実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第271回】北川景子生誕24周年記念は、かなりハンパな『モップガール』レビューの巻

1. いつものマクラも暑さでさらにだらけている


『夏の恋は虹色に輝く』ネタは、小松彩夏さんの出番がなかったので省略。



前回の冒頭に告知した、清浦夏実さんの日テレリゾート海岸ライブ、何しろ本人がひどい雨女なので、とつぜん逗子に大嵐が来たりしないかと心配していたが、そういうこともなく無事終わったみたいだ。曲目は「夏の記憶」「風さがし」「アノネデモネ」「悲しいほど青く」「虹色ポケット」「僕らの合言葉」の全6曲。「悲しいほど青く」は静かな曲だし「虹色ポケット」は卒業式シーズン向けなので、前回の、私の予想したセットリストには入っていない。けどよく考えたらこの2曲、現時点での最新シングルだ。外せないよね。清浦さんも熱中症などにならずに良かった良かった。ナマの歌声を、また聴きに行きたいなぁ。


さて、来年春のNHK「朝の連続テレビ小説」のヒロインが発表された。井上真央。

憶えていらっしゃる方はそんなにいないと思うが、私はかねてより、この朝の連ドラのヒロイン役を沢井美優にくれ、と訴え続けていた。タダでとは言わん。受信料を二世帯ぶん払ってもいい、交渉次第では三世帯まで応ずる、とまで思い詰めていた時期もあった。でも最近は正直、ちょっと無理かも、みたいな、あきらめの境地に半ば入りかけていた。
しかし今回、来年春からの連ドラ『おひさま』のヒロインに井上真央が抜擢されたと聞いて、再びやる気が出てきた(出てきたからといってどうなるものでもないが)。いや実際のところ、現在の井上真央と沢井美優のポジションにはだいぶ開きがある。それは分かっているよ。でもなぜか私のなかには「井上真央に可能ならば、いずれ沢井美優だって」という信仰のようなものがある。何故だろうか。正月ドラマの『あんみつ姫』も、あれ沢井美優にやらせてみたかったよなあ。
話はぜんぜん変わるが、確か『キッズ・ウォー5』の第20話あたりで、沢井美優が女子風呂の更衣室にいて、それを濱田岳が覗き見して「キャー」と言われる、というシーンがあったようにぼんやり憶えているのだが、近所のレンタルにソフトが置いていないので、ずっと長いこと確認できないままである。どなたかしっかりとご記憶されてはおられないだろうか。いざというとき、濱田君に「お前は恐れ多くも沢井さんにこんな行為をしていただろう」と、動かぬ証拠を突きつけるためにキープしておきたいのだが。
追補】どうもこのへん、「第20話あたり」という部分も、濱田岳が出ていたという点も、根本的に私の憶え間違いであるらしい。詳しくは下のコメント欄の、万丈さんの書き込みをご参照ください。


……って、やっぱ暑さが続くとと、くだらない話もだらだらと続くね。(暑さのせいにするなよ。)今回も暑いので、本当はもうこのくらいで終わらせたいのだが、北川景子さんのバースデーとあっては、そうもいかないんだよね。

2. 本題もやはり暑さで溶けかかっている



北川景子さん、24歳のお誕生日おめでとうございます。
cypさんによると、新しい映画の内容も正式発表されたらしい。ウワサどおり、矢沢あい原作『Paradise Kiss』だそうだ。もちろん北川さんの役は、ヒロインのキャロラインこと早坂紫である……って、原作マンガと、ちょいイメージ違わないか?
だいたい、矢沢あい原作の実写映画と聞くと、どうしても『NANA』を連想しますよね。中島美嘉が驚くくらい原作のイメージを体現していて、映画自体も大ヒットして、興業収益40億円を叩き出して、続編が作られた。
もし関係者の皆様が、矢沢あい+北川景子というカップリングでその再来を狙っているとするなら、素人が余計なお話をして僭越でございますが、たぶん現在「北川景子主演映画」の看板を掲げてプロモーションかけて稼げる額は3億円が上限である。あとは共演のイケメン男優とかの仕掛け次第だ(『Dear Friends』3億円、『ハンサム★スーツ』8億円、『真夏のオリオン』8億円、『花のあと』3億円、『瞬』3億円)。

それで十分じゃないですか。関係者の皆様、どうかこのへんをお含みおきください。くれぐれも『NANA』の40億円なんてとんでもない夢をみて、バカみたいな宣伝費用をかけて赤字を出したりせず、北川さんを大事に育ててやってください。いや余計な話をしてしまってすみません、とにかく良い作品にして欲しいですねってことで、今回はお誕生会だ。
お誕生会なんだが、実はお祝いしようにも、ほとんど頭がはたらかず、バースデイ企画も思いつかない現状である。仕方がないので、前回、前々回のブログでちらほら話題になった『モップガール』について、何かレビューでも書こうかと思った。で、とりあえず第1話(EP1)から改めてきちんと鑑賞しようと思ったんだけれども、結局、今週は第1話しか観られなかった。トホホ。それに、何しろ私のことなので、たぶんレビューしたらまた長引きそうだ。困ったね。八方ふさがりだ。とりあえずちょっとやってみようか。
なお、『モップガール』全10話のスタッフ・キャスト・あらすじ・名台詞などのデータベースは、すでに一昨年のバースデー企画で作成ずみなので、テキストのみ(画像無し)ですが興味がおありの向きはご参照ください(ここ)。

3. ビデオソフト化されないのが口惜しい

「死んだ人の遺品に触れた瞬間、時間が戻るようになったのは、葬儀社の特殊清掃課に異動した時からだ。自分が何とかしなければ、目の前の人が死ぬ。そんな現実を突きつけられて、私は、死んだはずの人を過去に戻って助けてた。時間が戻るときだけ、予兆のように耳鳴りがする。あの女の人が目の前で亡くなった時を思い出す。今、私のまわりで何が起きているのか、また時間が戻ることがあるのか、私は何も分からずにいる」(第3話冒頭)


『モップガール』は12年前、主人公の長谷川桃子がまだ小学校の3年生だったころのエピソードから始まる。あるどしゃぶりの雨の日、真っ赤な傘をさして学校帰りの道を歩いていた少女時代の桃子(美山加恋)は、猛スピードで走って来たバイクに轢かれそうになる。間一髪、そこへ駆けつけた女の人が桃子を突き飛ばし、命を救ってくれるが、逆にその女性はバイクに跳ねとばされてしまう。
そういやこれがオンエアされた2007年頃って、とりあえず子役は美山加恋、みたいな出演ラッシュ時だったなあ。今は少し落ち着いて、私なんか今年この子を見たのって『大魔神カノン』くらいかも知れない。14歳、チャイドルがそのまま大人の女優になろうとする場合に、いちばんの難局とも言える数年間がこれからやって来る。どうか加恋さんが無事女優として大成しますように。

路上に倒れ、息も絶え絶えとなったその謎の女性は、桃子に向かって手を伸ばしながら、謎の言葉をささやく「未来へ進んで……最後に選ぶのはあなた」この言葉を聞き、その手に触れたとたん、不意に耳鳴りが起こって桃子はしゃがみ込んでしまう。
後々で判明するのだが、実はこの女、葉月涼子(堀まゆみ)は、「未来から過去へジャンプする」という特殊な能力をもった「時をかけるお姉さん」で、この日この時に桃子がバイクに跳ねられて死んでしまうことを知り、桃子の命を守るために、近い未来から「飛んで」きた人なのである。そしてこの絶命の瞬間、自分の持つ「時をかける」能力を桃子に託したのである。
といっても、この女性がどういうわけで過去にジャンプできるのか、そういう能力を人に譲ることができるのか、どのような時にタイムリープ現象が生ずるのか、というような説明のたぐいは一切ない。あるいは『モップガール2』への引きであったのかも知れないが、もはや続編の制作が不可能となった現在では知るよしもない。原作を読んでも分からない。原作はドラマとはだいぶ違うからね。


さて、それから12年後、桃子は21歳になった。ブライダル関係の会社に就職して半年ほど経った、という設定なので、たぶん短大を出たということなんだろうね。

場面はホテルの披露宴会場、クライマックスを飾るウエディングケーキの運搬係という大役を任されて、緊張しながら会場扉の前で待機する桃子。だが、その背後でホテルの従業員のおばさんが、運んでいたクリーニング済みのテーブルクロスだかシーツだかの山をひっくり返してしまう。

「大丈夫ですか?」いまは自分の仕事に集中していなきゃいけない大事な瞬間なんだが、生まれもっての性格で、かたわらで困っているおばさんを無視できない。つい手助けをしてしまう。「ありがとう」と言うおばさんだが、そのおばさんのお尻に押し出されて転び、大事なケーキに顔を突っ込んだまま披露宴会場に入場という、最悪の事態に至るのであった。

MC「花嫁が徹夜で完成させたスペシャルケーキの登場です」

この大失敗がきっかけで、桃子はエンジェル・ライフ・コミュニケーションズ社のブライダル部門から外され、葬儀部門を担当とする子会社「リトル・エンジェルス」の特殊清掃課に異動させられてしまうわけだが、それはもうちょっと先の話である。今は仕事の失敗に凹みまくる桃子を励ますべく、誕生祝いが開かれる。メンバーは高校時代からの親友、大河内日奈(浅見れいな)と、高校時代の恩師、平松先生(小倉久寛)だけだ。本人を含めて三人きりのちいさな誕生パーティーだけど、とても心温まる会である。

一同「カンパーイ」
  
先生「いやーしかしあの長谷川がもう21かぁ。つい昨日卒業したような気がするけどなあ」
日奈「高校ん時と見た目は同じだからですよ。もっとおしゃれしろって言ってんのに」
桃子「でも私、日奈みたいにセンス良くないし」
  (桃子はテーブルの冷や奴に醤油をかけようとする)
先生「気が利くじゃないか」
日奈(桃子が手にしている容器を見て)「……ソースなんですけど……」
桃子「うわぁ、ごめんなさい!」
  (あわてた拍子にコップをひっくり返し、中身を先生にぶちまけてしまう)
  
桃子「ああっ、すみません!」
先生「大丈夫大丈夫、どうせ安物だから」
日奈「桃子が気ぃ回すと、ぜったい悲惨な結果になるんだよね」
先生「な!」
  (へこんでいる桃子を見て、先生はあわててフォローする)
先生「でもでも、でもな、誰かの役にたちたいって気持ちは立派なんだぞ。まぁ相手によっちゃあ、お節介だとか、余計なお世話だとか、言うかも知れない。けどな、他人のために動けるってのは、お前の良いとこなんだよ」
  
日菜「良かったね、好意的に見てくれる人がいて」
桃子「うん」
先生「でもな、たまには自分の世話も焼くんだぞ」
  
桃子「はい」
先生「ああ、そうそう忘れてた。プレゼントを持って来たぞ」
日奈「なに、ちょっと開けてみなよ」
  
先生「ごめん。給料日前でさ。そんなものしか買えなかった」
  
桃子「ありがとうございます。大切にします!」

平松先生は、見かけはしょぼくれているが、この二人、特に桃子にとっては大好きな先生なので、なけなしの小遣いで買ってくれたプレゼントが嬉しくてしょうがない。なぜ桃子はこんなにも平松先生を慕っているのか。その理由はもう少し後の回想シーンで明らかになる。
モップガールで毎回の楽しみは桃子のコスプレなんだが、この第1回では、いわばこの回想シーンのセーラー服がそれにあたることになるかな。たぶん、いろいろ悩みがあって飛び降りを考えている、という場面なんだろうけど、それがアキレス腱のストレッチに見えてしまうのが北川さんの持ち味だ。

  (高校時代の回想:屋上で思い詰めた表情の桃子)
  
先生「長谷川、お前、知ってるか?カモノハシとハリモグラだ」
  
先生「こいつらはなぁ、変わってるって言われてるんだ。哺乳類なのに卵を産むからだよ。でもな、カモノハシもハリモグラも、自分たちが変わっているとは、ちっとも思っちゃいないんだよ」
  
先生「変わってるって言っているのは、人間だけなんだ。人間が勝手に決めつけたことなんだよ。あいつらにとっちゃ、いい迷惑だよ。あいつらはあいつらなりに、精一杯生きているんだから。自分の価値を、他人の目で決めつちゃ、駄目なんだよ。お前はお前の人生を、堂々と生きていけばいいじゃないか、な」
  

桃子が先生をこよなく慕うのは、こういうことがあったからなんですね。この先生の言葉を励みに、桃子はそれからの人生で、やっぱりドジばっかり踏んでいたけれども、いつも前向きに生きてきたのである。まさしく恩師なのだ。回想終わり。居酒屋に戻る。
と、そのとき先生の携帯にメールが入る。それをさっと見るなり、表情を曇らせる先生。不審に思う桃子。

  
桃子「奥さんからですか?」
  
先生「うん、息子から。遊びに来ているらしい。早く帰って来いって」
日菜「息子さん、おいくつでしたっけ」
先生「ああ、35、いや、6だったかな」
桃子「何の仕事してるんですか?」
先生「そりゃあれだよ。いまはやりの、ET?」
日菜「IT、ですか」

この、「IT」を「ET」と間違えるような超くだらないボケ台詞は、次回以降は桃子自身の役回りになっていくのだが、この第1回では、なぜか平松先生の担当となっている。まあ小倉久寛のキャラクターを考えれば、そういうことになるのだろう。
教え子に心配をかけても仕方がないのでごまかしていたが、本当は、平松先生の息子は事業に失敗して、たちの悪い金融業者に金を借りて首が回らない状態なのだ。取り立てのやくざは、再三の督促のすえに最終通告を突きつける。
で、この後このドラマは、24時間以内に、サラ金に全額を返済するよう勧告されたものの、返すあてもない息子の窮地を見かねた先生が、学校を退職し、銀行強盗をやって息子を助けようと思い詰める、というふうに話が進んでいく。そして結局、強盗を決行してしまった先生は、逃げようとしたところを駆けつけた警官に発砲されて命を落とす。
桃子は警察署の霊安室で先生と対面し、刑事が置き忘れていった先生の遺品を手にする。すると冒頭の、少女時代に起こったのと同じような耳鳴りに襲われ、気がつけば時間をジャンプして、その日の朝まで逆戻りしているのである。
といっても、タイムリープしたその瞬間には、まだことの異常性には気づいておらず、いたって呑気である。

「腹直筋…」この人はマッチョマニアなのだ。

が、しかし日付が1日前に戻っていることに気づく。いったいどういうことなのかと混乱しながらも、桃子は思いつく。そうだ今なら平松先生は生きている。先生に、銀行強盗をやろうなんて馬鹿な考えを捨てさせれば、先生の命を救える。ひょっとして、私が時間をまる1日ぶん逆戻りしたのは、そのことをするためかも知れない。
というわけで、先生を思いとどまらせるために、ドジでおっちょこちょいの桃子が奔走するのだが、平松先生はなかなか捕まらない。学校へ行けば、すでに退職届けを出して去ったというし、行きつけの理髪店に行けば、とつぜん髪を金髪に染めて「これでおれもキンパツ先生だよ」などとくだらないギャグをかまして出て行った後だという。
ようやく銀行の前で、さあこれから銀行強盗に入るぞ、と緊張しているキンパツ先生を押さえることができる。

桃子「先生!」
先生「離せ、もうこれしか方法がないんだよ」
  
桃子「警察が来たらどうするんですか!撃たれたりしたら」
先生「いいんだよそれで!」
桃子「よくないです」
先生「行かせてくれよ。俺はくだらん人間なんだ。もうどうなったってかまわないんだよ」
  
桃子「カモノハシは、カモノハシは、自分のことくだらないなんて言わないと思います」
  
桃子「だって、だって先生が言ったんじゃないですか。カモノハシもハリモグラも精一杯生きているって。おかしいって決めつけられても、関係ないって」
  
桃子「私、私ちいさいころから思っていました。自分はどっかおかしいんじゃないかって。失敗ばっかりだし、友達もなかなかできないし、いなくなってもいいかなぁ、って考えたりもしました。でも気づいたんです。私は、私なりに生きていけばいいかなぁって。先生のおかげで」
  
  
桃子「だから、だから先生も自分のこと、くだらないなんて言わないでください。お願いします!」
(銀行の閉店時間が来てシャッターが降りる。緊張の解けた二人)
  
先生「……よく憶えてたな。カモノハシの話なんて……」

4. さばモグ伝説序章


というわけで、もうだいぶ字数を使っちゃったし、時間も来たんで、むちゃくちゃ強引だがこのくらいでレビューを終える。肝心のモップガールの由来も紹介しなければ、おそらくDVD未発売の最大の理由であるアメリカのドラマ『トゥルー・コーリング』との類似点の検証も、やろうと思ったけど、やはりそんな余裕はなくなってしまった。あと原作の問題ね。このドラマの原作を書いたのは『インディゴの夜』の加藤実秋だが、もともと加藤さんの小説があって、それがドラマ化されたわけではなく、スターダストから小学館に「テレビでシリーズ化できる女性キャラ主役のエンタテインメント作品」を共同開発しようという話がもちかけられて、それで小学館が原作者として選抜したのが加藤実秋だった、という話だ。先日の月9ドラマ『月の恋人』原作本と似たようなパターンである。このことも非常に興味深いのだが、そういった作品の背後のあれこれは、またこんど機会があったらね、ということにしておく。
結局ものすごおく中途半端なレビューになって恐縮です。ですが、今回は第1話で紹介される、ヒロイン桃子のキャラクター設定紹介をメインに整理してみました。まだ『モップガール』をご覧になっていない方に興味をもっていただけたら、そしてこのドラマの北川景子がいかにチャーミングか、ということが多少なりともお伝えできたとしたら、すごく嬉しい。
最後に、以前も紹介しましたけれど、後にひろみんみんむしさんから「さばモグ」と命名されることになる、北川さんの豪快な食べっぷりを紹介して終わりますね。この第1話の朝食シーン、トマトの一気食いである。

「遅刻だぁ!」

しまりのない内容で恐縮ですが、最後にあらためまして北川景子さん、24歳の誕生日おめでとうございます。





【作品データ】『モップガール』EP:01/2007年10月12日放送/制作:テレビ朝日、東宝
<スタッフ>チーフプロデューサー:桑田潔(テレビ朝日)/プロデューサー:中川慎子(テレビ朝日)、神戸明・佐藤善宏(東宝)/ラインプロデューサー:壁谷梯之(泉放送制作)/原作:加藤実秋『モップガール』(小学館)/脚本:真柴あずき(演劇集団キャラメルボックス)/演出:片山修/カメラ:伊澤昭彦・小川信也/照明:青木義男/編集:新井孝夫/音楽:吉川慶/主題歌:ERIKA「Destination Nowhere」/協力:新日本プロレス
<キャスト>長谷川桃子 :北川景子 /大友将太郎(葬儀会社リトル・エンジェルズ社員):谷原章介/若山朗 (葬儀会社リトル・エンジェルズ社員):高岡蒼甫/中村環 (リトル・エンジェルズのアルバイト女子高生):渡辺夏菜/片岡未樹(リトル・エンジェルズ経理): 池津祥子/東重男(リトル・エンジェルズ社長):佐藤二朗/大河内日奈(桃子の親友):浅見れいな/横内淳(警部補):マギー/里見麗子(女刑事):花形綾沙/桃子(小学生時代):美山加恋/平松琢巳(桃子の恩師):小倉久寛/平松順子(平松先生の奥さん):川俣しのぶ/平松洋一(平松先生の息子):松山幸次/朝番組の司会 :福永典明(本人)・堂真理子(テレビ朝日アナウンサー、本人)/テレビアナウンサー: 川合千里/金髪の美人:エチコヴァ・アレクサンドラ/草場秋雄(ブライダル業務時代の桃子の上司):菅原大吉/結婚披露宴司会者:松澤仁晶/大橋祥吾(金融業者):ホリベン/高校教師(平松先生の同僚):大西武志/理髪店主:水森コウ太/警官(平松を追う):石原和海/ 警官(平松を撃つ):森下能幸/警官:桜井聖/強盗犯:剛州/今井喜美子/ 諏訪圭亮/千濱汰一/ 北村隆幸/ 石黒久也/ 横田昌彦/猪狩竜一