルにも出ているけど、やっぱり左手で箸を使っているのはいただけない。今からでも遅くないから、箸は右手で持とうよ。
これからもっと伸びていくキャラだと思っているので、期待しているんだけどなぁ。
左手は ケツを拭く手だ 箸持つな
(J-CAST『横澤彪のチャンネルGメン∞』2007年6月27日「国分太一くん、箸は右手で持とうよ」)



ちなみに『メントレG』とは、今回の記事の冒頭に紹介した『5LDK』の前身番組。
横澤彪さんは『笑っていいとも』『オレたちひょうきん族』のプロデューサーだった方だ。『ひょうきん族』の「ひょうきん懺悔室」の神父をやっていた人、と言えば分かるのかな。フジテレビを退社されてから吉本興業の役員をされていて、今年の年明け早々に73歳で逝去された。このエッセイは発表当時けっこう大きな反響を呼んで、そのせいで横澤氏は翌月、あらためて「国分太一くん、オレも左利きなんだ」と題して続稿を発表することになる(ここ)。その主旨を私なりにまとめると、だいたい次のようになる。横澤さん自身も左利きを矯正された過去を持つので、別に左利きを差別するつもりはない。ただ「箸の使い方」という文化体系は右利きを前提として発達したものだから、右手を使うことが基本的なマナーである。そしてプライベートな食事ならともかく、芸能人がテレビのバラエティ番組でやる以上「メシを食うのも芸のうち」であって、きちんとした作法に即して食べてみせるべきである。ヨネスケは生来の左利きで、苦労して矯正したが、あるとき『突撃!となりの晩ごはん』で、うっかり左手で箸を使ってしまい、普段は温厚な師匠の米丸からこっぴどく叱られたという。落語家が古典を演ずるときに、左手で蕎麦をすする所作は許されない。つまりそういうことだ。
まあ、これもこれでひとつの意見ですね。私の見るところ、北川景子さんは表面的には右利きに矯正されているけれども、性格が頑固だから、生来の左利き的資質そのものが変えられたわけではない。だから今後も、演技その他の面で、日本の伝統的な右利き文化と摩擦を生じて、他の人々から見れば「あれ?」と思うみたいな振る舞いが出てくるのではないか。でも、それが嫌だからといって、いまさら公然と左手で箸を使う道へも戻れないし、本人も戻る気がないだろうね。
北川さんの箸使いは、おおむねそんな問題を提起している、と私はそう考えます。
すまんのお今回もへんな展開で終わってしまって。じゃまた。


こっちよ!研究員に緊急指令】次の月野家のシーンで、かなりはっきり「宿題」が画面にでてきました。
これ実在する本なのでしょうか?来週までに調べておいてください(宿題)。




シメもやっぱりフジテレビ『5LDK』第115回より。
司会は国分くんを中心とするTOKIOです。