この日記は、もともと 2006年4月6日から1年間、毎週水曜日の深夜、名古屋CBCで再放送されていた 実写版『美少女戦士セーラームーン』（Pretty Guardian Sailor Moon：PGSM）をナマで視聴して、その感想を書く、という目的で開設されました。
実写版セーラームーンは、TBS系列で2003年10月4日から2004年9月25日まで、土曜の朝7時30分から放送されていた番組です。すでにDVDも全巻リリースされておりますし、何をまた好きこのんで、放送終了後1年半も過ぎてから深夜でやっていた地上波での再放送を必死で観てはブログを書く、なんてことを始めたのか、そのへんの事情については、【第1回】をお読みください。
その再放送も2007年3月28日をもって終了いたしましたので、これからはDVDで第1話から順々に観て感想を書いたり、セーラームーンをめぐるあれこれや、実写版にかかわったスタッフ・キャストに関する話題などを、ラチもなく延々と語るという方針で進めます。
というわけで内容は、本日を境に、再放送レビューを中心とする第一期（【第1回】から【第81回】まで）、そしてDVDレビューとあれやこれやの第二期（【第82回】以降）におおきく分かれております。特に第一期は、最初の放送を観ていたころには、まだネットの議論に加わっていなかった私の思いのたけを、再放送スケジュールにあわせて、毎週これでもかと書きまくっておりますので、ものすごく長い記事が多いです。過去ログをお読みの際は、どうか眼精疲労や肩こりにはくれぐれもお気をつけください。実写版セーラームーンが好きなみなさんの鑑賞のお供にしていただければ、これに勝る喜びはありません。
【補注】さらに第三期と呼ぶべきか、その後も、もはやトップスターの仲間入りをした北川景子さん始め戦士、レギュラーキャストのみなさんそれぞれに俳優としての活躍が盛んになり、2012年頃からは、テレビドラマを中心に皆さんの近況を追うだけで精いっぱいという状況になりました。2017年には泉里香さんも本格的に女優活動を再開され（連続テレビドラマにレギュラー、ゲストで続々出演）、メインコンテンツとなる実写版DVDレビューはいよいよ滞っております。嬉しくも困った事態ですが、ご容赦ください。
なお途中からお読みになる方には、記事やコメント欄のなかで、ときおり意味不明な専門用語を見かけると思います。まあ別に理解のさまたげになるとは思えませんが、以下、若干の注釈を加えておきます。
- 大家さん M14さんのこと。【第1回】に書いたとおり、この日記は『M14の追憶』というブログがきっかけで始まりましたので、勝手にそう呼ばせていただいております。そういう意味ではすべての元凶、もとい、恩人です。でも直接お会いしたことはまだありません（補記：その後2008年5月に初めてお会いしました。詳細は【第150回】に書きました）。私を含め『M14の追憶』に出入りする人々は「長屋の人々」と呼ばれることもあります。
- 「ガシュン！」 大家さんの日記のここの本文記事とコメント欄をお読みください。あと「万丈」とか「ですぞ」とか「ぷるぷる」とか、色々な感情表現の語尾がありますが、私にも説明しがたい。いや「万丈」って本来、ときおりコメントいただく万丈さんのことなんですけど。ぜんぜん説明になってませんね。ちなみに年度初めの更新のご挨拶は「賀春」であることが多いです。
- さばモグ 2008年8月21日に放送された「とんねるずのみなさんのおかげでした」という番組の「食わず嫌い王決定戦」というコーナーで、北川景子の箸の持ち方と料理の食い方がけっこう話題になりました。さばのみそ煮なんか、もう口いっぱいに頬張ったりして、一部識者から「マナーがなってない」と非難を浴びたりもしました。詳細は大家さんのこの記事をご参照ください。それを見たひろみんみんむしさんが、ここのコメント欄で、この行為を「さばモグ」と命名しました。したがって「さばモグ」とは、狭義には北川景子の粗野な男らしい食べっぷりを意味します。ですが広義には、北川景子さんの荒削りな演技や（補足：最近はぐんぐんスキルアップして、とても繊細なお芝居も見せてくれますが）侠気あふれるライフスタイル（補足：さばけた性格は、今も昔も変わらないように思います）などのイメージ全般を指す用語として用いられています。用いる場合には、「美人女優」とか「クールビューティー」とかいう世間のイメージに縛られない、自然体の生き方への共感をこめることが大切です。
- 所長 私のこと。このブログが参加していたセーラームーンリング（2012年10月1日をもって終了）の主宰者D.Sさん（kitagawakeikoとか、いくつか別名をもっていらっしゃいます）が以前コメント欄で「ここはPGSM研究所だ」と誉めてくださったのがきっかけで、コメント欄の常連の方々が勝手にそう呼んでくれるようになりました。こっちよ！さんなど、よくコメントくださる方が「所員」と呼ばれる場合もあります。
- スゴイぞセンター試験／なんでだセンター試験 そもそもは安座間美優さんがご自身のブログにこんなふうに書かれたことが発端。この表現のレベルの高さとテンポの良さををM14さんが評価されて（ここ）、一時期「スゴイぞ安座間美優／なんでだ安座間美優」というような表現がひんぱんに用いられるようになりました。
ここ数年、ｾﾝﾀｰ試験の日は必ず東京で雪が降っているんですよ！
ｽｺﾞｲぞｾﾝﾀｰ試験！！！！！
なんでだｾﾝﾀｰ試験！？！？
（安座間美優公式ブログ『みゅうみゅう』「みんながんばれ」2007年1月20日）
- 名古屋支部 私は名古屋支部所属なんですが、何の支部かはいまだに分かりません。誰も知りません。実写版セーラームーン関係の何かの組織のようです。したがって所属メンバーも正確には把握できていませんが、StreamKatoさん（2012年４月以降、連絡がなくなってしまいました。どうしたのかなぁ、Katoさん）、カシオペアさんとまもるさん、ikidomariさん、そして私といったあたりでしょうか。ちなみに「関西支部」というのは『ぽんたのエスティマ日記』のことです。
