実写版『美少女戦士セーラームーン』ファンブログ


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【第126回】年末のどさくさに紛れてこっそりバトンに答えるの巻


私がこのサイトを始めるちょっと前、ブログの世界では「バトン」が盛んに回されていた。そのへんの事情は、私なんかよりセンパイのみなさま方の方がよくご存じだとは思うが、一応おさらいしておく。
バトンというのは質問を列挙したリストだ。その正確な起源は分からないが、一説によれば、まず2004年12月にオランダで「Muziekstokkie」というものが広まり、それが2005年1月に英語化されて「Music Baton」もしくは「Musical Baton」と呼ばれたのだという。内容はこういうものである。

(1)現在あなたのパソコンに入っている音楽ファイルの容量は?
(2)最後に買った音楽CDは?
(3)今かかっている曲は?
(4)よく聴く曲、思い入れのある曲を5曲あげると?
(5)このバトンを渡したい5人の名は?

質問(5)は、初期は「5人」ではなく「3人」だったようだが、ともかくこういうバトンが回ってきたら、ブログ上でそれらの質問にすべて答えて、最後の質問に答えるかたちで、次に自分の知り合いに「バトン」を渡す。そうすると渡された人も同じ質問に答えて、さらに3人なり5人なりの別の人にバトンを回して、という具合にどんどん増殖していく。もちろんこれは「不幸の手紙」ではないので、回された人が実行するかどうかは、本人の自由である。もし厳密に、一回に5人、しかも重複しないようにバトンを回すならば、12回目までに24億の人がバトンを受け取って、13回目は地球の全人口でも足りないことになってしまう。(*補足:すみません言い過ぎた。正しくは「12回目には2億4千万、つまり日本の総人口の倍に当たる人がバトンを受け取ることになってしまう。」でした。ケタ間違えてすみません。バカです。)
さて日本では、そのうちこのミュージック・バトンが一人歩きして、内容も音楽関係から離れて、様々なテーマのオリジナルなバトンが一時期やたらと流行った。しかしそのピークは2005年の中頃で、私がブログを始めた2006年の春には、おおむね下火になっていた。
だからこのブログがバトンを受け取ることは、これまでなかったし、これから先もないだろうと思っていた。というかバトンなんてものの存在を忘れていた。
ところが、たまげたね、今になって『黒猫亭日乗』(および『失はれた週末』)の亭主、黒猫亭とむざうさんからバトンが回ってきたのだ。意外なところから思わぬ伏兵が。なんて、こんな書き方では、まるで相手を時代遅れの人みたいに言って失礼か。
ともかく回ってきたバトンのタイトルは「あの子がもっと知りたいバトン」。その名のとおり「アンタのことをもう少し知りたいよ」という内容だ。

 

「あの子がもっと知りたい」バトン

(1)「あの子がもっと知りたい」という5人(3人)を指定
(2)お名前は?
(3)年齢を教えて?
(4)ご職業は?
(5)ご趣味は?
(6)好きな異性のタイプは?逆に、嫌いなタイプは?
(7)特技は?
(8)資格何か持ってますか?
(9)悩み何かありますか?
(10)お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
(11)最近の喜怒哀楽を教えてください
(12)ナンパ・キャッチ・勧誘。声をかけられる種類の比率は?
(13)好きな人はいますか?
(14)あなたの愛する人へ一言
(15)最近ハマっていることは何ですか?
(16)最近1番許せなかったことは?
(17)最近お気に入りの曲はなんですか?
(18)最初に指名した人たちの他者紹介を簡単におねがいします
(おまけ)まわしてくれたひとにメッセージ

オリジナルのミュージカルバトンの質問が5項目なのに対して、これは18項目(おまけつき)。多いよ。最後の質問であるべき「次にバトンを回したい人」がいきなり最初の質問になっているのも変だ。
でも、指名する人の数が「5人」ではなく「5人(3人)」となっていたり、17番目に突然「最近お気に入りの曲はなんですか?」という質問が入って来るあたりに、原型であるミュージカルバトンの名残をわずかにとどめているのが、何となくおかしい。
このバトンは『PARALLEL LINE』のquon913さんのところから黒猫亭さんに回ってきた。そして黒猫亭さんは(1)『ガメラ医師のBlog』のガメラ医師さん、(2)『銀河の果てまで萌えてゆけ!』の604さん、(3)私の3人にこれを回してきた。
quonさんのブログは『仮面ライダー電王』の考察に同感できる部分が多くて愛読している。ガメラ医師さんは名古屋のガメラオタクで、604さんは香港映画関係にお詳しい。どなたも、いままで特にやりとりをしたこともないのだが、親近感があるので、そういう方々と並べて名をあげられたことは素直に嬉しいし、せっかくの黒猫亭さんのご厚意なので答えようとは思う。しかしこのバトン、恥ずかしいぐらいプライベートに関する質問が多いのだ。というわけで、極力目立たないよう、この年末のどさくさに紛れてチャチャッと答えておきます。そして明日は新しい記事を更新だ。ではスタート。

 

(1)あの子がもっと知りたいという5人(3人)を指定
いやぁこれはちょっとカンベンして下さい。このバトンはここ止まりということで。

 

(2)お名前は?
HNの由来は【第1回】の最後の方に書いたとおりです。ほんとにただの思いつきです。実名の方は一度『ガメラ医師のBlog』に偶然でてきたことがあって、びっくりしたなあ。ガメラ医師さんと面識はないんですが、田崎竜太監督の『ガメラ 小さき勇者たち』には、私も名古屋の一ファンとしてささやかな(ホントにささやかな)お手伝いをさせていただいたことがあります。

 

(3)年齢を教えて?
あっ!もう来年は四捨五入したら50になるんだ。こんなことやってていいのかなあ。

 

(4)ご職業は?
もともと研究職だったと思うんだけど、今は事務職になっちゃったなあ。

 

(5)ご趣味は?
昔は映画館までマメに足を運んだけど、今は夜中に自宅でDVD観るだけになっちゃったなあ。

 

(6)好きな異性のタイプは?逆に、嫌いなタイプは?
うちの妻も、結婚した頃は長い黒髪で、後ろ姿(上半身のみ)だけ見ればレイちゃんみたいだったんです。やっぱり黒髪です。逆に金髪はダメです。ではセーラー戦士はどうなのかと訊ねられると、答えようがありません。モップガール最終回の北川さんの金髪も、けっこう良かったですね。

 

(7)特技は?
炊事と洗濯と掃除ですかね。仕事のない日は主夫業に徹しています。これは特技とはいいませんか。

 

(8)資格何か持ってますか?
ありません。本当に何もない。英検も運転免許も調理師免許も教員免許も、なにひとつ持っていない。無資格で無免許な人生です。

 

(9)悩み何かありますか?
資格がないので、今の職を失なった場合、再就職がなさそうだ。せめて家のローンを払いきるまでは頑張らないと、とか。そのうち子供が受験とか就職の年頃になってくると、もっと悩みも増えるのでしょうが、今はせいぜいそんな程度です。

 

(10)お好きな食べ物とお嫌いな食べ物は?
わりとなんでも美味しくいただきます。名古屋は、寿がきやラーメンとか、台湾ラーメンとか、きしめんとか、味噌煮込みとか、カレーうどんとか、麺類が充実していていいですね。嫌いなのは寿司屋のカウンターの寿司と立食パーティーのビュッフェ。前者は食い物との関係が真剣勝負すぎるし、後者は不真面目すぎて、どちらも味が分からない。

 

(11)最近の喜怒哀楽を教えてください
喜怒:ニュースやドキュメンタリーなどのノンフィクション
哀楽:映画やテレビドラマや舞台や小説などのフィクション

 

(12)ナンパ・キャッチ・勧誘。声をかけられる種類の比率は?
勧誘というのか、とにかく国籍不明な人に「マリファナあるよ」「シャブあるよ」とささやかれることがよくあるので、繁華街にはできるだけひとりで行かないようにしています。そういうタイプに見えるのだろうね。次に多いのが職務質問。いきなり私服の刑事が手帳を見せて、カバンの中身を改めようとすることがよくあるので、市ヶ谷とか千代田区にはできるだけひとりで行かないようにしています。そういうタイプに見えるのだろうね。カシオペアさんはお巡りさんに望遠鏡を覗かせてあげたんだって。一度くらい、そういう和やかな会話を交わしてみたいね。

 

(13)好きな人はいますか?
うふふ。やだぁ。

 

(14)あなたの愛する人へ一言
私が家にいるときに家事をやってくれてもいいんですけど。

 

(15)最近ハマっていることは何ですか?
このブログ、最近はもうハマってると言っていいくらい下調べに手間ヒマをかけています。それでも前よりつまんなくなってるかも知れないのは、調べすぎて、文章を推敲したり構成を考えたりするヒマがないからだ。

 

(16)最近1番許せなかったことは?
職場で……あ、いや、止めとく。

 

(17)最近お気に入りの曲はなんですか?
ipodに、先日のレッド・ツェッペリン再結成コンサートの曲順どおりのプレイリストを作りました。

 

(18)最初に指名した人たちの他者紹介を簡単におねがいします
だから、それはカンベンということで。

 

(おまけ)まわしてくれたひとにメッセージ
『失はれた週末』Final Act篇を早く読みたいような読みたくないような。

 

いや〜、やっぱりバトンを拾うのはこれが最初で最後ということにしておこう。黒猫亭さん、「自分語り」になっていないかも知れませんが、こんなところでご容赦ください。

 

【さらにおまけ】日テレはいま、年末特別企画で『ごくせん』第1シリーズ全12話(2002年)一挙再放送というのをやっていて、12月29日、30日、31日の3日間、朝9時から午後1時まで、毎日4話ぶんずつまとめて流している。来年、久々に新作(第3シリーズ)が作られるので、そのプロモーションということらしい。で、妻と娘がそれをずーっと観ながら「あのイケメンが出ている」「あ、この子もいたんだー」とか、もうギャアギャアうるさくて仕方がないわけだが、ふと気づいたら、実写版セーラームーンのBGMが流れていたわけよ。
エピソードの合間に、この番組で人気者になった脇知弘が登場して、思い出話やら4月から始まる新シリーズの宣伝やらを語るコーナーがある。そこで使われているのが実写版のサントラなのだ。まあ『ごくせん』の音楽も大島ミチルだからこういうのもアリなのだろうが、なんかちょっと嬉しい。ってことで明日はBGMリストの第3弾だ。