【第226回】バースデイ特集のはずが小ネタ集に、の巻

悲しいほど青く / 虹色ポケット

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mixiに、私（Leo16）のルームとか農場とか菜園がある。「アプリがナントカです」みたいなメッセージがmixiに届いて、それを触ったりしているうちに、勝手に出来てしまったんだが、しかしなぜそういうことになってしまったのか、何をどうすればいいのか、私にはさっぱり分からない。これはゲームなのか？
ときどき見に行くと、知り合いの方々がやってきては、何かお手伝いをしてくれているようだ。特にD.Sさんなんか、ものすごくしょっちゅう来てくれて、何かしてくれている（らしい）。結局、私には謎だらけのアプリで、もう触れることはないと思いますが、後はよろしくね。
さて本日は、沢井美優特集か、さもなくばDVDレビューと予告していたが、諸般の事情で小ネタ集だ。ひとつひとつのネタが小ぶりで、しかも、ちょっと鮮度の落ちたものばかり。申し訳ありません。

1. 北川スイッチ、久々に入る

　　
今週はじめに「北川景子の触れてはならない過去」という記事が話題になった。ウチのコメント欄にも万丈な通報があったし、D.SさんやM14さんのブログにも取り上げられたので、みなさんご存じだろう。

月9のヒロインや映画の主演を務めるなど、最近勢に乗る女優・北川景子（23）。同じ事務所の沢尻エリカ（23）が事実上解雇されたことで、事務所の稼ぎ頭となった彼女だが、決して触れてはいけない過去があるという。どんな過去なのか？
（「リアルスポーツ」2009年10月14日付）

以下略。「決して触れてはいけない過去」などとでっかく出たが、要するにセーラームーンの話である。
まあ確かに、現在の事務所には、北川景子のセーラームーン出演をあまり話題にされたくない雰囲気はあると思う。インタビューの際にマネージャーが、セーラームーンの話題を出さないように釘をさす、というのもあり得る話だ。でも「決して触れてはいけない過去」は大げさだね。
ただ、最近はこのブログにも「北川景子」のキーワードでたどり着く方がかなり増えている。『ブザー・ビート』でファンになって、いまこれを読んでいらっしゃるような方は、過去をよくご存じないだろう。ですから、判断材料となる証拠を、以下にいくつかに引用しておきます。おのおの方、これで、セーラームーンが北川さんの「触れてはいけない過去」かどうか、ご自身でご判断いただきたい。

『レイちゃんが泣くとこもう一回やって』って学校で友達によくからかわれたけど、頑張っても出来なかった…笑
現場のスタッフさんの緊張感や相手のキャストの芝居など、全部が関係して出来上がるものなんだと思います。
セーラームーンは本当に良い現場だったからなぁ〜
もうさすがに二十歳前だし変身はできませんが。笑
（旧ブログ「北川景子のBlog♪Blog♪Blog♪」2006年2月20日：現在は閉鎖）

あの頃は14ヶ月もほぼ毎日一緒にいた分、思い出もありすぎて、
セーラームーンのオーディションの時の話や、
撮影時の話で今でもよく盛り上がります。

私は戦士の皆といるときが一番自然体でいられるし、
どれだけ仕事で疲れていても会うと癒されるし、
他愛のない話をしているだけでもめちゃめちゃ楽しいです！
私にとって戦士の皆はこれからも一生大事な友達だと思います。

セーラームーン時代の私の演技はひどすぎて今は見たくないけど(笑)、
あの頃があったから今の自分がいる訳で…
セーラームーンがデビュー作で本当に良かったと思うし、
何より皆に出会えてよかった！！と昨日はしみじみ思いました
（「KEIKO'S BLOG」2008年8月8日）

毎日ロケで寒い寒いとカイロをたくさん貼って
衣装の下にインナーをたくさん着込みながら、ふと
セーラームーン時代、どんなに寒くてもレオタードで１日中ロケをしたり
モデル時代、真冬に夏のファッションで撮影していたことを思い出し
よくあんなこと毎日やってたなぁ、
あれは10代だったから出来たことだなぁと思いました
（「KEIKO'S BLOG」2009年5月16日）

たとえば永井大の場合だと、事務所のHPに載っている彼の作品履歴からは、デビュー作『未来戦隊タイムレンジャー』のタイムレッド／浅見竜也役がきれいさっぱり消されている。このくらいならば、まあ「触れられたくない過去」扱いされても仕方がないだろう。その彼にしてから、個人的にはタイムレンジャーに出たことを隠そうとはしていない（らしい）。
まして北川さんの場合、スターダストはキャリアからセーラームーンを抹消しているわけでもなければ、本人がブログにセーラームーンの思い出を書くことを、どう思っているかは別として、止めさせたりもしていないのである。
でもまあ、今後、北川ブログが徐々にセーラームーンの話題に触れなくなることは充分に予想できる。だいたい、北川さんに限らず、戦士の皆さんは全員まだまだ若い。視線は常に未来を向いていて、そうそう過去を懐かしんでばかりはいない。中には、それ以外たいした出演作がないので、ファンのニーズに応えてセーラームーンネタを出さなくちゃいけない人もいるが（涙）、北川さんくらい仕事に恵まれていれば、おのずと今後は、セーラームーンの話題はフェードアウトしていくだろう。
そういう意味では、今回の「北川景子の触れてはならない過去」を書いた人には、むしろ感謝しなくちゃいけないのかも知れない。この記事はネットでもけっこう話題になって、北川さん自身も目にしたんだと思う。それでカチンと来て「そんなこと、全然ないわよ」とスイッチが入って書いた暗黙の反論が「セーラー戦士　大集合」と題された今回のエントリーだ。いや絶対そうだって。私は確信しているよ。D.Sさんだってそう言っているし。だいたいそうでなければ、こんなズバリ直球ど真ん中のタイトルはつけないよ。「大集合」だもん。

昨日、久々にセーラームーンのメンバー５人で集まりました！

夏にどうしてもスケジュールが合わなくて出来なかった私の誕生日と、
里香と沢井さんの誕生日を一緒にお祝いしました！
なんだかんだで今年はずっと忙しくて
戦士の集まりに参加できなかったので
昨日は久しぶりに参加出来て本当に嬉しかったです！
（「KEIKO'S BLOG」2009年10月20日）

ま、そういうことで、ありがとう北川さん、ありがとう、変な芸能記事を書いてくれた人。『花のあと』公式サイトもオープンしたし、『死刑台のエレベーター』の撮影も順調そうで、前途洋々の北川さん。まあ、『花のあと』宣伝に絡んで、また変な記事（「北川景子に二股疑惑浮上！」）が出てきちゃいるが、こんなのは無視するも良し、前にやっていたように、ブログの英語タイトルでチクリと反論するもよし、好きなようにやっちゃって、どんどん前進してください。
　
はい、じゃ北川さんお目当てで来られた方は、ここまでで、話題はおしまいです。でも、よろしかったら次も読んでいってください。

2. さんづけ問題と映画のこと

　
さて北川さんはブログでプリンセスのことを「沢井さん」と呼ぶ。ネットではこの「さんづけ」に対して「よそよそしい」という意見が出回っており、他の戦士とは仲良しだが沢井とは距離を置いているとか、あるいは、かつて主演であった沢井に対する慇懃無礼な敬語だとか、そういった書き込みをちらりと目にした。しかしですね、ひとこと言わせていただけば、北川さんが沢井さんを「沢井さん」と呼ぶのは、べつに昨日・今日に始まった話ではない。

今日は沢井さんとみゅーとリカと遊びましたー！
（旧ブログ「北川景子のBlog♪Blog♪Blog♪」2006年11月26日：現在は閉鎖）

北川さんに関して言えば、3年も前から使われている愛称なのだ。里香は浜千咲だったころから使っている。

(「セーラームーン男性キャストのお気に入りは？」という話題で）
千咲「沢井さんは？……沢井さんクンクンでしょ」
沢井「うん、クンクン（クンツァイト役の窪寺昭）」
（DVD第11巻の特典映像「セーラームーンにおしおきよ　スペシャル座談会」より）

仲間うちでの沢井さんの呼称に関しては、安座間さんの「みゅうちゃん」「みゅー」が先に定着しているので、それとカブらないこと、という前提があったと思う。大文字で「みゆう」と言ったって、耳では聞き分けにくい。だから小松さんや安座間さんは「沢井」と呼んでいたけれど、年下の里香（浜千咲）は、「沢井さん」と呼んでいた。つまり「沢井」か「沢井さん」だ（実写版を撮影していた頃は「うさぎ」と呼ばれることも多かっただろうが）。
でも小松さんは、最近なんとなくその辺がブレている。

日舞行ってきました(*^▽^*)
今日は沢井と一緒になったので記念に写真撮りました(笑)
この浴衣着てたら沢井さんに子供みたいって言われました。
確かに(笑)
（「コマブロ」2009年5月23日）

これは、最近の小松さんが「沢井」と「沢井さん」という呼称をチャンポンに使っている証拠だと思うのだ。これに対して安座間さんはずっと「沢井」で一貫しているように思う……。
さて、言うまでもなく、本日は当初から、沢井美優のバースデーを祝う記事を書く予定だったのである。しかし、実に言いにくいことだが（と言いつつ、前回あたりから盛んに書いているが）、記事を書こうにもふさわしいネタがない。困ったね。
だいたい私は、この週末に名古屋に「古代カルタゴとローマ展」が来ると思っていた。10月23日から11月21日まで、松坂屋美術館ってHPに書いてあったから、これはちょうどタイムリーだ、じゃあこれを見学して、バースデーの記事にしよう、という構想だったのである。まあ同じことはM14さんもやっているけど、参加することに意義がある。
ところがStreaｍKatoさんのコメントによれば、名古屋の展示は、10月23日と言っても「2010年の10月23日からですよ」なんだって。ガーン。確認したらその通りだった。来年の10月かよ。
仕方がないので、別のネタとして、上に書いた「北川景子はどのようにして、沢井美優を＜沢井さん＞と呼ぶようになったか」という問題を、DVD特典映像や、戦士のみなさんのブログの記述を元に分析しようと思っていたわけですね。
ところがこれも駄目になってしまった。本人がブログにだいたいのところを書いちゃったのである。

あ、そうそう。最近何故か沢井しゃんって戦士に呼ばれるので、しゃんにしてみました。
沢井さんの進化Ver.ね(笑)
私って地元でも昔から、さん付けで呼ばれたりするのですが…なぜ？(笑)
景ちゃんも里香も沢井さんって言うけどその事でファンの方々にも質問されますが、仲良いですよ(笑)
（「MY HEART」2009年10月21日）

……そうですか。最近は「沢井しゃん」ですか。それに、疑問点について、ここまできっちり本人にお答えいただけたら、もう後、書くことがないなあ。

大家さんも書かれていたが、最近の沢井さんの映像を見ると、人前に露出する機会が少ないせいか、ちょっとオーラが薄くなっているのが気がかりだ。それでもバースデイにはブログのコメント数が一気に3ケタに跳ね上がる、現役バリバリのアイドルだ。年末の映画をきっかけに、ぜひ再び、弾みをつけたい。みんながんばろう。

『仮面ライダーＷ＆仮面ライダーディケイド　MOVIE大戦2010』　2009年12 月12日公開
　「Ｗ〜ビギンズナイト〜」
　　脚本：三上陸
　　監督：田崎竜太
　　出演：桐山漣（左翔太郎）
　　　　　菅田将暉（フィリップ）
　　　　　吉川晃司（鳴海壮吉）
　　　　　渋谷飛鳥（依頼人・睦月安紗美）
　　　　　沢井美優（安紗美の姉・恵理香）
　　　　　手塚とおる（神父・ロベルト志島）他

『仮面ライダーディケイド』の＜完結篇＞と『仮面ライダーW』の＜誕生篇＞（ビギンズナイト）の2つの物語が交錯する作品のようで、きっちり別立ての2本立てというのとは、ちょっと違うのかも知れない。
スペシャルゲストには、主人公の「ハーフボイルド」探偵の左翔太郎にとって憧れの人である、伝説の名探偵役で吉川晃司が出演する。「仮面ライダースカル」だそうである。沢井さんは、探偵に依頼を持ち込む少女、睦月安紗美（渋谷飛鳥）のお姉さん役だそうだが、この姉妹が吉川晃司の方に依頼を持ち込むのか、それとも左翔太郎の最初の依頼人になるのかは不明。
ネットの情報をザックリかき集めただけで、私も詳しいことは知らないので、以上はかなり想像も交えた概略だ。その点よくお含みおき下さい。沢井さんの役が、おそらくプロットの発端となる事件を探偵事務所に持ちこむ依頼人ではなくて、その「姉」というのがちょっと気になるが、セリフと出番がちゃんとある役みたいなので、よしとしたい。あとは再びプリンセスを輝かせてください。頼みます、田崎監督。

3. モモコのニューシングル、出たよ

　　
木村桃子こと清浦夏実の4枚目のシングル「 悲しいほど青く／虹色ポケット」がリリースされた。
モモコには悪いことをしている。最初のシングルが発売されたとき、告知だけは【第119回】でやらせていただいたが、私が実際にCDを手に取ったのはだいぶ後のことだったので、レビューを書き損ねた。セカンドシングルに至っては、いつ発売されたかも把握しておらず、作曲者である吉良知彦さんのオフィシャルかどこかで知った。私がZABADAKのファンでなかったらスルーしていたところだ。3枚目は『ケロロ軍曹』の主題歌ということで、ヒットアニメだから、どこでも手に入るだろうとタカをくくっていたら、意外と置いてあるショップがなくて手こずり、これもブログでは、後になってから話のマクラにちょこっと紹介するのが精一杯だった。
余談だが私は、最近『キラーヴァージンロード』でもこれと同じような目にあった。あれだけアミューズが力を入れている映画だから、サントラCDなんてどこでも手に入るだろうと思ったら、意外と見つからない。驚いたことに、映画を見たピカデリーの売店ですら、主題歌シングルは積んであるのに、サントラアルバムは置いてなかったのだ。言うまでもなく、私が聴きたいのは福山雅治のテーマソングではなく、小松彩夏が歌う挿入歌「AYAKAのズッキュンバッキュン」なのだが、未だ手に入れておりません。
話を戻して、そういうわけで、今度の４枚目シングルこそはしっかり紹介しようと思って、予約までして待ちかまえていた。ところが今回は沢井さんのバースデーと重なってしまって、紹介がこんなに下の方になってしまった。

困ったな。今回もすごく良い曲なのに。現在公式ページで無料配信されているPVも、清浦夏実がバレエを踊ったり、特技のフルートを吹いたりして、とても良い。ていうか、初めてPVが作られたこと自体が、快挙である。

しかも、届いた最新シングルには、アニメのイラストが描かれたバックカバーが付いていて、それを何気なくひっくり返したら、裏面にいきなり「来春、ファーストアルバム発売」の告知があらわれた。アルバムだ！
さらにもうひとつ。これまで彼女の公式HPは、フライングドッグの「シュガーピーナッツ」だったのだが（彼女が今まで歌ってきた曲は、『ケロロ軍曹』を始め、すべてフライングドッグが製作したアニメの主題歌である）、今回のシングル発売を機に、タレントとしての所属事務所であるオスカープロモーションが、もうひとつの公式HP「ソルトピーナッツ」を新たに立ち上げた。すごいぞ公式ホームページが二つ。
しかし本人はいたってのん気である。

オスカーの清浦夏実オフィシャルサイトが完成しました！
オスカーにはもう7年所属していますが、
ここまでくるとむしろ何故今なんだろう…??笑
（「のらりくらり日記」2009年10月18日）

何故って、それはあなた、いよいよ「何かが動きはじめた」ってことだと思うよ。これまでの4枚のシングルで、清浦夏実の歌の世界は、けっこうしっかりと一貫したイメージを保ってきた。それが成果をあげてきたんだよ。
ま、ともかく、そういうわけでですね、しばらく清浦夏実からは目が離せない。幸い、アルバムデビューが決定したということなので、今回はこのくらいにしておいて、ファースト・アルバムが発売される来春、名古屋支部としても大々的なバックアップ・キャンペーンをやりたいと考えておる。よろしく。
最後に、こういうことは滅多にしないが、いかにもキヨウラなテイストにあふれたライブ映像を貼り付けておく。これ観て聴いて「いいな」と思ったら、このページのトップに戻って、最新シングルをお求め下さい。

以上だ。清浦夏実19歳、日本初のアイドル出身女性総理大臣をめざして頑張れ！（違うだろ）

さて来週の土曜日は（1）名古屋にいる、（2）北京にいる、（3）岡山にいる、のどれかだ。いや真面目な話なんだなこれが。どっちみち土曜日の更新はないし、（2）の場合、日曜日も危ういと思っていてください。では。

おっと最後にもう一度
沢井美優さん、22歳の誕生日おめでとうございます